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第2章
クロケット
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ユートはノートパソコンの前で、静かに検索窓を見つめていた。
「……このまま続けてたら、絶対“俺”を突き止めようとする奴が出てくる」
上級ポーション。命を救う奇跡の薬。
――だが同時に、それは強すぎる力だ。注目され、金になり、利用される。
本人だけじゃない。周囲の人間にも――。
「おじさんに頼るわけにもいかねえし……別人の身分があれば、逃げ道にもなる」
ネットの深部にアクセスし、掲示板、専用チャット、暗号化サーバーを渡り歩く。
やがてひとつ、コードネーム〈クロケット〉と名乗る人物にたどり着いた。
> 「身分作成、口封じ、履歴改竄――可能。リアル面談希望者は港区第七倉庫裏にて23時」
信じる根拠は、なかった。
だが、動くしかなかった。
---
【23時過ぎ・港区 第七倉庫裏】
夜風が冷たく吹き抜ける中、ユートはフードを深く被って倉庫裏の路地に立った。
「……思ったより、人気(ひとけ)がないな」
その瞬間、後方から鋭い気配。
――囲まれていた。
ジャラついたネックレス、サングラス、バット、ナイフ、スタンガン。
見た目だけで「その道」だと分かる、ごついゴロツキたちが8人、無言でにじり寄ってきた。
「やっぱこういう展開か……まあ、だろうな」
ユートは目を伏せ、息を吸った。
一拍。
次の瞬間――。
殴りかかった男の手首をつかみ、関節を逆に折る。
そのまま肘で隣の男の顎を打ち抜き、後方に回転蹴り。
転がったバットを拾い、持ち手で3人まとめて昏倒させる。
静寂。
わずか10秒もかからなかった。
「……え、えぇ……」
路地裏のシャッターが音を立てて開き、そこで見ていた一人の細身の男が顔を出した。
黒いハット、革のロングコート、笑っているのか驚いているのか分からない顔つき。
「これはこれは。ほんの“挨拶代わり”のジャブだったんですが……お見事」
ユートはその男にゆっくりと視線を向ける。
「“クロケット”か?」
「ご名答。ようこそ裏の世界へ、薬師さん」
男はニヤリと笑い、シャッターの奥を指差した。
「身分が欲しいなら、中へどうぞ。法律なんて、“上手にすり抜けるためにある”んですよ」
---
シャッターの奥へと足を踏み入れると、そこには驚くほど整理された空間が広がっていた。
照明は薄暗いオレンジ。壁にはモニターがずらりと並び、様々な国のIDカード、パスポート、運転免許証のサンプルがホログラムのように浮かび上がっている。
「こっちへどうぞ」
クロケットは薄い笑みを浮かべたまま、奥の小さな打ち合わせスペースへユートを案内した。テーブルの上にはノートPCと小型プリンター、書類の束。まるで行政手続きのカウンターのようだった。
「身分証明書をご希望とのことですが……あなたほどの方が、どうして“別人”になる必要が?」
ユートはソファに座り、短く答えた。
「俺を狙う奴がいる。今はまだ個人で済んでるが、いずれ国家や組織が動く可能性がある。そいつらにとって、俺が“存在してるだけで危険”になる日が来る」
クロケットは顎に指を当て、興味深そうに目を細めた。
「……なるほど。“前例のない存在”ってわけですね。分かりました、お引き受けしましょう。ただし、いくつか条件があります」
「条件?」
「はい。ひとつ、こちらの提示した“顔と名前”を拒否しないこと。二つ、実在するが死んだ人物の戸籍を利用する可能性があること。三つ、こちらからの“依頼”を一度は受けること」
ユートの眉がわずかに動く。
「依頼、ってのが問題だな。内容次第じゃ断る」
「当然です。その場合は“二人目のID”の作成費用として、倍額をいただきます」
ユートはしばし黙り込み、やがて静かに頷いた。
「……いいだろう。依頼の内容を聞いて判断する。それで成立だ」
クロケットは嬉しそうに手を鳴らし、後ろのラックから数枚の書類を取り出した。
「さすがですね。では、顔写真をこちらで一枚撮らせてください。加工しておきます。名前は……“榊 春都(さかき はると)”。年齢は28歳。出身は地方都市、学歴と経歴は多少上乗せしてあります。医療機器メーカーの元社員という体にしておきましょう」
「……違和感ないな」
「当然です。“消えたい人”には、消えてるように見せるのがプロの仕事ですから」
クロケットは淡々と操作を進め、30分ほどで身分証と健康保険証、マイナンバー通知書まで一式を揃えてみせた。
「こちら、正規のルートに組み込んでありますので、免許の再交付や銀行口座の開設も可能です。ただし、大金の取引や不動産関係は“別のルート”になります。そちらもご希望であれば、紹介は可能です」
「頼む。可能な限り“生きてる普通の人間”として振る舞えるようにしたい」
「了解しました」
クロケットが笑うと、印刷されたカード類がユートの手元に滑り込んできた。
「榊さん、ようこそ“もう一つの人生”へ。気に入っていただけると嬉しいですね」
ユートはカードを見つめ、低く呟いた。
「――これで、守れるものが増えるなら、安いもんだ」
---
「さて、これでクロケットの仕事は終わり。
これからは、裏の依頼等の仲介者、風間と呼んでくれ。」
ロングコートを脱ぎ捨て、カジュアルな服装で言った。
ユートは新しく受け取った偽造身分証――“榊 春都”のカードをジャケットの内ポケットにしまい、クロケット……いや、風間の方を見た。
「で?風間…だっけ?さっき言ってた“報酬代わりの依頼”ってのは?」
風間は椅子にもたれ、ニヤリと口元を歪める。
「ま、俺も“風間”って言ってるけど偽名だよ。」
「……で?」
「頼みたいのはシンプルだ。調子こいてる武闘派の連中を……強すぎる榊にボコってほしい」
ユートの眉がピクリと動いた。
「理由は?」
「力に任せてやりたい放題だ。こっちの人間を煽るだけならまだしも、最近は一般人にまで手を出してきてる。店壊す、女に手を出す、ガキを脅す。こっちとしても面目が立たん」
風間はテーブルの引き出しから一枚の写真と資料を出す。
「拠点は廃工場。元運送会社の跡地を根城にしてる。20人前後。銃器はないが、スタン系の武器は持ってる。筋肉自慢と元半グレ、あと元ボクサーが一人。おまけに1人、元自衛隊の爆発物マニアがいるらしい」
「……で、そいつらを潰してどうする」
「その後、俺が通報して“匿名の正義マンの活躍”ってことにするさ。何人かは警察にマークされてるし、残党は野良犬になる。そこは俺が拾って“借り”に変える」
ユートは短く息を吐いた。
「……性格悪いな」
「誉め言葉だな。やるか、やらないかはお前次第」
ユートは立ち上がった。
「やる。一般人に手を出す奴は許せない」
---
【深夜2時・廃工場】
風間の言っていた通り、薄暗い敷地内には無造作に放置された車両やバイク、そして酒の瓶と焚き火の跡。タバコの煙と笑い声が響いていた。
「ったく、誰だよ明日集金遅れそうって言ってんの。ブチのめしてこいっての」
「チッ、また女泣かせちまった。すげー泣き声で興奮してさー」
その時、不意に地面に落ちていた缶が弾かれた。
「ん?」
ひとりがしゃがみ込む――次の瞬間、その男が、音もなく吹き飛んだ。
「おい!?……な、なんだよ今の――」
そこに、フードをかぶった影が一人、現れる。
「お前ら。調子乗りすぎたな」
静かな声。だけど、異様に響く。
数人が襲いかかる。鉄パイプ、メリケンサック、スタンバトン。
――だが、全てを見切ったように避け、肘打ち、蹴り、背中への一撃で次々に沈む。
「おい!なんだこいつ!」
「囲め囲め!数で――」
囲まれたユートは、微動だにせず、呟く。
「……数の暴力で勝てる相手なら、最初から俺は敵じゃないだろ」
5分と経たないうちに、全員が沈黙した。
---
【10分後】
サイレンの音が遠くに響き始める。
ユートは建物の陰に身を潜め、工場から静かに立ち去る。
---
【翌朝】
ニュースには、廃工場での“正体不明の襲撃者”によって暴力団的集団が壊滅したという報道が流れていた。
そして、ユートのスマホに一通のメッセージが届く。
> 「ご苦労さん、“榊 春都”くん。君のこと、もっと紹介したくなってきたよ。――風間」
---
「……このまま続けてたら、絶対“俺”を突き止めようとする奴が出てくる」
上級ポーション。命を救う奇跡の薬。
――だが同時に、それは強すぎる力だ。注目され、金になり、利用される。
本人だけじゃない。周囲の人間にも――。
「おじさんに頼るわけにもいかねえし……別人の身分があれば、逃げ道にもなる」
ネットの深部にアクセスし、掲示板、専用チャット、暗号化サーバーを渡り歩く。
やがてひとつ、コードネーム〈クロケット〉と名乗る人物にたどり着いた。
> 「身分作成、口封じ、履歴改竄――可能。リアル面談希望者は港区第七倉庫裏にて23時」
信じる根拠は、なかった。
だが、動くしかなかった。
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【23時過ぎ・港区 第七倉庫裏】
夜風が冷たく吹き抜ける中、ユートはフードを深く被って倉庫裏の路地に立った。
「……思ったより、人気(ひとけ)がないな」
その瞬間、後方から鋭い気配。
――囲まれていた。
ジャラついたネックレス、サングラス、バット、ナイフ、スタンガン。
見た目だけで「その道」だと分かる、ごついゴロツキたちが8人、無言でにじり寄ってきた。
「やっぱこういう展開か……まあ、だろうな」
ユートは目を伏せ、息を吸った。
一拍。
次の瞬間――。
殴りかかった男の手首をつかみ、関節を逆に折る。
そのまま肘で隣の男の顎を打ち抜き、後方に回転蹴り。
転がったバットを拾い、持ち手で3人まとめて昏倒させる。
静寂。
わずか10秒もかからなかった。
「……え、えぇ……」
路地裏のシャッターが音を立てて開き、そこで見ていた一人の細身の男が顔を出した。
黒いハット、革のロングコート、笑っているのか驚いているのか分からない顔つき。
「これはこれは。ほんの“挨拶代わり”のジャブだったんですが……お見事」
ユートはその男にゆっくりと視線を向ける。
「“クロケット”か?」
「ご名答。ようこそ裏の世界へ、薬師さん」
男はニヤリと笑い、シャッターの奥を指差した。
「身分が欲しいなら、中へどうぞ。法律なんて、“上手にすり抜けるためにある”んですよ」
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シャッターの奥へと足を踏み入れると、そこには驚くほど整理された空間が広がっていた。
照明は薄暗いオレンジ。壁にはモニターがずらりと並び、様々な国のIDカード、パスポート、運転免許証のサンプルがホログラムのように浮かび上がっている。
「こっちへどうぞ」
クロケットは薄い笑みを浮かべたまま、奥の小さな打ち合わせスペースへユートを案内した。テーブルの上にはノートPCと小型プリンター、書類の束。まるで行政手続きのカウンターのようだった。
「身分証明書をご希望とのことですが……あなたほどの方が、どうして“別人”になる必要が?」
ユートはソファに座り、短く答えた。
「俺を狙う奴がいる。今はまだ個人で済んでるが、いずれ国家や組織が動く可能性がある。そいつらにとって、俺が“存在してるだけで危険”になる日が来る」
クロケットは顎に指を当て、興味深そうに目を細めた。
「……なるほど。“前例のない存在”ってわけですね。分かりました、お引き受けしましょう。ただし、いくつか条件があります」
「条件?」
「はい。ひとつ、こちらの提示した“顔と名前”を拒否しないこと。二つ、実在するが死んだ人物の戸籍を利用する可能性があること。三つ、こちらからの“依頼”を一度は受けること」
ユートの眉がわずかに動く。
「依頼、ってのが問題だな。内容次第じゃ断る」
「当然です。その場合は“二人目のID”の作成費用として、倍額をいただきます」
ユートはしばし黙り込み、やがて静かに頷いた。
「……いいだろう。依頼の内容を聞いて判断する。それで成立だ」
クロケットは嬉しそうに手を鳴らし、後ろのラックから数枚の書類を取り出した。
「さすがですね。では、顔写真をこちらで一枚撮らせてください。加工しておきます。名前は……“榊 春都(さかき はると)”。年齢は28歳。出身は地方都市、学歴と経歴は多少上乗せしてあります。医療機器メーカーの元社員という体にしておきましょう」
「……違和感ないな」
「当然です。“消えたい人”には、消えてるように見せるのがプロの仕事ですから」
クロケットは淡々と操作を進め、30分ほどで身分証と健康保険証、マイナンバー通知書まで一式を揃えてみせた。
「こちら、正規のルートに組み込んでありますので、免許の再交付や銀行口座の開設も可能です。ただし、大金の取引や不動産関係は“別のルート”になります。そちらもご希望であれば、紹介は可能です」
「頼む。可能な限り“生きてる普通の人間”として振る舞えるようにしたい」
「了解しました」
クロケットが笑うと、印刷されたカード類がユートの手元に滑り込んできた。
「榊さん、ようこそ“もう一つの人生”へ。気に入っていただけると嬉しいですね」
ユートはカードを見つめ、低く呟いた。
「――これで、守れるものが増えるなら、安いもんだ」
---
「さて、これでクロケットの仕事は終わり。
これからは、裏の依頼等の仲介者、風間と呼んでくれ。」
ロングコートを脱ぎ捨て、カジュアルな服装で言った。
ユートは新しく受け取った偽造身分証――“榊 春都”のカードをジャケットの内ポケットにしまい、クロケット……いや、風間の方を見た。
「で?風間…だっけ?さっき言ってた“報酬代わりの依頼”ってのは?」
風間は椅子にもたれ、ニヤリと口元を歪める。
「ま、俺も“風間”って言ってるけど偽名だよ。」
「……で?」
「頼みたいのはシンプルだ。調子こいてる武闘派の連中を……強すぎる榊にボコってほしい」
ユートの眉がピクリと動いた。
「理由は?」
「力に任せてやりたい放題だ。こっちの人間を煽るだけならまだしも、最近は一般人にまで手を出してきてる。店壊す、女に手を出す、ガキを脅す。こっちとしても面目が立たん」
風間はテーブルの引き出しから一枚の写真と資料を出す。
「拠点は廃工場。元運送会社の跡地を根城にしてる。20人前後。銃器はないが、スタン系の武器は持ってる。筋肉自慢と元半グレ、あと元ボクサーが一人。おまけに1人、元自衛隊の爆発物マニアがいるらしい」
「……で、そいつらを潰してどうする」
「その後、俺が通報して“匿名の正義マンの活躍”ってことにするさ。何人かは警察にマークされてるし、残党は野良犬になる。そこは俺が拾って“借り”に変える」
ユートは短く息を吐いた。
「……性格悪いな」
「誉め言葉だな。やるか、やらないかはお前次第」
ユートは立ち上がった。
「やる。一般人に手を出す奴は許せない」
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【深夜2時・廃工場】
風間の言っていた通り、薄暗い敷地内には無造作に放置された車両やバイク、そして酒の瓶と焚き火の跡。タバコの煙と笑い声が響いていた。
「ったく、誰だよ明日集金遅れそうって言ってんの。ブチのめしてこいっての」
「チッ、また女泣かせちまった。すげー泣き声で興奮してさー」
その時、不意に地面に落ちていた缶が弾かれた。
「ん?」
ひとりがしゃがみ込む――次の瞬間、その男が、音もなく吹き飛んだ。
「おい!?……な、なんだよ今の――」
そこに、フードをかぶった影が一人、現れる。
「お前ら。調子乗りすぎたな」
静かな声。だけど、異様に響く。
数人が襲いかかる。鉄パイプ、メリケンサック、スタンバトン。
――だが、全てを見切ったように避け、肘打ち、蹴り、背中への一撃で次々に沈む。
「おい!なんだこいつ!」
「囲め囲め!数で――」
囲まれたユートは、微動だにせず、呟く。
「……数の暴力で勝てる相手なら、最初から俺は敵じゃないだろ」
5分と経たないうちに、全員が沈黙した。
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【10分後】
サイレンの音が遠くに響き始める。
ユートは建物の陰に身を潜め、工場から静かに立ち去る。
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【翌朝】
ニュースには、廃工場での“正体不明の襲撃者”によって暴力団的集団が壊滅したという報道が流れていた。
そして、ユートのスマホに一通のメッセージが届く。
> 「ご苦労さん、“榊 春都”くん。君のこと、もっと紹介したくなってきたよ。――風間」
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