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第3章
魔王軍
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セリナは高級宿の一室で、昨夜の接待に使った礼服を片づけながら、そっとため息をついた。
貴族令嬢たちとの会話は想像以上に神経を使い、表面では穏やかに、内心ではひたすら慎重に――。
「……アストレアに帰ったら、香料調整室でしばらく黙って仕事したいです」
呟いたその時、ドアをノックする音が響いた。
「セリナ様、商務省からの使いでございます。至急、王宮方面の広報にご注目いただきたいと」
---
王都中央広場では、すでに多くの市民がざわついていた。
塔の上から魔導音声が響く。
『本日、辺境監視隊より報告。
東方ロルズ平原にて、魔物の異常集結を確認。数は百を超え、各地より移動を続けている模様』
広場の空気が凍る。
『加えて、先遣部隊より報告。
魔物の中に、かつての“魔王軍”の象徴とされる黒鎧の旗、及び角持つ上位種の姿を確認。
これをもって――魔王軍、復活の兆候と断定する』
ざわめきが悲鳴に変わった。
街中の商人たちが慌てて屋台を畳み始め、兵士たちは緊急配備の連絡を取り合っている。
---
「この時期に魔王軍!? 本気か!?」
「既に近隣領に通達を出しています。
……問題は、“彼ら”がどの国を狙うか、だ」
「……アストレアは?」
その名が出た瞬間、数人の高官が目を見開いた。
「地理的に見て、進軍ルート上にある可能性は高い。
そしてあの街は、“あの男”が率いている街でもある」
“あの男”――ユートの名が、別の意味を持ち始めていた。
---
その日の夕刻。
セリナは静かに荷物をまとめ始めていた。
「……帰ります。私には、戻ってやることがあります。あの街の人たちのために」
誰に命じられたわけでもなく。
ただ、胸の奥に生まれた緊張が、彼女をまっすぐに突き動かした。
「香りを作るだけじゃない。今は、“戦う街”の一員なんですから」
---
ユートの手元に、王都からの緊急報告書が届いた。
「……来たか。やっぱり、動いてきやがったな」
バルトが無言で剣に手を置き、ティナが静かに呟いた。
「魔王軍……まさか、また、戦うことになるなんて」
ユートは立ち上がる。
「行動は早いに越したことはねぇ。防衛線の構築、すぐ始めるぞ。
あいつらの目的が何であれ――アストレアは、絶対に渡さない」
王都からの馬車が夕焼けを背に駆け込んできた。
門番が旗印を確認し、すぐに開門の号令をかける。
「セリナ様、ご無事で――!」
「ただいま戻りました」
埃にまみれた旅装。だが、その目には疲れよりも“覚悟”が宿っていた。
出迎えた工房の仲間たちは皆、何かを感じ取ったように表情を引き締める。
「王都から、正式に魔王軍集結の報が届いています。……急ぎ、対策会議へ」
---
ユート、バルト、ティナ、ノア、そしてセリナが集う。
地図の上には、ロルズ平原から伸びる赤い線がいくつも引かれ、
その一つがアストレア方面へ向かっていた。
「予想通りだな。数はおよそ一千。前哨部隊だけでこの規模ってことは……本隊はまだ動いてねぇ」
ユートは地図の上で指を叩き、静かに言った。
「アストレアを防衛拠点にする。鉄道も物資も全てここが中心になる。
つまり――“ここを落とされたら終わり”だ」
---
「バルト、ティナ。お前たちは近隣の冒険者ギルドへ援軍要請。強者を集めてくれ」
「任せろ」
「はい!」
「ノア。商会経由で食糧と医療物資の備蓄を。王都との連携も保っておけ」
「了解です」
「セリナ。香粧工房を避難拠点に転用できるよう整備を。水路と香料庫は守ってくれ」
「……はい。ですが、お願いがあります」
「なんだ?」
「私たち職人も、防衛の一部を担わせてください。
戦えなくても、備蓄、看護、伝令――できることは、あります」
ユートは少しだけ目を見開き、そして力強く頷いた。
「わかった。ここにいる皆、そしてこの街全体が、戦士だ。――誰一人、例外じゃない」
---
翌日から、アストレアはまるで“変貌”を遂げたかのようだった。
訓練場では、騎士団が新兵の訓練を倍速で進め、
街の通路には防衛柵が築かれ、物見台が新設される。
香粧工房では、作業台の一部が傷薬調合台に変わり、
セリナたちは香料を活かした“防臭防疫パック”を製作していた。
「これは……呼吸器を守る効果もありそうです」
「包帯や薬草と一緒に配るんですね!」
職人たちの手は、剣を持たずとも“戦場の後方”を支えていた。
---
その夜、ユートは執務室で地図と報告書を睨んでいた。
ロルズ平原からの進軍ルート。魔物の種類。報告された旗印。
「黒鎧の旗に、角付きの上位種……魔王軍って断言していいな」
ティナが眉をひそめながら口を開く。
「でも……どうして今、また?」
「わからない。でも目的は明白だ。戦力の展開と進軍の方向からして――次の標的はアストレアだ」
ユートは静かに、だが強く言い切った。
---
翌朝、アストレアは早朝から動き出していた。
鐘の音が通常より早く鳴らされ、各区域に通達が伝わる。
「訓練場へ! 新兵募集は南門で受け付け!」
「香粧工房は第一避難所に指定! 水源設備も点検を!」
市民の中に戸惑いはあっても、恐怖に崩れる者はいない。
アストレアは、“共に築いてきた街”だったから。
---
ユート、バルト、ティナ、ノア、セリナが地図を囲む。
「魔王軍の動きは依然としてロルズ平原から西。報告によれば、部隊は日を追うごとに編成化してる」
「もうバラバラに暴れるだけの魔物じゃない、ってことか」
バルトが低く呟く。
「前回の魔王と同じ指揮系統が復活したとは言えないけど、指導者がいるのは間違いない。
……このままだと、アストレアは真正面にぶつかる」
「やるしか、ないですね」
セリナが静かに言った。
「やれる準備はすべてやる。ここを第二の王都にはしない。
“守りきった街”って名で、残すぞ」
---
【アストレア・工房複合施設・技術開発区画】
防衛態勢が強化される中、ユートは街の奥にある“技術開発区画”――地球から連れてきた技術者たちが滞在する区画を訪れていた。
「おーい、宮野!いるか!」
扉を叩くまでもなく、奥から顔を出したのは少し煤けた作業服姿の宮野だった。
「おお、ユートさんか。こっちはそろそろ火薬式連射弩の試作が仕上がるところだったよ」
「いいタイミングだ。……防衛用の“武器と魔道具”の開発、優先してもらいたい」
宮野の顔がすぐに真剣になる。
「魔王軍か……?」
「ああ。既にロルズ平原での集結が確認されてる。おそらく、こっちに来る。
まずは量産できる中距離迎撃用の兵器を。魔道具式の地雷とかも作れるか?」
「魔力反応式か、圧力式なら設計できる。問題は設置班と数だけど……なんとかするよ」
「頼む。時間はあまりない」
宮野は腕をまくり、部下たちに号令をかけながら、すでに作業台へ戻っていた。
---
その日の夕暮れ。
ユートは訓練の終わりにひとり座り込んでいたヤムの元へ歩いていった。
「お疲れ、ヤム」
「……あ、ユートさん」
全身に汗をかきながらも、ヤムは表情を崩さなかった。だが、その瞳はどこか落ち着かない。
「聞くが、お前……帰るか?」
「……え?」
唐突な問いに、ヤムは目を見開いた。
「状況は知ってるだろ? 魔王軍が来る。冗談抜きで命のやり取りになる。
この街にいるってことは、嫌でも戦いに巻き込まれる」
「……」
「だから聞く。戻るか? 地球に。
お前はまだこっちの市民じゃない。“俺に拾われただけ”って言えば、どうにでもなる」
しばらく沈黙した後、ヤムはゆっくりと立ち上がった。
「……俺、正直最初は“地球より面白そう”ってだけでこっちに来た。
でも今は……違う」
「……」
「この街に来て、強いやつらと出会って、鍛えられて……戦いも、死も、目の前にある。
怖い。でも、逃げたら一生後悔すると思うんだ。だから――」
拳を握り、ヤムはまっすぐユートを見つめた。
「俺、ここに残ります。アストレアで、俺の力を使ってもらっていいです」
ユートはほんの少し口角を上げた。
「……そうか。なら、覚悟決めろよ。ここはもう“異世界じゃない”。お前が生きる世界だ」
「はい!」
---
【夜・政庁前】
ユートは政庁のバルコニーから街を見下ろす。
灯りのついた工房、騎士団の鍛錬場、魔道具職人の張り詰めた空気――すべてが“戦”に向かって動いている。
「さぁ、間に合わせてやる。街を守る、全部の力で――」
---
貴族令嬢たちとの会話は想像以上に神経を使い、表面では穏やかに、内心ではひたすら慎重に――。
「……アストレアに帰ったら、香料調整室でしばらく黙って仕事したいです」
呟いたその時、ドアをノックする音が響いた。
「セリナ様、商務省からの使いでございます。至急、王宮方面の広報にご注目いただきたいと」
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王都中央広場では、すでに多くの市民がざわついていた。
塔の上から魔導音声が響く。
『本日、辺境監視隊より報告。
東方ロルズ平原にて、魔物の異常集結を確認。数は百を超え、各地より移動を続けている模様』
広場の空気が凍る。
『加えて、先遣部隊より報告。
魔物の中に、かつての“魔王軍”の象徴とされる黒鎧の旗、及び角持つ上位種の姿を確認。
これをもって――魔王軍、復活の兆候と断定する』
ざわめきが悲鳴に変わった。
街中の商人たちが慌てて屋台を畳み始め、兵士たちは緊急配備の連絡を取り合っている。
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「この時期に魔王軍!? 本気か!?」
「既に近隣領に通達を出しています。
……問題は、“彼ら”がどの国を狙うか、だ」
「……アストレアは?」
その名が出た瞬間、数人の高官が目を見開いた。
「地理的に見て、進軍ルート上にある可能性は高い。
そしてあの街は、“あの男”が率いている街でもある」
“あの男”――ユートの名が、別の意味を持ち始めていた。
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その日の夕刻。
セリナは静かに荷物をまとめ始めていた。
「……帰ります。私には、戻ってやることがあります。あの街の人たちのために」
誰に命じられたわけでもなく。
ただ、胸の奥に生まれた緊張が、彼女をまっすぐに突き動かした。
「香りを作るだけじゃない。今は、“戦う街”の一員なんですから」
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ユートの手元に、王都からの緊急報告書が届いた。
「……来たか。やっぱり、動いてきやがったな」
バルトが無言で剣に手を置き、ティナが静かに呟いた。
「魔王軍……まさか、また、戦うことになるなんて」
ユートは立ち上がる。
「行動は早いに越したことはねぇ。防衛線の構築、すぐ始めるぞ。
あいつらの目的が何であれ――アストレアは、絶対に渡さない」
王都からの馬車が夕焼けを背に駆け込んできた。
門番が旗印を確認し、すぐに開門の号令をかける。
「セリナ様、ご無事で――!」
「ただいま戻りました」
埃にまみれた旅装。だが、その目には疲れよりも“覚悟”が宿っていた。
出迎えた工房の仲間たちは皆、何かを感じ取ったように表情を引き締める。
「王都から、正式に魔王軍集結の報が届いています。……急ぎ、対策会議へ」
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ユート、バルト、ティナ、ノア、そしてセリナが集う。
地図の上には、ロルズ平原から伸びる赤い線がいくつも引かれ、
その一つがアストレア方面へ向かっていた。
「予想通りだな。数はおよそ一千。前哨部隊だけでこの規模ってことは……本隊はまだ動いてねぇ」
ユートは地図の上で指を叩き、静かに言った。
「アストレアを防衛拠点にする。鉄道も物資も全てここが中心になる。
つまり――“ここを落とされたら終わり”だ」
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「バルト、ティナ。お前たちは近隣の冒険者ギルドへ援軍要請。強者を集めてくれ」
「任せろ」
「はい!」
「ノア。商会経由で食糧と医療物資の備蓄を。王都との連携も保っておけ」
「了解です」
「セリナ。香粧工房を避難拠点に転用できるよう整備を。水路と香料庫は守ってくれ」
「……はい。ですが、お願いがあります」
「なんだ?」
「私たち職人も、防衛の一部を担わせてください。
戦えなくても、備蓄、看護、伝令――できることは、あります」
ユートは少しだけ目を見開き、そして力強く頷いた。
「わかった。ここにいる皆、そしてこの街全体が、戦士だ。――誰一人、例外じゃない」
---
翌日から、アストレアはまるで“変貌”を遂げたかのようだった。
訓練場では、騎士団が新兵の訓練を倍速で進め、
街の通路には防衛柵が築かれ、物見台が新設される。
香粧工房では、作業台の一部が傷薬調合台に変わり、
セリナたちは香料を活かした“防臭防疫パック”を製作していた。
「これは……呼吸器を守る効果もありそうです」
「包帯や薬草と一緒に配るんですね!」
職人たちの手は、剣を持たずとも“戦場の後方”を支えていた。
---
その夜、ユートは執務室で地図と報告書を睨んでいた。
ロルズ平原からの進軍ルート。魔物の種類。報告された旗印。
「黒鎧の旗に、角付きの上位種……魔王軍って断言していいな」
ティナが眉をひそめながら口を開く。
「でも……どうして今、また?」
「わからない。でも目的は明白だ。戦力の展開と進軍の方向からして――次の標的はアストレアだ」
ユートは静かに、だが強く言い切った。
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翌朝、アストレアは早朝から動き出していた。
鐘の音が通常より早く鳴らされ、各区域に通達が伝わる。
「訓練場へ! 新兵募集は南門で受け付け!」
「香粧工房は第一避難所に指定! 水源設備も点検を!」
市民の中に戸惑いはあっても、恐怖に崩れる者はいない。
アストレアは、“共に築いてきた街”だったから。
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ユート、バルト、ティナ、ノア、セリナが地図を囲む。
「魔王軍の動きは依然としてロルズ平原から西。報告によれば、部隊は日を追うごとに編成化してる」
「もうバラバラに暴れるだけの魔物じゃない、ってことか」
バルトが低く呟く。
「前回の魔王と同じ指揮系統が復活したとは言えないけど、指導者がいるのは間違いない。
……このままだと、アストレアは真正面にぶつかる」
「やるしか、ないですね」
セリナが静かに言った。
「やれる準備はすべてやる。ここを第二の王都にはしない。
“守りきった街”って名で、残すぞ」
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【アストレア・工房複合施設・技術開発区画】
防衛態勢が強化される中、ユートは街の奥にある“技術開発区画”――地球から連れてきた技術者たちが滞在する区画を訪れていた。
「おーい、宮野!いるか!」
扉を叩くまでもなく、奥から顔を出したのは少し煤けた作業服姿の宮野だった。
「おお、ユートさんか。こっちはそろそろ火薬式連射弩の試作が仕上がるところだったよ」
「いいタイミングだ。……防衛用の“武器と魔道具”の開発、優先してもらいたい」
宮野の顔がすぐに真剣になる。
「魔王軍か……?」
「ああ。既にロルズ平原での集結が確認されてる。おそらく、こっちに来る。
まずは量産できる中距離迎撃用の兵器を。魔道具式の地雷とかも作れるか?」
「魔力反応式か、圧力式なら設計できる。問題は設置班と数だけど……なんとかするよ」
「頼む。時間はあまりない」
宮野は腕をまくり、部下たちに号令をかけながら、すでに作業台へ戻っていた。
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その日の夕暮れ。
ユートは訓練の終わりにひとり座り込んでいたヤムの元へ歩いていった。
「お疲れ、ヤム」
「……あ、ユートさん」
全身に汗をかきながらも、ヤムは表情を崩さなかった。だが、その瞳はどこか落ち着かない。
「聞くが、お前……帰るか?」
「……え?」
唐突な問いに、ヤムは目を見開いた。
「状況は知ってるだろ? 魔王軍が来る。冗談抜きで命のやり取りになる。
この街にいるってことは、嫌でも戦いに巻き込まれる」
「……」
「だから聞く。戻るか? 地球に。
お前はまだこっちの市民じゃない。“俺に拾われただけ”って言えば、どうにでもなる」
しばらく沈黙した後、ヤムはゆっくりと立ち上がった。
「……俺、正直最初は“地球より面白そう”ってだけでこっちに来た。
でも今は……違う」
「……」
「この街に来て、強いやつらと出会って、鍛えられて……戦いも、死も、目の前にある。
怖い。でも、逃げたら一生後悔すると思うんだ。だから――」
拳を握り、ヤムはまっすぐユートを見つめた。
「俺、ここに残ります。アストレアで、俺の力を使ってもらっていいです」
ユートはほんの少し口角を上げた。
「……そうか。なら、覚悟決めろよ。ここはもう“異世界じゃない”。お前が生きる世界だ」
「はい!」
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【夜・政庁前】
ユートは政庁のバルコニーから街を見下ろす。
灯りのついた工房、騎士団の鍛錬場、魔道具職人の張り詰めた空気――すべてが“戦”に向かって動いている。
「さぁ、間に合わせてやる。街を守る、全部の力で――」
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