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第3章
事件勃発
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エリサのおすすめという定食屋で、三人は魚料理に舌鼓を打った。
香ばしく焼き上げられた白身はほろりと崩れ、口に入れると潮の香りと淡い旨味が広がる。
ヒューガは感動に目を細め、
「美味しいですね」
と呟く。
ガレスは豪快に頬張りながら
「この街はやっぱり魚だな!」と笑い、
エリサはどこか誇らしげに頷いた。
食事を終え、ヒューガが
「冒険者ギルドに行きたいんですが」
と言い出す。
討伐証明を換金したいという。三人はそのままギルドへ向かった。
ギルド前に差しかかると、入口付近で男女が口論をしていた。両方とも筋骨逞しい装備姿、間違いなく冒険者だ。空気が剣呑で、ヒューガは思わず目を逸らす。「怖いですね、無視しましょう」
と小声で言い、三人は足早に中へ入った。
喧騒と酒の匂いに満ちたギルドの中、ヒューガはカウンターで討伐証明を差し出す。受付嬢が慣れた手つきで確認し、銅貨を差し出したところで、先ほど外で揉めていた男性冒険者が乱暴に扉を開けて入ってきた。
険しい顔をしている。足を止めると、苛立ちを紛らわせるように傍の椅子を蹴り飛ばした。
椅子は宙を舞い、ヒューガの背へ直撃しかける。
「っと」ガレスが手を伸ばして受け止め、床へと叩きつけた。
「おいおい、気をつけろよ」
その一言に、場の空気が一変した。
ざわっ――と冒険者たちがざわめき、異様な視線がガレスへ注がれる。
「……あぁ!? 死にたいらしいな!」
男が怒号を上げ、剣を抜いた。
「まてまて、争う気は――」とガレスが言いかけた時には、刃が振り下ろされていた。
軽く身を捻って躱し、反撃の拳を脇腹に叩き込む。鈍い音と共に男が悶絶し、床へ膝をついた。
周囲がざわつく中、近くにいたベテラン風の冒険者が低く囁いた。
「あんたら、よそ者だろ。……そいつ、領主の息子だ。用心棒が戻る前に逃げろ。殺されるぞ」
「……あちゃー、面倒なことになったな」
ガレスが頭を掻く。
「どうする?」
エリサはため息をつき、悶絶する冒険者に歩み寄った。
「大丈夫ですか? ウチの者がすみません。謝罪いたしますので、許していただけませんか?」
男は荒い息を吐きながら、立ち上がり、薄笑いを浮かべる。
「……一晩、俺の部屋に来るなら考えてやるぞ」
その言葉に、エリサはすっと口元を緩めた。
「第一夫人として迎えていただけるなら、喜んで」
「はぁ? 馬鹿か? 一晩でポイだ、アバズレが!」
「――死ね」
エリサの膝が閃き、男の下腹部を強烈に蹴り上げた。呻き声と共に白目を剥き、そのまま気絶する。
「あー! 何やってんだよ!」ガレスが叫ぶ。
「コイツが悪い」エリサは淡々と答えた。
「そりゃそうだけど、そうじゃねぇだろ! どうすんだコレ!」
「……しょうがないですね」
ヒューガは困った顔をする。
「もう、逃げてしらばっくれるか、回復を待って謝罪するしかないでしょう。逃げても状況は悪くなるだけですから、回復を待ちましょうか」
三人が相談していると、先ほどのベテラン冒険者が血相を変えて叫んだ。
「おい! 用心棒が戻ってきたぞ!」
振り向けば、長髪細身でフルプレートを纏い長剣を佩いた男と、短髪で筋骨隆々、斧を肩に担ぐ男が堂々と入ってきた。
「坊っちゃん……! 誰だ!? やったのは!」
「すみません、僕の護衛が――」とヒューガが言いかけた瞬間、長髪の剣が閃いた。
ガレスが受け止め、エリサが反撃に転じるが防がれる。すぐさま斧の男がガレスに襲いかかり、激しい打ち合いとなる。
長髪の剣士は、再びヒューガへと切り込んだ。ガレスとエリサは間に合わない。
「ちょ、ちょっと、待って、話を――もう!」
ヒューガは必死に剣を躱し続け、次の瞬間。
ドンッ!
空気が震えた。
拳がフルプレートを叩き、長髪の身体がくの字に折れ曲がる。そのまま吹き飛ばされ、壁に激突。項垂れ、ぴくりとも動かない。
「……あっ」ヒューガの声が漏れる。
「あちゃー」ガレスが頭を抱えた。
「やってしまいましたね」エリサは額を押さえ、溜息を吐く。
「やりやがったな! クソォッ!」
斧の男が叫び、振り返るとそのまま逃げ出していった。
「反射的にやっちゃった……どうしよ」
ヒューガは青ざめる。
「どうもこうもねぇよ……!」ガレスは呻きながら、頭を抱え込んだ。
ギルド全体が凍りついた。
つい先ほどまでの喧騒は消え失せ、ざわめきは低く抑えられた囁き声に変わる。
「アイツら……ヤバいぞ」
「領主の息子を……」
「いや、これから血の雨が降る……」
ヒューガ達がヤバいのか、それともこの先に訪れるであろう報復がヤバいのか。冒険者たちの視線は怯えと好奇心で入り混じり、居心地の悪い沈黙が広がっていった。
その時――。
ガシャガシャッ!
重い金属音を響かせ、鎧に身を包んだ騎士団員たちが駆け込んでくる。七名の精鋭。
「これは何事だ!」
怒声が響くと同時に、彼らの視線は床に倒れた領主の息子と、壁際に崩れた護衛へと注がれた。
そしてすぐに――剣を抜いていたガレスとエリサの姿に気づく。
「貴様ぁぁぁーー!」
怒号と共に、七本の剣が一斉に抜かれた。
「待て! 違うんだ! 俺たちは――!」
ガレスが必死に声を張り上げるが、騎士たちは聞く耳を持たない。怒りに燃えた瞳は、すでに理性を失っていた。
刹那、鉄と鉄がぶつかり合う轟音。
ガレスは二人分の斬撃を受け止め、エリサも素早く剣を抜いて応戦する。しかし数の差は圧倒的だった。
その時、さらに入り口から怒声が飛ぶ。
「ここだ! こっちだ!」
先ほど逃げ出した斧の男が、仲間を引き連れて突入してきたのだ。十名近い冒険者たちが雪崩れ込み、戦場は一瞬で大乱闘へと変わった。
剣戟、怒声、椅子や机が弾け飛ぶ音。
ギルドは修羅場と化し、ヒューガの周囲に殺気が渦巻く――。
「――うるさい! 話を聞けッ!」
ヒューガの咆哮がギルド中に響き渡る。次の瞬間、彼は全力の身体強化を拳へと込め、振りかぶると壁へ叩きつけた。
ドンッ――!
轟音と共に石造りの壁が砕け、粉塵が舞い、破片が床を転がる。衝撃で床板さえ震えた。
冒険者も騎士団員も、全員の視線が一斉にヒューガへ注がれる。
彼はゆっくりと両手を広げ、右手に直径二メートルはあろうかという火球を、左手にも同じく燃え盛る火球を生み出した。
炎の熱気が場の空気を焼き、ざわめきは一瞬で凍りつく。
「――動くな! 動いた奴に、このまま打ち込む。話を聞け!」
静寂。
乱戦に加わっていた者たちすら、身じろぎもできずに炎の光を見つめる。緊張が張り詰め、誰も息を呑むことしかできなかった。
その時。
「何だこれは――!」
ガラリと扉が開き、二人の男が姿を現した。
ひとりは背を丸めながらも鋭い目をした白髪の老人。
もうひとりは顔中に無数の切り傷を刻み、鋼のような筋肉を持つ中年の大男だった。
「誰か説明しろ!」
切り傷だらけの男が怒鳴り、場の空気がさらに張り詰める。
その声に反応したように、床に転がっていた領主の息子が腹を押さえながらよろよろと身を起こした。
「い、イテテ……あ、父さん!」
掠れた声で叫び、血走った目でヒューガを指差す。
「あいつらに殺されかけたんだ!」
ギルド全体がどよめき、騎士団員たちは即座に白髪の老人――領主の背に立ちはだかり、息子を守るように陣を敷いた。
炎を両手に抱えたヒューガを中心に、緊迫した沈黙が広がっていく。
香ばしく焼き上げられた白身はほろりと崩れ、口に入れると潮の香りと淡い旨味が広がる。
ヒューガは感動に目を細め、
「美味しいですね」
と呟く。
ガレスは豪快に頬張りながら
「この街はやっぱり魚だな!」と笑い、
エリサはどこか誇らしげに頷いた。
食事を終え、ヒューガが
「冒険者ギルドに行きたいんですが」
と言い出す。
討伐証明を換金したいという。三人はそのままギルドへ向かった。
ギルド前に差しかかると、入口付近で男女が口論をしていた。両方とも筋骨逞しい装備姿、間違いなく冒険者だ。空気が剣呑で、ヒューガは思わず目を逸らす。「怖いですね、無視しましょう」
と小声で言い、三人は足早に中へ入った。
喧騒と酒の匂いに満ちたギルドの中、ヒューガはカウンターで討伐証明を差し出す。受付嬢が慣れた手つきで確認し、銅貨を差し出したところで、先ほど外で揉めていた男性冒険者が乱暴に扉を開けて入ってきた。
険しい顔をしている。足を止めると、苛立ちを紛らわせるように傍の椅子を蹴り飛ばした。
椅子は宙を舞い、ヒューガの背へ直撃しかける。
「っと」ガレスが手を伸ばして受け止め、床へと叩きつけた。
「おいおい、気をつけろよ」
その一言に、場の空気が一変した。
ざわっ――と冒険者たちがざわめき、異様な視線がガレスへ注がれる。
「……あぁ!? 死にたいらしいな!」
男が怒号を上げ、剣を抜いた。
「まてまて、争う気は――」とガレスが言いかけた時には、刃が振り下ろされていた。
軽く身を捻って躱し、反撃の拳を脇腹に叩き込む。鈍い音と共に男が悶絶し、床へ膝をついた。
周囲がざわつく中、近くにいたベテラン風の冒険者が低く囁いた。
「あんたら、よそ者だろ。……そいつ、領主の息子だ。用心棒が戻る前に逃げろ。殺されるぞ」
「……あちゃー、面倒なことになったな」
ガレスが頭を掻く。
「どうする?」
エリサはため息をつき、悶絶する冒険者に歩み寄った。
「大丈夫ですか? ウチの者がすみません。謝罪いたしますので、許していただけませんか?」
男は荒い息を吐きながら、立ち上がり、薄笑いを浮かべる。
「……一晩、俺の部屋に来るなら考えてやるぞ」
その言葉に、エリサはすっと口元を緩めた。
「第一夫人として迎えていただけるなら、喜んで」
「はぁ? 馬鹿か? 一晩でポイだ、アバズレが!」
「――死ね」
エリサの膝が閃き、男の下腹部を強烈に蹴り上げた。呻き声と共に白目を剥き、そのまま気絶する。
「あー! 何やってんだよ!」ガレスが叫ぶ。
「コイツが悪い」エリサは淡々と答えた。
「そりゃそうだけど、そうじゃねぇだろ! どうすんだコレ!」
「……しょうがないですね」
ヒューガは困った顔をする。
「もう、逃げてしらばっくれるか、回復を待って謝罪するしかないでしょう。逃げても状況は悪くなるだけですから、回復を待ちましょうか」
三人が相談していると、先ほどのベテラン冒険者が血相を変えて叫んだ。
「おい! 用心棒が戻ってきたぞ!」
振り向けば、長髪細身でフルプレートを纏い長剣を佩いた男と、短髪で筋骨隆々、斧を肩に担ぐ男が堂々と入ってきた。
「坊っちゃん……! 誰だ!? やったのは!」
「すみません、僕の護衛が――」とヒューガが言いかけた瞬間、長髪の剣が閃いた。
ガレスが受け止め、エリサが反撃に転じるが防がれる。すぐさま斧の男がガレスに襲いかかり、激しい打ち合いとなる。
長髪の剣士は、再びヒューガへと切り込んだ。ガレスとエリサは間に合わない。
「ちょ、ちょっと、待って、話を――もう!」
ヒューガは必死に剣を躱し続け、次の瞬間。
ドンッ!
空気が震えた。
拳がフルプレートを叩き、長髪の身体がくの字に折れ曲がる。そのまま吹き飛ばされ、壁に激突。項垂れ、ぴくりとも動かない。
「……あっ」ヒューガの声が漏れる。
「あちゃー」ガレスが頭を抱えた。
「やってしまいましたね」エリサは額を押さえ、溜息を吐く。
「やりやがったな! クソォッ!」
斧の男が叫び、振り返るとそのまま逃げ出していった。
「反射的にやっちゃった……どうしよ」
ヒューガは青ざめる。
「どうもこうもねぇよ……!」ガレスは呻きながら、頭を抱え込んだ。
ギルド全体が凍りついた。
つい先ほどまでの喧騒は消え失せ、ざわめきは低く抑えられた囁き声に変わる。
「アイツら……ヤバいぞ」
「領主の息子を……」
「いや、これから血の雨が降る……」
ヒューガ達がヤバいのか、それともこの先に訪れるであろう報復がヤバいのか。冒険者たちの視線は怯えと好奇心で入り混じり、居心地の悪い沈黙が広がっていった。
その時――。
ガシャガシャッ!
重い金属音を響かせ、鎧に身を包んだ騎士団員たちが駆け込んでくる。七名の精鋭。
「これは何事だ!」
怒声が響くと同時に、彼らの視線は床に倒れた領主の息子と、壁際に崩れた護衛へと注がれた。
そしてすぐに――剣を抜いていたガレスとエリサの姿に気づく。
「貴様ぁぁぁーー!」
怒号と共に、七本の剣が一斉に抜かれた。
「待て! 違うんだ! 俺たちは――!」
ガレスが必死に声を張り上げるが、騎士たちは聞く耳を持たない。怒りに燃えた瞳は、すでに理性を失っていた。
刹那、鉄と鉄がぶつかり合う轟音。
ガレスは二人分の斬撃を受け止め、エリサも素早く剣を抜いて応戦する。しかし数の差は圧倒的だった。
その時、さらに入り口から怒声が飛ぶ。
「ここだ! こっちだ!」
先ほど逃げ出した斧の男が、仲間を引き連れて突入してきたのだ。十名近い冒険者たちが雪崩れ込み、戦場は一瞬で大乱闘へと変わった。
剣戟、怒声、椅子や机が弾け飛ぶ音。
ギルドは修羅場と化し、ヒューガの周囲に殺気が渦巻く――。
「――うるさい! 話を聞けッ!」
ヒューガの咆哮がギルド中に響き渡る。次の瞬間、彼は全力の身体強化を拳へと込め、振りかぶると壁へ叩きつけた。
ドンッ――!
轟音と共に石造りの壁が砕け、粉塵が舞い、破片が床を転がる。衝撃で床板さえ震えた。
冒険者も騎士団員も、全員の視線が一斉にヒューガへ注がれる。
彼はゆっくりと両手を広げ、右手に直径二メートルはあろうかという火球を、左手にも同じく燃え盛る火球を生み出した。
炎の熱気が場の空気を焼き、ざわめきは一瞬で凍りつく。
「――動くな! 動いた奴に、このまま打ち込む。話を聞け!」
静寂。
乱戦に加わっていた者たちすら、身じろぎもできずに炎の光を見つめる。緊張が張り詰め、誰も息を呑むことしかできなかった。
その時。
「何だこれは――!」
ガラリと扉が開き、二人の男が姿を現した。
ひとりは背を丸めながらも鋭い目をした白髪の老人。
もうひとりは顔中に無数の切り傷を刻み、鋼のような筋肉を持つ中年の大男だった。
「誰か説明しろ!」
切り傷だらけの男が怒鳴り、場の空気がさらに張り詰める。
その声に反応したように、床に転がっていた領主の息子が腹を押さえながらよろよろと身を起こした。
「い、イテテ……あ、父さん!」
掠れた声で叫び、血走った目でヒューガを指差す。
「あいつらに殺されかけたんだ!」
ギルド全体がどよめき、騎士団員たちは即座に白髪の老人――領主の背に立ちはだかり、息子を守るように陣を敷いた。
炎を両手に抱えたヒューガを中心に、緊迫した沈黙が広がっていく。
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