12 / 19
臥京遊佳の強さ
今日も変わらず生徒会は活動する
しおりを挟む
俺の家族の話をしよう。
俺の家族の構成は 、父、母、長女、俺、次男、三男、四男、次女の八人家族だった。
だったというのは、今はみんなバラバラになったからだ。父と母が離婚し、父は行方をくらまた。
母は、三男と四男と次女を連れて実家へ。長女は20歳なので家を出ていた。次男は父の祖母の家に。
そして俺は一人暮らしをしている。何処に行ったか、行方不明の父と実家に帰った母の合わせて5万の仕送り。そしてバイトは夜中、年齢詐称で働いている。
おかげで眠い。バイトの終わったあとは本を読むから余計に眠い。
「くぁ…」
ついあくびをしてしまう。すると臥京が俺を睨む。
「あなたは寝てないなかしら?それともこの世にあきたから死ぬ前のあくびかしら?」
「いうなら前者だが、後者は絶対ない」
あのデートのあと、結局いたのは臥京ではなく親衛隊だった。朝の登校では路地裏に連れていかれリンチ、学校について下駄箱を開けると死ねだの消えろだの殴り書きされた紙とお菓子の包装紙があった。席に着こうとすると、椅子の上にチョークの粉がまんべんなくかけられて、机の中にはカッターナイフの刃と画鋲が入っていた。更に更に、置き勉で置いていた教科書はところどろこ破られていた。体育の時間、体操服はカッターナイフや裁ち鋏で切られていてトドメにと言わんばかりに水がかけられていた。酷い臭いだったので恐らく大便器の水と思われる。
このように、俺は疲れているのだ。色々あり過ぎて。生徒会室には俺と臥京だけ。城桜は他の高校の生徒会と会議へ。河鷺は書類を職員室へ持って行っている。
「それにしてもあなた、今日はずいぶんと傷だらけね。何かあったの?」
少し心配してくれているようだ。俺も薄い笑いで答える。
「ああ、朝はこけるわ猫にひっかかれるわでてんてこ舞いだっんだ。だから問題ない」
すると臥京はポツリとつぶやく。
「嘘つき。あなたは嘘を隠すのが下手くそね。知ってるのよ、あなたがいじめにあってること。それから、ナノ…いえ、七乃とデートしたことも。けど、もう大丈夫よ。七乃とあなたを遠ざけるしいじめをしていた親衛隊共も社会的に消えてもらうようにするから」
やりすぎだろ。明らか度が過ぎている。少し奇妙に思い俺は臥京に問いかける。
「お、おい。今日のお前おかしいぞ。何かあったのか?」
「何か?そうよ。何かあったの。それはね家の事とあなたのことよ」
俺の事?どう言う意味だ?わけ分からん。
「あなたが私の婿候補に選ばれたのよ。父さんが勝手に決めただけだけれど」
「へー、婿、ねぇ。…って、はぁぁ!?」
初な私、取嶺結汰は生徒会室で妙な奇声を発することになった。
俺の家族の構成は 、父、母、長女、俺、次男、三男、四男、次女の八人家族だった。
だったというのは、今はみんなバラバラになったからだ。父と母が離婚し、父は行方をくらまた。
母は、三男と四男と次女を連れて実家へ。長女は20歳なので家を出ていた。次男は父の祖母の家に。
そして俺は一人暮らしをしている。何処に行ったか、行方不明の父と実家に帰った母の合わせて5万の仕送り。そしてバイトは夜中、年齢詐称で働いている。
おかげで眠い。バイトの終わったあとは本を読むから余計に眠い。
「くぁ…」
ついあくびをしてしまう。すると臥京が俺を睨む。
「あなたは寝てないなかしら?それともこの世にあきたから死ぬ前のあくびかしら?」
「いうなら前者だが、後者は絶対ない」
あのデートのあと、結局いたのは臥京ではなく親衛隊だった。朝の登校では路地裏に連れていかれリンチ、学校について下駄箱を開けると死ねだの消えろだの殴り書きされた紙とお菓子の包装紙があった。席に着こうとすると、椅子の上にチョークの粉がまんべんなくかけられて、机の中にはカッターナイフの刃と画鋲が入っていた。更に更に、置き勉で置いていた教科書はところどろこ破られていた。体育の時間、体操服はカッターナイフや裁ち鋏で切られていてトドメにと言わんばかりに水がかけられていた。酷い臭いだったので恐らく大便器の水と思われる。
このように、俺は疲れているのだ。色々あり過ぎて。生徒会室には俺と臥京だけ。城桜は他の高校の生徒会と会議へ。河鷺は書類を職員室へ持って行っている。
「それにしてもあなた、今日はずいぶんと傷だらけね。何かあったの?」
少し心配してくれているようだ。俺も薄い笑いで答える。
「ああ、朝はこけるわ猫にひっかかれるわでてんてこ舞いだっんだ。だから問題ない」
すると臥京はポツリとつぶやく。
「嘘つき。あなたは嘘を隠すのが下手くそね。知ってるのよ、あなたがいじめにあってること。それから、ナノ…いえ、七乃とデートしたことも。けど、もう大丈夫よ。七乃とあなたを遠ざけるしいじめをしていた親衛隊共も社会的に消えてもらうようにするから」
やりすぎだろ。明らか度が過ぎている。少し奇妙に思い俺は臥京に問いかける。
「お、おい。今日のお前おかしいぞ。何かあったのか?」
「何か?そうよ。何かあったの。それはね家の事とあなたのことよ」
俺の事?どう言う意味だ?わけ分からん。
「あなたが私の婿候補に選ばれたのよ。父さんが勝手に決めただけだけれど」
「へー、婿、ねぇ。…って、はぁぁ!?」
初な私、取嶺結汰は生徒会室で妙な奇声を発することになった。
0
あなたにおすすめの小説
彼女に振られた俺の転生先が高校生だった。それはいいけどなんで元カノ達まで居るんだろう。
遊。
青春
主人公、三澄悠太35才。
彼女にフラれ、現実にうんざりしていた彼は、事故にあって転生。
……した先はまるで俺がこうだったら良かったと思っていた世界を絵に書いたような学生時代。
でも何故か俺をフッた筈の元カノ達も居て!?
もう恋愛したくないリベンジ主人公❌そんな主人公がどこか気になる元カノ、他多数のドタバタラブコメディー!
ちょっとずつちょっとずつの更新になります!(主に土日。)
略称はフラれろう(色とりどりのラブコメに精一杯の呪いを添えて、、笑)
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
現実とサキュバスのあいだで ――夢で告白した相手が、同居を始めた話
そう
青春
ある日家に突然現れた謎のサキュバスのホルさん!
好感度はMAXなようで流されるがまま主人公はホルさんと日常を過ごします。
ほのぼのラブコメというか日常系小説
オチなどはなく、ただひたすらにまったりします
挿絵や文章にもAIを使用しております。
苦手な方はご注意ください。
怪我でサッカーを辞めた天才は、高校で熱狂的なファンから勧誘責めに遭う
もぐのすけ
青春
神童と言われた天才サッカー少年は中学時代、日本クラブユースサッカー選手権、高円宮杯においてクラブを二連覇させる大活躍を見せた。
将来はプロ確実と言われていた彼だったが中学3年のクラブユース選手権の予選において、選手生命が絶たれる程の大怪我を負ってしまう。
サッカーが出来なくなることで激しく落ち込む彼だったが、幼馴染の手助けを得て立ち上がり、高校生活という新しい未来に向かって歩き出す。
そんな中、高校で中学時代の高坂修斗を知る人達がここぞとばかりに部活や生徒会へ勧誘し始める。
サッカーを辞めても一部の人からは依然として評価の高い彼と、人気な彼の姿にヤキモキする幼馴染、それを取り巻く友人達との刺激的な高校生活が始まる。
昔義妹だった女の子が通い妻になって矯正してくる件
マサタカ
青春
俺には昔、義妹がいた。仲が良くて、目に入れても痛くないくらいのかわいい女の子だった。
あれから数年経って大学生になった俺は友人・先輩と楽しく過ごし、それなりに充実した日々を送ってる。
そんなある日、偶然元義妹と再会してしまう。
「久しぶりですね、兄さん」
義妹は見た目や性格、何より俺への態度。全てが変わってしまっていた。そして、俺の生活が爛れてるって言って押しかけて来るようになってしまい・・・・・・。
ただでさえ再会したことと変わってしまったこと、そして過去にあったことで接し方に困っているのに成長した元義妹にドギマギさせられてるのに。
「矯正します」
「それがなにか関係あります? 今のあなたと」
冷たい視線は俺の過去を思い出させて、罪悪感を募らせていく。それでも、義妹とまた会えて嬉しくて。
今の俺たちの関係って義兄弟? それとも元家族? 赤の他人?
ノベルアッププラスでも公開。
元暗殺者の俺だけが、クラスの地味系美少女が地下アイドルなことを知っている
甘酢ニノ
恋愛
クラス一の美少女・強羅ひまりには、誰にも言えない秘密がある。
実は“売れない地下アイドル”として活動しているのだ。
偶然その正体を知ってしまったのは、無愛想で怖がられがちな同級生・兎山類。
けれど彼は、泣いていたひまりをそっと励ましたことも忘れていて……。
不器用な彼女の願いを胸に、類はひまりの“支え役”になっていく。
真面目で不器用なアイドルと、寡黙だけど優しい少年が紡ぐ、
少し切なくて甘い青春ラブコメ。
少しの間、家から追い出されたら芸能界デビューしてハーレム作ってました。コスプレのせいで。
昼寝部
キャラ文芸
俺、日向真白は義妹と幼馴染の策略により、10月31日のハロウィンの日にコスプレをすることとなった。
その日、コスプレの格好をしたまま少しの間、家を追い出された俺は、仕方なく街を歩いていると読者モデルの出版社で働く人に声をかけられる。
とても困っているようだったので、俺の写真を一枚だけ『読者モデル』に掲載することを了承する。
まさか、その写真がキッカケで芸能界デビューすることになるとは思いもせず……。
これは真白が芸能活動をしながら、義妹や幼馴染、アイドル、女優etcからモテモテとなり、全国の女性たちを魅了するだけのお話し。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる