青春ラブコメと無関係な世界

涼雪 涼

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臥京遊佳の強さ

今日も変わらず生徒会は活動する

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 俺の家族の話をしよう。

 俺の家族の構成は 、父、母、長女、俺、次男、三男、四男、次女の八人家族だった。

 だったというのは、今はみんなバラバラになったからだ。父と母が離婚し、父は行方をくらまた。

 母は、三男と四男と次女を連れて実家へ。長女は20歳なので家を出ていた。次男は父の祖母の家に。

 そして俺は一人暮らしをしている。何処に行ったか、行方不明の父と実家に帰った母の合わせて5万の仕送り。そしてバイトは夜中、年齢詐称で働いている。

 おかげで眠い。バイトの終わったあとは本を読むから余計に眠い。

「くぁ…」

 ついあくびをしてしまう。すると臥京が俺を睨む。

「あなたは寝てないなかしら?それともこの世にあきたから死ぬ前のあくびかしら?」

「いうなら前者だが、後者は絶対ない」

 あのデートのあと、結局いたのは臥京ではなく親衛隊だった。朝の登校では路地裏に連れていかれリンチ、学校について下駄箱を開けると死ねだの消えろだの殴り書きされた紙とお菓子の包装紙があった。席に着こうとすると、椅子の上にチョークの粉がまんべんなくかけられて、机の中にはカッターナイフの刃と画鋲が入っていた。更に更に、置き勉で置いていた教科書はところどろこ破られていた。体育の時間、体操服はカッターナイフや裁ち鋏で切られていてトドメにと言わんばかりに水がかけられていた。酷い臭いだったので恐らく大便器の水と思われる。

 このように、俺は疲れているのだ。色々あり過ぎて。生徒会室には俺と臥京だけ。城桜は他の高校の生徒会と会議へ。河鷺は書類を職員室へ持って行っている。

「それにしてもあなた、今日はずいぶんと傷だらけね。何かあったの?」

 少し心配してくれているようだ。俺も薄い笑いで答える。

「ああ、朝はこけるわ猫にひっかかれるわでてんてこ舞いだっんだ。だから問題ない」

 すると臥京はポツリとつぶやく。

「嘘つき。あなたは嘘を隠すのが下手くそね。知ってるのよ、あなたがいじめにあってること。それから、ナノ…いえ、七乃とデートしたことも。けど、もう大丈夫よ。七乃とあなたを遠ざけるしいじめをしていた親衛隊共も社会的に消えてもらうようにするから」

 やりすぎだろ。明らか度が過ぎている。少し奇妙に思い俺は臥京に問いかける。

「お、おい。今日のお前おかしいぞ。何かあったのか?」

「何か?そうよ。何かあったの。それはね家の事とあなたのことよ」

 俺の事?どう言う意味だ?わけ分からん。

「あなたが私の婿候補に選ばれたのよ。父さんが勝手に決めただけだけれど」

「へー、婿、ねぇ。…って、はぁぁ!?」

 初な私、取嶺結汰は生徒会室で妙な奇声を発することになった。
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