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エピローグ
ノブレス・オブリージュ
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翌日。
下駄箱の中に上履きがなくなっている。うんまぁそんな気はしてたので前もって買ってました。やるぅ!俺ってば奥手だよなぁ。
教室に行くと机が、
「あるにはあるんだよなぁ」
ぼそりと呟く。俺の眼下に広がる机の悲惨な姿。のりやボンドでベトベト。その上から砂や細切れにされた紙切れ。そして置き勉してた教科書などは油性か水性か、マーカーでカラフルに塗り潰されている。椅子には両面テープが貼られ、上には画鋲が乱雑に捨て置かれていた。
…やっべえ、分かってたはずなのに心折れそう。もう俺のライフは既にゼロだ。因みにクラスの奴らはみんな何事もなくいつも通りにお喋りをしている。
帰るのはまず論外として、さてどうしよう。と、扉が開き先生が入ってくる。
「はーい。座れよー。HR始めっから」
はい知ってました。スルーだよね。ですよねー。俺はため息をつきつつ教室をあとにする。
教室をあとにすると言っても特に行くところはない。俺が噂に頼った理由はこれである。噂話には尾鰭は付き物、と。噂は人に渡れば渡るほど酷くなる。そして誰もがそれらの噂を真実と捉える。
「仕方ねぇ。屋上行くか」
普通の屋上に続く階段からは入れないので、屋上の一個下の階のベランダに出て非常階段から入る。カンカンと鉄と俺の靴底が軽快に鳴る。
「ふぅ。さて最後の仕上げしなければ」
あいつらが悪にならず、そして且ついじめはなかっということを事実にするためにはどうするか。俺はもうその答えを知っている。
「通信制に行けば楽だし。親父にも金を出してもらうとしよう。母さんにも出してもらえばいいな。ま、最初の方だけだしあとはバイトで何とかするか」
ギイと軋みながら非常口の扉が開く。ヒュウと少し冷たい風が俺の頬を撫でる。車のエンジン音と風の音しか聞こえない。静かだ。
ふと俺は考える。彼女達と過ごした日々は楽しかったのか、と。答えは恐らく出ている。楽しかった。これだけは嘘偽りのない事実だ。でも事実なんてものは簡単に書き換えることはいくらでも出来る。記憶の自己処理。金や権力を使って。
「明日には学校をやめれるはず。ごちゃごちゃしたけど大体は片づいた」
この計画は俺が学校をやめて初めての成立する。俺の存在が特別だから?それは違う。俺が事に対して敏感にそして過剰に反応したせいだ。
「そのせいで、か。言い訳だろ」
自嘲気味に笑ってしまう。乾いた笑いは虚しく風に攫われていく。
そうして昼休みまで屋上から街を見下ろしていた。まぁ多少は携帯弄ったな。いや、さすがに四時間もの間何もせずただひたすらに街眺めるとか出来ないからね。暇だし。浪漫の欠けらも無いという諸君は、浪漫のため時間を無駄に浪費できるかね?スタミナとかもったいないでしょ?と、誰に向かって言っているのか分からないことを考えていると、
「やっぱり、ここにいたのね」
聞いたことのある声。振り返ると臥京がいた。その後ろに河鷺と城桜も。
「ありゃ。計算違いだな。あんたらはもう来ないと思っていたんだけど」
ヘラヘラと笑う俺に対して三人はもう何の反応も示さない。この反応は少し危ない。
「儂等を計算でなんとか出来ると思っておったのか?笑わせおる」
「そ、そうですよ。私達は先輩の計算に縛られませんから」
やばい。正直、やばい。何がやばいのかってやばいのがやばい。やばいやばい言いすぎてやばいな。ここで食い違いが出ると今までやってきたことが無駄になる。
「さて積もる話は沢山あるわ」
「い、いや。ないから、な?本当勘弁してくれよ…」
ここで失敗すると俺の食らった精神攻撃が無駄になる。
「先ず第一に、あの噂。何かしら?私達を舐めてるの?ふざけないでちょうだい」
アッハッハー、怒ってらっしゃる…。
「そ、それはですね、ほ、ほら!俺さ?この学校合わないから辞めようかって前々から思ってまして…」
「ふん。戯けが。文系の科目だけでも進級出来るところじゃ。主の文系成績は上位にいるはずじゃが?」
はい論破。とでもいうふうに胸を反らす城桜。逃げ道がない。ダッシュで逃げるか?いや、男とはいえ、女子もとい人間三人に叶うはずはない。
「え、えーと…。あれだよ!学校が楽しくないからね?」
「その為に、わ、私達は先輩をせ、生徒会に入れたんですよ?」
知っている。俺の満たされない空洞を見たそうと彼女達が躍起になっていたことも。
「あ、えー、と」
まずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいズイ (ง˘ω˘)วズイ!あ間違った。まずい!
俺の思考回路はショート状態の寸前。考えが上手くまとまらなくなっていた。バレた時のことを全く予想していなかったのだ。俺はこの自体に備えて考えておくべきだったのだ。言葉が浅かったと思った時点で正解と思わずこの不測の事態に備えて策を練らなければならなかった。それなのに俺はそうしなかった。なぜ?
「せ、先輩は、何が、し、したいんです、か?」
彼女達はそう言う。自分の目的すらいいように変えた俺自身に問いかけてくる。わかるはずないだろ。
「主は、自分を見ておるのか?」
自分という人間を否定した俺に彼女達はただひたすらに問い続ける。知るかよ。
「あなたは、現実を見なさい」
自分の状況を彼女達は憐れむ。淡々と憐れむ。そこに哀れむものがいるからと言うように。
「うるせぇよ!」
気づけば怒鳴っていた。駄々をこねる子供のように。ただ怒り任せに怒鳴る。
「うるさい!本当にうるさい!何がしたいか?自分を見ろ?現実を見ろ?うるさいんだよ!まるで人を知ったような口ぶりしやがって!俺が何しようが勝手だろ!?誰を利用しようが、誰を切り捨てようが俺の自由じゃねぇか。手前勝手にほざいてんじゃねぇぞ。嗚呼笑える。笑えるよ。なんで思い通りに動かねぇんだよ。もう少しだったのに。もう少しで面倒な人間関係から離れれたのに」
彼女達に俺はどう見えているのだろうか。恐らく気が狂った人間だろうか?肉人形かもしれないな。
「笑える。心底笑えて仕方ない。俺は人間が嫌いだ。自分が人間ということに吐き気すら覚える。そうだなぁもういいや。自分が気持ち悪くててめぇらも気持ち悪い。だからさ」
俺は何をしているんだろうか。分からない。分かるのは、彼女達の叫び声と、屋上の柵の外にいること。
「飛び降りちまおう」
下では生徒達がざわざわと俺を見ている。いい機会だ。一生モノのトラウマを植え付けてやろう。
「じゃあな。くそ人間共」
束の間の浮遊感。そして、重力が俺を地面に引っ張る。次に生まれ変わるなら、『青春ラブコメと無関係な世界』がいいな。そしてその日、俺は死んだ。
下駄箱の中に上履きがなくなっている。うんまぁそんな気はしてたので前もって買ってました。やるぅ!俺ってば奥手だよなぁ。
教室に行くと机が、
「あるにはあるんだよなぁ」
ぼそりと呟く。俺の眼下に広がる机の悲惨な姿。のりやボンドでベトベト。その上から砂や細切れにされた紙切れ。そして置き勉してた教科書などは油性か水性か、マーカーでカラフルに塗り潰されている。椅子には両面テープが貼られ、上には画鋲が乱雑に捨て置かれていた。
…やっべえ、分かってたはずなのに心折れそう。もう俺のライフは既にゼロだ。因みにクラスの奴らはみんな何事もなくいつも通りにお喋りをしている。
帰るのはまず論外として、さてどうしよう。と、扉が開き先生が入ってくる。
「はーい。座れよー。HR始めっから」
はい知ってました。スルーだよね。ですよねー。俺はため息をつきつつ教室をあとにする。
教室をあとにすると言っても特に行くところはない。俺が噂に頼った理由はこれである。噂話には尾鰭は付き物、と。噂は人に渡れば渡るほど酷くなる。そして誰もがそれらの噂を真実と捉える。
「仕方ねぇ。屋上行くか」
普通の屋上に続く階段からは入れないので、屋上の一個下の階のベランダに出て非常階段から入る。カンカンと鉄と俺の靴底が軽快に鳴る。
「ふぅ。さて最後の仕上げしなければ」
あいつらが悪にならず、そして且ついじめはなかっということを事実にするためにはどうするか。俺はもうその答えを知っている。
「通信制に行けば楽だし。親父にも金を出してもらうとしよう。母さんにも出してもらえばいいな。ま、最初の方だけだしあとはバイトで何とかするか」
ギイと軋みながら非常口の扉が開く。ヒュウと少し冷たい風が俺の頬を撫でる。車のエンジン音と風の音しか聞こえない。静かだ。
ふと俺は考える。彼女達と過ごした日々は楽しかったのか、と。答えは恐らく出ている。楽しかった。これだけは嘘偽りのない事実だ。でも事実なんてものは簡単に書き換えることはいくらでも出来る。記憶の自己処理。金や権力を使って。
「明日には学校をやめれるはず。ごちゃごちゃしたけど大体は片づいた」
この計画は俺が学校をやめて初めての成立する。俺の存在が特別だから?それは違う。俺が事に対して敏感にそして過剰に反応したせいだ。
「そのせいで、か。言い訳だろ」
自嘲気味に笑ってしまう。乾いた笑いは虚しく風に攫われていく。
そうして昼休みまで屋上から街を見下ろしていた。まぁ多少は携帯弄ったな。いや、さすがに四時間もの間何もせずただひたすらに街眺めるとか出来ないからね。暇だし。浪漫の欠けらも無いという諸君は、浪漫のため時間を無駄に浪費できるかね?スタミナとかもったいないでしょ?と、誰に向かって言っているのか分からないことを考えていると、
「やっぱり、ここにいたのね」
聞いたことのある声。振り返ると臥京がいた。その後ろに河鷺と城桜も。
「ありゃ。計算違いだな。あんたらはもう来ないと思っていたんだけど」
ヘラヘラと笑う俺に対して三人はもう何の反応も示さない。この反応は少し危ない。
「儂等を計算でなんとか出来ると思っておったのか?笑わせおる」
「そ、そうですよ。私達は先輩の計算に縛られませんから」
やばい。正直、やばい。何がやばいのかってやばいのがやばい。やばいやばい言いすぎてやばいな。ここで食い違いが出ると今までやってきたことが無駄になる。
「さて積もる話は沢山あるわ」
「い、いや。ないから、な?本当勘弁してくれよ…」
ここで失敗すると俺の食らった精神攻撃が無駄になる。
「先ず第一に、あの噂。何かしら?私達を舐めてるの?ふざけないでちょうだい」
アッハッハー、怒ってらっしゃる…。
「そ、それはですね、ほ、ほら!俺さ?この学校合わないから辞めようかって前々から思ってまして…」
「ふん。戯けが。文系の科目だけでも進級出来るところじゃ。主の文系成績は上位にいるはずじゃが?」
はい論破。とでもいうふうに胸を反らす城桜。逃げ道がない。ダッシュで逃げるか?いや、男とはいえ、女子もとい人間三人に叶うはずはない。
「え、えーと…。あれだよ!学校が楽しくないからね?」
「その為に、わ、私達は先輩をせ、生徒会に入れたんですよ?」
知っている。俺の満たされない空洞を見たそうと彼女達が躍起になっていたことも。
「あ、えー、と」
まずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいズイ (ง˘ω˘)วズイ!あ間違った。まずい!
俺の思考回路はショート状態の寸前。考えが上手くまとまらなくなっていた。バレた時のことを全く予想していなかったのだ。俺はこの自体に備えて考えておくべきだったのだ。言葉が浅かったと思った時点で正解と思わずこの不測の事態に備えて策を練らなければならなかった。それなのに俺はそうしなかった。なぜ?
「せ、先輩は、何が、し、したいんです、か?」
彼女達はそう言う。自分の目的すらいいように変えた俺自身に問いかけてくる。わかるはずないだろ。
「主は、自分を見ておるのか?」
自分という人間を否定した俺に彼女達はただひたすらに問い続ける。知るかよ。
「あなたは、現実を見なさい」
自分の状況を彼女達は憐れむ。淡々と憐れむ。そこに哀れむものがいるからと言うように。
「うるせぇよ!」
気づけば怒鳴っていた。駄々をこねる子供のように。ただ怒り任せに怒鳴る。
「うるさい!本当にうるさい!何がしたいか?自分を見ろ?現実を見ろ?うるさいんだよ!まるで人を知ったような口ぶりしやがって!俺が何しようが勝手だろ!?誰を利用しようが、誰を切り捨てようが俺の自由じゃねぇか。手前勝手にほざいてんじゃねぇぞ。嗚呼笑える。笑えるよ。なんで思い通りに動かねぇんだよ。もう少しだったのに。もう少しで面倒な人間関係から離れれたのに」
彼女達に俺はどう見えているのだろうか。恐らく気が狂った人間だろうか?肉人形かもしれないな。
「笑える。心底笑えて仕方ない。俺は人間が嫌いだ。自分が人間ということに吐き気すら覚える。そうだなぁもういいや。自分が気持ち悪くててめぇらも気持ち悪い。だからさ」
俺は何をしているんだろうか。分からない。分かるのは、彼女達の叫び声と、屋上の柵の外にいること。
「飛び降りちまおう」
下では生徒達がざわざわと俺を見ている。いい機会だ。一生モノのトラウマを植え付けてやろう。
「じゃあな。くそ人間共」
束の間の浮遊感。そして、重力が俺を地面に引っ張る。次に生まれ変わるなら、『青春ラブコメと無関係な世界』がいいな。そしてその日、俺は死んだ。
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