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友情編
第13話「差別も偏見も皆人情である」
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その後、私は由希に話しかけられず、時間だけが無為に過ぎていってしまった。
由希にLI○Eを送ったりもしたが、返事はなかった。昼過ぎ位に私の取っている講義が終わったのもあって、とりあえず、アイツがやってくるのを待ってみたりもしたが、結局、私は由希と出会うことはなかった。
それで私は、構内の庭にあるベンチに座り、一人で盛大にため息を吐いていた。
「はぁー……マジでどうしよう。由希、機嫌悪くしちゃった……」
どうにかして、話がしたいのだが。しかしとて、由希の視点で考えれば、私と話しをしたくないのも、納得はできる。
おそらく、松田が言っていたことは事実だ。由希はガチのレズビアンと言う奴で、そしてなによりも――私のことを、好いていたのだろう。
昼食後の講義中はそれのことばかりが頭に浮かんで、どうしても授業に集中出来なかった。私にとってその事実はあまりに予想外で、他方、今にして考えれば、思い当たることもそれなりにあったなと思わなくもないわけで。
ただの親友だと思っていた人間が実のところそれ以上の気持ちを持っていた、なんてことになれば、そりゃあ困惑もする。世間的にはLGBTにそんな感情を持つことはタブーなのかもしれないが、だからと言って、そんな理屈だけで人情が止められるものでは無い。
『男より女好きになる女とかどう考えても頭おかしいだろ。病気だろ、病気』
私は松田の言葉を思い出して、無性にイライラが止められなかった。
発言が差別的だからとか、倫理的にどうこうという理由ではない。ぶっちゃけ他人がどう思ってようが私には関係ないからだ。
とは言え、その矛先が友人に向けられたとなれば話は別だ。私だって、Twitt○rで誰かが「オタクきめぇ」と言ってても無視できるが、私に対して「オタクきめぇ」と言ってきたらいくらなんでも腹が立つ。感覚的にはそれと同じだ。
ただ一方で、私のこのイライラを加速させたのが、何よりも、私自身の認識だ。
困惑した……では済まないような感情を、あの時、私は由希に対して持ってしまった。というか、今もどうしても持ってしまっている。
ぶっちゃけ、キモイかどうかで言えば、キモイって、思ってしまっているのだ。アイツの言葉を思い出し、由希の姿や、思い当たる節というのを想起すると、どうしても得も言われぬ不快感が胸の奥から滲み出してしまう。
とどのつまり、自分が松田と変わらない人間であるように思えた。自分の中にそうした差別観があったこともそうだが、なによりも、由希という私の人生の親友に対してそれを向けてしまっていたことに私は嫌悪感を感じていた。
それを知ってしまった以上、もう、これまで通りの付き合いにはなれないだろう――私はそう考えると、殊更大きなため息を吐かざるを得なくなってしまった。
と、しばらくして。
「ごめん、姫川」
私の前に、河野が現れた。私がLI○Eで呼びつけたのだ。
「ごめんね、講義がまだあったから」
「いいよ。……この後大丈夫?」
「僕はもう取ってる講義無いな。君は?」
「大丈夫だからアンタを呼んだの。
……そんで、まあ……話したいことは、わかってると思うけどさ」
私はそうして、大きなため息を吐いてから、自分の心情を吐露した。河野はそれを何も言わず聞いてくれた。
「……複雑だな。自分のそういう感情を、親友に向けてしまっているのが嫌だ、か」
「なんっつーかさ。いやもう本当、なんて言えばいいんだろ。……正直、自分の中にそういう気持ちがあること自体は、結構わかりきってはいたんだよ。私はBL好きだけど、じゃあ女と恋愛できんのって考えたら、いや無理だろって思ってたし。
ただそれが親友に向いちゃうなんて、そんなの無いだろ。それはお前、いくらなんでも、最低じゃないか」
「……友達に理不尽な嫌悪感を向けてしまうとなったら、そりゃあそんな気持ちにもなるよ」
「本当。……正直、考え直させられたよ。だって、まさか女の子が私にそういう気持ち向けてくるなんて、思わないじゃん。……けど、今にして考えると、それも偏見なのかなあって」
「……まあ、偏見かどうかで言えば、偏見だけど……」
「河野はその辺どう思う? ……なんていうか、アンタの意見が聞きたい。アンタって、こういうの、すっごい考えてそうだから」
私は額を押さえつけ項垂れながら河野に尋ねた。河野は少しだけ「ん、僕の意見か」と困惑したように言った後、少しだけ「えっと、そうだね……」と唸ってから、どこか別の方向へと目線をやりながら答えた。
「……まずだけど、君のその感情は、偏見なのか、差別的なのかって話になったら、僕は正直、『そうだね』って答える」
「……だよね……」
「けど、それを踏まえて言うけど、僕はそれ自体には問題がないと思っているよ」
「……え?」
「あのね。人間って言うのは、どう足掻いても何かを感じてしまうし、思ってしまう生き物なんだ。それの内容があまり世間的によろしくない物だったとしても、どう足掻いたって、思ってしまうんだよ。それ自体を禁止されてしまったら、まったく誇張でもなんでもなく、僕たちは生きていけないよ。シングルマザーが子育ての忙しさのあまり自分の子供を憎らしく思うのと同じだよ」
「――」
「前も言ったけど、偏見の類の感情はあまねく人間が持つものだよ。
偏見って言うのは、とどのつまり決めつけのことだ。けれど例えば、僕の目の前にヒグマがいたとして、『ヒグマが人間を襲うというのは決めつけだ。人に友好的なクマもいるかもしれない』と言って近づけば、僕は当然のように食べられてしまう。ヒグマは危険って決めつけておいた方が、かえって僕らのためになる。偏見は、物事の判断を大雑把にする代わりに、素早く的確にする作用もあるんだ。偏見って結構、現実に則しているモノも多いし」
「……だから、私たちが偏見を持つのは当然ってこと?」
「ん、そう。無くっちゃ生きていけないモノなんだよ、これは。まあ人間の感情なんて大体生きるための道具なんだけどね」
河野は本でも読み上げるようにペラペラと私に回答していった。
「だから、偏見を持つこと自体は悪くない。人間は何かを思ってしまうから、差別的な感情だって、しょうがないよ。
重要なのは、それを表に出すかどうかだ」
「――表に出すかどうか……」
「そう。嫌いな奴の悪口は、嫌いな奴の前では言っちゃいけない。それは悪口を言う際のマナーだ。見えているか、見えていないかって言うのは重要な争点になる。思っているだけなら、僕は問題無いって思うよ」
河野はそうして、長々とした意見を締めくくった。
――本当に、こいつは。私は河野の言葉を聞き、少し自分の中の重荷が取れたような気がした。
こいつはこういう奴だ。物事を善悪で分けるんじゃなくて、現実的に、人情と言うのを想い測って考えている。
……だから私は、こいつの意見を信頼しているのだろうな。私はふと、そんなことを思った。
「……言っておいてなんだけど、でも僕今日人突き飛ばしてるんだよね……」
「どうした突然」
「いや、ようはムカついても殴らなきゃOKってことだなって思って、でもそしたら僕今日人に暴力振るってるじゃんって思って。……なんか、あんまり良くないよな」
「変なところで矛盾に気付くな。まあでも、あの場なら仕方ないでしょ。あのまま話しかけても止めらんなかっただろうし。……まあ、もうちょっといいやり方はあったとは思うけど……」
「……謝っておかないと」
「なんか、本当にアンタってアンタよね」
「……どういうこと?」
「なんとなくそう思っただけ。……ま、しゃーない。今日は、帰るか」
そう言って私は立ち上がり、傍らに置いていたリュックを担いだ。
「……ちょっと後ろ髪引かれてる感じはするけど、このままいても仕方がないし。どっかでまた、由希と話すチャンスはあると思うから、それまでは待ってて――」
私がそうして一歩を踏み出した時。私は、とんでもないことに気付いてしまった。
「……今日、家どうしよう……」
そうだ。今は、由希がいない。となれば私は、あの家の中で一人で過ごすことになる。
何か問題が起きたからと言って、以前の問題が片付いている訳では無い。私は顔を青くして、盛大なため息を吐いた。
「ちょ、マジか。えぇ……どうしよう、マジで」
「……どうかした、姫川?」
「いや、なんて言えばいいんだろ……その、私……家帰りにくいって言うか……」
「ああ……そ、そっか。今までは天音さんが付き添いでいたから……」
「はぁ……一人かあ。いやでも一人は怖いな。クソ、あのキモデブめ、アイツのせいで余計なこと考えなきゃあならないじゃねーか。どうしようマジで、なんかいい案は……」
私はそうして、河野の方をチラチラと見た。あいつもなんか、私からすっと目を逸らしていて、何となく、私の意図に気が付いているような感じだった。
……いやでも、しょうがねぇな。私はため息を吐いて河野の方を見た。
「……河野。あのさ、悪いけど……」
「いや待って。それはいくらなんでもまずいだろ」
「でももうアンタしか頼れる奴いないんだもん! 他の漫研の奴らも男子だし、私女子の友達由希しかいないんだよ? だったらお前、一番マシな奴に頼むしかないじゃねぇか」
「いやけどいくらなんでも……」
「だって一人怖いんだもん! お願い! 私の部屋に泊まって! 私まだ死にたくない!」
「いや何も何かが起きるとは限らないけど。いやけど……」
「頼む! 一生のお願い!」
私はそうして河野に何度もペコペコと頭を下げた。河野は何度も何度も断りながらも、最終的には、折れるような形で私の願いを了承した。
由希にLI○Eを送ったりもしたが、返事はなかった。昼過ぎ位に私の取っている講義が終わったのもあって、とりあえず、アイツがやってくるのを待ってみたりもしたが、結局、私は由希と出会うことはなかった。
それで私は、構内の庭にあるベンチに座り、一人で盛大にため息を吐いていた。
「はぁー……マジでどうしよう。由希、機嫌悪くしちゃった……」
どうにかして、話がしたいのだが。しかしとて、由希の視点で考えれば、私と話しをしたくないのも、納得はできる。
おそらく、松田が言っていたことは事実だ。由希はガチのレズビアンと言う奴で、そしてなによりも――私のことを、好いていたのだろう。
昼食後の講義中はそれのことばかりが頭に浮かんで、どうしても授業に集中出来なかった。私にとってその事実はあまりに予想外で、他方、今にして考えれば、思い当たることもそれなりにあったなと思わなくもないわけで。
ただの親友だと思っていた人間が実のところそれ以上の気持ちを持っていた、なんてことになれば、そりゃあ困惑もする。世間的にはLGBTにそんな感情を持つことはタブーなのかもしれないが、だからと言って、そんな理屈だけで人情が止められるものでは無い。
『男より女好きになる女とかどう考えても頭おかしいだろ。病気だろ、病気』
私は松田の言葉を思い出して、無性にイライラが止められなかった。
発言が差別的だからとか、倫理的にどうこうという理由ではない。ぶっちゃけ他人がどう思ってようが私には関係ないからだ。
とは言え、その矛先が友人に向けられたとなれば話は別だ。私だって、Twitt○rで誰かが「オタクきめぇ」と言ってても無視できるが、私に対して「オタクきめぇ」と言ってきたらいくらなんでも腹が立つ。感覚的にはそれと同じだ。
ただ一方で、私のこのイライラを加速させたのが、何よりも、私自身の認識だ。
困惑した……では済まないような感情を、あの時、私は由希に対して持ってしまった。というか、今もどうしても持ってしまっている。
ぶっちゃけ、キモイかどうかで言えば、キモイって、思ってしまっているのだ。アイツの言葉を思い出し、由希の姿や、思い当たる節というのを想起すると、どうしても得も言われぬ不快感が胸の奥から滲み出してしまう。
とどのつまり、自分が松田と変わらない人間であるように思えた。自分の中にそうした差別観があったこともそうだが、なによりも、由希という私の人生の親友に対してそれを向けてしまっていたことに私は嫌悪感を感じていた。
それを知ってしまった以上、もう、これまで通りの付き合いにはなれないだろう――私はそう考えると、殊更大きなため息を吐かざるを得なくなってしまった。
と、しばらくして。
「ごめん、姫川」
私の前に、河野が現れた。私がLI○Eで呼びつけたのだ。
「ごめんね、講義がまだあったから」
「いいよ。……この後大丈夫?」
「僕はもう取ってる講義無いな。君は?」
「大丈夫だからアンタを呼んだの。
……そんで、まあ……話したいことは、わかってると思うけどさ」
私はそうして、大きなため息を吐いてから、自分の心情を吐露した。河野はそれを何も言わず聞いてくれた。
「……複雑だな。自分のそういう感情を、親友に向けてしまっているのが嫌だ、か」
「なんっつーかさ。いやもう本当、なんて言えばいいんだろ。……正直、自分の中にそういう気持ちがあること自体は、結構わかりきってはいたんだよ。私はBL好きだけど、じゃあ女と恋愛できんのって考えたら、いや無理だろって思ってたし。
ただそれが親友に向いちゃうなんて、そんなの無いだろ。それはお前、いくらなんでも、最低じゃないか」
「……友達に理不尽な嫌悪感を向けてしまうとなったら、そりゃあそんな気持ちにもなるよ」
「本当。……正直、考え直させられたよ。だって、まさか女の子が私にそういう気持ち向けてくるなんて、思わないじゃん。……けど、今にして考えると、それも偏見なのかなあって」
「……まあ、偏見かどうかで言えば、偏見だけど……」
「河野はその辺どう思う? ……なんていうか、アンタの意見が聞きたい。アンタって、こういうの、すっごい考えてそうだから」
私は額を押さえつけ項垂れながら河野に尋ねた。河野は少しだけ「ん、僕の意見か」と困惑したように言った後、少しだけ「えっと、そうだね……」と唸ってから、どこか別の方向へと目線をやりながら答えた。
「……まずだけど、君のその感情は、偏見なのか、差別的なのかって話になったら、僕は正直、『そうだね』って答える」
「……だよね……」
「けど、それを踏まえて言うけど、僕はそれ自体には問題がないと思っているよ」
「……え?」
「あのね。人間って言うのは、どう足掻いても何かを感じてしまうし、思ってしまう生き物なんだ。それの内容があまり世間的によろしくない物だったとしても、どう足掻いたって、思ってしまうんだよ。それ自体を禁止されてしまったら、まったく誇張でもなんでもなく、僕たちは生きていけないよ。シングルマザーが子育ての忙しさのあまり自分の子供を憎らしく思うのと同じだよ」
「――」
「前も言ったけど、偏見の類の感情はあまねく人間が持つものだよ。
偏見って言うのは、とどのつまり決めつけのことだ。けれど例えば、僕の目の前にヒグマがいたとして、『ヒグマが人間を襲うというのは決めつけだ。人に友好的なクマもいるかもしれない』と言って近づけば、僕は当然のように食べられてしまう。ヒグマは危険って決めつけておいた方が、かえって僕らのためになる。偏見は、物事の判断を大雑把にする代わりに、素早く的確にする作用もあるんだ。偏見って結構、現実に則しているモノも多いし」
「……だから、私たちが偏見を持つのは当然ってこと?」
「ん、そう。無くっちゃ生きていけないモノなんだよ、これは。まあ人間の感情なんて大体生きるための道具なんだけどね」
河野は本でも読み上げるようにペラペラと私に回答していった。
「だから、偏見を持つこと自体は悪くない。人間は何かを思ってしまうから、差別的な感情だって、しょうがないよ。
重要なのは、それを表に出すかどうかだ」
「――表に出すかどうか……」
「そう。嫌いな奴の悪口は、嫌いな奴の前では言っちゃいけない。それは悪口を言う際のマナーだ。見えているか、見えていないかって言うのは重要な争点になる。思っているだけなら、僕は問題無いって思うよ」
河野はそうして、長々とした意見を締めくくった。
――本当に、こいつは。私は河野の言葉を聞き、少し自分の中の重荷が取れたような気がした。
こいつはこういう奴だ。物事を善悪で分けるんじゃなくて、現実的に、人情と言うのを想い測って考えている。
……だから私は、こいつの意見を信頼しているのだろうな。私はふと、そんなことを思った。
「……言っておいてなんだけど、でも僕今日人突き飛ばしてるんだよね……」
「どうした突然」
「いや、ようはムカついても殴らなきゃOKってことだなって思って、でもそしたら僕今日人に暴力振るってるじゃんって思って。……なんか、あんまり良くないよな」
「変なところで矛盾に気付くな。まあでも、あの場なら仕方ないでしょ。あのまま話しかけても止めらんなかっただろうし。……まあ、もうちょっといいやり方はあったとは思うけど……」
「……謝っておかないと」
「なんか、本当にアンタってアンタよね」
「……どういうこと?」
「なんとなくそう思っただけ。……ま、しゃーない。今日は、帰るか」
そう言って私は立ち上がり、傍らに置いていたリュックを担いだ。
「……ちょっと後ろ髪引かれてる感じはするけど、このままいても仕方がないし。どっかでまた、由希と話すチャンスはあると思うから、それまでは待ってて――」
私がそうして一歩を踏み出した時。私は、とんでもないことに気付いてしまった。
「……今日、家どうしよう……」
そうだ。今は、由希がいない。となれば私は、あの家の中で一人で過ごすことになる。
何か問題が起きたからと言って、以前の問題が片付いている訳では無い。私は顔を青くして、盛大なため息を吐いた。
「ちょ、マジか。えぇ……どうしよう、マジで」
「……どうかした、姫川?」
「いや、なんて言えばいいんだろ……その、私……家帰りにくいって言うか……」
「ああ……そ、そっか。今までは天音さんが付き添いでいたから……」
「はぁ……一人かあ。いやでも一人は怖いな。クソ、あのキモデブめ、アイツのせいで余計なこと考えなきゃあならないじゃねーか。どうしようマジで、なんかいい案は……」
私はそうして、河野の方をチラチラと見た。あいつもなんか、私からすっと目を逸らしていて、何となく、私の意図に気が付いているような感じだった。
……いやでも、しょうがねぇな。私はため息を吐いて河野の方を見た。
「……河野。あのさ、悪いけど……」
「いや待って。それはいくらなんでもまずいだろ」
「でももうアンタしか頼れる奴いないんだもん! 他の漫研の奴らも男子だし、私女子の友達由希しかいないんだよ? だったらお前、一番マシな奴に頼むしかないじゃねぇか」
「いやけどいくらなんでも……」
「だって一人怖いんだもん! お願い! 私の部屋に泊まって! 私まだ死にたくない!」
「いや何も何かが起きるとは限らないけど。いやけど……」
「頼む! 一生のお願い!」
私はそうして河野に何度もペコペコと頭を下げた。河野は何度も何度も断りながらも、最終的には、折れるような形で私の願いを了承した。
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