67 / 151
恋愛編
第15話「運命とは都合のいいものでは無い」④
しおりを挟む
「ほら、これは私の奢りさ」
店長さんがそうと言って、真白の目の前に一杯のカクテルを差し出した。真白はそれを眺め、怪訝な表情で唸り声をあげた。
「……すみません。僕、正直、その、お酒苦手で……」
「バーに来てお酒飲まないなんて、そんなのもったいないって。お酒苦手だったら、飲んで勉強しな! 男の子なんだから、弱かったら格好がつかないよ!」
店長さんがそう言って真白に目配せをする。真白はやや不満げな表情を浮かべながら、迷うようにカクテルと店長さんの顔とを交互に見つめて、やがて、グラスに手を取り、避けるように口元へとそれを運んだ。
ちびちびと唇をつけ、ほんの少しだけを飲み込む。と、店長さんが、「なにその飲み方! もうちょっとしっかり飲みなよ!」とケラケラ笑った。真白はそれを言われると、仕方がないと言いたげな表情で、カクテルを勢いよく流し込んだ。
グラスが空になる。真白は飲み切るとため息を吐き、「お、美味しいです……」と肩を落としながら答えた。
「……なんか、釈然としない回答だね」
「いや、その、美味しいのは本当です。ただ、ちょっと、色々、思うことがあって……」
私は真白がしどろもどろに言い訳をする様を、じっと見つめていた。
――飲んだ。私はそれを確認して、内心でグッとガッツポーズをした。
あとは、彼がどれだけお酒に弱いかだ。ここまで来たのだから、やんよやんよと飲ませれば、いつかは酔うはず。私は内心でそう思うと、手元に置いたグラスを取った。
「まあ、真白。ここはそういう場だから、楽しもうよ」
私はそうと言いながら、頼んだピンク色のカクテルを飲み込む。すると真白はややギョッとして、「ちょ、清水!」と私に声をかけた。
「どうするんだよ、2人とも飲んだら、帰れないじゃないか!」
「大丈夫、この辺り泊まる所あるし。〇活とか、アプ〇シオとか」
「――ちゅ、駐車場の代金、高くなるよ?」
「上限まで行っても、3000円でしょ。大丈夫よ」
私はけらけらと笑いながら受け答える。
お酒を飲んだことで、ほんのちょっとだけ、体が熱を持った気がした。少し息がし辛くなったが、まだ頭がぽわぽわとしだすほどでもない。
対して、真白の方は、もう既に頬がほのかに赤くなってきていた。少し空きっ腹であることもあるのだろうが、本人が言っていた通り、お酒にはすこぶる弱いようだ。
「ねぇ、真白。こうなったらさ、もっと楽しんじゃおうよ!」
「あ、あまり悪酔いはしたくないのだけど……」
「大丈夫だって、お酒の席なんだし! それに、美味しかったでしょ?」
「……まあ、今まで飲んできたお酒の中だと、一番だよ」
「あら、お兄さん褒め上手だね!」
真白がおずおずと言うのに合わせ、店長さんが楽しそうにケラケラと笑った。
「でもお兄さん、見た感じ、安酒しか飲んだことないんじゃないの?」
「ま、まあ……せいぜい、1000円くらいの……」
「それは良くないね! だったら、ここで酒の良さを知って、これからもウチにお金落してもらわなきゃ! ほら、コニャックとかどうだい?」
「え……こ、こんにゃく?」
「……お兄さん、もう酔ってる?」
店長さんが呆れたように笑う。私は彼女の言葉に合わせて、「じゃあ、私にもちょうだい、マスターさん!」と声を出した。
店長さんが「はいはい」と言ってお酒の用意をする。真白は私の調子を見て、呆れたように肩を落とした。
「……清水。これから、どうするんだよ」
「まあ、そんなのは、ほら。後から考えればいいし! 今は楽しむのが先!」
「…………。まあ、もう、しょうがないか」
真白はため息を吐く。と、店長さんがグラスに入ったコニャックを用意して、「はい、お待ちどうさん」と声をかけた。
私はそれを手に取り、真白へと目を見遣る。真白はやや呆れたような表情をしながら、私が飲むのに合わせて、同じくしてグラスの中身へと口を付けた。
◇ ◇ ◇ ◇
――足元がおぼつかない。僕はぼんやりとする意識の中で、清水と共に町を歩いていた。
バーではマスターにほだされ、やんよやんよとお酒を飲まされた。どれも僕が飲んだことのない、美味しいお酒ではあったが、度数が高い物が多く、あっという間に酔いが回ってしまった。
そもそも、僕は普段お酒を飲まない。その上で、父親からの遺伝でお酒に弱いとなれば、ほんの1、2杯で頭が溶けてしまうかのような感覚に襲われた。
合計で、どれくらい飲んだだろうか。おそらくは、4杯か、5杯程度……あれだけの度数の酒類となれば、結構な量だと思う。三時間程度居座ったが、もうとにかく、酩酊がどこまでも酷い。
「真白、大丈夫?」
僕に肩を貸してくれている清水が、そうと話しかけてくる。僕は物凄く眠い体を引きずりながら、「らいじょうぶ……」とおぼつかない声を出した。
「もうさ、酷い状態だからさ。どこかで泊まろうよ」
「泊まる……」
泊まるとなれば、どこでだろうか。この辺りに、ネットカフェとかはあるだろうか。
「ネカフェ、空いてないかな……」
「ん、どうだろうね。とにかく、歩こう」
「……そうだね……」
僕はふらふらとしながら、清水の言葉に従って体を進めた。
そうしてしばらくすると、僕たちの目の前に、何やら、大きな建物が映った。
「真白、ここにしようよ」
「……ビル?」
「ん、ビル。泊まれるよ?」
「ん――まあ、もう、しょうがないか……」
やけに光り輝いているビルだ。もう結構な時間だと思うのだけれど。まあ、ネカフェだったら、これだけ遅くてもおかしくはないか。
自動ドアが開く。中に入ると、小綺麗なホールが出てきて、受付の男性がにこやかに頭を下げてきた。
「いらっしゃいませ」
「あの、予約していた……」
清水と受付の男性が言葉を交わす。そうしてようやく、僕はここがどこなのかを理解した。
「……あれ、ここ、ホテル?」
「あ……う、うん、そうだよ。ホテル」
「いあ……ちょっと、それは、まずいよ。清水、一回、出よう」
「もうここ以外空いてないよ? 大丈夫、部屋別にするから」
「――なら、いいか……」
僕は清水の言葉を疑わず、こくり、こくりと頷く。受付の男性が「大丈夫ですか?」と尋ねてきたので、僕は反射的に、「だいじょうぶれす」と答えた。
全然大丈夫じゃない。というか、もう、本当、なんでもいいから、安全な場所に行かなきゃ。僕は自分が自分じゃないかのような感覚に陥っていた。
ここまで飲んだのは、本当に初めてだ。基本的に、僕が飲めない人間であることを理解して、友達はお酒を勧めたりはしない。姫川と遊ぶ時も、そもそも、ああいった酒の場へ行ったことがない。
酒の席での失敗は、そもそも酒の席に立ち会わない僕には縁がない話だった。僕はせりあがる吐き気に顔をしかめた。
「真白、ほら、頑張って。もうちょっとで部屋だから」
「――うん」
僕は清水に引きずられるようにして、とにかく、とにかく歩みを進めた。
部屋まで行けば、あとはもう大丈夫だ。明日になれば、酔いも醒めて、それで、帰れるようになるだろう。
お金、どうしようか。これまでは、ペイペイで凌いで来たが。というか、このホテルは使えるのだろうか。
駐車場代は、半分は出さなきゃな。上限が3000円とは、町とは言え流石地方、良心的だ。
この寒空の中、女の子を車の中に泊めるのは忍びない。そう考えると、まあ、この判断は妥当だろう。でも、ホテルって一体いくらくらいするのだろう。かなり豪華な雰囲気だったから、もしかしたら高いのじゃないだろうか。
――というか、なんで清水は、こんな豪華なホテルへ来たのだろう。僕は色々な疑問を、思い浮かべて、だけど、その全てを、考える余裕がなかった。
部屋に入ると、まず目に映ったのは大きなベッドだった。なにやら天井から、薄ピンク色のレースのような物が垂れ下がっていて、異世界モノのアニメに登場する、よくある貴族のベッドのような雰囲気があった。
あとは、かなり綺麗な一人暮らしの女の子の部屋のような、白くて清潔そうなソファーや、その前に置かれた机、壁掛けのテレビ、あとは小さな照明器具がベッドの付近や机の上などなどに設置されている。
――よくわからないけど、ますますもって高そうな部屋だ。僕はこのホテルでの宿泊に、どれだけの金額が必要なのかを思って、ごくりと唾を飲みこんだ。
――と。その時だった。
「――真白、」
突然、清水が、僕の体を、後ろから、強く、ギュッと、抱きしめてきた。
店長さんがそうと言って、真白の目の前に一杯のカクテルを差し出した。真白はそれを眺め、怪訝な表情で唸り声をあげた。
「……すみません。僕、正直、その、お酒苦手で……」
「バーに来てお酒飲まないなんて、そんなのもったいないって。お酒苦手だったら、飲んで勉強しな! 男の子なんだから、弱かったら格好がつかないよ!」
店長さんがそう言って真白に目配せをする。真白はやや不満げな表情を浮かべながら、迷うようにカクテルと店長さんの顔とを交互に見つめて、やがて、グラスに手を取り、避けるように口元へとそれを運んだ。
ちびちびと唇をつけ、ほんの少しだけを飲み込む。と、店長さんが、「なにその飲み方! もうちょっとしっかり飲みなよ!」とケラケラ笑った。真白はそれを言われると、仕方がないと言いたげな表情で、カクテルを勢いよく流し込んだ。
グラスが空になる。真白は飲み切るとため息を吐き、「お、美味しいです……」と肩を落としながら答えた。
「……なんか、釈然としない回答だね」
「いや、その、美味しいのは本当です。ただ、ちょっと、色々、思うことがあって……」
私は真白がしどろもどろに言い訳をする様を、じっと見つめていた。
――飲んだ。私はそれを確認して、内心でグッとガッツポーズをした。
あとは、彼がどれだけお酒に弱いかだ。ここまで来たのだから、やんよやんよと飲ませれば、いつかは酔うはず。私は内心でそう思うと、手元に置いたグラスを取った。
「まあ、真白。ここはそういう場だから、楽しもうよ」
私はそうと言いながら、頼んだピンク色のカクテルを飲み込む。すると真白はややギョッとして、「ちょ、清水!」と私に声をかけた。
「どうするんだよ、2人とも飲んだら、帰れないじゃないか!」
「大丈夫、この辺り泊まる所あるし。〇活とか、アプ〇シオとか」
「――ちゅ、駐車場の代金、高くなるよ?」
「上限まで行っても、3000円でしょ。大丈夫よ」
私はけらけらと笑いながら受け答える。
お酒を飲んだことで、ほんのちょっとだけ、体が熱を持った気がした。少し息がし辛くなったが、まだ頭がぽわぽわとしだすほどでもない。
対して、真白の方は、もう既に頬がほのかに赤くなってきていた。少し空きっ腹であることもあるのだろうが、本人が言っていた通り、お酒にはすこぶる弱いようだ。
「ねぇ、真白。こうなったらさ、もっと楽しんじゃおうよ!」
「あ、あまり悪酔いはしたくないのだけど……」
「大丈夫だって、お酒の席なんだし! それに、美味しかったでしょ?」
「……まあ、今まで飲んできたお酒の中だと、一番だよ」
「あら、お兄さん褒め上手だね!」
真白がおずおずと言うのに合わせ、店長さんが楽しそうにケラケラと笑った。
「でもお兄さん、見た感じ、安酒しか飲んだことないんじゃないの?」
「ま、まあ……せいぜい、1000円くらいの……」
「それは良くないね! だったら、ここで酒の良さを知って、これからもウチにお金落してもらわなきゃ! ほら、コニャックとかどうだい?」
「え……こ、こんにゃく?」
「……お兄さん、もう酔ってる?」
店長さんが呆れたように笑う。私は彼女の言葉に合わせて、「じゃあ、私にもちょうだい、マスターさん!」と声を出した。
店長さんが「はいはい」と言ってお酒の用意をする。真白は私の調子を見て、呆れたように肩を落とした。
「……清水。これから、どうするんだよ」
「まあ、そんなのは、ほら。後から考えればいいし! 今は楽しむのが先!」
「…………。まあ、もう、しょうがないか」
真白はため息を吐く。と、店長さんがグラスに入ったコニャックを用意して、「はい、お待ちどうさん」と声をかけた。
私はそれを手に取り、真白へと目を見遣る。真白はやや呆れたような表情をしながら、私が飲むのに合わせて、同じくしてグラスの中身へと口を付けた。
◇ ◇ ◇ ◇
――足元がおぼつかない。僕はぼんやりとする意識の中で、清水と共に町を歩いていた。
バーではマスターにほだされ、やんよやんよとお酒を飲まされた。どれも僕が飲んだことのない、美味しいお酒ではあったが、度数が高い物が多く、あっという間に酔いが回ってしまった。
そもそも、僕は普段お酒を飲まない。その上で、父親からの遺伝でお酒に弱いとなれば、ほんの1、2杯で頭が溶けてしまうかのような感覚に襲われた。
合計で、どれくらい飲んだだろうか。おそらくは、4杯か、5杯程度……あれだけの度数の酒類となれば、結構な量だと思う。三時間程度居座ったが、もうとにかく、酩酊がどこまでも酷い。
「真白、大丈夫?」
僕に肩を貸してくれている清水が、そうと話しかけてくる。僕は物凄く眠い体を引きずりながら、「らいじょうぶ……」とおぼつかない声を出した。
「もうさ、酷い状態だからさ。どこかで泊まろうよ」
「泊まる……」
泊まるとなれば、どこでだろうか。この辺りに、ネットカフェとかはあるだろうか。
「ネカフェ、空いてないかな……」
「ん、どうだろうね。とにかく、歩こう」
「……そうだね……」
僕はふらふらとしながら、清水の言葉に従って体を進めた。
そうしてしばらくすると、僕たちの目の前に、何やら、大きな建物が映った。
「真白、ここにしようよ」
「……ビル?」
「ん、ビル。泊まれるよ?」
「ん――まあ、もう、しょうがないか……」
やけに光り輝いているビルだ。もう結構な時間だと思うのだけれど。まあ、ネカフェだったら、これだけ遅くてもおかしくはないか。
自動ドアが開く。中に入ると、小綺麗なホールが出てきて、受付の男性がにこやかに頭を下げてきた。
「いらっしゃいませ」
「あの、予約していた……」
清水と受付の男性が言葉を交わす。そうしてようやく、僕はここがどこなのかを理解した。
「……あれ、ここ、ホテル?」
「あ……う、うん、そうだよ。ホテル」
「いあ……ちょっと、それは、まずいよ。清水、一回、出よう」
「もうここ以外空いてないよ? 大丈夫、部屋別にするから」
「――なら、いいか……」
僕は清水の言葉を疑わず、こくり、こくりと頷く。受付の男性が「大丈夫ですか?」と尋ねてきたので、僕は反射的に、「だいじょうぶれす」と答えた。
全然大丈夫じゃない。というか、もう、本当、なんでもいいから、安全な場所に行かなきゃ。僕は自分が自分じゃないかのような感覚に陥っていた。
ここまで飲んだのは、本当に初めてだ。基本的に、僕が飲めない人間であることを理解して、友達はお酒を勧めたりはしない。姫川と遊ぶ時も、そもそも、ああいった酒の場へ行ったことがない。
酒の席での失敗は、そもそも酒の席に立ち会わない僕には縁がない話だった。僕はせりあがる吐き気に顔をしかめた。
「真白、ほら、頑張って。もうちょっとで部屋だから」
「――うん」
僕は清水に引きずられるようにして、とにかく、とにかく歩みを進めた。
部屋まで行けば、あとはもう大丈夫だ。明日になれば、酔いも醒めて、それで、帰れるようになるだろう。
お金、どうしようか。これまでは、ペイペイで凌いで来たが。というか、このホテルは使えるのだろうか。
駐車場代は、半分は出さなきゃな。上限が3000円とは、町とは言え流石地方、良心的だ。
この寒空の中、女の子を車の中に泊めるのは忍びない。そう考えると、まあ、この判断は妥当だろう。でも、ホテルって一体いくらくらいするのだろう。かなり豪華な雰囲気だったから、もしかしたら高いのじゃないだろうか。
――というか、なんで清水は、こんな豪華なホテルへ来たのだろう。僕は色々な疑問を、思い浮かべて、だけど、その全てを、考える余裕がなかった。
部屋に入ると、まず目に映ったのは大きなベッドだった。なにやら天井から、薄ピンク色のレースのような物が垂れ下がっていて、異世界モノのアニメに登場する、よくある貴族のベッドのような雰囲気があった。
あとは、かなり綺麗な一人暮らしの女の子の部屋のような、白くて清潔そうなソファーや、その前に置かれた机、壁掛けのテレビ、あとは小さな照明器具がベッドの付近や机の上などなどに設置されている。
――よくわからないけど、ますますもって高そうな部屋だ。僕はこのホテルでの宿泊に、どれだけの金額が必要なのかを思って、ごくりと唾を飲みこんだ。
――と。その時だった。
「――真白、」
突然、清水が、僕の体を、後ろから、強く、ギュッと、抱きしめてきた。
0
あなたにおすすめの小説
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
【完結】年収三百万円台のアラサー社畜と総資産三億円以上の仮想通貨「億り人」JKが湾岸タワーマンションで同棲したら
瀬々良木 清
ライト文芸
主人公・宮本剛は、都内で働くごく普通の営業系サラリーマン。いわゆる社畜。
タワーマンションの聖地・豊洲にあるオフィスへ通勤しながらも、自分の給料では絶対に買えない高級マンションたちを見上げながら、夢のない毎日を送っていた。
しかしある日、会社の近所で苦しそうにうずくまる女子高生・常磐理瀬と出会う。理瀬は女子高生ながら仮想通貨への投資で『億り人』となった天才少女だった。
剛の何百倍もの資産を持ち、しかし心はまだ未完成な女子高生である理瀬と、日に日に心が枯れてゆくと感じるアラサー社畜剛が織りなす、ちぐはぐなラブコメディ。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラスのマドンナがなぜか俺のメイドになっていた件について
沢田美
恋愛
名家の御曹司として何不自由ない生活を送りながらも、内気で陰気な性格のせいで孤独に生きてきた裕貴真一郎(ゆうき しんいちろう)。
かつてのいじめが原因で、彼は1年間も学校から遠ざかっていた。
しかし、久しぶりに登校したその日――彼は運命の出会いを果たす。
現れたのは、まるで絵から飛び出してきたかのような美少女。
その瞳にはどこかミステリアスな輝きが宿り、真一郎の心をかき乱していく。
「今日から私、あなたのメイドになります!」
なんと彼女は、突然メイドとして彼の家で働くことに!?
謎めいた美少女と陰キャ御曹司の、予測不能な主従ラブコメが幕を開ける!
カクヨム、小説家になろうの方でも連載しています!
静かに過ごしたい冬馬君が学園のマドンナに好かれてしまった件について
おとら@ 書籍発売中
青春
この物語は、とある理由から目立ちたくないぼっちの少年の成長物語である
そんなある日、少年は不良に絡まれている女子を助けてしまったが……。
なんと、彼女は学園のマドンナだった……!
こうして平穏に過ごしたい少年の生活は一変することになる。
彼女を避けていたが、度々遭遇してしまう。
そんな中、少年は次第に彼女に惹かれていく……。
そして助けられた少女もまた……。
二人の青春、そして成長物語をご覧ください。
※中盤から甘々にご注意を。
※性描写ありは保険です。
他サイトにも掲載しております。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる