86 / 151
サブストーリー1【いじめはいじめられる方が悪い】
1
しおりを挟む
脂ぎった少年、吉田航平は、小学校の体育館裏で、わいわいと騒ぐ少年達に辺りを取り囲まれていた。
少年たちはげらげらと笑い、航平は地面に尻もちを着いている。航平の体は土や埃で汚れており、彼は静かに涙を流していた。
『なに座ってんだよ! 立てよ!』
航平の目の前にいる黒髪の少年が、航平にそうと煽り立てる。取り巻きの少年2人がそれに応えるように、航平の体を背中から掴み、大根を引っこ抜くように彼を立たせる。
『お前さぁ、太ってんだから、座ってたらダメだろ。ちゃんと立って、ダイエットしろっての!』
少年はそう言って航平の腹を殴る。航平は『うぅ、』と呻き、痛みと吐き気にまた地面にうずくまる。
『また倒れた! どんだけザコなんだよお前!』
『ザーコ! ザーコ!』
航平は呻きながら、『やめて』と周りに訴える。しかし、うずくまる航平を見下す面々は、誰も彼の声など聞いてはいなかった。
『ザーコ! デブ! うんこ男!』
『マジでクセェから、お前さっさと死ねよ! 公害なんだよ!』
少年たちは無慈悲に笑う。航平は、言い返したいことも、やり返したいことも、たくさんあったが、そのどれもが、自分には出来ないと悟っており。
――世の中は、理不尽だ。倒れた航平は、自分を見下す面々を睨みながら、そう思った。
この世は理不尽だ。正しい人が損をして、間違っている人が得をする。
いじめられている僕なんかよりも、みんな、このいじめてる奴らの方が好きなんだ。
誰も僕の味方をしてくれない。手を出さなくても、遠くで見ているか、みんなで小さく笑っている。
僕が太っていて、気持ち悪いから。顔が良くないから。臭いから。だけど、そんな理由で、人をいじめて良いわけがない。
この世は理不尽だ。人はみんな、善いか悪いかではなく、キモいかキモくないかで人を選んでいる。
とどのつまり、人生とは、生まれつきが全てだ。生まれつき顔がキモい人間は、どう足掻いたって幸せにはなれない。
吉田航平は、自分の人生、境遇に対して、投げやりになっていた。
◇ ◇ ◇ ◇
私こと姫川詩子は、デパートのトイレを出て、急ぎ足で歩いていた。
3月の上旬。この時期になると、大学生と言うのは就活だのなんだので忙しくなり、私自身も、この目まぐるしい日々に辟易していた。
そうなると、付き合っている真白とも会える機会が減っていく。とは言えやっぱり会って遊びに行きたい気持ちもある訳で、今日はうまく時間が出来たので、彼と共にデパートへとやって来た次第だ。
しかし、昼食を食べた後、私は便意を催し、真白にそれを伝えて事を致してきた訳だが。このトイレの時間と言うのが、今の私には正直惜しいと思わされてしまうわけで。
「せっかく遊びに来てんのに、クソで時間取られるとかマジでクソじゃねぇか」
誰にも聞こえないように私は呟く。せっかくの好きぴとの時間をこんなことで削られちゃあ、たまったもんじゃない。
そうして、真白が待っている、ゲーセン近くのフードコートのベンチに赴くと。
真白は、小さい女の子と一緒に、ベンチに座っていた。
表情を見ると、何やら困っているようだ。私は2人に近づき、首を傾げながら話しかけた。
「誘拐?」
「あ、詩子。いや、そんなわけないだろ。流石にその冗談はまずいよ」
「ごめんって。……で、その子、なに?」
私は女の子を見る。
黒い髪の毛をツインテールにしている。幼稚園か、小学生か。とりあえず、一人でこんな所をうろついても良い年齢ではない。
よくよく見ると、女の子は目を泣き腫らしていた。私は何となく事情を察しながらも、女の子に優しく話しかける。
「どうしたの? なにか怖いことあった?」
「…………ママとはぐれた……」
女の子はうるうるとさせながら、私にそう言った。
やっぱりか。デパートで、小さい女の子が迷子――まあ、よくあるシチュエーションだ。
とはいえ、子供にとってデパートはもはや要塞だ。大人でも歩くのにそこそこ疲れるこの場所を、子供が1人でとなったら、たまったもんじゃない。
怖いだろうし、何より、親御さんは気が気じゃないだろう。私は「うーん」と唸り、悩ましくしかめつらをした。
「どうする、真白。親御さん、探してあげる?」
「そうしたいのはやまやまだけど。どこでお母さんとはぐれたのか、聞いてもわからないんだよ。この子自身が忘れていてね」
「……なるほど。あー、となると、迷子センター行くしかないかぁ」
私は女の子に改めて視線を合わせ、できるだけ優しく話しかける。
「君、名前はなんて言うの?」
「…………あやか……」
「そっか。あやかちゃん、それじゃあ、お姉ちゃん達と一緒に、迷子センターまで行こっか。そこでなら、お母さんを呼んでもらえると思うよ」
私が言うと、あやかちゃんは「うん……」と頷いた。私は笑いながら、あやかちゃんの頭を撫でた。
「じゃあ、真白。迷子センター、行こっか」
「うん。……助かるよ。僕一人でこの子を連れ回していたら、流石にちょっと……」
「男の世知辛い所ね……」
私はたはは、と苦笑する。すると真白が、あやかちゃんに向けて、神妙な面持ちで言った。
「じゃあ、行きましょう、えっと……あやか、さん?」
なんで敬語やねん。私は真白の言葉に、思わず吹き出した。
◇ ◇ ◇ ◇
迷子センターに行くと、そこの職員さんが、あやかちゃんのお母さんを呼び付けてくれた。私と真白はあやかちゃんを不安にさせないようしばらく一緒に過ごして、やって来たお母さんに、彼女を引き渡した。
私と真白は互いに並び、お礼を言ったお母さんと共に去っていくあやかちゃんを見送る。
あやかちゃんは私たちを振り返ったかと思えば、明るい笑顔で、「バイバイ、お兄ちゃん、お姉ちゃん!」と手を振った。私は子供らしくかわいい彼女に思わず笑顔をこぼした。
「何も無くてよかったね」
「ん、本当に」
私が真白に言うと、真白も微笑みながら、私にそう返した。
「ごめんね、詩子」
「ん? 何が?」
「だって、せっかくの休みなのに、君を付き合わせたからさ」
「いや、これは仕方ないっしょ。あの子放っておく方がやべぇし」
私が言うと、真白は「うん……まあ、そうだけど」と、頬を掻きながら呟いた。
真白は、こと自分に対してはネガティヴな所がある。自分を卑下して周りの空気を悪くさせる感じではないが、自分の非や、他人に何か迷惑をかけていないかと言うのを常々気にしている。
そのためか、こういう仕方が無い時でも、彼はすぐに謝る。もっとも、これは、彼の美点でもあるのだが。
その割に、真白は信念が強い。今回あの子を助けたのも、コイツの優しさと信念故なのだろう、と、なんとなく私は感じていた。
デパートで、女の子が迷子になっていたとして、声をかける人は意外と少ない。特にすぐにセクハラだのロリコンだのが疑われる現代社会において、男が小さな女の子に声をかけると言うのは、女が同じことをするのに比べてハードルが高い。
なのに真白は、私がいないのにも関わらず、あの女の子に声をかけて、一緒に過ごしてあげていたのだ。正直、並々ならなぬメンタルが無いと無理だと思う(少なくとも私は一人だったら声をかけられなかった)。
「……なんか、中学生の頃を思い出したよ」
と、真白は微笑みながら、突然そう口火を切った。
「中学の頃?」
「うん。……昔、こんな感じのことがあってさ。……思えば、あれが四郎と関わるきっかけだった」
「へぇ」
私と青山たちとの関係性は、真白にも伝わっている。青山とはあれから会ってはいないが、なんだかんだ、優花里や真白から話は聞き及んでいる。
「……なんて言うか、ガキの頃から、アンタはアンタなんだね」
「ん……ん? どう言うこと、それ?」
「いや。やっぱし、私、アンタを好きになって良かったわってこと」
私は真白の肩にポンと手を置いてから、真白に先んじて、足を1歩、1歩と前に出す。
――あれ。待って。私、今なんかスッゲークサイこと言ったな。私は真白に背を向けたまま、途端に顔が赤くなった。
「……いや、真白。今のは、別に……」
私は真白の方を振り返りながら、とりあえずで声を出す。
真白は、少しだけ顔を赤くさせて、視線をやや落としていた。
「……詩子。その、今のはちょっと、ずるいよ……」
「アァー! 無し無し! 今の無し! ちょっと、やめてそんなガチな反応! 恥ずいから!」
私は手をブンブンと振りながら、真白に突っかかった。
少年たちはげらげらと笑い、航平は地面に尻もちを着いている。航平の体は土や埃で汚れており、彼は静かに涙を流していた。
『なに座ってんだよ! 立てよ!』
航平の目の前にいる黒髪の少年が、航平にそうと煽り立てる。取り巻きの少年2人がそれに応えるように、航平の体を背中から掴み、大根を引っこ抜くように彼を立たせる。
『お前さぁ、太ってんだから、座ってたらダメだろ。ちゃんと立って、ダイエットしろっての!』
少年はそう言って航平の腹を殴る。航平は『うぅ、』と呻き、痛みと吐き気にまた地面にうずくまる。
『また倒れた! どんだけザコなんだよお前!』
『ザーコ! ザーコ!』
航平は呻きながら、『やめて』と周りに訴える。しかし、うずくまる航平を見下す面々は、誰も彼の声など聞いてはいなかった。
『ザーコ! デブ! うんこ男!』
『マジでクセェから、お前さっさと死ねよ! 公害なんだよ!』
少年たちは無慈悲に笑う。航平は、言い返したいことも、やり返したいことも、たくさんあったが、そのどれもが、自分には出来ないと悟っており。
――世の中は、理不尽だ。倒れた航平は、自分を見下す面々を睨みながら、そう思った。
この世は理不尽だ。正しい人が損をして、間違っている人が得をする。
いじめられている僕なんかよりも、みんな、このいじめてる奴らの方が好きなんだ。
誰も僕の味方をしてくれない。手を出さなくても、遠くで見ているか、みんなで小さく笑っている。
僕が太っていて、気持ち悪いから。顔が良くないから。臭いから。だけど、そんな理由で、人をいじめて良いわけがない。
この世は理不尽だ。人はみんな、善いか悪いかではなく、キモいかキモくないかで人を選んでいる。
とどのつまり、人生とは、生まれつきが全てだ。生まれつき顔がキモい人間は、どう足掻いたって幸せにはなれない。
吉田航平は、自分の人生、境遇に対して、投げやりになっていた。
◇ ◇ ◇ ◇
私こと姫川詩子は、デパートのトイレを出て、急ぎ足で歩いていた。
3月の上旬。この時期になると、大学生と言うのは就活だのなんだので忙しくなり、私自身も、この目まぐるしい日々に辟易していた。
そうなると、付き合っている真白とも会える機会が減っていく。とは言えやっぱり会って遊びに行きたい気持ちもある訳で、今日はうまく時間が出来たので、彼と共にデパートへとやって来た次第だ。
しかし、昼食を食べた後、私は便意を催し、真白にそれを伝えて事を致してきた訳だが。このトイレの時間と言うのが、今の私には正直惜しいと思わされてしまうわけで。
「せっかく遊びに来てんのに、クソで時間取られるとかマジでクソじゃねぇか」
誰にも聞こえないように私は呟く。せっかくの好きぴとの時間をこんなことで削られちゃあ、たまったもんじゃない。
そうして、真白が待っている、ゲーセン近くのフードコートのベンチに赴くと。
真白は、小さい女の子と一緒に、ベンチに座っていた。
表情を見ると、何やら困っているようだ。私は2人に近づき、首を傾げながら話しかけた。
「誘拐?」
「あ、詩子。いや、そんなわけないだろ。流石にその冗談はまずいよ」
「ごめんって。……で、その子、なに?」
私は女の子を見る。
黒い髪の毛をツインテールにしている。幼稚園か、小学生か。とりあえず、一人でこんな所をうろついても良い年齢ではない。
よくよく見ると、女の子は目を泣き腫らしていた。私は何となく事情を察しながらも、女の子に優しく話しかける。
「どうしたの? なにか怖いことあった?」
「…………ママとはぐれた……」
女の子はうるうるとさせながら、私にそう言った。
やっぱりか。デパートで、小さい女の子が迷子――まあ、よくあるシチュエーションだ。
とはいえ、子供にとってデパートはもはや要塞だ。大人でも歩くのにそこそこ疲れるこの場所を、子供が1人でとなったら、たまったもんじゃない。
怖いだろうし、何より、親御さんは気が気じゃないだろう。私は「うーん」と唸り、悩ましくしかめつらをした。
「どうする、真白。親御さん、探してあげる?」
「そうしたいのはやまやまだけど。どこでお母さんとはぐれたのか、聞いてもわからないんだよ。この子自身が忘れていてね」
「……なるほど。あー、となると、迷子センター行くしかないかぁ」
私は女の子に改めて視線を合わせ、できるだけ優しく話しかける。
「君、名前はなんて言うの?」
「…………あやか……」
「そっか。あやかちゃん、それじゃあ、お姉ちゃん達と一緒に、迷子センターまで行こっか。そこでなら、お母さんを呼んでもらえると思うよ」
私が言うと、あやかちゃんは「うん……」と頷いた。私は笑いながら、あやかちゃんの頭を撫でた。
「じゃあ、真白。迷子センター、行こっか」
「うん。……助かるよ。僕一人でこの子を連れ回していたら、流石にちょっと……」
「男の世知辛い所ね……」
私はたはは、と苦笑する。すると真白が、あやかちゃんに向けて、神妙な面持ちで言った。
「じゃあ、行きましょう、えっと……あやか、さん?」
なんで敬語やねん。私は真白の言葉に、思わず吹き出した。
◇ ◇ ◇ ◇
迷子センターに行くと、そこの職員さんが、あやかちゃんのお母さんを呼び付けてくれた。私と真白はあやかちゃんを不安にさせないようしばらく一緒に過ごして、やって来たお母さんに、彼女を引き渡した。
私と真白は互いに並び、お礼を言ったお母さんと共に去っていくあやかちゃんを見送る。
あやかちゃんは私たちを振り返ったかと思えば、明るい笑顔で、「バイバイ、お兄ちゃん、お姉ちゃん!」と手を振った。私は子供らしくかわいい彼女に思わず笑顔をこぼした。
「何も無くてよかったね」
「ん、本当に」
私が真白に言うと、真白も微笑みながら、私にそう返した。
「ごめんね、詩子」
「ん? 何が?」
「だって、せっかくの休みなのに、君を付き合わせたからさ」
「いや、これは仕方ないっしょ。あの子放っておく方がやべぇし」
私が言うと、真白は「うん……まあ、そうだけど」と、頬を掻きながら呟いた。
真白は、こと自分に対してはネガティヴな所がある。自分を卑下して周りの空気を悪くさせる感じではないが、自分の非や、他人に何か迷惑をかけていないかと言うのを常々気にしている。
そのためか、こういう仕方が無い時でも、彼はすぐに謝る。もっとも、これは、彼の美点でもあるのだが。
その割に、真白は信念が強い。今回あの子を助けたのも、コイツの優しさと信念故なのだろう、と、なんとなく私は感じていた。
デパートで、女の子が迷子になっていたとして、声をかける人は意外と少ない。特にすぐにセクハラだのロリコンだのが疑われる現代社会において、男が小さな女の子に声をかけると言うのは、女が同じことをするのに比べてハードルが高い。
なのに真白は、私がいないのにも関わらず、あの女の子に声をかけて、一緒に過ごしてあげていたのだ。正直、並々ならなぬメンタルが無いと無理だと思う(少なくとも私は一人だったら声をかけられなかった)。
「……なんか、中学生の頃を思い出したよ」
と、真白は微笑みながら、突然そう口火を切った。
「中学の頃?」
「うん。……昔、こんな感じのことがあってさ。……思えば、あれが四郎と関わるきっかけだった」
「へぇ」
私と青山たちとの関係性は、真白にも伝わっている。青山とはあれから会ってはいないが、なんだかんだ、優花里や真白から話は聞き及んでいる。
「……なんて言うか、ガキの頃から、アンタはアンタなんだね」
「ん……ん? どう言うこと、それ?」
「いや。やっぱし、私、アンタを好きになって良かったわってこと」
私は真白の肩にポンと手を置いてから、真白に先んじて、足を1歩、1歩と前に出す。
――あれ。待って。私、今なんかスッゲークサイこと言ったな。私は真白に背を向けたまま、途端に顔が赤くなった。
「……いや、真白。今のは、別に……」
私は真白の方を振り返りながら、とりあえずで声を出す。
真白は、少しだけ顔を赤くさせて、視線をやや落としていた。
「……詩子。その、今のはちょっと、ずるいよ……」
「アァー! 無し無し! 今の無し! ちょっと、やめてそんなガチな反応! 恥ずいから!」
私は手をブンブンと振りながら、真白に突っかかった。
0
あなたにおすすめの小説
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
【完結】年収三百万円台のアラサー社畜と総資産三億円以上の仮想通貨「億り人」JKが湾岸タワーマンションで同棲したら
瀬々良木 清
ライト文芸
主人公・宮本剛は、都内で働くごく普通の営業系サラリーマン。いわゆる社畜。
タワーマンションの聖地・豊洲にあるオフィスへ通勤しながらも、自分の給料では絶対に買えない高級マンションたちを見上げながら、夢のない毎日を送っていた。
しかしある日、会社の近所で苦しそうにうずくまる女子高生・常磐理瀬と出会う。理瀬は女子高生ながら仮想通貨への投資で『億り人』となった天才少女だった。
剛の何百倍もの資産を持ち、しかし心はまだ未完成な女子高生である理瀬と、日に日に心が枯れてゆくと感じるアラサー社畜剛が織りなす、ちぐはぐなラブコメディ。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラスのマドンナがなぜか俺のメイドになっていた件について
沢田美
恋愛
名家の御曹司として何不自由ない生活を送りながらも、内気で陰気な性格のせいで孤独に生きてきた裕貴真一郎(ゆうき しんいちろう)。
かつてのいじめが原因で、彼は1年間も学校から遠ざかっていた。
しかし、久しぶりに登校したその日――彼は運命の出会いを果たす。
現れたのは、まるで絵から飛び出してきたかのような美少女。
その瞳にはどこかミステリアスな輝きが宿り、真一郎の心をかき乱していく。
「今日から私、あなたのメイドになります!」
なんと彼女は、突然メイドとして彼の家で働くことに!?
謎めいた美少女と陰キャ御曹司の、予測不能な主従ラブコメが幕を開ける!
カクヨム、小説家になろうの方でも連載しています!
静かに過ごしたい冬馬君が学園のマドンナに好かれてしまった件について
おとら@ 書籍発売中
青春
この物語は、とある理由から目立ちたくないぼっちの少年の成長物語である
そんなある日、少年は不良に絡まれている女子を助けてしまったが……。
なんと、彼女は学園のマドンナだった……!
こうして平穏に過ごしたい少年の生活は一変することになる。
彼女を避けていたが、度々遭遇してしまう。
そんな中、少年は次第に彼女に惹かれていく……。
そして助けられた少女もまた……。
二人の青春、そして成長物語をご覧ください。
※中盤から甘々にご注意を。
※性描写ありは保険です。
他サイトにも掲載しております。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる