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魔王の娘がこちらを見ている
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「さて、ここが貴様が住む部屋だ」
魔王はそう言って目の前の扉を開けた。
中はかなり殺風景だった。ベッドと机、それ以外はなく、俺は独房のようだと呟いた。
「すまぬ、この部屋は使っていなくてな。必要な生活用具は我らが誇る職人に作らせよう。こだわりの詰まった至高の一品だ、魔王たる我でもなかなか入手はできぬ」
「あ、そんな凄いものじゃなくていいんで……。
そうだ、魔王さん。ちょっと思ったんだがよ、俺の世界からこっちに来て生きてたのが奇跡なんだろ? なら、この世界から俺の世界へ行くのもかなり危ないんじゃないのか?」
「1度転移を経験せし者は、二つの世との結び付きが少し強くなる。故に、転移に死ほどのリスクは負わなくなるのだ。せいぜい疲れが溜まる程度だろう。なに、2日もの間飢えと渇きに苦しんだお前になら、耐えられる辛さだ」
確かに、あの2日間は人生でぶっちぎりで辛い瞬間だったと言える。魔王軍に見つかった後は、どういう訳だか豪華な料理を振る舞われたが、今にして思うと最後の晩餐と言う意味だったのかもしれない。なにせ、今頃俺は処刑が決定していたはずなのだから。
「さて、カツヒトよ。少し埃っぽいが、貴様にはしばらくをここで過ごしてもらう。我は忙しい身だ、今日はもう行かねばならぬ。明日にはこの部屋を掃除しておこう、なに、我に気を使うな。我は炊事洗濯家事育児が大好きなのだ。特に育児が」
魔王はどうやら良いパパらしい。
瞬間、魔王は隙あらばと娘の絵を取り出そうとした。俺は「あ、大丈夫です」とその手を制止する。
魔王は悲しそうな顔をした。
「……まあ、貴様も直ぐにでも我が娘の可愛さにメロメロになるであろう。我が娘は世界一かわいいからな、まるで天より振り落とされし神の宝玉のような美しさ……」
「あ、はぁ……あの、いつまで続くんだ、この自慢?」
「我が満足するまで。まああと3日もすれば良い」
72時間ぶっ続けか。この世界の時間感覚はわからなかったが、俺はそれを聞いただけで目眩がしそうだった。
「ま、魔王様。俺、少しやりたいことがあるからよ! 悪いけど、部屋から出てってくれよ! な?」
「むぅ、ここからがいい所なのに。我の娘自慢100万の見所の一つを無下にするとは、人生の全てを損しているぞ?」
「残りの見どころで取り戻すから大丈夫だよ! とりあえず、出てってくれ!」
俺はそう言って魔王を部屋から押し出した。扉の外から残念そうな嘆息が聞こえてきたが、知ったことか。
しかし、どうしようか。魔王を部屋から追い出したからと言って、これと言ってやる事がないのが現実だ。俺は少し固めのベッドに飛び込むように寝転がると、ただ天井を眺めた。
「……知らない天井だ。なんてな……」
あまりにもやることが無い。俺は寝返りを打ち、部屋の扉を見た。
と、俺は扉が開いていることに気がついた。さらに言うなら、そこから誰かがこちらを見つめている。
セミロングの髪は黒に近い紫色で、頭からは二本の角が生えている。キャミソールのような、ワンピースのような薄手の服を着て、青い瞳は俺を警戒している様子だった。股下から覗く尻尾が、どこか恐ろしげにゆらりと動く。
あ、あいつは――。俺はさきほど魔王に見せられた、娘とやらの絵を思い出した。
似ている。あの小さな赤ん坊が育てば、あんな感じになりそうだ。俺は扉の隙間からこちらを覗く彼女が何者であるかを悟った。
――魔王の娘がこちらを見ている。
それにしても、あれで隠れているつもりなのだろうか? なんなら尻尾は部屋の中に入ってきているのだが……。
しかもあいつ、俺が見ているのに全く動揺していない。芯が強いのか、単に気付かれていることに気付いていないのか。様子を見た限りでは後者が近そうだ。
俺はゆっくりと上体を起こし、大きくあくびをして見せた。魔王の娘はビクリと尻尾を揺らし、扉の影に体を隠した。
「いや、もうバレバレだっつーの。何してんだよ、お前」
俺がそう言うと、魔王の娘は挙動不審と言った感じで扉の影から現れ、恐る恐る部屋の中へ入ってきた。
「お、おい、人間。お前、なぜこの部屋にいる?」
「いや、魔王にこの部屋で住めって言われたんだけど……お前、魔王の娘のラキアか?」
「な、なんで私の名を知っている? ……ハッ! そうか、やっと私の名前が人間達に轟いたのね! ふふん、苦節14年、私もついに人から恐れられる大魔王に近づいたか!」
「いや、さっき魔王が言ってたんだけど」
「むむむぅ! おい人間、ここは空気を読め! せっかく私がいい気に浸っていたのに現実を押し付けるんじゃ無い! 罰としてラキアポイントマイナス2点!」
なんだラキアポイントって。俺はラキアの言葉がよくわからなかった。
「とにかく! 私は認めないぞ、人間! お前達なんか、アッカンベーして嫌がらせてやる!」
「おおー、嫌がらせがかわいいなおい。どうでもいいけど、ここの人間と俺は分けて考えてくれ。大体、俺だってあいつらにゃ煮え湯を飲まされてるんだ」
「煮え湯? ……ハッ! お、お前、大丈夫か? 喉は焼けてないか?」
「そのまんま捉えるんじゃねーよ! ようは俺だってあいつらが大嫌いだってことだよ!」
それを聞いたラキアはパッと表情を明るくさせ、ふふんと笑った。
「お前、人間を憎むタイプの人間か。闇堕ち、悪堕ち、魔王堕ち! 人間を憎むあまり魔王になるタイプの勇者や人間なら私達は大歓迎だ、一緒に奴らをあの世で詫びさせようじゃないか!」
「いや、そんなおぞましい感情抱いてねーよ。ただ、次会ったらぶん殴るってだけで」
「むぅ、つまんない! 人間ならもっとこう、ドバーっと一気にやっちゃえよ!」
それは魔王側のやる事じゃねーか? 俺はラキアの言葉に苦笑をするしかなかった。
「まあいいや。おい、ラキア」
「お前、人を呼び捨てにするとか生意気! 私は魔王の娘だぞ!」
「そうか。なら、ラキアちゃん」
「ちゃんじゃなくてさま!」
「ラキアさま。ちょっといろいろと案内してくれないか? ここでしばらく暮らすことになるんだ、いくらなんでも部屋で缶詰は暇すぎる。俺に色々と教えてほしい」
「ふん! なんで私が人間なんかに手を貸さないといけないんだ!」
「頼むよ、現状頼めるのお前しかいねーんだよ。な? いいだろ、な?」
俺がそう言うと、ラキアは尻尾を立てて喜んだ。
「へっへーん! 私にしか出来ないことがあるのならそう言えばよかったのに! いいわ、やってあげる! 私にしかできない、最高の道案内を!」
ラキアは尻尾をブンブンと振る。あ、わかった、こいつちょろいぞ。
俺は「ああ、頼むな。ラキアちゃん」と笑うと、「ちゃんじゃないだろ、この人間!」とラキアは怒った。ちなみに、怒ると尻尾が尖るようだ。
ネコみたいな尻尾だ。俺は笑いながらそんなことを思っていた。
魔王はそう言って目の前の扉を開けた。
中はかなり殺風景だった。ベッドと机、それ以外はなく、俺は独房のようだと呟いた。
「すまぬ、この部屋は使っていなくてな。必要な生活用具は我らが誇る職人に作らせよう。こだわりの詰まった至高の一品だ、魔王たる我でもなかなか入手はできぬ」
「あ、そんな凄いものじゃなくていいんで……。
そうだ、魔王さん。ちょっと思ったんだがよ、俺の世界からこっちに来て生きてたのが奇跡なんだろ? なら、この世界から俺の世界へ行くのもかなり危ないんじゃないのか?」
「1度転移を経験せし者は、二つの世との結び付きが少し強くなる。故に、転移に死ほどのリスクは負わなくなるのだ。せいぜい疲れが溜まる程度だろう。なに、2日もの間飢えと渇きに苦しんだお前になら、耐えられる辛さだ」
確かに、あの2日間は人生でぶっちぎりで辛い瞬間だったと言える。魔王軍に見つかった後は、どういう訳だか豪華な料理を振る舞われたが、今にして思うと最後の晩餐と言う意味だったのかもしれない。なにせ、今頃俺は処刑が決定していたはずなのだから。
「さて、カツヒトよ。少し埃っぽいが、貴様にはしばらくをここで過ごしてもらう。我は忙しい身だ、今日はもう行かねばならぬ。明日にはこの部屋を掃除しておこう、なに、我に気を使うな。我は炊事洗濯家事育児が大好きなのだ。特に育児が」
魔王はどうやら良いパパらしい。
瞬間、魔王は隙あらばと娘の絵を取り出そうとした。俺は「あ、大丈夫です」とその手を制止する。
魔王は悲しそうな顔をした。
「……まあ、貴様も直ぐにでも我が娘の可愛さにメロメロになるであろう。我が娘は世界一かわいいからな、まるで天より振り落とされし神の宝玉のような美しさ……」
「あ、はぁ……あの、いつまで続くんだ、この自慢?」
「我が満足するまで。まああと3日もすれば良い」
72時間ぶっ続けか。この世界の時間感覚はわからなかったが、俺はそれを聞いただけで目眩がしそうだった。
「ま、魔王様。俺、少しやりたいことがあるからよ! 悪いけど、部屋から出てってくれよ! な?」
「むぅ、ここからがいい所なのに。我の娘自慢100万の見所の一つを無下にするとは、人生の全てを損しているぞ?」
「残りの見どころで取り戻すから大丈夫だよ! とりあえず、出てってくれ!」
俺はそう言って魔王を部屋から押し出した。扉の外から残念そうな嘆息が聞こえてきたが、知ったことか。
しかし、どうしようか。魔王を部屋から追い出したからと言って、これと言ってやる事がないのが現実だ。俺は少し固めのベッドに飛び込むように寝転がると、ただ天井を眺めた。
「……知らない天井だ。なんてな……」
あまりにもやることが無い。俺は寝返りを打ち、部屋の扉を見た。
と、俺は扉が開いていることに気がついた。さらに言うなら、そこから誰かがこちらを見つめている。
セミロングの髪は黒に近い紫色で、頭からは二本の角が生えている。キャミソールのような、ワンピースのような薄手の服を着て、青い瞳は俺を警戒している様子だった。股下から覗く尻尾が、どこか恐ろしげにゆらりと動く。
あ、あいつは――。俺はさきほど魔王に見せられた、娘とやらの絵を思い出した。
似ている。あの小さな赤ん坊が育てば、あんな感じになりそうだ。俺は扉の隙間からこちらを覗く彼女が何者であるかを悟った。
――魔王の娘がこちらを見ている。
それにしても、あれで隠れているつもりなのだろうか? なんなら尻尾は部屋の中に入ってきているのだが……。
しかもあいつ、俺が見ているのに全く動揺していない。芯が強いのか、単に気付かれていることに気付いていないのか。様子を見た限りでは後者が近そうだ。
俺はゆっくりと上体を起こし、大きくあくびをして見せた。魔王の娘はビクリと尻尾を揺らし、扉の影に体を隠した。
「いや、もうバレバレだっつーの。何してんだよ、お前」
俺がそう言うと、魔王の娘は挙動不審と言った感じで扉の影から現れ、恐る恐る部屋の中へ入ってきた。
「お、おい、人間。お前、なぜこの部屋にいる?」
「いや、魔王にこの部屋で住めって言われたんだけど……お前、魔王の娘のラキアか?」
「な、なんで私の名を知っている? ……ハッ! そうか、やっと私の名前が人間達に轟いたのね! ふふん、苦節14年、私もついに人から恐れられる大魔王に近づいたか!」
「いや、さっき魔王が言ってたんだけど」
「むむむぅ! おい人間、ここは空気を読め! せっかく私がいい気に浸っていたのに現実を押し付けるんじゃ無い! 罰としてラキアポイントマイナス2点!」
なんだラキアポイントって。俺はラキアの言葉がよくわからなかった。
「とにかく! 私は認めないぞ、人間! お前達なんか、アッカンベーして嫌がらせてやる!」
「おおー、嫌がらせがかわいいなおい。どうでもいいけど、ここの人間と俺は分けて考えてくれ。大体、俺だってあいつらにゃ煮え湯を飲まされてるんだ」
「煮え湯? ……ハッ! お、お前、大丈夫か? 喉は焼けてないか?」
「そのまんま捉えるんじゃねーよ! ようは俺だってあいつらが大嫌いだってことだよ!」
それを聞いたラキアはパッと表情を明るくさせ、ふふんと笑った。
「お前、人間を憎むタイプの人間か。闇堕ち、悪堕ち、魔王堕ち! 人間を憎むあまり魔王になるタイプの勇者や人間なら私達は大歓迎だ、一緒に奴らをあの世で詫びさせようじゃないか!」
「いや、そんなおぞましい感情抱いてねーよ。ただ、次会ったらぶん殴るってだけで」
「むぅ、つまんない! 人間ならもっとこう、ドバーっと一気にやっちゃえよ!」
それは魔王側のやる事じゃねーか? 俺はラキアの言葉に苦笑をするしかなかった。
「まあいいや。おい、ラキア」
「お前、人を呼び捨てにするとか生意気! 私は魔王の娘だぞ!」
「そうか。なら、ラキアちゃん」
「ちゃんじゃなくてさま!」
「ラキアさま。ちょっといろいろと案内してくれないか? ここでしばらく暮らすことになるんだ、いくらなんでも部屋で缶詰は暇すぎる。俺に色々と教えてほしい」
「ふん! なんで私が人間なんかに手を貸さないといけないんだ!」
「頼むよ、現状頼めるのお前しかいねーんだよ。な? いいだろ、な?」
俺がそう言うと、ラキアは尻尾を立てて喜んだ。
「へっへーん! 私にしか出来ないことがあるのならそう言えばよかったのに! いいわ、やってあげる! 私にしかできない、最高の道案内を!」
ラキアは尻尾をブンブンと振る。あ、わかった、こいつちょろいぞ。
俺は「ああ、頼むな。ラキアちゃん」と笑うと、「ちゃんじゃないだろ、この人間!」とラキアは怒った。ちなみに、怒ると尻尾が尖るようだ。
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