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やっぱり俺は平均以下らしい
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「魔術とは、マナの扱いの事を言う。マナの扱いとはすなわち、体内のマナの使用や、共鳴による物質同士の相関関係を生み出すことによる現象の具現化……」
「まてまてまてまてまて! 言葉が難しすぎる! もっと簡略化して説明しろ!」
俺とラキアは城の後ろの森の中へ来ていた。周りには木か岩しかないここを練習および勉強場所に選んだ理由は、ここなら誰にも迷惑をかけないだろうという安直なものからだ。
ラキアには教科書を持ってこさせて、その内容を俺に教え、かつ、体で覚える技術に関してもわかりやすく伝えるよう俺は指示をした。しかし、現状このザマだ。あいつ、教科書そのまま読んでるだけだな。
「とかく、頭で一度整理して、ひとつずつでいいから説明していけ。それができなきゃお前も理解できていないし、俺も理解できない」
「むぅ、カツヒト、お前は生意気だぞ! もっと私を褒めたたえたらどうだ! 褒められたら伸びるタイプなんだぞ私は!」
「俺が理解できるような説明をしたら、なでなでしてやる」
「ラキア、ガンバるぅ!」
扱いやすいやつだ。そんなに俺のなでなでが気に入ったのか?
俺は微笑みながら頬をかくと、ラキアは「気持ち悪いからその顔向けないで」とキツく言ってきた。こいつ、やっぱりムカつくな。
「とりあえず、もう1回説明してくれよ。今度は、わかりやすくな」
「……んむむぅ、わかったよ」
ラキアはそう言うと教科書を開き、その内容をしばらく熟読した。とは言ったものの、どうやら理解して覚える、ということに慣れていないらしく、ラキアはそれはもう大変な時間教科書を読み続けていた。
しばらくして、ラキアは俺の方を向いて、「覚えたよ、カツヒト」と不安げな顔で言った。うん、わかるぞその気持ち。本当に覚えたのか不安なんだよな。
「えっと、説明するけど……魔術って言うのは、自分の中にあるマナを使うか、他のマナと共鳴させて、そのマナを借りてくるかで使えるの。マナには属性があって、それぞれに共鳴のさせ方が違うし、それに伴って発動する魔術も変わるの。他にも、属性は組み合わせることが出来るね。例えば、水と風を組み合わせたら、不思議だなことに黒雲ができるんだよ」
「そりゃあ、不思議だな。っぽくはあるのだがな。うーん、魔法的な具現化って奴だな。なるほど、現象の具現化……。
ところで、属性が決まってるって話だけど、もしも火属性の技を放ちたいけど周りにその属性を持つ物質が無い! とかだとどうなるの?」
「仕方が無いから、自分の中のマナを使うよ。体内のマナはどんな属性にも変換可能だからね。まあでも、少なくとも今度の武闘大会でそれはないかな。火属性を備えた石とかが、会場内に用意されてるから。戦う場所からはちょっと遠い場所にあるけどね」
なるほど。それなら、少なくとも次の武闘大会では属性の心配はしなくていいんだな。俺は「ふむふむ」と納得したように頷いた。
「体内のマナは、その場で用意出来ない属性の補助って感じか。確かに、体内のマナを使うのは燃費が悪いって聞いてるが、補助程度ならなんとでもなりそうだな」
「そうだよ! マナは空気や食べ物からも得られるから、補助程度ならマナの供給が追いつかなくなることも少ないんだ! 他にも、その属性の色を濃くしたい時にも使うね。体内のマナは」
「ははぁ、なるほど。
それにしてもラキア、お前すごいな。これだけの知識をこの短期間で理解したんだ。やっぱりお前、才能が無いわけではないんだな」
「むむ! ほ、褒めても何も出ないんだから!」
ラキアはそう言って俺に背を向けた。しかし尻尾がビュンビュンと動いてる。嬉しそうで何よりだ。
「さて、それじゃあカツヒト。お前はマナの量が平均未満だって話を聞いてるけど……」
「なぁ、思ったんだけどよ、マナの量なんてどうやって測るんだ?」
「相手のマナと共鳴して、目を凝らせばできるよ。ちなみに共鳴のやり方は、落ち着いて息を整えてから、相手のマナを感じて、それと気を合わせるような感じだよ」
「よくわかんねーなぁ……」
「まあ、とりあえず私がお前のマナを測ってみるよ。……」
ラキアは突然静かになり、俺の事をじっと睨んできた。なんか怖いぞ、おい。
しばらくすると、ラキアは大きく息を吐いてから、「ふへぇ……」と呟いた。
「カツヒト、残念だな。お前はたぶん、私が生まれた頃よりマナが少ないよ。低級の魔術を一度使えばその日はもう使えなくなる位に」
「なんだよそれ、せめて爆裂魔法とかにしてくれよ! 弱い上に1発しか打てないとかぽんこつもいいところじゃねーか!」
「まあ、元が異世界人だから仕方ないかも。勇者は別だけど」
あの野郎、現世に戻ったらしばいてやる。俺はたぎる決意を胸に満たした。
「……と、とりあえず、俺はラキアのマナ量を見てみるか。ちょっと、集中させてくれ」
「いいよ。落ち着いて、深呼吸を繰り返せばきっとできるよ!」
ラキアからの応援を受けつつ、俺は目を瞑り、大きく息を吸った。
マナを感じて、それに気を合わせる。それがどういうものかはわからなかったが、とにもかくにも俺は実践した。
しばらく時が経つ。しかし俺は、マナを感じる段階にすらたどり着けなかった。
「――わからねぇ!」
「ちょ、なんで!?」
「なんかよ、そもそもマナの感覚がわからねぇ! 頭ん中にある感覚すべてがマナに思えて、でも違うようにも思えるんだよ! そうなると、今度は合わせることができねぇんだ! だいたい合わせるってなんだよ!」
「む、むぐぐ。まさかできないなんて……私でも物心ついた頃には出来ていたのに。まあ、異世界人だから仕方ないかも? 勇者は別だけど」
いちいちあいつの事を言うんじゃねーよムカつくな。俺は頭をかいて不快感をあらわにした。
「クソ……でも、これじゃあこっからの予定どうなるんだ? 共鳴ができねーんじゃ、きっとマナを増やすことも……」
「あ、それはできるよ。共鳴を使わないやり方がそもそも『自分のマナを使うこと』だから、共鳴はあまり意味が無いんだ」
「ふむ……となると、俺はとりあえずマナを増やした方がいいな。なぁ、ラキア。マナの量を増やすにゃどうすりゃいいんだ?」
「ふふん、簡単さ。スタミナと同じで、体内のマナを使えばいいのさ!」
「ちょっと待て、早速詰んでるじゃねーか。俺1日1発しか打てないんだよ?」
「フッフッフ、カツヒト。私はなにも『魔術を使え』なんて言ってないぞ! マナをゆっくり放散させる、それこそがマナを増やす方法なのだよ!」
ラキアは得意気な顔で小さな胸を張った。バーンって効果音が出そうな程に堂々としているが、その自信がどこから来るのか俺にはいまいちわからなかった。
「安心しろ、カツヒト。私はマナの量だけで言えばクラス一だ! いつだって練習してるからな、唯一努力で周りより勝ってると思う点だよ! ほら、褒めて褒めて!」
「わーすごーい」
俺はとりあえず拍手をしておいた。ラキアはその様子にご立腹したみたいで、俺の脛を蹴ってきた。痛い。
「むぐぅ、褒め方から悪意を感じる! ラキアポイントマイナス3点!」
またマイナスかよ。それにしたってこいつ、面倒くさくねぇか? 褒めて欲しいと言う割には、褒めると「そんな事言われても!」って感じで返して。まあ面白いからいいけどよ。
「さてさて、それじゃあ俺はそのマナの放散という奴をやってみますかね。これで明日には少しはマシになってるといいんだが」
「なってると思うよ! あ、カツヒト。私は何をすればいい?」
「んー……そういや、お前ってマナの量1番多いんだよな? なんで『大した力を持ってない』って言われてるんだ?」
「私は共鳴が苦手だからだ。みんなは10個位は余裕で共鳴させられるのに、私は2つ、3つが限界なんだ」
「なるほどな。なら、共鳴の練習をした方がいいんじゃねーのか? それが一番だろうって俺は思うぜ?」
「やっぱりそうだよなぁ……。むむむ、でも、武闘大会までには6つ、7つは共鳴できるようになるよ! 私、頑張る!」
ラキアはフン、と鼻息を強く出した。
そうだ。こいつはやる気と努力なら誰にも負けない、とどのつまりいい子なのだ。そして、才能が「マイナス」なんてこともない、磨けばいくらでも輝ける原石だ。
だからこそ、精神的な、技術的な支えが必要なのだ。俺は改めて、ラキアの役に立てるように気合いを入れ、マナの量を増やす修練に勤しんだ。
「まてまてまてまてまて! 言葉が難しすぎる! もっと簡略化して説明しろ!」
俺とラキアは城の後ろの森の中へ来ていた。周りには木か岩しかないここを練習および勉強場所に選んだ理由は、ここなら誰にも迷惑をかけないだろうという安直なものからだ。
ラキアには教科書を持ってこさせて、その内容を俺に教え、かつ、体で覚える技術に関してもわかりやすく伝えるよう俺は指示をした。しかし、現状このザマだ。あいつ、教科書そのまま読んでるだけだな。
「とかく、頭で一度整理して、ひとつずつでいいから説明していけ。それができなきゃお前も理解できていないし、俺も理解できない」
「むぅ、カツヒト、お前は生意気だぞ! もっと私を褒めたたえたらどうだ! 褒められたら伸びるタイプなんだぞ私は!」
「俺が理解できるような説明をしたら、なでなでしてやる」
「ラキア、ガンバるぅ!」
扱いやすいやつだ。そんなに俺のなでなでが気に入ったのか?
俺は微笑みながら頬をかくと、ラキアは「気持ち悪いからその顔向けないで」とキツく言ってきた。こいつ、やっぱりムカつくな。
「とりあえず、もう1回説明してくれよ。今度は、わかりやすくな」
「……んむむぅ、わかったよ」
ラキアはそう言うと教科書を開き、その内容をしばらく熟読した。とは言ったものの、どうやら理解して覚える、ということに慣れていないらしく、ラキアはそれはもう大変な時間教科書を読み続けていた。
しばらくして、ラキアは俺の方を向いて、「覚えたよ、カツヒト」と不安げな顔で言った。うん、わかるぞその気持ち。本当に覚えたのか不安なんだよな。
「えっと、説明するけど……魔術って言うのは、自分の中にあるマナを使うか、他のマナと共鳴させて、そのマナを借りてくるかで使えるの。マナには属性があって、それぞれに共鳴のさせ方が違うし、それに伴って発動する魔術も変わるの。他にも、属性は組み合わせることが出来るね。例えば、水と風を組み合わせたら、不思議だなことに黒雲ができるんだよ」
「そりゃあ、不思議だな。っぽくはあるのだがな。うーん、魔法的な具現化って奴だな。なるほど、現象の具現化……。
ところで、属性が決まってるって話だけど、もしも火属性の技を放ちたいけど周りにその属性を持つ物質が無い! とかだとどうなるの?」
「仕方が無いから、自分の中のマナを使うよ。体内のマナはどんな属性にも変換可能だからね。まあでも、少なくとも今度の武闘大会でそれはないかな。火属性を備えた石とかが、会場内に用意されてるから。戦う場所からはちょっと遠い場所にあるけどね」
なるほど。それなら、少なくとも次の武闘大会では属性の心配はしなくていいんだな。俺は「ふむふむ」と納得したように頷いた。
「体内のマナは、その場で用意出来ない属性の補助って感じか。確かに、体内のマナを使うのは燃費が悪いって聞いてるが、補助程度ならなんとでもなりそうだな」
「そうだよ! マナは空気や食べ物からも得られるから、補助程度ならマナの供給が追いつかなくなることも少ないんだ! 他にも、その属性の色を濃くしたい時にも使うね。体内のマナは」
「ははぁ、なるほど。
それにしてもラキア、お前すごいな。これだけの知識をこの短期間で理解したんだ。やっぱりお前、才能が無いわけではないんだな」
「むむ! ほ、褒めても何も出ないんだから!」
ラキアはそう言って俺に背を向けた。しかし尻尾がビュンビュンと動いてる。嬉しそうで何よりだ。
「さて、それじゃあカツヒト。お前はマナの量が平均未満だって話を聞いてるけど……」
「なぁ、思ったんだけどよ、マナの量なんてどうやって測るんだ?」
「相手のマナと共鳴して、目を凝らせばできるよ。ちなみに共鳴のやり方は、落ち着いて息を整えてから、相手のマナを感じて、それと気を合わせるような感じだよ」
「よくわかんねーなぁ……」
「まあ、とりあえず私がお前のマナを測ってみるよ。……」
ラキアは突然静かになり、俺の事をじっと睨んできた。なんか怖いぞ、おい。
しばらくすると、ラキアは大きく息を吐いてから、「ふへぇ……」と呟いた。
「カツヒト、残念だな。お前はたぶん、私が生まれた頃よりマナが少ないよ。低級の魔術を一度使えばその日はもう使えなくなる位に」
「なんだよそれ、せめて爆裂魔法とかにしてくれよ! 弱い上に1発しか打てないとかぽんこつもいいところじゃねーか!」
「まあ、元が異世界人だから仕方ないかも。勇者は別だけど」
あの野郎、現世に戻ったらしばいてやる。俺はたぎる決意を胸に満たした。
「……と、とりあえず、俺はラキアのマナ量を見てみるか。ちょっと、集中させてくれ」
「いいよ。落ち着いて、深呼吸を繰り返せばきっとできるよ!」
ラキアからの応援を受けつつ、俺は目を瞑り、大きく息を吸った。
マナを感じて、それに気を合わせる。それがどういうものかはわからなかったが、とにもかくにも俺は実践した。
しばらく時が経つ。しかし俺は、マナを感じる段階にすらたどり着けなかった。
「――わからねぇ!」
「ちょ、なんで!?」
「なんかよ、そもそもマナの感覚がわからねぇ! 頭ん中にある感覚すべてがマナに思えて、でも違うようにも思えるんだよ! そうなると、今度は合わせることができねぇんだ! だいたい合わせるってなんだよ!」
「む、むぐぐ。まさかできないなんて……私でも物心ついた頃には出来ていたのに。まあ、異世界人だから仕方ないかも? 勇者は別だけど」
いちいちあいつの事を言うんじゃねーよムカつくな。俺は頭をかいて不快感をあらわにした。
「クソ……でも、これじゃあこっからの予定どうなるんだ? 共鳴ができねーんじゃ、きっとマナを増やすことも……」
「あ、それはできるよ。共鳴を使わないやり方がそもそも『自分のマナを使うこと』だから、共鳴はあまり意味が無いんだ」
「ふむ……となると、俺はとりあえずマナを増やした方がいいな。なぁ、ラキア。マナの量を増やすにゃどうすりゃいいんだ?」
「ふふん、簡単さ。スタミナと同じで、体内のマナを使えばいいのさ!」
「ちょっと待て、早速詰んでるじゃねーか。俺1日1発しか打てないんだよ?」
「フッフッフ、カツヒト。私はなにも『魔術を使え』なんて言ってないぞ! マナをゆっくり放散させる、それこそがマナを増やす方法なのだよ!」
ラキアは得意気な顔で小さな胸を張った。バーンって効果音が出そうな程に堂々としているが、その自信がどこから来るのか俺にはいまいちわからなかった。
「安心しろ、カツヒト。私はマナの量だけで言えばクラス一だ! いつだって練習してるからな、唯一努力で周りより勝ってると思う点だよ! ほら、褒めて褒めて!」
「わーすごーい」
俺はとりあえず拍手をしておいた。ラキアはその様子にご立腹したみたいで、俺の脛を蹴ってきた。痛い。
「むぐぅ、褒め方から悪意を感じる! ラキアポイントマイナス3点!」
またマイナスかよ。それにしたってこいつ、面倒くさくねぇか? 褒めて欲しいと言う割には、褒めると「そんな事言われても!」って感じで返して。まあ面白いからいいけどよ。
「さてさて、それじゃあ俺はそのマナの放散という奴をやってみますかね。これで明日には少しはマシになってるといいんだが」
「なってると思うよ! あ、カツヒト。私は何をすればいい?」
「んー……そういや、お前ってマナの量1番多いんだよな? なんで『大した力を持ってない』って言われてるんだ?」
「私は共鳴が苦手だからだ。みんなは10個位は余裕で共鳴させられるのに、私は2つ、3つが限界なんだ」
「なるほどな。なら、共鳴の練習をした方がいいんじゃねーのか? それが一番だろうって俺は思うぜ?」
「やっぱりそうだよなぁ……。むむむ、でも、武闘大会までには6つ、7つは共鳴できるようになるよ! 私、頑張る!」
ラキアはフン、と鼻息を強く出した。
そうだ。こいつはやる気と努力なら誰にも負けない、とどのつまりいい子なのだ。そして、才能が「マイナス」なんてこともない、磨けばいくらでも輝ける原石だ。
だからこそ、精神的な、技術的な支えが必要なのだ。俺は改めて、ラキアの役に立てるように気合いを入れ、マナの量を増やす修練に勤しんだ。
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