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逃走
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「……一旦引き返すぞ。合図をしたら走れ」
行動不能状態になる麻痺。それを全体にかけられ続ければ為す術なく全滅もあり得る。一度森まで戻って作戦を考える時間が欲しい。
「今だ。走れ」
その合図とともに走り出すマナとベリルちゃん。後退しているので後ろで引っ張られていたリロを通り越す。
「リロ! お前も走れ! これはちょっとヤバい!」
すれ違ったリロは立ち上がると追いかけてくるクモマン達に向かって連続でパンチを繰り出す。リロのチート技、遠距離通常攻撃だ。すると先頭を走っていたクモマン達は次々に倒れて道を塞ぐ形になった。
「ありがとうリロ。これで時間が稼げる」
「走るよりは楽だからな」
そう言ったリロはまた台車に座り込む。危機感があるのかないのかよく分からないな。しかし助かったのは間違いない。ひとまずリロの乗る台車の取っ手を掴んで出口まで駆け抜けだす。しかし――
「挟まれた。出口側にもクモマンの群れだ」
同じく通路の先が見えないほどの群れ。リロが倒したクモマンも消滅していき、後方で詰まっていたクモマンが出てくる。
「右だ! 右の小道に入れ!」
もはや叫ぶようにして小道に飛び込む。マナとベリルちゃんも俺について走って来る。いくつもの十字路やT字路が続く小道。
「リロ! 正面のマキマキをやっつけろ」
「はいはい」
俺が押す台車の上で遠くに見える巨大カタツムリ型モンスター「マキマキ」を殴りつけて倒すリロ。素直に言うことを聞いてくれるくらいには危機感を持ってくれているようだ。しかしマキマキが消滅するエフェクトに突っ込んだ俺は足を止める。
「いやー! クモマンが来る! 急いで! 止まらないで! リョウ、早くっ早く進んで!」
泣きながら背中を押してくるマナだったが、俺も前に進むわけにはいかなかった。
「待てマナ! こっちにはアンダーションの群れがいるから進めない。押すな、押すんじゃない! 溶かされる!」
スライム型モンスター「アンダーション」。ドロドロの蠢く液体が光の届く限り天井に張り付いている。道を通ろうものならすぐさま溶解液と共に降り注いでくるだろう。迂回路を行くしかない……
「リロは追いかけてくるクモマンの足止めを。ベリルちゃんはそっちの道のマキマキを駆除してくれ」
「はいはい」
「リスボール! リスカットよ! ヒップキャット! ドロップキック!」
「マナ! ベリルちゃん達が道を切り開いたらすぐに走るぞ!」
「リスボーーーーール!!!!」
気がつくとリスボールは敵の群れにやられて、残った首輪をベリルちゃんが抱きしめている。食い込みヒップキャットも奮戦していたが、ついに麻痺状態にされて行動不能になってしまった。
「どうするの?! どうしたらいいの?! ねえリョウ! リョウってば!!」
アンダーションの群れさえ超えればボス前のセーフエリアにたどり着けるというのに……。
「もう走り抜けるしか無いんじゃない?」
俺にそう提案したのはリロだった。リロもクモマンの処理をしていたが手が足りないようだ。
「確かにアンダーションは素早さが低いから全力で走れば攻撃も受けないかも……」
「たまには私も走る」
俺がちらっとリロに視線を送ると、快い返事。しかし問題はマナだ。素早さが一では一人だけ逃げ切れないだろう。ウサプーも素早さは高くないので危うい。離れることのできる距離は九メートル。引きずるにしてもマナは捕まってしまうだろう。
「……マナのことは大丈夫。私に策がある」
リロは俺にしか聞こえないようにそう言う。何か嫌な予感がするけど、マナなら大丈夫だろう。
「……なら任せるぞ。ベリルちゃん! リスボールと食い込みヒップキャットの首輪を持ってこっちに」
ベリルちゃんはリスボールだけでなく食い込みヒップキャットまでやられてしまって首輪を抱きしめていた。しかし俺の声にすぐさま反応して隣に駆け寄ってくる。可愛い。
「合図をしたらアンダーションの下を走り抜けるぞ。まっすぐ行けばその先はセーフエリアだ」
三人と一匹は頷く。ウサプー……いつのまにそんなコミュニケーションが取れるようになったんだ?
「三、二、一、ゴー!!!!」
俺の掛け声と共に三人と一匹は全力で走り出す。先頭を走るのは素早さナンバーワンのリロ選手。速い速すぎる! 台車を押しながらベリルちゃんと並んで走る俺の二倍は速い。しかし、リロが速すぎるせいでアンダーションが俺たちの真上からボテボテと落ちてくる。
「きゃ! 服が溶ける!」
防御力を下げるというのはそんな効果もあるのか! 俺は走りながらもベリルちゃんの身体に視線を持っていかれた。もう少し、もう少しで良いところまで溶ける!
「がんばれー」
煩悩に支配されていた俺を現実に引き戻したのはセーフエリアから気の抜けた応援をしてくるリロの声だった。
「くそー!!」
呑気な声に悔しさがこみ上げる。俺は台車にベリルちゃんを乗せて更に加速する。別に目の前で服が溶けていくベリルちゃんを見たいからとかそんな理由は少ししかない! ベリルちゃんはアンダーションを叩き殺すことで溶かされるのを留めていた。
「ゴール!!」
息を切らせてセーフエリアに飛び込んだ俺は仰向けに寝転がって叫ぶ。隣を見ると台車の上に乗り直すリロと、肩で息をするベリルちゃん。おっぱいが揺れる。可愛い。
「マナは?」
上体を起こしてマナの方を見ると、ちょうどクモマンに糸で捕らえられたところだった。ウサプーも頑張ってマナを守ろうとしているが、同じく糸で絡め取られて麻痺状態になっていた。
「キュア!」
俺がキュアをかけても一瞬にして麻痺状態にされて意味がない。俺が無理矢理進むことでマナを強制的に引っ張ろうともしたが、俺自身がマナから離れることができない状態だった。モンスターが拘束状態にあると俺自身の移動が阻害されてしまうみたいだ。そのうちマナはアンダーションにも取り付かれて服がどんどん溶かされる。初めて会った時を思い出す。
「助けてー! リョウ! 助けてー!」
ドロドロに溶かされて手四本足四本のクモマンに押さえつけられるマナはそう叫んで助けを求める。しかし、どうすればそんな状態のマナを助けられるのだろうか。リロにはどんな作戦があるというのか。
「リロ。さっき言ってた作戦って?」
「煉獄火炎」
リロが発した言葉で俺はピンと来た。
「ゾンビ作戦だな」
「跡形も残らないけどね」
俺はメニューウィンドウからスキル「ダウンフレア」を選んで発動する。
「特大のを食らわせてやるよ」
ダウンフレアを使うと眼に映る範囲のマナを含むモンスター全てに赤黒い煙が纏わりつく。
「なんで?! なんで?! 待って! 待ってってば!」
「煉獄火炎!!」
俺は決め台詞と共に煉獄火炎の巻物を使う。逃げ場のない通路は真っ赤に燃え上がり、まるでロケットの噴出口から外を見るかのよう。ダウンフレアの効果もあってか、モンスターへのダメージエフェクトも増えて通常での煉獄火炎よりも激しく燃えているように見える。
十秒以上燃え続けていただろうか。火が消えた頃には二つの首輪だけが静かに佇んでいた。
行動不能状態になる麻痺。それを全体にかけられ続ければ為す術なく全滅もあり得る。一度森まで戻って作戦を考える時間が欲しい。
「今だ。走れ」
その合図とともに走り出すマナとベリルちゃん。後退しているので後ろで引っ張られていたリロを通り越す。
「リロ! お前も走れ! これはちょっとヤバい!」
すれ違ったリロは立ち上がると追いかけてくるクモマン達に向かって連続でパンチを繰り出す。リロのチート技、遠距離通常攻撃だ。すると先頭を走っていたクモマン達は次々に倒れて道を塞ぐ形になった。
「ありがとうリロ。これで時間が稼げる」
「走るよりは楽だからな」
そう言ったリロはまた台車に座り込む。危機感があるのかないのかよく分からないな。しかし助かったのは間違いない。ひとまずリロの乗る台車の取っ手を掴んで出口まで駆け抜けだす。しかし――
「挟まれた。出口側にもクモマンの群れだ」
同じく通路の先が見えないほどの群れ。リロが倒したクモマンも消滅していき、後方で詰まっていたクモマンが出てくる。
「右だ! 右の小道に入れ!」
もはや叫ぶようにして小道に飛び込む。マナとベリルちゃんも俺について走って来る。いくつもの十字路やT字路が続く小道。
「リロ! 正面のマキマキをやっつけろ」
「はいはい」
俺が押す台車の上で遠くに見える巨大カタツムリ型モンスター「マキマキ」を殴りつけて倒すリロ。素直に言うことを聞いてくれるくらいには危機感を持ってくれているようだ。しかしマキマキが消滅するエフェクトに突っ込んだ俺は足を止める。
「いやー! クモマンが来る! 急いで! 止まらないで! リョウ、早くっ早く進んで!」
泣きながら背中を押してくるマナだったが、俺も前に進むわけにはいかなかった。
「待てマナ! こっちにはアンダーションの群れがいるから進めない。押すな、押すんじゃない! 溶かされる!」
スライム型モンスター「アンダーション」。ドロドロの蠢く液体が光の届く限り天井に張り付いている。道を通ろうものならすぐさま溶解液と共に降り注いでくるだろう。迂回路を行くしかない……
「リロは追いかけてくるクモマンの足止めを。ベリルちゃんはそっちの道のマキマキを駆除してくれ」
「はいはい」
「リスボール! リスカットよ! ヒップキャット! ドロップキック!」
「マナ! ベリルちゃん達が道を切り開いたらすぐに走るぞ!」
「リスボーーーーール!!!!」
気がつくとリスボールは敵の群れにやられて、残った首輪をベリルちゃんが抱きしめている。食い込みヒップキャットも奮戦していたが、ついに麻痺状態にされて行動不能になってしまった。
「どうするの?! どうしたらいいの?! ねえリョウ! リョウってば!!」
アンダーションの群れさえ超えればボス前のセーフエリアにたどり着けるというのに……。
「もう走り抜けるしか無いんじゃない?」
俺にそう提案したのはリロだった。リロもクモマンの処理をしていたが手が足りないようだ。
「確かにアンダーションは素早さが低いから全力で走れば攻撃も受けないかも……」
「たまには私も走る」
俺がちらっとリロに視線を送ると、快い返事。しかし問題はマナだ。素早さが一では一人だけ逃げ切れないだろう。ウサプーも素早さは高くないので危うい。離れることのできる距離は九メートル。引きずるにしてもマナは捕まってしまうだろう。
「……マナのことは大丈夫。私に策がある」
リロは俺にしか聞こえないようにそう言う。何か嫌な予感がするけど、マナなら大丈夫だろう。
「……なら任せるぞ。ベリルちゃん! リスボールと食い込みヒップキャットの首輪を持ってこっちに」
ベリルちゃんはリスボールだけでなく食い込みヒップキャットまでやられてしまって首輪を抱きしめていた。しかし俺の声にすぐさま反応して隣に駆け寄ってくる。可愛い。
「合図をしたらアンダーションの下を走り抜けるぞ。まっすぐ行けばその先はセーフエリアだ」
三人と一匹は頷く。ウサプー……いつのまにそんなコミュニケーションが取れるようになったんだ?
「三、二、一、ゴー!!!!」
俺の掛け声と共に三人と一匹は全力で走り出す。先頭を走るのは素早さナンバーワンのリロ選手。速い速すぎる! 台車を押しながらベリルちゃんと並んで走る俺の二倍は速い。しかし、リロが速すぎるせいでアンダーションが俺たちの真上からボテボテと落ちてくる。
「きゃ! 服が溶ける!」
防御力を下げるというのはそんな効果もあるのか! 俺は走りながらもベリルちゃんの身体に視線を持っていかれた。もう少し、もう少しで良いところまで溶ける!
「がんばれー」
煩悩に支配されていた俺を現実に引き戻したのはセーフエリアから気の抜けた応援をしてくるリロの声だった。
「くそー!!」
呑気な声に悔しさがこみ上げる。俺は台車にベリルちゃんを乗せて更に加速する。別に目の前で服が溶けていくベリルちゃんを見たいからとかそんな理由は少ししかない! ベリルちゃんはアンダーションを叩き殺すことで溶かされるのを留めていた。
「ゴール!!」
息を切らせてセーフエリアに飛び込んだ俺は仰向けに寝転がって叫ぶ。隣を見ると台車の上に乗り直すリロと、肩で息をするベリルちゃん。おっぱいが揺れる。可愛い。
「マナは?」
上体を起こしてマナの方を見ると、ちょうどクモマンに糸で捕らえられたところだった。ウサプーも頑張ってマナを守ろうとしているが、同じく糸で絡め取られて麻痺状態になっていた。
「キュア!」
俺がキュアをかけても一瞬にして麻痺状態にされて意味がない。俺が無理矢理進むことでマナを強制的に引っ張ろうともしたが、俺自身がマナから離れることができない状態だった。モンスターが拘束状態にあると俺自身の移動が阻害されてしまうみたいだ。そのうちマナはアンダーションにも取り付かれて服がどんどん溶かされる。初めて会った時を思い出す。
「助けてー! リョウ! 助けてー!」
ドロドロに溶かされて手四本足四本のクモマンに押さえつけられるマナはそう叫んで助けを求める。しかし、どうすればそんな状態のマナを助けられるのだろうか。リロにはどんな作戦があるというのか。
「リロ。さっき言ってた作戦って?」
「煉獄火炎」
リロが発した言葉で俺はピンと来た。
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「跡形も残らないけどね」
俺はメニューウィンドウからスキル「ダウンフレア」を選んで発動する。
「特大のを食らわせてやるよ」
ダウンフレアを使うと眼に映る範囲のマナを含むモンスター全てに赤黒い煙が纏わりつく。
「なんで?! なんで?! 待って! 待ってってば!」
「煉獄火炎!!」
俺は決め台詞と共に煉獄火炎の巻物を使う。逃げ場のない通路は真っ赤に燃え上がり、まるでロケットの噴出口から外を見るかのよう。ダウンフレアの効果もあってか、モンスターへのダメージエフェクトも増えて通常での煉獄火炎よりも激しく燃えているように見える。
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