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水の王国編
え、私婚期を心配されてる?
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「これが清酒か」
祭りの会場でアウラ王子は私たちの努力の結晶に舌鼓を打つ。アウラ王子はおそらく先ほどまでアリスと水上デートをしていたはず。そのせいか、祭りだというのに酒に酔った様子はなかった。
「レジーナちゃん。ありがとう。これはこの国の新しい名物になる」
「ベンネスの新しい名物……。ベンネ酒なんて名前はどう?」
「却下。それはダサい」
「ダサ……」
私も適当に言っただけだけどダサいと言われると少しショック。
「これだけ澄んだ酒は見たことがない。清酒の名に相応しい」
アウラ王子はそう言ってガラスの酒瓶に入った清酒を月光にかざす。うっとりするほど綺麗だ。清酒も、それを持つアウラ王子の姿も。
「よし! お前たち! このまま朝まで飲み明かすぞ! 酒代はいらない! 国庫にある輸入酒も全部振る舞え!」
「アウラ王子……予算が……」
「なんだ。そんなことか。じゃあ戴冠式の予算を使え」
アウラ王子は笑顔でティードに返す。
「アウラ・ベンネス。今日を持って水の王国ベンネスの王となることを宣言する! 戴冠式の前夜祭だ。みんな飲め! 騒げー!!」
「ほんとこのバカ王子……いや、バカ王……」
頭を抱えるティード。しかし国民はアウラ王の宣言で盛り上がり、国中の酒が無くなるのではないかというほどに飲んで騒いだのだった。
かくいう私も途中から記憶がない。覚えているのはずっと楽しい気持ちでいたことだけ。
そして翌日目が覚めた時にメアリーからこってりお叱りを受けたのだった。
***
翌日というか日にち的には当日。王宮の客間で私はメアリーにお叱りを受けていた。
「レジーナ様聞いていますか?」
「はい……すみませんでした……」
もう昼前という時間に私の身支度を整えてくれているメアリーに私は何度も謝った。朝まで飲んだ挙句、記憶まで無くしているのだから当然だ。貴族令嬢としてあるまじき行為なのは間違いない。私が全て悪い。
「もういいです。この国の人たちを救ったのは間違いありませんし……。アウラ王も清酒の製法を伝授したことに対してなんでも報酬を出すとまで言われていましたし」
「報酬?!」
「もちろんお断りさせていただいています」
「そう……よね」
少し惜しい気もするけど、タダで飲み食いして好きな清酒まで作ってくれたのだからこれ以上望むものも正直なところ無い。
「あ! ところでアリスはアウラ王から何か言われてなかった?!」
ゲームだと祝宴の後に仲間として同行するか選択を迫られるシナリオがある。アウラルートかどうかを決める重要なシーン。一生守り続けさせてほしいとプロポーズのようなアプローチを受けるシーン。
「大切なシーンを見逃した……。リセットしたい……」
メアリーは私の聞き慣れない単語に首を傾げながらも答えてくれた。
「アリス様は何も変わった様子もありませんでした。ただ、矛のエンブレムをいただいたとだけお聞きしています」
土の国グランメイズで盾のエンブレムを貰ったのと同じ。水の国のエピソードをクリアした証拠。そしてアウラ王の仲間イベントを終えた証拠。
「アリスはまた断ったのかな……。なんでかしら」
「私には何の話か分かりかねますが……」
メアリーはそう前置きをして言った。
「アリス様は今レジーナ様と旅をしているのがとても楽しいみたいです。あのように楽しげなアリス様は何年も見ていません」
もしかして私との旅のため……? 私に気を遣って……?
「どうしよう。私のせいでアリスの婚期が遅れちゃったら!」
「……レジーナ様」
「ん?」
メアリーは悲しそうな目で私を見る。
「ご自身の心配をなさってください」
「え、私婚期を心配されてる?」
そりゃそうか。当主だもんね。でも婚期について言われたのは現実でお母さんに「いつ孫の顔が見れるのかしら」と言われた時以来かもしれない。懐かしいな……。
現実に想いを馳せていると部屋の扉をノックする音が聞こえた。
「失礼します。レジーナ様。報告よろしいですか?」
部屋に入ってきたのはクロード。厳しい顔をしているクロードを見て緊張が伝わってくる。こんなイベントあったっけ? ゲームはアリスとしてプレイしていたから多少違うだろうけど、このタイミングでシリアスな話が出てきた記憶がない。
なんだか嫌な予感がする。
「先ほど伝令でグランメイズの牢に収容されていたアレクサンダーとその婚約者ミラが脱獄したとの知らせが入りました」
クロードはそう言って頭を下げる。脱獄? あの2人が?
「そっか……本来なら死んでしまうから……」
捕縛されればそれで解決と思っていた自分が甘かった。アレクサンダーとミラが脱獄……。
「え、待って。今ミラって言った?」
「はい。家名は伺っておりませんがミラとだけ」
「ミラ……」
聖王国のゲームでミラという名前は1人しか記憶にない。
「行方を語られることがなかったリラの双子の姉……。初代花の王と水の王との隠し子の1人……。ミラ・フルハイム……」
私の頭の中で嫌な予感が複雑に絡まり始めたのだった。
祭りの会場でアウラ王子は私たちの努力の結晶に舌鼓を打つ。アウラ王子はおそらく先ほどまでアリスと水上デートをしていたはず。そのせいか、祭りだというのに酒に酔った様子はなかった。
「レジーナちゃん。ありがとう。これはこの国の新しい名物になる」
「ベンネスの新しい名物……。ベンネ酒なんて名前はどう?」
「却下。それはダサい」
「ダサ……」
私も適当に言っただけだけどダサいと言われると少しショック。
「これだけ澄んだ酒は見たことがない。清酒の名に相応しい」
アウラ王子はそう言ってガラスの酒瓶に入った清酒を月光にかざす。うっとりするほど綺麗だ。清酒も、それを持つアウラ王子の姿も。
「よし! お前たち! このまま朝まで飲み明かすぞ! 酒代はいらない! 国庫にある輸入酒も全部振る舞え!」
「アウラ王子……予算が……」
「なんだ。そんなことか。じゃあ戴冠式の予算を使え」
アウラ王子は笑顔でティードに返す。
「アウラ・ベンネス。今日を持って水の王国ベンネスの王となることを宣言する! 戴冠式の前夜祭だ。みんな飲め! 騒げー!!」
「ほんとこのバカ王子……いや、バカ王……」
頭を抱えるティード。しかし国民はアウラ王の宣言で盛り上がり、国中の酒が無くなるのではないかというほどに飲んで騒いだのだった。
かくいう私も途中から記憶がない。覚えているのはずっと楽しい気持ちでいたことだけ。
そして翌日目が覚めた時にメアリーからこってりお叱りを受けたのだった。
***
翌日というか日にち的には当日。王宮の客間で私はメアリーにお叱りを受けていた。
「レジーナ様聞いていますか?」
「はい……すみませんでした……」
もう昼前という時間に私の身支度を整えてくれているメアリーに私は何度も謝った。朝まで飲んだ挙句、記憶まで無くしているのだから当然だ。貴族令嬢としてあるまじき行為なのは間違いない。私が全て悪い。
「もういいです。この国の人たちを救ったのは間違いありませんし……。アウラ王も清酒の製法を伝授したことに対してなんでも報酬を出すとまで言われていましたし」
「報酬?!」
「もちろんお断りさせていただいています」
「そう……よね」
少し惜しい気もするけど、タダで飲み食いして好きな清酒まで作ってくれたのだからこれ以上望むものも正直なところ無い。
「あ! ところでアリスはアウラ王から何か言われてなかった?!」
ゲームだと祝宴の後に仲間として同行するか選択を迫られるシナリオがある。アウラルートかどうかを決める重要なシーン。一生守り続けさせてほしいとプロポーズのようなアプローチを受けるシーン。
「大切なシーンを見逃した……。リセットしたい……」
メアリーは私の聞き慣れない単語に首を傾げながらも答えてくれた。
「アリス様は何も変わった様子もありませんでした。ただ、矛のエンブレムをいただいたとだけお聞きしています」
土の国グランメイズで盾のエンブレムを貰ったのと同じ。水の国のエピソードをクリアした証拠。そしてアウラ王の仲間イベントを終えた証拠。
「アリスはまた断ったのかな……。なんでかしら」
「私には何の話か分かりかねますが……」
メアリーはそう前置きをして言った。
「アリス様は今レジーナ様と旅をしているのがとても楽しいみたいです。あのように楽しげなアリス様は何年も見ていません」
もしかして私との旅のため……? 私に気を遣って……?
「どうしよう。私のせいでアリスの婚期が遅れちゃったら!」
「……レジーナ様」
「ん?」
メアリーは悲しそうな目で私を見る。
「ご自身の心配をなさってください」
「え、私婚期を心配されてる?」
そりゃそうか。当主だもんね。でも婚期について言われたのは現実でお母さんに「いつ孫の顔が見れるのかしら」と言われた時以来かもしれない。懐かしいな……。
現実に想いを馳せていると部屋の扉をノックする音が聞こえた。
「失礼します。レジーナ様。報告よろしいですか?」
部屋に入ってきたのはクロード。厳しい顔をしているクロードを見て緊張が伝わってくる。こんなイベントあったっけ? ゲームはアリスとしてプレイしていたから多少違うだろうけど、このタイミングでシリアスな話が出てきた記憶がない。
なんだか嫌な予感がする。
「先ほど伝令でグランメイズの牢に収容されていたアレクサンダーとその婚約者ミラが脱獄したとの知らせが入りました」
クロードはそう言って頭を下げる。脱獄? あの2人が?
「そっか……本来なら死んでしまうから……」
捕縛されればそれで解決と思っていた自分が甘かった。アレクサンダーとミラが脱獄……。
「え、待って。今ミラって言った?」
「はい。家名は伺っておりませんがミラとだけ」
「ミラ……」
聖王国のゲームでミラという名前は1人しか記憶にない。
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私の頭の中で嫌な予感が複雑に絡まり始めたのだった。
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