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第1章 葛藤編
6話 彼女の事情
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私は大崎凛、私には今付き合ってる奴が居る
幼馴染でヤンキーの金内健人(かねうちけんと)
私は奴を金健(きんけん)と呼んでいるw
私が弱ってた時に
たった1度だけ関係を持ってしまってから何となく彼氏ズラするようになり
今に至る
悪い奴じゃ無いし、好きは好きだけどLOVEじゃないLIKE
それに私にはもう好きな人が出来た
だからこの恋は終わらせようと思ってる
裏庭
凛『キンケン、ちょっと話があるから放課後付き合って』
金健『ああ…』
キンケンは薄々気づいていると思う
私に好きな人が出来た事
教室に戻る凛
涼『いよいよキンケンともさよならか~』
愛生『ちょっと可哀想だね。キンケンさん凛さんの事、大事に大事にしてたもんね』
涼『しかしさ~凛がキープ君無しで恋するなんて、一生無いと思ってたから驚きだね』
凛『うるさいよ』
涼『でも別れちゃって良いの?高来、恋人は作らないってハッキリ言ってたじゃん』
凛『それでも…』
それでも、この恋は終わらせないと…アイツと本気で向き合いたい
放課後、学校の屋上
凛『良く2人で授業バックレてここ来たよね~』
金健『昔話かよ…らしくねぇな』
凛『キンケン、私と別れて』
凛は清々しい程ストレートにキンケンに自分の思いを伝えた
金健『なに?好きな奴出来たん?』
不機嫌そうに凛に問いかける
凛『そうだよ』
金健『どんな奴?』
凛『ずっと探してた片思いだった人』
キンケンは昔、凛から話を聞いていて高来の存在は知っていた
金健『歌舞伎町のアイツか、』
凛『そう』
キンケンは遠くを見ながら黙り込む
一拍おいて
金健『そいつに1度会わせろ』
凛『え?』
金健『凛にふさわしい男か俺が査定してやる』
凛『余計な事しないで!まだ片思いなんだから』
金健『それなら尚更だ。俺にもまだチャンスあるよな?』
凛『1ミリも無い』
言い切る凛
金健『会わせないと別れてやんねぇ~』
もっと簡単に折れると思ってた
こんなにしつこいキンケンは初めて見る
凛『分かったよ。じゃあ今度会わせるよ』
金健『余計な事は言わねぇ。約束する。ただそいつの人となりが知りたい』
キンケンの目はいつになく真剣だった
凛はキンケンとの話を終え
涼達と学校の近くの喫茶店で落ち合った
涼『そこまでキンケンが食い下がるとは、ま、それだけキンケンも凛の事が好きだって事だね』
氷が溶けかかったレモンスカッシュを飲みながら涼は続ける
涼『でも本当に良いのか?女は思われる方が幸せだぞ~』
愛生『そうですよ。キンケンさん凛さんがどんなに他の男の人と朝帰りしても別れないでくれてたし。お似合いだと思うんですけどね~』
凛『あんた、高来狙いだからわざとくっつけようとしてない?』
愛生『そんな事無いですよ💦』
涼『でもあんた達、現実見なよ。高来はあくまで友達としてならって言ってんだからね。恋人になれる可能性は、このレモンスカッシュよりも薄いから』
涼は氷が溶けて薄まったレモンスカッシュを2人に見せて言った
つづく
幼馴染でヤンキーの金内健人(かねうちけんと)
私は奴を金健(きんけん)と呼んでいるw
私が弱ってた時に
たった1度だけ関係を持ってしまってから何となく彼氏ズラするようになり
今に至る
悪い奴じゃ無いし、好きは好きだけどLOVEじゃないLIKE
それに私にはもう好きな人が出来た
だからこの恋は終わらせようと思ってる
裏庭
凛『キンケン、ちょっと話があるから放課後付き合って』
金健『ああ…』
キンケンは薄々気づいていると思う
私に好きな人が出来た事
教室に戻る凛
涼『いよいよキンケンともさよならか~』
愛生『ちょっと可哀想だね。キンケンさん凛さんの事、大事に大事にしてたもんね』
涼『しかしさ~凛がキープ君無しで恋するなんて、一生無いと思ってたから驚きだね』
凛『うるさいよ』
涼『でも別れちゃって良いの?高来、恋人は作らないってハッキリ言ってたじゃん』
凛『それでも…』
それでも、この恋は終わらせないと…アイツと本気で向き合いたい
放課後、学校の屋上
凛『良く2人で授業バックレてここ来たよね~』
金健『昔話かよ…らしくねぇな』
凛『キンケン、私と別れて』
凛は清々しい程ストレートにキンケンに自分の思いを伝えた
金健『なに?好きな奴出来たん?』
不機嫌そうに凛に問いかける
凛『そうだよ』
金健『どんな奴?』
凛『ずっと探してた片思いだった人』
キンケンは昔、凛から話を聞いていて高来の存在は知っていた
金健『歌舞伎町のアイツか、』
凛『そう』
キンケンは遠くを見ながら黙り込む
一拍おいて
金健『そいつに1度会わせろ』
凛『え?』
金健『凛にふさわしい男か俺が査定してやる』
凛『余計な事しないで!まだ片思いなんだから』
金健『それなら尚更だ。俺にもまだチャンスあるよな?』
凛『1ミリも無い』
言い切る凛
金健『会わせないと別れてやんねぇ~』
もっと簡単に折れると思ってた
こんなにしつこいキンケンは初めて見る
凛『分かったよ。じゃあ今度会わせるよ』
金健『余計な事は言わねぇ。約束する。ただそいつの人となりが知りたい』
キンケンの目はいつになく真剣だった
凛はキンケンとの話を終え
涼達と学校の近くの喫茶店で落ち合った
涼『そこまでキンケンが食い下がるとは、ま、それだけキンケンも凛の事が好きだって事だね』
氷が溶けかかったレモンスカッシュを飲みながら涼は続ける
涼『でも本当に良いのか?女は思われる方が幸せだぞ~』
愛生『そうですよ。キンケンさん凛さんがどんなに他の男の人と朝帰りしても別れないでくれてたし。お似合いだと思うんですけどね~』
凛『あんた、高来狙いだからわざとくっつけようとしてない?』
愛生『そんな事無いですよ💦』
涼『でもあんた達、現実見なよ。高来はあくまで友達としてならって言ってんだからね。恋人になれる可能性は、このレモンスカッシュよりも薄いから』
涼は氷が溶けて薄まったレモンスカッシュを2人に見せて言った
つづく
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