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チャラ陽キャが受けって誰が決めたんですか?
しおりを挟む教室へと着くと俺は力が抜けるように椅子へと座り込んだ。
周りが「どうしたー?」と心配する中、応答しない俺の代わりに陽が答える。
「みんな気にしないで~実がおかしいのはいつものことだからさ」
「おい…」
思わずツッコミを入れてしまった。
全く、クラスが何個もある中で陽と同じクラスになるなんて…どこまで仲良いのよ俺ら。
しかも席、前後だし。
「あはは~始まった始まった、我がクラスの幼馴染夫夫の痴話喧嘩が」
そういうと周りのクラスメイトたちはその場を去って行った。
「誰が夫夫や、ただの腐れ縁だっての…な!陽?」
「…ひどいわ、ダーリン。私との関係はただの遊びだったのね。。」
「やかましいわ、ハニー。ちょっと黙ってて」
陽はツボに入ったらしく授業が開始するまでの間、延々と笑っていた。
茶番が終わったところで俺は作戦を練る。そもそもあれは漫画の中の話であって…まだ現実は分からない。
要は俺がチャラ陽キャ界の初、攻めになればいいだけの簡単な話じゃんか!え、俺って天才なのでは??
「俺、チャラ陽キャ界初の攻めになるわ!」
俺は後ろの陽に聞こえるくらいの声量でそう宣言した。
「がんば」
そう言うと陽は窓の外を眺め始めた。
そんな興味ない反応すんなよ~
ま、いっか!とりま他のクラスに可愛い子いないかな~そんなことを考えながら窓の外を俺も眺めた。
後ろでは陽が不機嫌な顔で実を見ていたことに当の本人が気づくわけがなかった。
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