実は俺、悪役なんだけど周りの人達から溺愛されている件について…

彩ノ華

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【作戦実行 再開】本編

結果発表②

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確か会長が言ってたルールでは…



『逃げ切った人も誰かを指名して願いを1つ聞いてもらう』



ってことが可能だって言ってた!!!!つまりまだ俺の人生は終了していないということ!

よっし!!!万が一、会長の願いが一生俺をパシリにするという願いなら俺は迷わずこれを使うだろう…。

いや、でも…学食無料券を失うのか、とほほ…😮‍💨




「では、以上をもちまして…隠れ鬼は終了となりまーす。この後はパーティが待ってるので各自、着替えるなり何なりして夜には集合してね~、あと隠れ鬼で捕まえた子や逃げ切った子の願いが~…とかも各自勝手にしてくださーい。

その願いマジ無理・危険だと判断した場合は…生徒会にまで相談にくるように!!以上!解散‼️」




そういうと体育館に集まっていたみんながちらほら帰っていく。会長の言葉って所々、適当なんだよな~。まぁ、そういうところが聞いてる方も楽でいいんだろうけど♪

会長のさっきの適当な話し仕方を思い出し思わず
ふふ…と笑いがこぼれる。


「なんだか楽しそうだね。りょうくん♡」


後ろからひょいっと顔をのぞき込まれる




げっ…宝井会長…!



「今、げっ…って顔したでしょ~!ひどいなぁ、傷ついたなー」



「す、すみません!」


「思ってたんかーい。りょうくん…そこは否定するところだよ。まったく素直なんだから~」


俺としたことが…てか俺って結構顔に出やすいタイプなのか??気をつけねば!!



「それで俺になにか用でも…?」

俺は恐る恐る聞いてみる。〝用〟というものにちょっと俺自身気づいている気もするがもしかしたら違うかもしれないし!


「白々しいな~気づいてるでしょ?ほら俺、〝優勝者〟だよ~」


会長はニコニコしながら自慢してくる
あ、これ絶対パシリにされますやん

ここで学食無料券をとるか…会長のパシリとなるか…
どちらをとるかで俺の運命が変わってくる…!



でも1年くらいのパシリなら…?まだ我慢できるのではないだろうか。(いやお前どこまで食い意地はってんねん…と思うかもしれないが食べ物の誘惑には勝てない)


でもこれが一生パシリ…となるなら話は変わってくる
それだけは避けたい…


「会長…俺!」

「ってことで願いなんやけど…りょうくん。俺とデートしてくれない??」


「喜んで」




拝啓      お父さん、お母さん。
あなたの息子は無事、学食無料券を手に入れました
どうかほめてください



                                               りょうより




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