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告白の返事
しおりを挟むいやいや、ちょっと待てよ?
そもそも告白という行為にすぐ返事をしないといけないというルールがある訳でもない!
(あったらごめん…)
ここは一旦返事するのを保留にしてもらおう!
うん、それがいい。
「洸くん、えっと…その…ね」
まずはお礼からだよね!てか俺、人生で初めて告白されたんだよな?今更ながら照れてきて顔が赤くなる。
「ありがと…お!?」
ぎゅっ!
what?なぜ俺は抱きしめられているのか??
てか身体大きいな!?なんと安心する抱擁力!
ってこんなこと考えてる場合じゃ…っ!
「ありがとうございます!俺、絶対…絶対、響さんのこと幸せにしますから!!」
ん~~????おかしいぞぉー?
この子さっきの俺の〝ありがとう〟= 告白OK
って勘違いしてますなぁ~!可哀想だが今からでも否定を…
「でも良かったです、俺もし断られてたり返事を保留とかだったら待ってる間にどうにかなってたかもなんで!」
おっっっっも!重すぎる…
そんなの笑顔でいうもんじゃないよ、マジで。
俺じゃなかったら逃げ出すレベルよ、マジで。
ほら、俺には弟の友達というあれがあるから逃げ出すのはちょっとあれだから。そんなのなかったら多分逃げ出してます、はい。
「その~…もし俺が断ってたら…?」
「んー、響さんに好きになってもらえないなら生きてる意味ないんで死んでますね、たぶん」
「いやいやいや、俺が断るぐらいで死ぬな!やばいよその考え…洸くん、頭大丈夫!?」
「はい!大丈夫です!今世がダメなら死んで来世に期待してましたね、きっと」
ニコッ
女子が見たらキャー!ってなるイケメンスマイルだが今の俺にはただの恐怖でしかない。なんなら背筋ゾクッとしたわ。
返事保留にしなくて…ましてや断らなくて良かったあああ…。弟の友達をある意味…ほんとに失うところだった。
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