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近衛騎士、勇者になる
その名を呼んで
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「陛下の瞳は碧玉よりも美しいですね。……前世ではどのようなお色だったのですか?」
「髪も目も黒い、今の顔とは似ても似つかない、陰気で地味な顔だったぞ? もし以前のままの顔であれば、お前も間違いなく惚れたりしないだろうし、元を知れば、百年の恋も醒めるかもしれない」
とのお言葉だが。
何故、それほどまでご自分に自信を持たれないのだろうか?
陛下ほど慧眼な御方でも、ご自分のことは冷静に見えないのだろうか。
地上に舞い降りた天使とも見まごうその比類なきお心の美しさ、柔軟さは唯一無二で得難いものである。
罪深いほどに人心を捉え、魅了してしまうのは。
その美しく愛らしいご容貌だけが原因ではないというのに。
「……私は貴方の見た目ではなく、中身に惹かれたのですよ。誰よりも努力家で思慮深く公平であり、国民思いで心優しい貴方の御心に……。ずっとお傍にいたのですから、貴方が良い国王になるべくどれだけ努力をし、頑張ってきたかも良く知っているつもりです」
そう告げて。
私の花嫁の唇に、口づけを落とした。
*****
口づけの合間に、異世界でのお名前を問うと。
「来栖、翔太……」
吐息のように微かなお声で告げられた。
不思議な響きの名。
クリス・ショータ?
どのような綴りだろう。
聞いたことのない”ショータ”という姓は、そちらの国特有のものだろう。
「何と、陛下の愛称と同じとは。偶然でしょうか?」
首を傾げていると。
「国王の名前を呼ぶのが畏れ多いなら、あちらの名で呼べばいい。平民だ」
照れたように目を伏せ、仰った。
……それは。
”クリス”という名は、前世での名で。
身分は平民なのだから、呼び捨てでいい、とのことだろうか。
その名は陛下の愛称と同じでもある。
つまり。
愛称で呼んでも構わない、という意味にとって良いのだろうか。
国王の御名を?
愛称とはいえ、敬称もつけずに?
己の行いを鑑みれば、今更だということになるが。畏れ多いと思った。
しかし、現在、私の花嫁である。
本人からそう望まれたのだ。夫が花嫁の名を呼んで何がおかしいのか。
「……クリス」
覚悟して、その名を口にしてみると。
何とも面映ゆく、あたたかな気持ちになる。
そして。
初めて閨で名を呼ばれた花嫁は、少し照れたように頷いてみせたのだった。
何という幸福だろう。
*****
私の花嫁を一糸まとわぬ姿にし、その白い肌に口づけで所有のしるしをつける。
治癒魔法で消えてしまうし、残るような痕を残すつもりはないが。
今だけは、私だけのものだと感じていたい。
「んっ、」
びくりと身を震わせ。
花嫁は、自身の身体に刻まれていく紅い跡を、不思議そうに見ていた。
性的な知識はあるとのことだが。
これは知らなかったのだろうか?
「私の愛しい花嫁。これは、私のものというしるしです。私以外の者に決して肌を見せてはなりません。……いいですね?」
「ん、」
狭量な男の勝手な願いに。
花嫁は頬を染め、こくりと頷いてみせた。
愛らしい、私の花嫁。
今すぐに思いを遂げたいが。
まだ何も知らぬ清らかな身体を傷つける訳にはいかない。
丹念に準備をせねば。
片手で胸の先を捏ね、もう片方の突起を舌で愛撫する。
突起に吸い付いたり、舌先で転がしたりし、小さな粒を可愛がる。
「は……あぅ、」
気持ち良いようで、もっともっととねだられる。
起きている間に触れたのは数回だが。
このように感じやすい身体だったとは嬉しい誤算である。
もっと感じて。
私にしか反応しない身体になればいい。
*****
寝台の脇の棚から、香油を取り出す。
それを見て首を傾げられたので、香油ですと答えた。
何に使うのかの説明は不要のようだ。
女と違い、男は濡れないので、潤滑剤が必要だと書物で読んだ。
変装して専用の香油を売っている城下町の店に行き、購入したのだが。
なかなか恥ずかしいものだ。
拘束具などは実家の倉庫にあったのを参考に、その店で作らせたのだが。
是非商品にしたいと望まれ許可したのち、年に少なくない金が懐に入るようになった。
毛皮を使った、肌を傷つけない拘束具を提案してみるか……。
香油を手に、くだらぬことを考えていたら。
私の花嫁は私の股間を凝視して、小鹿のように震えていた。
これが入ることを想像したのだろう。
覚悟はしていても、実際に挿入する段になって怯えるのも仕方ない。
自分の身に置き換えて想像しても、このような物を挿入するのは遠慮したい。
もっと小さく細ければ挿入も楽で、恐怖感も与えずに済んだのかもしれないが。
これだけは己の意思ではどうにもならない。
震えている花嫁を見て、更に猛ってしまう体たらくである。
「愛しいクリス。約束通り、優しくします。決して痛い思いなどさせません。ですから、どうか怯えないで……」
怖がらせぬよう、震えている花嫁の頬を撫で、囁く。
花嫁は、碧玉の目に涙を滲ませながらも、私に頷いてみせた。
ああ、何と愛おしいのだろう。
*****
そこに意識を向けさせないために、花嫁の花茎を愛撫しながら慣らすことにした。
「はぅ、」
やわらかな太股に頭を挟まれる。
すぐに頭をもたげ、甘い蜜を充填させる。
愛撫に感じやすい身体なのは嬉しいが。
それは、私だけなのだろうか?
他の男に触れさせ、確かめるつもりは毛頭ないが。
ふと視線を向けると、花嫁と目が合った。
真っ赤になって、照れている。
初々しい反応が可愛らしい。
精神的には年上だということを忘れそうになる。
クリス。私の愛しい花嫁。
気持ちを受け入れてもらえただけでも感謝するべきだというのに。
私は何と欲深いのだろう。
貴方の全てを貪り尽くしたくなる。
「髪も目も黒い、今の顔とは似ても似つかない、陰気で地味な顔だったぞ? もし以前のままの顔であれば、お前も間違いなく惚れたりしないだろうし、元を知れば、百年の恋も醒めるかもしれない」
とのお言葉だが。
何故、それほどまでご自分に自信を持たれないのだろうか?
陛下ほど慧眼な御方でも、ご自分のことは冷静に見えないのだろうか。
地上に舞い降りた天使とも見まごうその比類なきお心の美しさ、柔軟さは唯一無二で得難いものである。
罪深いほどに人心を捉え、魅了してしまうのは。
その美しく愛らしいご容貌だけが原因ではないというのに。
「……私は貴方の見た目ではなく、中身に惹かれたのですよ。誰よりも努力家で思慮深く公平であり、国民思いで心優しい貴方の御心に……。ずっとお傍にいたのですから、貴方が良い国王になるべくどれだけ努力をし、頑張ってきたかも良く知っているつもりです」
そう告げて。
私の花嫁の唇に、口づけを落とした。
*****
口づけの合間に、異世界でのお名前を問うと。
「来栖、翔太……」
吐息のように微かなお声で告げられた。
不思議な響きの名。
クリス・ショータ?
どのような綴りだろう。
聞いたことのない”ショータ”という姓は、そちらの国特有のものだろう。
「何と、陛下の愛称と同じとは。偶然でしょうか?」
首を傾げていると。
「国王の名前を呼ぶのが畏れ多いなら、あちらの名で呼べばいい。平民だ」
照れたように目を伏せ、仰った。
……それは。
”クリス”という名は、前世での名で。
身分は平民なのだから、呼び捨てでいい、とのことだろうか。
その名は陛下の愛称と同じでもある。
つまり。
愛称で呼んでも構わない、という意味にとって良いのだろうか。
国王の御名を?
愛称とはいえ、敬称もつけずに?
己の行いを鑑みれば、今更だということになるが。畏れ多いと思った。
しかし、現在、私の花嫁である。
本人からそう望まれたのだ。夫が花嫁の名を呼んで何がおかしいのか。
「……クリス」
覚悟して、その名を口にしてみると。
何とも面映ゆく、あたたかな気持ちになる。
そして。
初めて閨で名を呼ばれた花嫁は、少し照れたように頷いてみせたのだった。
何という幸福だろう。
*****
私の花嫁を一糸まとわぬ姿にし、その白い肌に口づけで所有のしるしをつける。
治癒魔法で消えてしまうし、残るような痕を残すつもりはないが。
今だけは、私だけのものだと感じていたい。
「んっ、」
びくりと身を震わせ。
花嫁は、自身の身体に刻まれていく紅い跡を、不思議そうに見ていた。
性的な知識はあるとのことだが。
これは知らなかったのだろうか?
「私の愛しい花嫁。これは、私のものというしるしです。私以外の者に決して肌を見せてはなりません。……いいですね?」
「ん、」
狭量な男の勝手な願いに。
花嫁は頬を染め、こくりと頷いてみせた。
愛らしい、私の花嫁。
今すぐに思いを遂げたいが。
まだ何も知らぬ清らかな身体を傷つける訳にはいかない。
丹念に準備をせねば。
片手で胸の先を捏ね、もう片方の突起を舌で愛撫する。
突起に吸い付いたり、舌先で転がしたりし、小さな粒を可愛がる。
「は……あぅ、」
気持ち良いようで、もっともっととねだられる。
起きている間に触れたのは数回だが。
このように感じやすい身体だったとは嬉しい誤算である。
もっと感じて。
私にしか反応しない身体になればいい。
*****
寝台の脇の棚から、香油を取り出す。
それを見て首を傾げられたので、香油ですと答えた。
何に使うのかの説明は不要のようだ。
女と違い、男は濡れないので、潤滑剤が必要だと書物で読んだ。
変装して専用の香油を売っている城下町の店に行き、購入したのだが。
なかなか恥ずかしいものだ。
拘束具などは実家の倉庫にあったのを参考に、その店で作らせたのだが。
是非商品にしたいと望まれ許可したのち、年に少なくない金が懐に入るようになった。
毛皮を使った、肌を傷つけない拘束具を提案してみるか……。
香油を手に、くだらぬことを考えていたら。
私の花嫁は私の股間を凝視して、小鹿のように震えていた。
これが入ることを想像したのだろう。
覚悟はしていても、実際に挿入する段になって怯えるのも仕方ない。
自分の身に置き換えて想像しても、このような物を挿入するのは遠慮したい。
もっと小さく細ければ挿入も楽で、恐怖感も与えずに済んだのかもしれないが。
これだけは己の意思ではどうにもならない。
震えている花嫁を見て、更に猛ってしまう体たらくである。
「愛しいクリス。約束通り、優しくします。決して痛い思いなどさせません。ですから、どうか怯えないで……」
怖がらせぬよう、震えている花嫁の頬を撫で、囁く。
花嫁は、碧玉の目に涙を滲ませながらも、私に頷いてみせた。
ああ、何と愛おしいのだろう。
*****
そこに意識を向けさせないために、花嫁の花茎を愛撫しながら慣らすことにした。
「はぅ、」
やわらかな太股に頭を挟まれる。
すぐに頭をもたげ、甘い蜜を充填させる。
愛撫に感じやすい身体なのは嬉しいが。
それは、私だけなのだろうか?
他の男に触れさせ、確かめるつもりは毛頭ないが。
ふと視線を向けると、花嫁と目が合った。
真っ赤になって、照れている。
初々しい反応が可愛らしい。
精神的には年上だということを忘れそうになる。
クリス。私の愛しい花嫁。
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