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Ⅷ
美しき国王の初夜
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エロ漫画の知識によると。
女の快感って、男を上回るらしいので。正直言って、少しは興味がなくもない。
前に指をちょっと入れられただけで、ゾクゾクしたし。
でも、興味よりも未知への恐怖のほうが上だ。
今だって男に抱かれて、男の部分だけでもメスイキしまくって、怖いくらいなのに。
女の部分を開発されちゃったら。
本格的に。
精神まで、女になっちゃうんじゃないかって思うと。
そうなったら、俺は。
榎本英司は、どこへ行ってしまうんだろうか。
*****
”完全体”であることを公表して、俺に次いで魔素の多いロロと結婚した以上。
二人の間から、魔素の強い子が産まれることを期待されているだろう。
ロロのことは好きだし。抱かれることも受け入れたけど。
まだ、子供を産む覚悟はできてない。
これまで、人を好きになったこともなかった。
親の愛も知らない。生まれ変わっても、親の愛には縁がなかったんだ。
こんな俺が、親になるなんて。大丈夫なんだろうか?
本当に、いいのか?
『……子供、作った方がいいのかな?』
「そんな不安そうな顔するな。あんたにその覚悟ができるまで、しない」
優しく頬に触れられて。
思わず泣きそうになってしまう。
「もし周りに何か言われたら、俺があんたの全部、独占したいからだって正直に白状するし」
にやりと笑った。
突然、真顔になって。
「いざとなったら人工子宮を作って、孕んだらそこに移動させて、その中で育ててもいい。もちろん、母乳は吸わせない。あんたのすべて、俺のだからな」
恐ろしいこと言うな!
実際に、やりそうで怖いんだよ!
*****
初夜だからって、やたらねちっこく身体を弄られた。
もう何度もヤってんだろ! と言ったら、気分の問題だとか繊細な男心をわかれ、とか言われた。
意味わかんない。俺も男だっていうのに。
「ん、」
香油をたっぷりつけた指が、くちゅくちゅと出入りしている。
「あんたのこと。俺なしじゃ、イけない身体にしたい」
何言ってんだか。
『元々、この身体じゃ自分でしても気持ちよくなかったから、ロロに触られないとイけないんだけど?』
実際に、ロロ無しじゃイけないと言うと。
「…………っ、」
ピタッと動きが止まって。
ロロの顔が、みるみるうちに真っ赤になっていった。
何で今更照れるかな。
もう散々、エロいことしてるのに。こういうところは、ちょっとだけ可愛いと思う。
「ああもう、可愛すぎる!」
後ろを慣らしていた指が引き抜かれて。
「あうっ、」
すでに臨戦態勢になっていたモノを、やや強引に突っ込まれた。
*****
『っ、乱暴にするな、バカ、』
背中に爪を立ててやる。
とはいっても。
行為に慣れた身体は、巨大なそれを吞み込んでしまう。
もうすっかり、この形を覚えてしまってる。
とっくに、この身体はぜんぶ、ロロのものになっちゃってるんだ。
悔しいから。もうしばらくの間、教えてやらないけど。
「悪い。我慢できなかった」
ちゅっちゅっ、と額にキスをされる。
「可愛いよ……”英司”」
「!?」
「感じた?」
この野郎、にやにやしやがって。
感じてイっちゃっただろ!
自分の腹筋に飛び散った俺の精液を、これ見よがしに掬い取って舐めるのはやめろと。
甘い? 甘かったら糖尿だよう!
以後、イケメンボイスで俺の前世ネームを囁くのは禁止! 禁じ手にします!
やり返したら、絶対喜びそうだから言わない。
*****
前世の記憶を思い出したロロの腰使いは、犯罪級にヤバかった。
ただでさえ、若い身体に衰えを知らない精力の持ち主だというのに。
更に大人の技巧がプラスされては。
前世から童貞だった俺に、太刀打ちできるはずがない訳で。
斯くして。
一週間の結婚休暇は、ベッドから一歩も出してもらえないまま終わったのだった。
回復魔法がある世界で、本当に良かった……。
女の快感って、男を上回るらしいので。正直言って、少しは興味がなくもない。
前に指をちょっと入れられただけで、ゾクゾクしたし。
でも、興味よりも未知への恐怖のほうが上だ。
今だって男に抱かれて、男の部分だけでもメスイキしまくって、怖いくらいなのに。
女の部分を開発されちゃったら。
本格的に。
精神まで、女になっちゃうんじゃないかって思うと。
そうなったら、俺は。
榎本英司は、どこへ行ってしまうんだろうか。
*****
”完全体”であることを公表して、俺に次いで魔素の多いロロと結婚した以上。
二人の間から、魔素の強い子が産まれることを期待されているだろう。
ロロのことは好きだし。抱かれることも受け入れたけど。
まだ、子供を産む覚悟はできてない。
これまで、人を好きになったこともなかった。
親の愛も知らない。生まれ変わっても、親の愛には縁がなかったんだ。
こんな俺が、親になるなんて。大丈夫なんだろうか?
本当に、いいのか?
『……子供、作った方がいいのかな?』
「そんな不安そうな顔するな。あんたにその覚悟ができるまで、しない」
優しく頬に触れられて。
思わず泣きそうになってしまう。
「もし周りに何か言われたら、俺があんたの全部、独占したいからだって正直に白状するし」
にやりと笑った。
突然、真顔になって。
「いざとなったら人工子宮を作って、孕んだらそこに移動させて、その中で育ててもいい。もちろん、母乳は吸わせない。あんたのすべて、俺のだからな」
恐ろしいこと言うな!
実際に、やりそうで怖いんだよ!
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初夜だからって、やたらねちっこく身体を弄られた。
もう何度もヤってんだろ! と言ったら、気分の問題だとか繊細な男心をわかれ、とか言われた。
意味わかんない。俺も男だっていうのに。
「ん、」
香油をたっぷりつけた指が、くちゅくちゅと出入りしている。
「あんたのこと。俺なしじゃ、イけない身体にしたい」
何言ってんだか。
『元々、この身体じゃ自分でしても気持ちよくなかったから、ロロに触られないとイけないんだけど?』
実際に、ロロ無しじゃイけないと言うと。
「…………っ、」
ピタッと動きが止まって。
ロロの顔が、みるみるうちに真っ赤になっていった。
何で今更照れるかな。
もう散々、エロいことしてるのに。こういうところは、ちょっとだけ可愛いと思う。
「ああもう、可愛すぎる!」
後ろを慣らしていた指が引き抜かれて。
「あうっ、」
すでに臨戦態勢になっていたモノを、やや強引に突っ込まれた。
*****
『っ、乱暴にするな、バカ、』
背中に爪を立ててやる。
とはいっても。
行為に慣れた身体は、巨大なそれを吞み込んでしまう。
もうすっかり、この形を覚えてしまってる。
とっくに、この身体はぜんぶ、ロロのものになっちゃってるんだ。
悔しいから。もうしばらくの間、教えてやらないけど。
「悪い。我慢できなかった」
ちゅっちゅっ、と額にキスをされる。
「可愛いよ……”英司”」
「!?」
「感じた?」
この野郎、にやにやしやがって。
感じてイっちゃっただろ!
自分の腹筋に飛び散った俺の精液を、これ見よがしに掬い取って舐めるのはやめろと。
甘い? 甘かったら糖尿だよう!
以後、イケメンボイスで俺の前世ネームを囁くのは禁止! 禁じ手にします!
やり返したら、絶対喜びそうだから言わない。
*****
前世の記憶を思い出したロロの腰使いは、犯罪級にヤバかった。
ただでさえ、若い身体に衰えを知らない精力の持ち主だというのに。
更に大人の技巧がプラスされては。
前世から童貞だった俺に、太刀打ちできるはずがない訳で。
斯くして。
一週間の結婚休暇は、ベッドから一歩も出してもらえないまま終わったのだった。
回復魔法がある世界で、本当に良かった……。
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