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藍川透の回想
元の姿に戻ってみる
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「本物のフランチェスカ姫は?」
と小声で訊いてみる。
まあ十中八九シナリオ通りに地下室から見つかってるだろうけど。
コンラート王子は申し訳なさそうな顔をして。
さきほどテオドゥルフ侯爵にここを追い出された後、泣く泣くユーベルバッハの城に戻ったら、地下室に潜伏していた姉……フランチェスカ姫が無事発見されたそうだ。
それはいいが。事情を話したら、「身代わりに行った者がいるなら、しばらく外に遊びに出れないじゃない。窮屈だわ」などと嘆いていたそうだ。
こちらと入れ替わる気はまるっきりないらしい。
おいおい。頭の中花畑か何かかな? 俺の書いたシナリオよりも酷いってどうなのよ?
入れ替わったまま結婚、ってことになったらどうするんだよ⁉ ずっと隠れたままでいるつもりか?
そうなったら一生、ユーベルバッハの城から出れねえぞ? いいのか?
しかし、王子も侍女に化けて。これからどうする気なんだ? 隙を見て逃げるわけにもいかないだろうし。
まさか、侯爵を暗殺とか。穏やかじゃない方法はやめてくれよ?
だいたいはゲームのシナリオと同じ流れになったものの、この世界が俺の作ったゲームじゃないとわかった以上、この先どう転ぶかわからないからな。
*****
王子は、再び侍女の姿になっていた。
「この格好のときは、マルティナとお呼び下さい」
声も仕草もすっかり女の子になっていた。すげえな魔法。あと王子の演技力。
……実際に魔法があって。世界観もだいたい同じ、ってことは。
ここも、二ヶ月に一回、ドラゴンが襲ってくるのだろうか? 大変だな……。冒険者と国の騎士団でレイド戦かな? ぜひ観てみたい。
俺のアイテムや装備も、ゲームから持ち越し出来てれば良かったんだけどな。開発者チートを使っても、最終進化させるのけっこう苦労したし。
ゲームで使ってた魔法とか、そのまま使えると助かるんだが。
「lumen」
試しに、明かりの魔法をそっと唱えてみると。
……あ、明るくなった。
どうやらこの世界で俺は魔法が使えるようだ。やったー。
顔だけじゃなく、能力もゲームと同じだったみたいで良かった。あとでどの魔法が使えるか、試してみよう。
この世界でのレベルによって、使えなかったりするかもだしな。
突然明るさを増した部屋に、侍女マルティナに化けたコンラート王子は不思議そうな顔できょろきょろしている。光源を探してるようだ。
頭上のシャンデリアを見上げて、自動点灯式なのかな?、とか呟いてる。
しかしこのシャンデリア、いちいち全部の蝋燭に手動で火をつけてたら大変じゃね? ただの飾りだろうか……。
などとどうでもいいことを考えたり。
とりあえず俺が”魔女”だってことは、秘密にしておいたほうがいいかな?
これ以上話をややこしくしたくないし。
「あのう、姉上……いえ、姫様は。あの獣がおそろしくはないのですか?」
マルティナな王子に、不思議そうに訊かれたが。
テオドゥルフ侯爵はやらかして呪われてるだけで、中身人間だし。わんこ可愛いじゃん。
……というのは、やはりこの世界の人間にはない感覚なのかな?
魔女に呪われてしまった、ってだけでも貴族的には不名誉なことだったりするのかも。
その上、姿を獣に変えられてしまったわけだし。獣の姿なのだから気性も獣に違いない、と思い込んでるのかもしれない。
宗教観の違いもあるだろうけど。現代的な考え方とは捉え方が違う、と思っておいたほうがいいか。
俺が着せられていたドレスは訪問用のドレスだったらしく、”夕食会用のドレス”とやらに着替えさせられた。
一日何回着替えるんだよ? 貴族って面倒だな。
コンラート王子は、侍女になりきるためにドレスの着付けもちゃんと勉強してきたようだ。真面目だな……。
しかし、こんな締め付けられてはいくらも食えないじゃないか。
え、姫は小食なもんだって? 知るか。
普通に食ってやる。
*****
食事をとるのは朝と夕食だけで。昼はお茶くらいが普通だそうだ。
食前酒、前菜、コンソメっぽいスープに丸いパン。メインは周りにベーコンが巻かれたハンバーグみたいなやつで付け合わせはマッシュポテトとザワークラフト。
きらびやかな食堂だったので、コッテコテの宮廷料理みたいなのが出て来るかと思ったけど、毎日の食事にそんなの出ないか。良かった。
向かいにいるテオドゥルフ侯爵は、器用にナイフとフォークで優雅に食事をしている。姿が獣になってるだけで、元々王侯貴族なんだから、所作が優雅なのは当たり前っちゃ当たり前なんだろうけど。
エスコートされた時に触れた手は五本指で、肉球があったっけ。いい弾力だった。毛むくじゃらだけど、皿に毛とか落ちないかね?
ああ、わんこが人間みたいに食事してる姿、可愛いなあ。
なんか見てるとなごむ。
「こちらの食事は口に合ったかね?」
食後のコーヒーを飲みながら、侯爵が訊いてきた。この世界の、って意味なんだろうな。マルティナな王子がいるから無難な返事にしておこう。
「ええ、とても美味しかったです」
「そうか、それならよかった」
しかし。
コンラート王子としては、どういう風に話を持ってく気なんだろうか?
このままだと、俺がフランチェスカ姫として侯爵と結婚させられてしまう流れなのでは? 姉ちゃん、もう二度と外に出られなくなるんだぞ? いいのかシスコン。
っていうか。結婚したら、いくらなんでも俺が偽物の姫で、その上男だってことがバレるわけだろ?
そしたら、単純に見合いから逃げたってことより、王子もグルになって身代わりを立てて誤魔化したのがバレて。余計、侯爵の怒りを買うだけだとは考えないのだろうか。
俺としては、いくら偽装でも男同士で結婚式を挙げる、とかいうむなしいイベントはなるべく避けたい。性的マイノリティを差別するつもりはないが、その気がない相手と結婚式なんか挙げたくないだろ普通。
侯爵も、この後どうするつもりなんだろ。
侯爵的には、単に悪口言われた仕返しに嫌がらせをしたかっただけで。フランチェスカ姫とは実際に結婚する気なんて全く無いんだよな? 泣いて嫌がる姿を見たかっただけ、って言ってたし。
そんなんだから、女の恨みをかって呪われる羽目になるんだぞ?
*****
「本当に、男なんですね……」
風呂にまで着いてきたマルティナな王子は、心底がっかりしたように言った。
さっきも着替え手伝ったのに、やっと気づいたのかよ、と言いたいが。夕食用のドレスに着替えた時は、コルセットとか付けたままで、下着までは替えなかったからな。
「……この顔で、男なんて……」
ぺったんこな俺の胸を見て、しみじみと溜め息を吐いた。
だからずっと男だって言ってんだろうが!
男同士でもじろじろ見られるのは嫌なので、まだズロースは脱いでいない。
「洗うのとかは自分でやるから、出てって」
と、更衣室からマルティナな王子を追い出す。
コルセットは後ろに紐があるので自分で脱げなかったから、そこまでは手伝ってもらったのだ。
さて。
邪魔者はいなくなったし、実験開始だ。
「Species vero redire」
『あるがままの姿』という、本来あるべき姿に戻る魔法をかけてみる。
肌の色とか、目で見た感じは変わった……というか、元の自分に戻った気がするが。
念のため、大きな姿見の前に行って確かめてみる。
鏡に映った姿は、黒髪でこげ茶の瞳の見慣れた顔。
……俺だ。普通の、地味な日本人。藍川透の姿が映っている。
良かった。ちゃんと元の姿に戻れた。何故かすっぽんぽんになってるけど。
女物のズロース姿になるのもアレだから、まあいいか……。
よっしゃ!
やった、普通に魔法、使えるじゃないか。
……なんか、ちょっと実年齢よりも若返ってる気がしないでもないが。本来あるべき姿、つまり精神年齢はガキってことか……?
まあいい。
いざとなったら、この姿になって逃げよう。さすがに女には見えないだろ。
魔法が使えるなら、何とか食っていける……はずだ。
きっと。多分。
と小声で訊いてみる。
まあ十中八九シナリオ通りに地下室から見つかってるだろうけど。
コンラート王子は申し訳なさそうな顔をして。
さきほどテオドゥルフ侯爵にここを追い出された後、泣く泣くユーベルバッハの城に戻ったら、地下室に潜伏していた姉……フランチェスカ姫が無事発見されたそうだ。
それはいいが。事情を話したら、「身代わりに行った者がいるなら、しばらく外に遊びに出れないじゃない。窮屈だわ」などと嘆いていたそうだ。
こちらと入れ替わる気はまるっきりないらしい。
おいおい。頭の中花畑か何かかな? 俺の書いたシナリオよりも酷いってどうなのよ?
入れ替わったまま結婚、ってことになったらどうするんだよ⁉ ずっと隠れたままでいるつもりか?
そうなったら一生、ユーベルバッハの城から出れねえぞ? いいのか?
しかし、王子も侍女に化けて。これからどうする気なんだ? 隙を見て逃げるわけにもいかないだろうし。
まさか、侯爵を暗殺とか。穏やかじゃない方法はやめてくれよ?
だいたいはゲームのシナリオと同じ流れになったものの、この世界が俺の作ったゲームじゃないとわかった以上、この先どう転ぶかわからないからな。
*****
王子は、再び侍女の姿になっていた。
「この格好のときは、マルティナとお呼び下さい」
声も仕草もすっかり女の子になっていた。すげえな魔法。あと王子の演技力。
……実際に魔法があって。世界観もだいたい同じ、ってことは。
ここも、二ヶ月に一回、ドラゴンが襲ってくるのだろうか? 大変だな……。冒険者と国の騎士団でレイド戦かな? ぜひ観てみたい。
俺のアイテムや装備も、ゲームから持ち越し出来てれば良かったんだけどな。開発者チートを使っても、最終進化させるのけっこう苦労したし。
ゲームで使ってた魔法とか、そのまま使えると助かるんだが。
「lumen」
試しに、明かりの魔法をそっと唱えてみると。
……あ、明るくなった。
どうやらこの世界で俺は魔法が使えるようだ。やったー。
顔だけじゃなく、能力もゲームと同じだったみたいで良かった。あとでどの魔法が使えるか、試してみよう。
この世界でのレベルによって、使えなかったりするかもだしな。
突然明るさを増した部屋に、侍女マルティナに化けたコンラート王子は不思議そうな顔できょろきょろしている。光源を探してるようだ。
頭上のシャンデリアを見上げて、自動点灯式なのかな?、とか呟いてる。
しかしこのシャンデリア、いちいち全部の蝋燭に手動で火をつけてたら大変じゃね? ただの飾りだろうか……。
などとどうでもいいことを考えたり。
とりあえず俺が”魔女”だってことは、秘密にしておいたほうがいいかな?
これ以上話をややこしくしたくないし。
「あのう、姉上……いえ、姫様は。あの獣がおそろしくはないのですか?」
マルティナな王子に、不思議そうに訊かれたが。
テオドゥルフ侯爵はやらかして呪われてるだけで、中身人間だし。わんこ可愛いじゃん。
……というのは、やはりこの世界の人間にはない感覚なのかな?
魔女に呪われてしまった、ってだけでも貴族的には不名誉なことだったりするのかも。
その上、姿を獣に変えられてしまったわけだし。獣の姿なのだから気性も獣に違いない、と思い込んでるのかもしれない。
宗教観の違いもあるだろうけど。現代的な考え方とは捉え方が違う、と思っておいたほうがいいか。
俺が着せられていたドレスは訪問用のドレスだったらしく、”夕食会用のドレス”とやらに着替えさせられた。
一日何回着替えるんだよ? 貴族って面倒だな。
コンラート王子は、侍女になりきるためにドレスの着付けもちゃんと勉強してきたようだ。真面目だな……。
しかし、こんな締め付けられてはいくらも食えないじゃないか。
え、姫は小食なもんだって? 知るか。
普通に食ってやる。
*****
食事をとるのは朝と夕食だけで。昼はお茶くらいが普通だそうだ。
食前酒、前菜、コンソメっぽいスープに丸いパン。メインは周りにベーコンが巻かれたハンバーグみたいなやつで付け合わせはマッシュポテトとザワークラフト。
きらびやかな食堂だったので、コッテコテの宮廷料理みたいなのが出て来るかと思ったけど、毎日の食事にそんなの出ないか。良かった。
向かいにいるテオドゥルフ侯爵は、器用にナイフとフォークで優雅に食事をしている。姿が獣になってるだけで、元々王侯貴族なんだから、所作が優雅なのは当たり前っちゃ当たり前なんだろうけど。
エスコートされた時に触れた手は五本指で、肉球があったっけ。いい弾力だった。毛むくじゃらだけど、皿に毛とか落ちないかね?
ああ、わんこが人間みたいに食事してる姿、可愛いなあ。
なんか見てるとなごむ。
「こちらの食事は口に合ったかね?」
食後のコーヒーを飲みながら、侯爵が訊いてきた。この世界の、って意味なんだろうな。マルティナな王子がいるから無難な返事にしておこう。
「ええ、とても美味しかったです」
「そうか、それならよかった」
しかし。
コンラート王子としては、どういう風に話を持ってく気なんだろうか?
このままだと、俺がフランチェスカ姫として侯爵と結婚させられてしまう流れなのでは? 姉ちゃん、もう二度と外に出られなくなるんだぞ? いいのかシスコン。
っていうか。結婚したら、いくらなんでも俺が偽物の姫で、その上男だってことがバレるわけだろ?
そしたら、単純に見合いから逃げたってことより、王子もグルになって身代わりを立てて誤魔化したのがバレて。余計、侯爵の怒りを買うだけだとは考えないのだろうか。
俺としては、いくら偽装でも男同士で結婚式を挙げる、とかいうむなしいイベントはなるべく避けたい。性的マイノリティを差別するつもりはないが、その気がない相手と結婚式なんか挙げたくないだろ普通。
侯爵も、この後どうするつもりなんだろ。
侯爵的には、単に悪口言われた仕返しに嫌がらせをしたかっただけで。フランチェスカ姫とは実際に結婚する気なんて全く無いんだよな? 泣いて嫌がる姿を見たかっただけ、って言ってたし。
そんなんだから、女の恨みをかって呪われる羽目になるんだぞ?
*****
「本当に、男なんですね……」
風呂にまで着いてきたマルティナな王子は、心底がっかりしたように言った。
さっきも着替え手伝ったのに、やっと気づいたのかよ、と言いたいが。夕食用のドレスに着替えた時は、コルセットとか付けたままで、下着までは替えなかったからな。
「……この顔で、男なんて……」
ぺったんこな俺の胸を見て、しみじみと溜め息を吐いた。
だからずっと男だって言ってんだろうが!
男同士でもじろじろ見られるのは嫌なので、まだズロースは脱いでいない。
「洗うのとかは自分でやるから、出てって」
と、更衣室からマルティナな王子を追い出す。
コルセットは後ろに紐があるので自分で脱げなかったから、そこまでは手伝ってもらったのだ。
さて。
邪魔者はいなくなったし、実験開始だ。
「Species vero redire」
『あるがままの姿』という、本来あるべき姿に戻る魔法をかけてみる。
肌の色とか、目で見た感じは変わった……というか、元の自分に戻った気がするが。
念のため、大きな姿見の前に行って確かめてみる。
鏡に映った姿は、黒髪でこげ茶の瞳の見慣れた顔。
……俺だ。普通の、地味な日本人。藍川透の姿が映っている。
良かった。ちゃんと元の姿に戻れた。何故かすっぽんぽんになってるけど。
女物のズロース姿になるのもアレだから、まあいいか……。
よっしゃ!
やった、普通に魔法、使えるじゃないか。
……なんか、ちょっと実年齢よりも若返ってる気がしないでもないが。本来あるべき姿、つまり精神年齢はガキってことか……?
まあいい。
いざとなったら、この姿になって逃げよう。さすがに女には見えないだろ。
魔法が使えるなら、何とか食っていける……はずだ。
きっと。多分。
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