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Ⅶ
異世界で、告白される
……その後のことは、あまり覚えてない。
酔ってたのもあって。多分、すぐ寝ちゃったんだと思う。
後ろから抱き締められた状態で。ぐっ、ぐっ、と、少しずつ、入ってくる。
これってやっぱり。ウィリアムのウィリアムさんですよね⁉ 何度か見たけど。臨戦態勢じゃなくてもご立派だったアレ。
先端だけだとはいえ、アレが入っちゃってるのかよ⁉
「ウィル、何、……あぅ、」
「ん? 覚えてないかな? 君は、私の先端を受け入れた時点で、寝てしまったんだよ。はやく、その先を、味わいたかったけど。いくら、恋人でも。寝ているところを、犯すわけに、はいかないからね、」
小刻みに腰を押し付けながら、囁かれる。
そりゃ、確かに寝てるところを犯すのは倫理的に駄目だと思うけど。起きてても、合意の無い行為はダメだと思うんだが。…………えっ? 恋人?
誰と誰が⁉
「入り口付近は、もう、慣れたね?」
ウィリアムの指が触れた部分。そこに、痛みはない。
それは、先端を挿入した状態で、寝てたから。拡張されちゃった感じ?
そんな生殺し状態で、よく耐えたな!
*****
顔が見えなくても。心から、幸せそうだとわかる声で。
ウィリアムは言った。
「私も、君が大好きだよ。……愛してる、私の可愛いリン」
……うひゃあ!
思わず、耳を覆って叫びそうになった。
そうか。自分の誕生日に、一番好きな歌を、一番好きな歌手本人に、目の前で歌ってもらって。それに感動して。
つい、感極まって抱き着いて。ほとばしるファン心から言ってしまったあれを。ウィリアムは。
そういう好きだって、受け取ったのか!
いや、確かにウィリアムのことは好きだけど。恋愛的な意味じゃなくて。……スキンシップ過剰な保護者とか。転生者仲間で秘密の共有者だとか。言葉であらわせないけど。一番近い位置にいる存在だとは思ってた。
今のは、間違いなく愛の告白ってやつだ。
ウィリアムは、恋愛的な意味で、俺のことが好きだったんだ。
いくら俺に、そんなつもりはなかったとはいえ。好意を持った相手から。よりによって、ラブソングをリクエストされたわけで。それに対し、ウィリアムは俺の目を見て、俺だけのために、歌ってくれたんだ。思い返せば、すごく気持ちがこもってた。
ラブソングを歌うウィリアムを、俺はうっとり見てた。視線に好意がこもってても、しょうがないだろ。だって、ファンだったんだし!
その上で。
大好き、なんて言って抱き着いたら。
……そりゃ、恋愛成就、両想いだと思っちゃうよな……。
オズワルドとオーソン、プレストンがおめでとう、って言ったのも。今思えば、俺の誕生日を祝っての言葉じゃなくて。
ウィリアムに対して言ってたんだよな。
っていうか。
神託スキル持ちのプレストンが祝福してたってことは。
神様も反対してないってこと? どういうことだよ⁉
*****
でも、お礼に、その場のノリで好きとか愛してるって言うの、普通にあることじゃないか?
ラドクリフとかも、買取の時にお礼と一緒によく言ってたし。
オズワルドやオーソンなんて、美味しいものを食べるたびに俺のことが嫁に欲しいとか、プロポーズみたいなこと言ってたけど。どう考えても冗談だろうし、俺だって本気になんて取らなかった。
ウィリアムは、俺のこと。いつからそういう、……抱きたいって意味で、好きだったのかな?
俺に対するウィリアムの態度は、出逢った時から昨日まで、一貫して変わってないように思える。最初から、スキンシップは激しい方だったけど。
それは、俺がいちいち赤くなったり恥ずかしがるから、反応を面白がってからかってるだけだと思ってた。
中身はともかく。肉体年齢はまだ子供だったから、あれでもセーブしてたのかな?
いや、さすがにウィリアムから、並々ならぬ”好意”を向けられてるのはわかってた。
俺のこと、めちゃくちゃ贔屓するし。あからさまだし。
でも、それは。このキングスレイ王国にとって大切な”神の使い”だからとか。貴重な転生者仲間としての友情……友愛みたいなものだと思ってたんだ。
肉欲を抱かれてたなんて、全然気づかなかった。
いつから? まさか、10歳の頃からそういう意味で好きだった、とか言わないよな……?
いくら中身はおっさんでも、さすがにそれは、肉体年齢的に犯罪じゃないか?
昨日、この世界では成人になったから。もう大人だから、手を出してもいいと思った?
突っ走り過ぎだよ!
*****
「ひゃ、」
「ここにも黒子がある……性感帯のしるしかな?」
ちゅっ、と肩甲骨の間にキスされて。
ウィリアムの性器が、ぐりっと中を抉った。
「ふふ、締まった。やはりそうみたいだね」
いや、今のは違うと思う。
っていうか。入れたまま笑われると、その振動が、ダイレクトに来るんだけど!
ぎゅっとシーツを掴んでる俺の手を、覆うように、握られる。知ってる。これ、恋人繋ぎってやつだ。
これまでとは違う触れ方だってわかる。
もうあからさまに、恋人に対して取る態度になってる。触り方とか、なんだかエロいし。
「……シーツじゃなく、私にしがみついて欲しいのだけど。はじめては、こっちのほうが、楽だというから、」
息を荒げて。
つらそうなのに。
本当は、一気に突っ込んでしまいたいのを、我慢してるんだ。
俺がつらくないように。
酔ってたのもあって。多分、すぐ寝ちゃったんだと思う。
後ろから抱き締められた状態で。ぐっ、ぐっ、と、少しずつ、入ってくる。
これってやっぱり。ウィリアムのウィリアムさんですよね⁉ 何度か見たけど。臨戦態勢じゃなくてもご立派だったアレ。
先端だけだとはいえ、アレが入っちゃってるのかよ⁉
「ウィル、何、……あぅ、」
「ん? 覚えてないかな? 君は、私の先端を受け入れた時点で、寝てしまったんだよ。はやく、その先を、味わいたかったけど。いくら、恋人でも。寝ているところを、犯すわけに、はいかないからね、」
小刻みに腰を押し付けながら、囁かれる。
そりゃ、確かに寝てるところを犯すのは倫理的に駄目だと思うけど。起きてても、合意の無い行為はダメだと思うんだが。…………えっ? 恋人?
誰と誰が⁉
「入り口付近は、もう、慣れたね?」
ウィリアムの指が触れた部分。そこに、痛みはない。
それは、先端を挿入した状態で、寝てたから。拡張されちゃった感じ?
そんな生殺し状態で、よく耐えたな!
*****
顔が見えなくても。心から、幸せそうだとわかる声で。
ウィリアムは言った。
「私も、君が大好きだよ。……愛してる、私の可愛いリン」
……うひゃあ!
思わず、耳を覆って叫びそうになった。
そうか。自分の誕生日に、一番好きな歌を、一番好きな歌手本人に、目の前で歌ってもらって。それに感動して。
つい、感極まって抱き着いて。ほとばしるファン心から言ってしまったあれを。ウィリアムは。
そういう好きだって、受け取ったのか!
いや、確かにウィリアムのことは好きだけど。恋愛的な意味じゃなくて。……スキンシップ過剰な保護者とか。転生者仲間で秘密の共有者だとか。言葉であらわせないけど。一番近い位置にいる存在だとは思ってた。
今のは、間違いなく愛の告白ってやつだ。
ウィリアムは、恋愛的な意味で、俺のことが好きだったんだ。
いくら俺に、そんなつもりはなかったとはいえ。好意を持った相手から。よりによって、ラブソングをリクエストされたわけで。それに対し、ウィリアムは俺の目を見て、俺だけのために、歌ってくれたんだ。思い返せば、すごく気持ちがこもってた。
ラブソングを歌うウィリアムを、俺はうっとり見てた。視線に好意がこもってても、しょうがないだろ。だって、ファンだったんだし!
その上で。
大好き、なんて言って抱き着いたら。
……そりゃ、恋愛成就、両想いだと思っちゃうよな……。
オズワルドとオーソン、プレストンがおめでとう、って言ったのも。今思えば、俺の誕生日を祝っての言葉じゃなくて。
ウィリアムに対して言ってたんだよな。
っていうか。
神託スキル持ちのプレストンが祝福してたってことは。
神様も反対してないってこと? どういうことだよ⁉
*****
でも、お礼に、その場のノリで好きとか愛してるって言うの、普通にあることじゃないか?
ラドクリフとかも、買取の時にお礼と一緒によく言ってたし。
オズワルドやオーソンなんて、美味しいものを食べるたびに俺のことが嫁に欲しいとか、プロポーズみたいなこと言ってたけど。どう考えても冗談だろうし、俺だって本気になんて取らなかった。
ウィリアムは、俺のこと。いつからそういう、……抱きたいって意味で、好きだったのかな?
俺に対するウィリアムの態度は、出逢った時から昨日まで、一貫して変わってないように思える。最初から、スキンシップは激しい方だったけど。
それは、俺がいちいち赤くなったり恥ずかしがるから、反応を面白がってからかってるだけだと思ってた。
中身はともかく。肉体年齢はまだ子供だったから、あれでもセーブしてたのかな?
いや、さすがにウィリアムから、並々ならぬ”好意”を向けられてるのはわかってた。
俺のこと、めちゃくちゃ贔屓するし。あからさまだし。
でも、それは。このキングスレイ王国にとって大切な”神の使い”だからとか。貴重な転生者仲間としての友情……友愛みたいなものだと思ってたんだ。
肉欲を抱かれてたなんて、全然気づかなかった。
いつから? まさか、10歳の頃からそういう意味で好きだった、とか言わないよな……?
いくら中身はおっさんでも、さすがにそれは、肉体年齢的に犯罪じゃないか?
昨日、この世界では成人になったから。もう大人だから、手を出してもいいと思った?
突っ走り過ぎだよ!
*****
「ひゃ、」
「ここにも黒子がある……性感帯のしるしかな?」
ちゅっ、と肩甲骨の間にキスされて。
ウィリアムの性器が、ぐりっと中を抉った。
「ふふ、締まった。やはりそうみたいだね」
いや、今のは違うと思う。
っていうか。入れたまま笑われると、その振動が、ダイレクトに来るんだけど!
ぎゅっとシーツを掴んでる俺の手を、覆うように、握られる。知ってる。これ、恋人繋ぎってやつだ。
これまでとは違う触れ方だってわかる。
もうあからさまに、恋人に対して取る態度になってる。触り方とか、なんだかエロいし。
「……シーツじゃなく、私にしがみついて欲しいのだけど。はじめては、こっちのほうが、楽だというから、」
息を荒げて。
つらそうなのに。
本当は、一気に突っ込んでしまいたいのを、我慢してるんだ。
俺がつらくないように。
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