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Ⅷ
異世界で、愛し合う
「また、そんな顔をして。誘っているのかい?」
頬を撫でられる。
そんな顔って、どんな顔だよ?
ただ、ウィリアムの美貌に見惚れてただけなんだけど。
何でそれが”誘ってる”ことになるんだろうか。
話の流れからして。えっちして欲しそうに見える、ってことだよな?
それとも、こっちでは常識なのだろうか? 人の顔をじっと見てはいけない、とか?
でも、ウィリアムとは結婚するんだし。多少見惚れても許されると思う。
この際なのでガン見してしまおう。
「美人は三日で飽きるっていうけど、ウィルの顔は何度見ても飽きないな、って思って」
「……まあ、王族は美女を娶ることが多いからね。父母や兄も、綺麗な顔をしていたよ」
苦笑してる。
美形一家だったんだ。それはちょっと見たかったな。肖像画とか残ってるかな?
っていうか、自分が綺麗な顔だって、ちゃんと自覚してたんだ……。
*****
会話をしながら、ウィリアムの手は器用にも俺の服を脱がしていた。
素早い。
「ま、まだ昼間だよ?」
「オーソンが、今日の予定は無しにしておいたと言っていただろう? せっかく気を利かせてくれたのだから、愛を確かめ合おう」
ウィリアムの手足によってベッドに閉じ込められてるような状態だ。
あれって。そういう意味だったのか。
今日はもう仕事の予定を入れてないから、明日の朝までごゆっくりどうぞ、ってこと?
うわあ、恥ずかしい……!
「私も、まだまだ君を食い足りなかったからね」
上唇を舐める舌が、いやらしく見える。
今朝もしたし、朝食の後にもしたのに。まだ足りないんだ。まだまだ若い身体だからかな。
いつも王族らしく、ストイックな雰囲気で気品のあるウィリアムが。
こうして息を荒げて、余裕を失って。どこか獣じみた情欲を見せるのは。唯一。俺にだけ、なんだよな?
どうしよう。それが、すごく嬉しい。
「ん、」
唇が重なって。舌が入ってくる。
キスだけで、こんなに感じるなんて知らなかった。
これも、強い魔力に酔っているからだろうか。単にウィリアムが上手いのか。
……どっちでもいいか。他の誰かと試す気も無い。
とにかく、ウィリアムとするキスが気持ち良いのには変わりないんだ。このまま快楽に身を委ねてしまおう。
「ふふ、キスだけでこんなとろんとして。可愛いな」
「んっ、」
シャツの前をはだけられ。ウィリアムの手が、胸の先に触れる。
男でも、ここで感じるのだと教えられた。
もう片方の手は、腰に回されて。下着の中に手を差し入れられる。
中指が、お尻の狭間を撫でる。
そこは。
*****
「ウィル、」
「……เอี่ยมอ่อง」
俺が”浄化”をお願いするより先に、施された。
昨夜、そうしたから。俺がそうして欲しいって、わかってたんだ。これが経験値の差だろうか。
あ、そういえば俺も使えるんだから、自分でやれば良かったのか。
でも、自分から率先して”浄化”したら、やる気満々みたいでちょっと。いや、かなり恥ずかしいかも。
……まあいいか。だって、俺もウィリアムと、えっちしたいし。
「เอี่ยมอ่อง」
自分で、全身を”浄化”した。
昨夜のように、触れられながら少しずつ浄化されるより、先に全体的に浄化してしまった方が恥ずかしさは減るだろうと思ったんだけど。
「リン。……それは、全身を舐め回して欲しいとおねだりしているのかな?」
獲物を見るような目つきだった。
「⁉ ち、ちが、……ひゃ、」
脇の下を舐められた。
何でそんなとこ舐めるかな⁉
*****
ウィリアムの舌は、宣言通り、あらゆる場所に這わされた。
指先、胸。臍や、足の指まで。
「”浄化”してしまうと、リンの味が薄まってしまうのが残念だけど。もう遠慮しなくてもいいよね?」
俺の味? また、そんな変態っぽいことを言って。
お尻も。その中にも、舌が入って来た。
「ひぁ、や、」
熱い舌先が、体内に入ってくる感覚。ぞくぞくする。
同時に、大きな手で、袋ごと性器を弄られて。
「ん、気持ち良い、」
でも。
これ以上の快楽を知ってしまった身体には、物足りない。
もっと奥を、擦って欲しい。
「ウィル、……もう、」
「ん? どうしたの、リン?」
欲望を言葉にするのは恥ずかしいけど。
エスパーじゃあるまいし、ちゃんと言わなくちゃ、伝わらない。
「……ウィルの、入れて?」
*****
……理性が吹っ飛ぶほど欲情して、息を荒げてるのもかっこいいなんてずるいと思う。
「ああ……、リン、どうして君は、私を、狂わせるのか、」
腰をしっかり掴まれて。
後ろから、ガツガツ腰を打ち付けられてる。それも気持ち良くて。意識が飛びそうだ。
抜けてしまう寸前まで引いて、お腹の奥に当たるまで突き上げられる。
「ひぁ、あっ、あ、」
入ってるだけでも気持ち良いのに。そんなにされたら。頭がおかしくなりそうなくらい、きもちいい。
「あっ、……ウィル、」
「……愛してる、リン。もう、片時も離したくない……!」
心からの声だってわかる。
俺もそうだよ、って答えたかったけど。
あんまり行為が激しすぎて。
口から出るのは、喘ぎ声くらいだった。
頬を撫でられる。
そんな顔って、どんな顔だよ?
ただ、ウィリアムの美貌に見惚れてただけなんだけど。
何でそれが”誘ってる”ことになるんだろうか。
話の流れからして。えっちして欲しそうに見える、ってことだよな?
それとも、こっちでは常識なのだろうか? 人の顔をじっと見てはいけない、とか?
でも、ウィリアムとは結婚するんだし。多少見惚れても許されると思う。
この際なのでガン見してしまおう。
「美人は三日で飽きるっていうけど、ウィルの顔は何度見ても飽きないな、って思って」
「……まあ、王族は美女を娶ることが多いからね。父母や兄も、綺麗な顔をしていたよ」
苦笑してる。
美形一家だったんだ。それはちょっと見たかったな。肖像画とか残ってるかな?
っていうか、自分が綺麗な顔だって、ちゃんと自覚してたんだ……。
*****
会話をしながら、ウィリアムの手は器用にも俺の服を脱がしていた。
素早い。
「ま、まだ昼間だよ?」
「オーソンが、今日の予定は無しにしておいたと言っていただろう? せっかく気を利かせてくれたのだから、愛を確かめ合おう」
ウィリアムの手足によってベッドに閉じ込められてるような状態だ。
あれって。そういう意味だったのか。
今日はもう仕事の予定を入れてないから、明日の朝までごゆっくりどうぞ、ってこと?
うわあ、恥ずかしい……!
「私も、まだまだ君を食い足りなかったからね」
上唇を舐める舌が、いやらしく見える。
今朝もしたし、朝食の後にもしたのに。まだ足りないんだ。まだまだ若い身体だからかな。
いつも王族らしく、ストイックな雰囲気で気品のあるウィリアムが。
こうして息を荒げて、余裕を失って。どこか獣じみた情欲を見せるのは。唯一。俺にだけ、なんだよな?
どうしよう。それが、すごく嬉しい。
「ん、」
唇が重なって。舌が入ってくる。
キスだけで、こんなに感じるなんて知らなかった。
これも、強い魔力に酔っているからだろうか。単にウィリアムが上手いのか。
……どっちでもいいか。他の誰かと試す気も無い。
とにかく、ウィリアムとするキスが気持ち良いのには変わりないんだ。このまま快楽に身を委ねてしまおう。
「ふふ、キスだけでこんなとろんとして。可愛いな」
「んっ、」
シャツの前をはだけられ。ウィリアムの手が、胸の先に触れる。
男でも、ここで感じるのだと教えられた。
もう片方の手は、腰に回されて。下着の中に手を差し入れられる。
中指が、お尻の狭間を撫でる。
そこは。
*****
「ウィル、」
「……เอี่ยมอ่อง」
俺が”浄化”をお願いするより先に、施された。
昨夜、そうしたから。俺がそうして欲しいって、わかってたんだ。これが経験値の差だろうか。
あ、そういえば俺も使えるんだから、自分でやれば良かったのか。
でも、自分から率先して”浄化”したら、やる気満々みたいでちょっと。いや、かなり恥ずかしいかも。
……まあいいか。だって、俺もウィリアムと、えっちしたいし。
「เอี่ยมอ่อง」
自分で、全身を”浄化”した。
昨夜のように、触れられながら少しずつ浄化されるより、先に全体的に浄化してしまった方が恥ずかしさは減るだろうと思ったんだけど。
「リン。……それは、全身を舐め回して欲しいとおねだりしているのかな?」
獲物を見るような目つきだった。
「⁉ ち、ちが、……ひゃ、」
脇の下を舐められた。
何でそんなとこ舐めるかな⁉
*****
ウィリアムの舌は、宣言通り、あらゆる場所に這わされた。
指先、胸。臍や、足の指まで。
「”浄化”してしまうと、リンの味が薄まってしまうのが残念だけど。もう遠慮しなくてもいいよね?」
俺の味? また、そんな変態っぽいことを言って。
お尻も。その中にも、舌が入って来た。
「ひぁ、や、」
熱い舌先が、体内に入ってくる感覚。ぞくぞくする。
同時に、大きな手で、袋ごと性器を弄られて。
「ん、気持ち良い、」
でも。
これ以上の快楽を知ってしまった身体には、物足りない。
もっと奥を、擦って欲しい。
「ウィル、……もう、」
「ん? どうしたの、リン?」
欲望を言葉にするのは恥ずかしいけど。
エスパーじゃあるまいし、ちゃんと言わなくちゃ、伝わらない。
「……ウィルの、入れて?」
*****
……理性が吹っ飛ぶほど欲情して、息を荒げてるのもかっこいいなんてずるいと思う。
「ああ……、リン、どうして君は、私を、狂わせるのか、」
腰をしっかり掴まれて。
後ろから、ガツガツ腰を打ち付けられてる。それも気持ち良くて。意識が飛びそうだ。
抜けてしまう寸前まで引いて、お腹の奥に当たるまで突き上げられる。
「ひぁ、あっ、あ、」
入ってるだけでも気持ち良いのに。そんなにされたら。頭がおかしくなりそうなくらい、きもちいい。
「あっ、……ウィル、」
「……愛してる、リン。もう、片時も離したくない……!」
心からの声だってわかる。
俺もそうだよ、って答えたかったけど。
あんまり行為が激しすぎて。
口から出るのは、喘ぎ声くらいだった。
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