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中央教会攻略
中央教会レイ・Ⅱ
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「撃てー!」
魔法弾が撃たれたので、反魔法で打ち消した。
なんちゅー魔法を撃ってくるんだバカタレ。
消したからいいものの。俺が攻撃を避けてたら、背後の一帯1オーエは確実に焼け野原になってたぞ?
「大丈夫だったか? お前がいるのに、ひでえ奴らだなー」
馬のたてがみを撫でてやると。
馬は頭を摺り寄せてきた。懐っこいな。かわいい。
最大の魔法をかき消された、とか言って。
あちらはパニック状態だ。
「教皇様ーっ!」
†††
と。
いつの間にか、真っ白い広間に移動していた。
どうやら、教会の中らしい。中は金ピカじゃねえのか……。
そこらを見回してたら。
腰まであるプラチナブロンドの男が、これまた金ピカの祭壇に祈りを捧げている姿が見えた。服は、白地に金色の装飾が施してある。
教会の入り口にいた奴らの法衣は黄色だったっけ。
教皇の名前は誰も知らないということだが。
イエローか、黄色関係の名前か? それとも金か、ゴールド系?
「……待たせたね。下界の法師たちに、もう安心するように伝えていたのだよ」
教皇が立ち上がった。
……ん?
何か今、ぞわっとしたような。
どっかで聞き覚えのある声だったような……?
「わたしはレイ。この世界の、唯一にして絶対神。教皇である」
電波か? みてーなこと言ってやがんな。
教皇はこちらを振り向いた。
……げえっ! この顔は!!
ダッシュで逃げたくなった。
何故なら。
教皇の顔は、暗黒大魔神とそっくりだったのだ。格ゲーキャラの様に、カラーリングが違うだけで。
「レイ……?」
「いかにも」
鷹揚に頷くレイの瞳の色はスカイブルーだ。髪はプラチナブロンド、肌は白い。
†††
えー。マジか。がっかり。
黄色もイエローも金もゴールドも関係ねー名前じゃん……。
ん?
「そういや、大魔神の名前はゼロだったっけ」
数字縛りか? 双子とか? それとも遠い子孫か何かだったり?
「そなた……あれの名を知っているのか!? あれが、名を名乗ったと!?」
レイの目が、驚愕で見開かれた。
おっと、やっぱり関係者か知り合いのようだ。
有り得ねえくらいそっくりだもんな。
「そうだけど。アンタはアイツの何なんだ?」
整った美貌が、悔しそうに歪んだ。
アレはこんな表情はしないだろうな。
「忌々しいが、あれはわたしの半身である」
レイは、名前も何もない状態で神として生まれ、”世界”を次々と創造していったが。
そのうち、俗世に触れてしまい、欲を覚え。悪の心が芽生えたので、それを切り離したという。
善はレイ。
悪はゼロ。
二人の神は相容れず、袂を別った。
いくつあるかは知らないが、世界ごとにひとつ、ここみたいにレイの神殿があり、神殿を経由して精気を送っているという。
全ての世界で生物が生まれるのも、植物が育つのも、ここで魔法が使えるのも、みんなレイの送る精気のお陰らしい。
……すげえな。
創造主。マジモンの神様じゃねえか。
「だが、あれはわたしが創造した”世界”に、やつの創造した”魔界”を繋げ、次々と魔族を送り込み、人間に対し、嫌がらせを仕掛けてくるのだ。わたしはここで”世界”全域に精気を送り続けねばならぬゆえ、この”場”から動かぬのをいいことに……」
レイがここから外に出たら、それこそ”この世の終わり”になるらしい。
魔神、マジでロクデナシだな。知ってたけど。
「お気の毒に……」
これは素直に同情する。落涙を禁じ得ない。
「この”場”では、清らかなる魂、肉体のものしか存在できぬ筈。あれですら、神域には侵入不可能なのだ。それを、そなたはどのようにして神域に入ったのだ? 何故ここで平然としていられるのだ? 処女にのみ触れることを赦し、そうでない者は突き殺す、かのユニコーンをも手懐けたということだが」
レイは首を傾げた。
魔法弾が撃たれたので、反魔法で打ち消した。
なんちゅー魔法を撃ってくるんだバカタレ。
消したからいいものの。俺が攻撃を避けてたら、背後の一帯1オーエは確実に焼け野原になってたぞ?
「大丈夫だったか? お前がいるのに、ひでえ奴らだなー」
馬のたてがみを撫でてやると。
馬は頭を摺り寄せてきた。懐っこいな。かわいい。
最大の魔法をかき消された、とか言って。
あちらはパニック状態だ。
「教皇様ーっ!」
†††
と。
いつの間にか、真っ白い広間に移動していた。
どうやら、教会の中らしい。中は金ピカじゃねえのか……。
そこらを見回してたら。
腰まであるプラチナブロンドの男が、これまた金ピカの祭壇に祈りを捧げている姿が見えた。服は、白地に金色の装飾が施してある。
教会の入り口にいた奴らの法衣は黄色だったっけ。
教皇の名前は誰も知らないということだが。
イエローか、黄色関係の名前か? それとも金か、ゴールド系?
「……待たせたね。下界の法師たちに、もう安心するように伝えていたのだよ」
教皇が立ち上がった。
……ん?
何か今、ぞわっとしたような。
どっかで聞き覚えのある声だったような……?
「わたしはレイ。この世界の、唯一にして絶対神。教皇である」
電波か? みてーなこと言ってやがんな。
教皇はこちらを振り向いた。
……げえっ! この顔は!!
ダッシュで逃げたくなった。
何故なら。
教皇の顔は、暗黒大魔神とそっくりだったのだ。格ゲーキャラの様に、カラーリングが違うだけで。
「レイ……?」
「いかにも」
鷹揚に頷くレイの瞳の色はスカイブルーだ。髪はプラチナブロンド、肌は白い。
†††
えー。マジか。がっかり。
黄色もイエローも金もゴールドも関係ねー名前じゃん……。
ん?
「そういや、大魔神の名前はゼロだったっけ」
数字縛りか? 双子とか? それとも遠い子孫か何かだったり?
「そなた……あれの名を知っているのか!? あれが、名を名乗ったと!?」
レイの目が、驚愕で見開かれた。
おっと、やっぱり関係者か知り合いのようだ。
有り得ねえくらいそっくりだもんな。
「そうだけど。アンタはアイツの何なんだ?」
整った美貌が、悔しそうに歪んだ。
アレはこんな表情はしないだろうな。
「忌々しいが、あれはわたしの半身である」
レイは、名前も何もない状態で神として生まれ、”世界”を次々と創造していったが。
そのうち、俗世に触れてしまい、欲を覚え。悪の心が芽生えたので、それを切り離したという。
善はレイ。
悪はゼロ。
二人の神は相容れず、袂を別った。
いくつあるかは知らないが、世界ごとにひとつ、ここみたいにレイの神殿があり、神殿を経由して精気を送っているという。
全ての世界で生物が生まれるのも、植物が育つのも、ここで魔法が使えるのも、みんなレイの送る精気のお陰らしい。
……すげえな。
創造主。マジモンの神様じゃねえか。
「だが、あれはわたしが創造した”世界”に、やつの創造した”魔界”を繋げ、次々と魔族を送り込み、人間に対し、嫌がらせを仕掛けてくるのだ。わたしはここで”世界”全域に精気を送り続けねばならぬゆえ、この”場”から動かぬのをいいことに……」
レイがここから外に出たら、それこそ”この世の終わり”になるらしい。
魔神、マジでロクデナシだな。知ってたけど。
「お気の毒に……」
これは素直に同情する。落涙を禁じ得ない。
「この”場”では、清らかなる魂、肉体のものしか存在できぬ筈。あれですら、神域には侵入不可能なのだ。それを、そなたはどのようにして神域に入ったのだ? 何故ここで平然としていられるのだ? 処女にのみ触れることを赦し、そうでない者は突き殺す、かのユニコーンをも手懐けたということだが」
レイは首を傾げた。
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