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地獄から天国&地獄への移り変わり
御主人様への対応
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私は指導役の『南香』さんに色々と教えてもらい、早くも疲れを感じていた。そんな中一人の男性が帰ってきた。
「只今、」
それは大人の男性の様な優しい声の持ち主だった。私は思わず二階から顔を出すと、メイドが集まっているのを見て、御主人だと気付きお迎えに上がった
「おかえりなさいませ」
ほかのメイドたちと声を合わせて私も言った。それに返事をしながら、男性は何故かこちらに向かってきた。焦った私はおどおどとなると、「どうされました?」と思わず真っ赤になりながら言ってしまった。
「君、新人のメイドだよね?僕は長男の『龍哉』です。どうぞよろしく」
私に声をかけたと思うと、優しい声で髪をさらっ、と持ち上げてこちらを見て自己紹介をされた。少しびっくりした。その方は『龍哉』と名乗る長男だと知り、目を丸くさせては、ついつい見とれてしまった。
「はい、よろしくお願いします。私の名前は『優希』です。」
龍哉様の笑顔につられ、私も自然に笑がこぼれた。なんて綺麗な顔なんだろう。そう思いながら部屋へと鞄をお持ちした。
「実はね、君のことは既に他の兄弟に伝えてあるんだ。少し大変かもしれないけど、面倒お願いね?」
「そうなんですか?わかりました。それでは、私はこれで失礼いたします。」
どんな兄弟なのだろうと考えながら、部屋に戻ろうとした。しかし、すぐには部屋にもどれなかった。次は次男が帰ってきたのだ。私は、今日はまとめて帰ってくるんだな。と思いながらメイドスマイルを作り、出迎えた。
「おかえりなさいませ。」
すると、その方は私に抱き着いてきた。正直「セクハラ!?」とか、変な事考えてしまった。我ながら少し恥ずかしい。まぁ、そんなことしているうちに、後ろからまたまた、男性の声が聞こえた。
「おい、何やってるんだ。急に飛び出して、危ないだろ、」
そう呼びかけてきたのは、抱き着いてきた方の少し上のお方だった。そう、この人たちは次男と三男だった。
「あぁ、君が新人のメイドかい?確か名前は『優希』だとか。」
「まじ!?優希ちゃんっていうんだ!いい名だ!」
あぁ、もう!何なの?急すぎるだろ。自己紹介する前に私のこと!?何なんだ!
そんなこと考えながら、むむむっとしていると、それに気がついたのか。次男が話しかけてきた。
「すまない。私は、如月家次男『悠』だ。よろしく頼む。」
「俺は、三男の『颯希』だ!よろしくな!」
すっごくクールな次男と、馬鹿って思うくらい元気な三男だった。本当にこの兄弟は何なのか。でも、お顔は、やはり美男だった。元気系男子、クール系男子、落ち着き系男子。どれも最高だと思った。そのうち、玄関にふと目をやると、もうひとりの男性がいた。きょとん、としていると声をかけられてしまった。
「おい、新人のメイドか?なんたって、俺と同じ学校に行って、1日中付き添いだとか。」
この、ドSな御主人は私の決められた御主人様『青龍』なんだそうだ。末男だった。私は、それに少し萌えてしまったが、これがのちのち、変な方向に進むとは思わなかった。
「はい。よろしくお願いします」
メイドスマイルを作り、部屋まで鞄をお持ちすると、それでは、とその場から逃げようとした時だった。私の視界はふわっ、変わり気付けば青龍に押し倒されていた。私はすかさず顔を隠したが、剥がし取られた。
「メイドのなんだろ?ご奉仕するのがあたりめーだ。」
そんなことを言いながらニヤッ、と笑った。やらしー顔してるな。と思いながらそれに冷静に対応した。
「失礼ですが、御主人様。私共メイドはこういう事に手を出してはいけないのです。」
顔が真っ赤になるのを抑えて言えば、青龍は「なえた」と言い、どいてくれた。少し優しいのかな?と思っていたら。思わぬことを声に出され、きっ、と睨んでしまうほどだった。
____これからお前は俺のおもちゃだな。
これが青龍の放った言葉だった。私はそれに血の気が引き、青ざめてしまった。なんにせこの方はすごいドSなんだそうだ。さっきのことで、私はいつ手を出されてもおかしくない。と危険を感じていた。
「只今、」
それは大人の男性の様な優しい声の持ち主だった。私は思わず二階から顔を出すと、メイドが集まっているのを見て、御主人だと気付きお迎えに上がった
「おかえりなさいませ」
ほかのメイドたちと声を合わせて私も言った。それに返事をしながら、男性は何故かこちらに向かってきた。焦った私はおどおどとなると、「どうされました?」と思わず真っ赤になりながら言ってしまった。
「君、新人のメイドだよね?僕は長男の『龍哉』です。どうぞよろしく」
私に声をかけたと思うと、優しい声で髪をさらっ、と持ち上げてこちらを見て自己紹介をされた。少しびっくりした。その方は『龍哉』と名乗る長男だと知り、目を丸くさせては、ついつい見とれてしまった。
「はい、よろしくお願いします。私の名前は『優希』です。」
龍哉様の笑顔につられ、私も自然に笑がこぼれた。なんて綺麗な顔なんだろう。そう思いながら部屋へと鞄をお持ちした。
「実はね、君のことは既に他の兄弟に伝えてあるんだ。少し大変かもしれないけど、面倒お願いね?」
「そうなんですか?わかりました。それでは、私はこれで失礼いたします。」
どんな兄弟なのだろうと考えながら、部屋に戻ろうとした。しかし、すぐには部屋にもどれなかった。次は次男が帰ってきたのだ。私は、今日はまとめて帰ってくるんだな。と思いながらメイドスマイルを作り、出迎えた。
「おかえりなさいませ。」
すると、その方は私に抱き着いてきた。正直「セクハラ!?」とか、変な事考えてしまった。我ながら少し恥ずかしい。まぁ、そんなことしているうちに、後ろからまたまた、男性の声が聞こえた。
「おい、何やってるんだ。急に飛び出して、危ないだろ、」
そう呼びかけてきたのは、抱き着いてきた方の少し上のお方だった。そう、この人たちは次男と三男だった。
「あぁ、君が新人のメイドかい?確か名前は『優希』だとか。」
「まじ!?優希ちゃんっていうんだ!いい名だ!」
あぁ、もう!何なの?急すぎるだろ。自己紹介する前に私のこと!?何なんだ!
そんなこと考えながら、むむむっとしていると、それに気がついたのか。次男が話しかけてきた。
「すまない。私は、如月家次男『悠』だ。よろしく頼む。」
「俺は、三男の『颯希』だ!よろしくな!」
すっごくクールな次男と、馬鹿って思うくらい元気な三男だった。本当にこの兄弟は何なのか。でも、お顔は、やはり美男だった。元気系男子、クール系男子、落ち着き系男子。どれも最高だと思った。そのうち、玄関にふと目をやると、もうひとりの男性がいた。きょとん、としていると声をかけられてしまった。
「おい、新人のメイドか?なんたって、俺と同じ学校に行って、1日中付き添いだとか。」
この、ドSな御主人は私の決められた御主人様『青龍』なんだそうだ。末男だった。私は、それに少し萌えてしまったが、これがのちのち、変な方向に進むとは思わなかった。
「はい。よろしくお願いします」
メイドスマイルを作り、部屋まで鞄をお持ちすると、それでは、とその場から逃げようとした時だった。私の視界はふわっ、変わり気付けば青龍に押し倒されていた。私はすかさず顔を隠したが、剥がし取られた。
「メイドのなんだろ?ご奉仕するのがあたりめーだ。」
そんなことを言いながらニヤッ、と笑った。やらしー顔してるな。と思いながらそれに冷静に対応した。
「失礼ですが、御主人様。私共メイドはこういう事に手を出してはいけないのです。」
顔が真っ赤になるのを抑えて言えば、青龍は「なえた」と言い、どいてくれた。少し優しいのかな?と思っていたら。思わぬことを声に出され、きっ、と睨んでしまうほどだった。
____これからお前は俺のおもちゃだな。
これが青龍の放った言葉だった。私はそれに血の気が引き、青ざめてしまった。なんにせこの方はすごいドSなんだそうだ。さっきのことで、私はいつ手を出されてもおかしくない。と危険を感じていた。
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