噂の悪女が妻になりました

はくまいキャベツ

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7章 ミラ・イヴァンチスカの独白

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「ローガン・ウィリアムズと申します。遠路はるばるようこそ」

 私の夫となる人は、元はその人の父親が着ていた物であろう古い形のジャケットを着て私に握手を求めた。前髪は目に掛かるほど長く後ろの髪も一つに纏めていて、好きでこうしているのではなくそんな事を気にしている余裕がない事が分かる。屋敷は古い木造建てで歩くと軋む音がするし、壁紙も色褪せている。

 この状態を見るにどうせこの人達は私の持参金目的でこの婚姻を受けたのだろうと分かった。良かったわね、相場よりうんと多い額を持ってきたわよ。そんなのいくらでもくれてやるから、もう私の好きにさせて欲しい。

「私、絶対に結婚しませんから」
「…え?」

 私はその人の手を掴む事なく先に案内されていた自室に戻った。鍵を閉めてベッドに倒れ込む。そう、こんな大口を叩いておいて私は結局無力。どこにも逃げる所はなく、生きていく術も知らない、ただの金蔓女が現実なのだ。

 きっとこの家の人も私の噂なんて知っているだろう。何せ全国紙に報道されたのだから。唯一私を庇ってくれる様な記事もあったが、きっとあれは私の勘違いだ。

 このままここに引きこもって何も食べずに過ごしたらどうなるだろうとふと思った。幸いこの部屋には用を足せる所も水もある。どうせあんな事を言うような小娘なんて放っておくだろう。次第に動けなくなって、水も飲めなくなって、死んでいくのだろうか。それともその間にもう少し頑張ろうと思えるだろうか、それかもういっそ死んでしまおうと思うだろうか。

 分からない。いいや、このまま眠ってみよう。このまま、何も考えず、目を閉じて───

「ミラ嬢!」

 予想通り動くのもままならなくなり、水分も口にしていなかった私はあの人の声で意識を取り戻した。目を開けると焦った形相であの人が私を呼んでいた。

「ローガン、急に起こしてはだめだ。そのまま寝かせてくれるかな」
「すみません」

 知らない老いた男性が私の状態を見る。医師か。あの人が呼んでくれていたらしい。抵抗する体力もないから、されるがまま診察される。

「3日も食べていなかったんだ。貧血状態になっているね。点滴をするよ。お嬢さん、私の声が聞こえるかい」

 私は小さく頷く。医師は点滴の準備をしながら話を続けた。

「絶望するにはまだ早い。このウィリアムズ家の人達はとてもいい人達だよ。たかが領民の私達をまるで家族の様に、平等に、大切にしてくれるんだ。餓死なんて早々出来るもんじゃない。点滴が終わったら、大人しくご飯を食べるんだよ」

 この医師と出会うのは初めての筈で、まだ診察しかしていなのに全て見透かされていた。そして驚くくらいその医師の言葉達が心に沁みていく。何故なのか分からない内に自然と涙が出ていた。

 この人が言っている事は本当なのだろうか。私はそんな人間に出会った事がない。人から愛される術を知らない国中を騒がした人間を受け入れる人なんているのだろうか。

 点滴を施してもらった事によって体を起こせるようになった頃、中年のメイドが私に食事を持ってきた。まだ全開にはほど遠くスプーンを持つのに苦戦していたら、私の口にスープを運んでくれた。

 初めてされた行為にまた涙が出た。私は愛してもらう術を知らない。でもここにいる人達は、人を愛する術を知っているという事なのかもしれない。

 それに気付いた時、言いようのない安心感が私を包んだ。すると急激にお腹が空いた。私はメイドが後から持ってきたパンも食べて、まるでお腹の中にいる胎児のようにベッドの中で丸まって眠った。

 中年のメイドはマリアといった。中々体力が戻らない私の体を拭いてくれたり、用を足す時の補助をしてくれたりと甲斐甲斐しく世話をしてくれた。今まで世話をしてくれていた使用人達も勿論優秀だっが、マリアは少し違った。必ず私の目を見て一から十まで私の想いを汲み取ろうとする。そしていつもにこにこと笑っていた。

 一方あの人は毎日のように私の顔を見にきた。結婚しないなんていう女の顔を見にくるなんて妙な人だと思った。でも私はまだ喋る気力が湧かなくて、一点を見つめて呆然とする毎日を過ごした。

 その内ニイナという若いメイドが私に着くことになった。聞けば私より二つ年上で、どこかの屋敷に勤めていたという。マリアに代わって今度はニイナが私の世話をしてくれる様になった。

 マリアは本当によく尽くしてくれていたが、ニイナに変わってからは今まで触れてきた環境に近いものを感じて、それはそれでほっとする事が増えた。

 この屋敷は少し特殊だった。お金がない事がよく分かるくらいに使い回りしたり、無駄のないように効率よく消費したりしている。何より主人と使用人の距離が偉く近い。あの人は大分私より歳上のようだけど、マリアから坊ちゃんと呼ばれていた。

 そういえばニイナも私と同じでまだここに来て日が浅い唯一の人間だった。それに気付いて、ニイナが私のご飯を下げにきてくれた時に、私は思わずぼそりと言っていた。

「ここ…何だか変わっているわね」

 すると静かに片付けていたニイナがこちらに勢いよく向くと「私も思っていました!」と目を開いて鼻を荒くして言った。まさかそこまで同意されるとも思わなくて私は思わず笑ってしまった。

 恥ずかしそうにするニイナによく話を聞いたら、毎日カルチャーショックを受けているそうで、誰かと共有したかったという。言われてみれば、私も誰かと共有したくて話しかけたのかもしれない。それからニイナと少しだけ話をした。

 それが私の中で何かきっかけになった様で、急にベッドから起き上がる気になった。持ってきた物はもうクローゼットに詰めてくれていて、扉を開けて掛けられた洋服を見ると心が躍ったのが分かった。王妃になるために必要な事と思って装いに気をつけていたけど、私って純粋に洋服が好きなんだ、と初めて気付いた。

 紺に白のレースがあしらわれたワンピースに袖を通す。随分と早くに目覚めてしまったのでニイナを待たずに自分で髪を結い、簡単に化粧もした。随分と痩せてしまったせいで化粧のりも悪いし、より白くなってしまった。でも何故だろう、あの二人が懇意になっていると知ったあの日からどん底にいたあの頃と違って、憑き物が落ちた様な顔をしていた。鏡を見て呟く。

「…あなたを蔑ろにしてごめんなさい。それなのに全てを諦めて終わらせようとしてごめんなさい。これからは、あなたのために、私は生きていく」

 そう言葉にすると、より心が晴れた気がした。

「失礼ね。入室の許可も取らずに入ってくるなんて」

 あの人が訝しげに入室してきた時、自然と口から出ていた。自分の調子を取り戻しつつある事を自覚する。私はこれまでの自分を否定したり後悔したりしたけれど、それを辞める事にした。だって私はもうこうなんだもの。その代わり誰かを見下したりしない。ちゃんと自分を大事にし、自分を愛する。これだけは守ると強く決めた。

 だからあの人に結婚をするかどうか改めて問われた時、私は断った。もう誰にも搾取されず、自分のために生きて行こうと決めていたから。するとあの人は意外にもあっさりと認めてくれて、でもこれからどうするのかと問われて思わず濁した。

 私はこれまで誰かに世話をしてもらって生きてきた。それに持参金以外の資産は持ち合わせていないし、それはきっとこの家の人達が使うだろう。あの人の言う通り、正直何も見通しがないのが事実だ。ただ、ここを出たら母の所へ行こうとは考えている。私はあの時追い詰められていたとはいえ、母の言葉を聞かずに一方的にぶつけて終わりにしてしまった。もう一度ちゃんと会って話をしたかった。

 あの人が言うには、そう遠くない未来に彼らは私の事なんて興味を失うだろうとの事だった。最低でも1年だろうか。それくらいあれば見通しも着く筈。それまでここで世話になろうと思っていたら、あの人が言った。

「ここで生活するにあたって伝えておきたい事がある。今君に専属のメイドをお願いしているが、ここは基本的に自分の事は自分でするのがルールだ。それにさっき言った通り貴族とは名ばかりでお金はない。前と同じ様な生活を求められても叶えてやれないので、そのつもりで」

 この人は私の心の中が読めるのだろうか。すっかり世話になるつもりでいた私に釘を刺してきた。心の中でどうしようと思いつつ「…分かったわ」と返事をした。自分を肯定すると決めたとはいえ、こうやってプライドが邪魔をして虚勢をはってしまう所はやっぱり私の悪い所かもしれない、と少し反省した。

 装いについての自分の身の回りの事は、こだわりもあって自分でしていたから問題はなかった。宝石やアクセサリーだって父親が勝手に買っていただけだから別に欲しいとも思わない。ならばこの部屋から無駄に動かなければいい。そうすれば人に迷惑をかける事もないし、何も消費しなくていいと思ってとにかく部屋で過ごした。

 元々首都にいた頃も、友人なんていない私は学園に行く時以外は部屋で本を読んだり勉強したりして過ごしていたから慣れていた。まずはこの部屋に置かれている本を読んでいこう。それが終わったら人に頼まず自分で次の本を探しに行けばいい。あの人が言っていたのはそういう事だろう。

 そう過ごしていたら、マリアにベッドの様子はどうかと問われた。前からシーツの事が気になっていたのでそれを伝える。その後ニイナからも読書のお供にハーブティーは如何ですかと言われ、お願いした。元々そこまで得意な部類ではなかったけれど、ニイナが淹れてくれたものはとても美味しくてリラックスした。

 何だか久しぶりにゆったりとした時間を過ごせているなと思いながらページを捲っていると、突然あの人が部屋に入ってきた。何やら不穏な空気を感じる。

「何の用かしら」
「前と同じ様な生活はできないと言った時に君は分かっていると言ったね」
「ええ。だから持ってきた物でやりくりしているわよ」
「じゃあ、自分でシーツを洗えばいいじゃないか。お茶を飲みたいなら、自分で淹れればいいじゃないか」

 私はこの人が何を言いたいのか分かった。瞬間的に苛立ったのをどうにか抑えながら、聞かれたからそう答えただけだと言うと、じゃあ二人が勝手にやっていると言いたいのかと返されて更にムッとした。何よ、ちゃんとあなたの言った事を理解して私なりに気遣って生活してたのに。思わず言い返すと、私が何もしないからだと更に言い募られる。違う、私は二人に仕事をさせたくなかったから何もしなかったのに。

「何も全てしろとは言わない。俺だってやってもらっている事は山ほどある。給仕するのが彼らの仕事だからね。でも最初から何もせずに彼らを当てにするのはやめてくれ」
「当てになんてしてないわ!」
「してるんだよ。今までやってもらうのが当たり前だったから分からないんだ。分からなければ、聞けばいい。俺達はそうやって助け合ってきた。これ以上人員を増やす事は出来ないんだ。彼らの仕事を増やさないで欲しい」

 私が無言で立ち上がると、あの人がマリアはリネン室にいると教えてくれた。扉を閉めて、リネン室とやらに向かう。もちろん場所は知らない。でもそういった部屋の場所は大体検討がつく。とにかくあの場から去れれば良かった。

 絶対あの人は私を噂通りの人間だと思ってるんだ。違う、決めつけてるんだ。私の考えや気持ちも聞かずに一方的に言ってくるなんて。

 でも正直ハッとさせられた。私はそもそも自分の事は自分でやるという意味を理解していなかった。分かった気になって、あの人の言う通り知らず知らずの内に二人を当てにしていたのだ。

 恐らくここだろうと思った扉を開けると、マリアの背中が見えた。マリアは私を見て驚き、すぐに察してくれた。

「あの子はウィリアムズ領の事と私達の事となると冷静になれない所があるのです。それにあなたも含まれているという事ですよ」
「そんな事はないわ。あの人、私の事が嫌いなのよ」
「いいえ。普通、どうでもいい人間には無関心なものです。そしてそれが一番怖い」

 マリアの言葉で継母の事を思い出した。確かに私はそれを一番体感している。そう思うと、確かにあの人は私を心配してくれて言ってくれたのかもと思えた。

 私はマリアからシーツの畳み方を教えてもらった。確かにこんな事をやろうとも思わなかった。分からない事は聞く。言葉にしたらとても簡単な事なのに。

 それからマリアに私が眠れていない事を指摘された。実は大きく環境が変わった事と、そもそもここ最近眠りが浅かったのも相まってほとんど眠れていなかった。それを化粧で誤魔化していたつもりだったのだがお見通しだったらしい。

 だからマリアはベッドは大丈夫かと聞いてきたり、ニイナはリラックスするハーブティーを勧めてきたりしたのかと気付く。こんな気遣いをされたのは初めてだった。なんだか気恥ずかしくて顔が熱くなってきていたら、マリアが「そういえば、先程言っておられた礼とは何でしょう?」と言った。

 思わず口を滑らした事だったのに、本当にマリアは見逃さない。誤魔化そうとするも結局言い当てられてしまい、私はおずおずとあの時はありがとうと伝えると、マリアはいつものよう微笑みながら頷いた。また顔がじんわりと熱くなったのが分かった。

 翌日、早速昨日教えてもらったシーツ交換を今日もやってみようと思って二人を探していたら、あの人と対面してしまった。しかし何故かあちらの方が気まずげに目を逸らす。それが逆に私の苛立ちスイッチを入れてしまった。

「その…よく眠れたかい」
「どうかしら。いきなり叱られて、腹立たしくてちゃんと眠れたのかよく分からないわ」
「部屋から出ているなんて、珍しいな」
「誰かさんに動けと言われたので」

 最初は苛立っていたけど、見る見る内に小さくなっていくこの人を見ていたら何だか楽しくなってきてしまった。いけないと思って、シーツ交換の為に二人を探していると言うと、あの人はとても嬉しそうに私を褒めた。その後もまるで自分の事のようにニコニコして喋っている。何だか調子が狂う。二人の居場所を聞いて踵を返した時だった。あの人が私の名を呼んだ。

「昨日はいきなり叱って悪かった。応援してる。いっぱい教えてもらえよ」

 まさかの謝罪に驚く。確かに私の話も聞かずによくも頭ごなしにとは思っていたが、こんなにもすんなりと言われて茫然とした。むしろ気付かされたのは私なのにとまで思った。

 そんな風に思えた自分に驚くと共に、こうやって人から謝罪を受けるのは初めてかもしれないと気付く。貴族はプライドと矜持を大切にする。私は言わずもがな、これまで関わった人間もそんな人達ばかりだった。謝罪だけじゃなく私を褒めたり、応援してると言ったり、そんな事も初めて言われた。

「何かさっきからお父さんみたい」
「お、俺は君のお父さんじゃない!」

 そんなの当たり前じゃないと笑いながら言う。私は彼をあの人と呼ぶのをやめた。
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