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NEXT4.臨時寮は私を困らせる)
trouble2.)
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夏休みまであと少しそれまでに決めないと、転寮のこと。
「歩夢!」
その前に、聞きたいことが…
どうやって切り出そうかな~って思ってると隣の席から先に声をかけられた。まだ授業が始まる前、無駄にドキッてするから心臓に悪い。
「な、なに…?」
「なんだよ」
「いや、そっちが話しかけて来たんじゃん!」
「歩夢が挙動不審な態度取るから」
そんな態度だって取りたくなる!
だってあんなこと言われたら…
“行くなよ”
わぁぁぁーーーーー!
恥ずかしい、思い出すとなんか恥ずかしい!!
でも…その意味を知りたくて、心の奥がそわそわするんだもん。
「なんでもないよ…で、何?」
「今日帰ったらの事だけど」
「あ、掃除だよね」
昨日の花火の後始末をしなきゃ、バケツのゴミ捨てて屋上の掃除してでんちゃんと約束したから。
「智成が学校にホウキ借りて行くって言うから、俺も一緒に取りに行くから咲月と先に帰ってて」
「うん、わかった!ホウキあった方が掃除しやすくていいね!」
花火のカスだったらホウキで掃いた方早そうでいいかも!
「さっすが智成くん気が利く愛してる~♡って思た?」
「うん、前半部部しか思ってないよ」
私と斗空の真ん中にすぅっと入って来た。両手を握るように組んでウインクまでされたけど、それはよくわかんない。
「オレ気が利く男やで」
「今のところ鍵泥棒のがしっくり来てるよ」
「歩夢ちゃん花火楽しんでたやん!?」
もちろんわざと、智成くんのツッコミにくすくす笑って最高に楽しかった夜だったのは間違いないしね。
「今日の掃っ」
「ねぇ斗空くん智成くんって臨時寮に住んでるんだよね!?」
前の席の鞠乃ちゃんが振り返った。そのおかげで私の話は途切れちゃった。
「そやで」
「臨時寮あそこってちょっとどうなの?って思ってたけど2人が住んでるならいいとこかもね~!」
うんうんといつも鞠乃ちゃんと一緒にいる子たちも頷いた。
てゆーか臨時寮って本当イメージよくないんだね。斗空たちのおかげで簡単にイメージ覆ったけど。
あとなんか今日はいつにも増して視線が痛いような…?すごい見られれる気がして…
「昨日寮の屋上で花火したんでしょ、みんな噂してるよ!」
それか…!!!
花火打ち上げちゃったもんなぁ、寮のことだもん先生たちも知らないわけないか。それがこうやって学校のみんなにも…
「あゆむーん!英語の教科書貸して~!」
ブンブンと手を振りながらさっちゃんが教室に入って来た。長い髪に制服のスカートをヒラッとさせて。
「あー、壮太郎くんだ~!」
「こんにちは~、できれば壮ちゃん♡のが嬉しいな♡」
「壮ちゃん!可愛い~!」
あれ以来さっちゃんの周りは少し変わって、話しかけてくれる子が増えた。ほとんど女の子だけど、今も鞠乃ちゃんたちと手を振り合っていて。
さっちゃんのことを認めてもらえたんだなって思うとよかったよね、うん。よかった…
あれ待って私以外はむしろ人気者じゃん?
臨時寮にいるのに!?
臨時寮ってみんなから煙たがれるような場所なんじゃないの…?
「三森さん臨時寮で女の子1人なんだー?」
「え…」
三森さん…
“ねぇねぇ歩夢ちゃんって呼んでいい?”
そう言ってたのにな。
「女の子1人って不安じゃない?」
「ううん、そうでも…」
「普通は入ろうと思わないよね~!」
ねーって賛同する声がハモる。言いたいことがなんとなくわかっちゃう。
「でもそこしか空いてなかったからしゃーないやんなぁ」
智成くんがフォローしてくれて、うんとだけ頷いた。
「でも隣の隣のクラスの子が転校するから1部屋空くんだよ、知ってた?」
にこっと笑いながら私の方を見た。
それって…、私に何が言いたいの?
「もう臨時寮にいなくていいね、よかったね!」
「歩夢!」
その前に、聞きたいことが…
どうやって切り出そうかな~って思ってると隣の席から先に声をかけられた。まだ授業が始まる前、無駄にドキッてするから心臓に悪い。
「な、なに…?」
「なんだよ」
「いや、そっちが話しかけて来たんじゃん!」
「歩夢が挙動不審な態度取るから」
そんな態度だって取りたくなる!
だってあんなこと言われたら…
“行くなよ”
わぁぁぁーーーーー!
恥ずかしい、思い出すとなんか恥ずかしい!!
でも…その意味を知りたくて、心の奥がそわそわするんだもん。
「なんでもないよ…で、何?」
「今日帰ったらの事だけど」
「あ、掃除だよね」
昨日の花火の後始末をしなきゃ、バケツのゴミ捨てて屋上の掃除してでんちゃんと約束したから。
「智成が学校にホウキ借りて行くって言うから、俺も一緒に取りに行くから咲月と先に帰ってて」
「うん、わかった!ホウキあった方が掃除しやすくていいね!」
花火のカスだったらホウキで掃いた方早そうでいいかも!
「さっすが智成くん気が利く愛してる~♡って思た?」
「うん、前半部部しか思ってないよ」
私と斗空の真ん中にすぅっと入って来た。両手を握るように組んでウインクまでされたけど、それはよくわかんない。
「オレ気が利く男やで」
「今のところ鍵泥棒のがしっくり来てるよ」
「歩夢ちゃん花火楽しんでたやん!?」
もちろんわざと、智成くんのツッコミにくすくす笑って最高に楽しかった夜だったのは間違いないしね。
「今日の掃っ」
「ねぇ斗空くん智成くんって臨時寮に住んでるんだよね!?」
前の席の鞠乃ちゃんが振り返った。そのおかげで私の話は途切れちゃった。
「そやで」
「臨時寮あそこってちょっとどうなの?って思ってたけど2人が住んでるならいいとこかもね~!」
うんうんといつも鞠乃ちゃんと一緒にいる子たちも頷いた。
てゆーか臨時寮って本当イメージよくないんだね。斗空たちのおかげで簡単にイメージ覆ったけど。
あとなんか今日はいつにも増して視線が痛いような…?すごい見られれる気がして…
「昨日寮の屋上で花火したんでしょ、みんな噂してるよ!」
それか…!!!
花火打ち上げちゃったもんなぁ、寮のことだもん先生たちも知らないわけないか。それがこうやって学校のみんなにも…
「あゆむーん!英語の教科書貸して~!」
ブンブンと手を振りながらさっちゃんが教室に入って来た。長い髪に制服のスカートをヒラッとさせて。
「あー、壮太郎くんだ~!」
「こんにちは~、できれば壮ちゃん♡のが嬉しいな♡」
「壮ちゃん!可愛い~!」
あれ以来さっちゃんの周りは少し変わって、話しかけてくれる子が増えた。ほとんど女の子だけど、今も鞠乃ちゃんたちと手を振り合っていて。
さっちゃんのことを認めてもらえたんだなって思うとよかったよね、うん。よかった…
あれ待って私以外はむしろ人気者じゃん?
臨時寮にいるのに!?
臨時寮ってみんなから煙たがれるような場所なんじゃないの…?
「三森さん臨時寮で女の子1人なんだー?」
「え…」
三森さん…
“ねぇねぇ歩夢ちゃんって呼んでいい?”
そう言ってたのにな。
「女の子1人って不安じゃない?」
「ううん、そうでも…」
「普通は入ろうと思わないよね~!」
ねーって賛同する声がハモる。言いたいことがなんとなくわかっちゃう。
「でもそこしか空いてなかったからしゃーないやんなぁ」
智成くんがフォローしてくれて、うんとだけ頷いた。
「でも隣の隣のクラスの子が転校するから1部屋空くんだよ、知ってた?」
にこっと笑いながら私の方を見た。
それって…、私に何が言いたいの?
「もう臨時寮にいなくていいね、よかったね!」
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