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アルバムを顔に近づけてよく見れば見るほど、似ている2人
今をときめくアイドル、MIZUKIこと瑞希さんとお姉さんと思われる女の人のツーショット写真
まだ幼い瑞希さんは、当然黒髪で今の派手な紫色の髪の毛の面影は無い
こんな貴重な写真を持っていたとは知らなかった
そもそも春さんも瑞希さんと知り合いだったなんて聞いてない
「ジャンさんは…瑞希さんのお姉さんと付き合ってたのかな…」
夢が現実なんかじゃないって分かってるけど、やけに鮮明に脳裏に残ってるから現実の点と夢の点をつなぎ合わせようとしてしまう
それを後押しするように、2人とも仲がいいと言うように証拠がアルバムにある
次のページをめくろうとした時、背後から聞こえる声でアルバムを強制的に閉じた
悪いことはしていないはずだったけど、バタンッ!と音を立てては、心臓をドキッとさせた
「女、そこで何してる。」
「っえ、あ、あの…ですね。…春さんの知人の方ですか?」
「"知人"だと?人に問う前に、こちらの質問に答えたらどうなんだ?」
「っあ、すいません…」
「謝るくらいならさっさと質問に答えろ。腹立つ女だな。」
くたびれた襟に着古したジャージ
失礼ながら最後に入ったのはいつですか?と聞いてしまいたくなるくらい髪がボサボサでいらっしゃる
その上初っ端から敵意むき出しで威嚇してくる
こんな都会に野生の生き物がいたとは…なんて、冗談を言っている場合では無かった
昨日からお邪魔させてもらっている事、これからも居候として家に居ることになると話した
ついでに、私の名前もちゃんと伝えた
なのに、その箇所を削除するかの様に無視された
「おい女、嘘をついてるのではないか。」
「嘘じゃ無いです!春さんから聞いてますよね?…」
「"春"?あのオカマの事か?知らん、そんな話。」
(オカマって……)「事前に話したと聞きました。昨日の夜も話ししに行ったはずなんですが…」
「知らんと言っているだろう、同じことを2度言わせるな。怪しい女は通報するに限る。」
「わわわわ!やめてくださいっ!!!!」
ポケットからスマホを取り出すなり1・1・0と押し、警察に電話しようとする
春さんから聞いてるはずなのに、どうしてこうなる!?
慌てふためく私は、目一杯の力で阻止した
勝手ながらスマホを取り上げ強制終了させていただいた
そんな事をされて腹わたが煮えくり返ったのか、「おい女!」と私の胸ぐらを掴んだ
怒りますよね…分かります、分かります
でも、通報なんてされたらこっちも困るんです…
きっと上手く伝わらなかったんだ
春さんのことだから伝え忘れなんて無い
だから取り敢えず、春さんが帰ってくるまで凌がなければ…と必死で説得を試みる
「あああのですね、今春さん買い物に出ちゃってて…帰って来たらこの問題は解決しますから!」
「意見なんて求めて無い、さっさと返せ!」
「駄目です!駄目です!!返したら通報する気でしょう?それは困ります!!」
「女…住居不法侵入した上に窃盗とは、罪が重くなるだけだぞ。大人しく返せ!」
ちょっと待って!!聞き捨てならないパワーワード言いましたよね?
不法侵入ですって!?
してないもん!そんなことしてない!!
私はちゃんと春さんに招待されて玄関を通過しました!
手に持ったスマホを取られないように上に下に、右に左、斜めにと素早く動かす
この時ばかりは自分の今までの運動してこなかった行いを呪った
非常に疲れるし、何より相手は男
私の非力な抵抗に勝る力で怒りを示してくる
恐ろしや…
(春さん、お願いですから早く戻ってきて!!)
今をときめくアイドル、MIZUKIこと瑞希さんとお姉さんと思われる女の人のツーショット写真
まだ幼い瑞希さんは、当然黒髪で今の派手な紫色の髪の毛の面影は無い
こんな貴重な写真を持っていたとは知らなかった
そもそも春さんも瑞希さんと知り合いだったなんて聞いてない
「ジャンさんは…瑞希さんのお姉さんと付き合ってたのかな…」
夢が現実なんかじゃないって分かってるけど、やけに鮮明に脳裏に残ってるから現実の点と夢の点をつなぎ合わせようとしてしまう
それを後押しするように、2人とも仲がいいと言うように証拠がアルバムにある
次のページをめくろうとした時、背後から聞こえる声でアルバムを強制的に閉じた
悪いことはしていないはずだったけど、バタンッ!と音を立てては、心臓をドキッとさせた
「女、そこで何してる。」
「っえ、あ、あの…ですね。…春さんの知人の方ですか?」
「"知人"だと?人に問う前に、こちらの質問に答えたらどうなんだ?」
「っあ、すいません…」
「謝るくらいならさっさと質問に答えろ。腹立つ女だな。」
くたびれた襟に着古したジャージ
失礼ながら最後に入ったのはいつですか?と聞いてしまいたくなるくらい髪がボサボサでいらっしゃる
その上初っ端から敵意むき出しで威嚇してくる
こんな都会に野生の生き物がいたとは…なんて、冗談を言っている場合では無かった
昨日からお邪魔させてもらっている事、これからも居候として家に居ることになると話した
ついでに、私の名前もちゃんと伝えた
なのに、その箇所を削除するかの様に無視された
「おい女、嘘をついてるのではないか。」
「嘘じゃ無いです!春さんから聞いてますよね?…」
「"春"?あのオカマの事か?知らん、そんな話。」
(オカマって……)「事前に話したと聞きました。昨日の夜も話ししに行ったはずなんですが…」
「知らんと言っているだろう、同じことを2度言わせるな。怪しい女は通報するに限る。」
「わわわわ!やめてくださいっ!!!!」
ポケットからスマホを取り出すなり1・1・0と押し、警察に電話しようとする
春さんから聞いてるはずなのに、どうしてこうなる!?
慌てふためく私は、目一杯の力で阻止した
勝手ながらスマホを取り上げ強制終了させていただいた
そんな事をされて腹わたが煮えくり返ったのか、「おい女!」と私の胸ぐらを掴んだ
怒りますよね…分かります、分かります
でも、通報なんてされたらこっちも困るんです…
きっと上手く伝わらなかったんだ
春さんのことだから伝え忘れなんて無い
だから取り敢えず、春さんが帰ってくるまで凌がなければ…と必死で説得を試みる
「あああのですね、今春さん買い物に出ちゃってて…帰って来たらこの問題は解決しますから!」
「意見なんて求めて無い、さっさと返せ!」
「駄目です!駄目です!!返したら通報する気でしょう?それは困ります!!」
「女…住居不法侵入した上に窃盗とは、罪が重くなるだけだぞ。大人しく返せ!」
ちょっと待って!!聞き捨てならないパワーワード言いましたよね?
不法侵入ですって!?
してないもん!そんなことしてない!!
私はちゃんと春さんに招待されて玄関を通過しました!
手に持ったスマホを取られないように上に下に、右に左、斜めにと素早く動かす
この時ばかりは自分の今までの運動してこなかった行いを呪った
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