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第五十五話 「ギロさんとジュンブライトの過去」
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こんにちは。春間真莉亜です。
ボンッ!
ん?なんの音だろ。
私は和室のドアをガラッと開けた。
えっ?ギロさん、なにその髪は!
「ア・・・・・・アハハハハ。ごめんごめん。薬を作っていたら、こんなことになってしまって・・・・・・。」
失敗しすぎでしょ!
「よーし、またつーくろっと。」
ギロさんはまた、薬を作り始めた。
ギロさん、あきらめないところが、ステキです。
「そ、そうかなぁ~?アハハハハ。」
ところでギロさん、ジュンブライトと出会った時のこと、教えてください。
「せ、先輩と出会った時のことぉ~?」
そうです。
私、つい最近、気になって気になって、しょうがないんです。
「だからギロさん、教えてください!ジュンブライトと出会った時のことを!」
私がギロさんに向かって、土下座をすると、ギロさんは、薬をつくるのをやめた。
「わかったよ、真莉亜ちゃん。顔を上げて。」
私はギロさんの言う通りに、顔を上げた。
「あれは6年前の出来事でねぇ・・・・・・。」
ギロさんは時が流れるように、次のように話した。
☆
-6年前ー
よーし!今日はヴァンパイア暴力団に入団する日だぁ!
はぁ。この時を待っていたんだぁ~。
すっごく楽しみ~!
「おい、新人。なにしてる。さっさと着いて来い。」
す、すみません・・・・・・。
それより、中はこわいなぁ。
ヤクザ系の映画のポスターがいっぱい、貼ってあるし、壁にはいっぱい、落書きしてあるし。
おまけに、中は暗いし・・・・・・。
ん?なんだこれ。
俺は、急に立ち止まった。
うわぁ。このジュンブライトっていう人、字きたなすぎ~。
『ぼうりょくだんのくみちょーになる』
しかも漢字使えよって言いたいくらいのきたなさ。
「こら!なにやってる!」
ひぃぃぃぃぃ!す、すみませ~ん!
「ん?」
組員の人が、その人の字を見て、「ぷっ。」とほっぺたをふくらまして・・・・・・。
「ぷはははは~!ウケる~!」
ちょっ・・・・・・笑ったらだめでしょ!
「すまんすまん。ジュンブライトは字がヘタなんだ。」
へぇ―。だから人が爆笑するほど、字がヘタいんだね。
「おめけに不器用だし、なにをやってもだめだし!」
ちょっと、言いすぎじゃありませんか?
「やつを怒らせると、一発なぐられる。俺も、ここ、なぐられたことがあるんだよ。」
うわぁ。いたそ―。
てか、ジュンブライトっていう人、こわそ―。
想像するたび、恐怖感がわきます。
「さ、行くぞ。」
あ、はい!
俺達は再び、歩き始めた。
「ねぇ。」
「ん?なんだ。」
「腹、減りました。」
「今かっ!お前、なにも食べてなかったのか!」
はい・・・・・・。
「ったく、向こうに着いたら、すぐおにぎり一個、食わしてやる。」
あ、ありがとうございます・・・・・・。
そして、俺達は、『魔の扉』と書いてある部屋の前に立った。
「ここが、お前が暮らす部屋だ。」
こ、こわーい。部屋の名前を聞いただけで、こわーい。
「こら!いつまでもびびってんじゃねぇ!」
ひぃぃぃぃぃぃ!怒鳴られたぁ~!
組員の人が、ドアを三回ノックすると。
「なんだ。」
部屋の向こうから、男の人の声がした。
「新人を連れて来たぞ。」
「ふーん。」
「・・・・・・入れ。」
そのとたん、組員の人が、ドアをガチャッと開いた。
「さ、入れ!」
あ、はい!
俺はおそるおそる、中に入った。
ひぃぃぃぃぃ!こ、こわそーな人が三人いるぅ!
男の人は二人で、女の人は一人だけ。
一人は髪の色は赤で、髪を横に結んでいて、とんがった目をしていて、もう一人は左目だけ隠れていて、白い髪で、べっぴんさん。
もう一人は・・・・・・この二人より、すっごくこわそ―。
雰囲気がヤバくて、黒い髪の色で、天パで、身長が俺より5㎝高い。
なんか、目がこわーい。
ず~っと、俺の方ばっか見つめてるし。
「こいつが新人か?」
「お、おう。ギロだ。」
「ギ、ギロッス!よ、よろしくお願いしますっ!」
俺は三人に向かって、お辞儀をした。
すると、天パの男の人が、俺の方に向かって、歩き始め、胸ぐらをひっぱった。
!?
「おい!なにをするんだ!」
「ふっ、こんなよわっちぃやつが、新入りかぁ。もっとヤクザらしい顔かと思ったぜ!」
「・・・・・・!」
「こいつ、気絶してる!」
こ、こわ―い。マジでこわーい。
すぐここをやめて、家に帰ろう。
「ふん、俺のこわさにおびえているのか。」
はい。おびえています。すごくおびえています。
「てめぇ、こいつを離すんだ!」
一人の組員が、走って来て、天パの男の人におそいかかった。
すると、天パの男の人が右足で組員のお腹をけった。
「うわぁ!」
組員の人は宙に浮かんで、その場にばたりとたおれた。
「て、てめぇ、なにをするんだ!」
組員の人は必死に、お腹をおさえながら、立ち上がろうとしている。
こ、この人、仲間に暴力をふるうとは・・・・・・。
「なにって、邪魔なのさ、お前。さっさと去れ!」
「立ち去るもんか、ジュンブライト!」
ジュンブライト!?
この人が、ジュンブライト!?
イメージより、こわい・・・・・・。
「次期組長様のご命令だ。」
「立ち去らないと、さっきより痛い目にあわせるぞ。」
グゥ~。
「!?」
「!?」
「!?」
「!?」
「今、原の音が鳴らなかったか!?」
「あぁ。」
「ジュンブライト、お前か?」
「ちげーよ!俺じゃねぇ―よ!ぶっ飛ばすぞ!」
ジュンブライトさんが、急に顔を真っ赤にした。
「す、すみません・・・・・・俺ッス。」
「こいつ、気絶してんのに、しゃべってる!」
☆
ボンッ!
ん?なんの音だろ。
私は和室のドアをガラッと開けた。
えっ?ギロさん、なにその髪は!
「ア・・・・・・アハハハハ。ごめんごめん。薬を作っていたら、こんなことになってしまって・・・・・・。」
失敗しすぎでしょ!
「よーし、またつーくろっと。」
ギロさんはまた、薬を作り始めた。
ギロさん、あきらめないところが、ステキです。
「そ、そうかなぁ~?アハハハハ。」
ところでギロさん、ジュンブライトと出会った時のこと、教えてください。
「せ、先輩と出会った時のことぉ~?」
そうです。
私、つい最近、気になって気になって、しょうがないんです。
「だからギロさん、教えてください!ジュンブライトと出会った時のことを!」
私がギロさんに向かって、土下座をすると、ギロさんは、薬をつくるのをやめた。
「わかったよ、真莉亜ちゃん。顔を上げて。」
私はギロさんの言う通りに、顔を上げた。
「あれは6年前の出来事でねぇ・・・・・・。」
ギロさんは時が流れるように、次のように話した。
☆
-6年前ー
よーし!今日はヴァンパイア暴力団に入団する日だぁ!
はぁ。この時を待っていたんだぁ~。
すっごく楽しみ~!
「おい、新人。なにしてる。さっさと着いて来い。」
す、すみません・・・・・・。
それより、中はこわいなぁ。
ヤクザ系の映画のポスターがいっぱい、貼ってあるし、壁にはいっぱい、落書きしてあるし。
おまけに、中は暗いし・・・・・・。
ん?なんだこれ。
俺は、急に立ち止まった。
うわぁ。このジュンブライトっていう人、字きたなすぎ~。
『ぼうりょくだんのくみちょーになる』
しかも漢字使えよって言いたいくらいのきたなさ。
「こら!なにやってる!」
ひぃぃぃぃぃ!す、すみませ~ん!
「ん?」
組員の人が、その人の字を見て、「ぷっ。」とほっぺたをふくらまして・・・・・・。
「ぷはははは~!ウケる~!」
ちょっ・・・・・・笑ったらだめでしょ!
「すまんすまん。ジュンブライトは字がヘタなんだ。」
へぇ―。だから人が爆笑するほど、字がヘタいんだね。
「おめけに不器用だし、なにをやってもだめだし!」
ちょっと、言いすぎじゃありませんか?
「やつを怒らせると、一発なぐられる。俺も、ここ、なぐられたことがあるんだよ。」
うわぁ。いたそ―。
てか、ジュンブライトっていう人、こわそ―。
想像するたび、恐怖感がわきます。
「さ、行くぞ。」
あ、はい!
俺達は再び、歩き始めた。
「ねぇ。」
「ん?なんだ。」
「腹、減りました。」
「今かっ!お前、なにも食べてなかったのか!」
はい・・・・・・。
「ったく、向こうに着いたら、すぐおにぎり一個、食わしてやる。」
あ、ありがとうございます・・・・・・。
そして、俺達は、『魔の扉』と書いてある部屋の前に立った。
「ここが、お前が暮らす部屋だ。」
こ、こわーい。部屋の名前を聞いただけで、こわーい。
「こら!いつまでもびびってんじゃねぇ!」
ひぃぃぃぃぃぃ!怒鳴られたぁ~!
組員の人が、ドアを三回ノックすると。
「なんだ。」
部屋の向こうから、男の人の声がした。
「新人を連れて来たぞ。」
「ふーん。」
「・・・・・・入れ。」
そのとたん、組員の人が、ドアをガチャッと開いた。
「さ、入れ!」
あ、はい!
俺はおそるおそる、中に入った。
ひぃぃぃぃぃ!こ、こわそーな人が三人いるぅ!
男の人は二人で、女の人は一人だけ。
一人は髪の色は赤で、髪を横に結んでいて、とんがった目をしていて、もう一人は左目だけ隠れていて、白い髪で、べっぴんさん。
もう一人は・・・・・・この二人より、すっごくこわそ―。
雰囲気がヤバくて、黒い髪の色で、天パで、身長が俺より5㎝高い。
なんか、目がこわーい。
ず~っと、俺の方ばっか見つめてるし。
「こいつが新人か?」
「お、おう。ギロだ。」
「ギ、ギロッス!よ、よろしくお願いしますっ!」
俺は三人に向かって、お辞儀をした。
すると、天パの男の人が、俺の方に向かって、歩き始め、胸ぐらをひっぱった。
!?
「おい!なにをするんだ!」
「ふっ、こんなよわっちぃやつが、新入りかぁ。もっとヤクザらしい顔かと思ったぜ!」
「・・・・・・!」
「こいつ、気絶してる!」
こ、こわ―い。マジでこわーい。
すぐここをやめて、家に帰ろう。
「ふん、俺のこわさにおびえているのか。」
はい。おびえています。すごくおびえています。
「てめぇ、こいつを離すんだ!」
一人の組員が、走って来て、天パの男の人におそいかかった。
すると、天パの男の人が右足で組員のお腹をけった。
「うわぁ!」
組員の人は宙に浮かんで、その場にばたりとたおれた。
「て、てめぇ、なにをするんだ!」
組員の人は必死に、お腹をおさえながら、立ち上がろうとしている。
こ、この人、仲間に暴力をふるうとは・・・・・・。
「なにって、邪魔なのさ、お前。さっさと去れ!」
「立ち去るもんか、ジュンブライト!」
ジュンブライト!?
この人が、ジュンブライト!?
イメージより、こわい・・・・・・。
「次期組長様のご命令だ。」
「立ち去らないと、さっきより痛い目にあわせるぞ。」
グゥ~。
「!?」
「!?」
「!?」
「!?」
「今、原の音が鳴らなかったか!?」
「あぁ。」
「ジュンブライト、お前か?」
「ちげーよ!俺じゃねぇ―よ!ぶっ飛ばすぞ!」
ジュンブライトさんが、急に顔を真っ赤にした。
「す、すみません・・・・・・俺ッス。」
「こいつ、気絶してんのに、しゃべってる!」
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