悲しみの向こう側

雲龍神楽

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約束

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佑奈がなくなったとき、杏奈は佑奈のベッドの横で、寝ていた。
わたしは、杏奈を起こそうとしたが、迷ってしまった。佑奈と約束をしていたからだ。
別れるとき、杏奈が寝ていてら、起こさないでいいからと。
でも、最後の別れはきちんとした方がいいと思い、杏奈を起こした。
杏奈は、佑奈の状態を見て、しばらくの間、放心状態だったが泣きながら、佑奈に別れを伝えていた。
別れを伝えたあと、私のところに抱きつきに来て、泣いていた。その後杏奈はまた、眠りについた。

ベッドの上で寝ている佑奈。
私は、佑奈が死んだとは思えなかった。
私はいつの間にか寝てしまっていた。夢の中で、佑奈が出てきた。
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