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第二章 迷宮都市の救世主たち ~ドキ!? 転生者だらけの迷宮都市では、奴隷ハーレムも最強チート無双も何でもアリの大運動会!? ~
2-61.J.B.(36)Chase the Devil.(悪魔の足跡を追え)
しおりを挟む「うーむ。両手両足に付与した分、前よりは安定性は増したが出力が上がりすぎたな。微妙な制御もうまくいかん。
まだまだ改良の余地ありか……」
うん、“余地”どころじゃあねえな。
「貴様等のことはだいたい分かった。
今日はもういいぞ。明日の午後から、隊編成と演習を始める。
特に、囚人隊、ボーマ隊、射撃隊だ。シャーイダール隊は……まあ、ほどほどで構わん」
「ああん? そりゃどーゆーこった?」
ニコラウスのその言に、アダンがまた考え無しに聞き返す。
「貴様等は奇貨だ。使い方次第で莫大な財にもなる。
───が、マトモな帝国流の戦略戦術には組み込めん」
アダンはまだいまいちピンときてない様だったが、大筋で認められたと見て良いだろう。
ニコラウスはクトリア風のしゃべりに寄せてはいるが、全体としては帝国流の言い回しが多く、ちょっと分かりにくいところもある。
まあたしかに、隊の個々個人がある程度均質な能力を持つことが望ましい戦における隊としては、それぞれがバラバラな特殊な能力を持つ俺達は、まともな戦略戦術には組み込みにくい。
使うとしたら遊軍。カードで言えばジョーカー。たった一枚で全てをひっくり返しうるが、使いどころによっては最弱の手。そんなところか。
「それに……」
立ち上がりながら、ニコラウスはハコブへと視線をやる。
「クトリア人でもない貴様の檄で、クトリア人連中がまとまった。
面白い資質だな。ディシドゥーラか? それともシムルシュ藩国あたりか?
あの辺の国が滅びて何十年になるかな。この地は面白い。王都より毛色も雑多で濃い連中ばかりだ」
そういって立ち去るニコラウスの後ろ姿に、ハコブが一瞬、ほんの一瞬だけ───まるで親の仇でも見るかのような視線を送ったように思えたのは気のせいだろうか。
◆ ◇ ◆
囚人達は参戦する者もしない者も一時的にニコラウス達“対魔人部隊”の預かりになる。
恐らく相当な訓練をさせられる事だろうな。次会うときまで生きてるかどうか……。まあ結構甘いこと言って集めてきたから、ほんのちょっとは責任を感じる。うん、ほんのちょっとはな。
それでも、あのまま不毛の荒野で隠れ潜んで、飢え死にするか魔獣に食われるか、生き延びても結局は山賊紛いになるしかない状況よりかは、よっぽどマシだろうとは思うけどよ。
俺達シャーイダールの愉快な仲間達はアジトへと戻る。
全体の計画は結局ニコラウスの指揮に従うことになるし、いつ動くのかも奴が決める。
クークの隠れ家と思われる場所は、逃げ出して来た囚人達からの聞き取りを元に斥候を放ち確認しているらしいが、狩人達も数人が探索している。
俺とオッサンも明日から空を飛んで捜して見るつもりだが、難しいのは飛んでいるところを見られて変な警戒をされたら困ると言うところか。
マクオラン遺跡駐屯基地からクトリア市街地の南城門までは歩いて小一時間程度だ。
暗くなり始めたクトリアの不毛の荒野を、益体もないことを話しながらだらだらと歩く。
マクオラン遺跡駐屯基地とクトリア市街地の間には、結構人の住んでいる場所がポツポツとある。
例えば農園。マクオラン遺跡駐屯基地のすぐ隣にある王立共有耕作地なんかは駐屯軍の為の食料供給の為に作られた農園で、そこで生産される農作物の余剰は、貴族街の三大ファミリー辺りが買い取ってるらしい。
同じく牧場なんかもある。これも王国駐屯軍と契約をしているのだが、一般向けにも酒や水、食事を出す休息所を兼業してたりもするし、安い固形燃料である糞団子なんかも売っている。家畜の糞に混ぜ物をして丸めて乾燥させたものだ。燃やすと臭いが長持ちする。
薪となる木があまり多くないクトリア周辺じゃあ最も一般的な燃料だ。俺達はちょっと値は張るが基本的には薪か炭、糞を混ぜてない炭団子や乾燥泥炭なんかを使う。地下で糞団子を使うと、匂いが籠もりっぱなしになっちまうからな。まあ、それでなくとも地下居住区はだいたい臭いが。
城壁からすぐ西に向かうと隊商の中継基地なんかもある。元はクトリア巡視隊の詰め所だったちょっとした要塞とも言える建造物で、隊商の連中はある種の組合のようなものを作ってそこを拠点にしてる。
その基地には結構な雇われ護衛も詰めているから、守りとしてはなかなか強固だ。
何にせよ、距離も近くそれら城壁外の居住地もある上、王国駐屯軍の巡回も多い。この辺りの行き来では魔獣や山賊に襲われる危険はそうはない。現れても王国駐屯軍や隊商の護衛に始末されるのが目に見えて居るからだ。下手をすりゃ旧商業地区のヤバい辺りよりも安全だ。
なので、正直ここいらを移動してるときにはちょっとばかし……いや、結構油断しているのは仕方ない。
◆ ◇ ◆
「お待ちしておりました」
不意に掛けられたその声の主を、俺達は誰も認識出来ていなかった。
南門の篝火が見えて来た頃の、隊商の中継基地より少し離れた辺りだ。
全身白ずくめ。白いフード、白いトーガ、白い貫頭衣、そして……白い仮面。
そう、これは貴族街三大ファミリーの一つ、美食のマヌサアルバ会の正会員の装束だ。
暗がりに居るのは三人ほどの正会員と、十人を越える準会員。
マヌサアルバ会は比率としては二対八くらいで正会員と準会員に別れているそうで、見た目の装束でそれが分かる。
“気取り屋”パコの話では、正会員は皆魔術の使い手で、準会員は剣術、棒術等肉体的な戦闘能力を鍛えている。
正会員、準会員の中にもそれぞれ序列はあるらしいが、特徴的なのは正会員と準会員との間に完全な主従関係があることらしい。
つまり、かつての貴族とその使用人、従僕のような関係だ。
それらの振る舞いもあって、マヌサアルバ会はクトリアの元貴族の集まりなのではないかとまことしやかに噂されている。
「……マヌサアルバ会か。
酒の取引についてなら、悪いが今は立て込んでいる。
それでも何かあるなら、アジトでブルと話してくれ」
俺たちを代表してハコブがそう応じると、
「今回はその件ではありません」
と、最初に声をかけてきた一人が返す。
じゃあ一体何だ?
マヌサアルバ会と俺たちの接点は、唯一ボーマ城塞で造られている熟成蒸留酒の取引だけだ。
今回注文されて持ち帰った分は既に引き渡してあるし、値段その他もブル達とで折り合いを付けてあるはず。
俺個人に関してなら誘拐されたメズーラ奪還の際のゴタゴタで、当時のクランドロールのボス、サルグランデの企みを暴くことになり、結果的に貴族街三大ファミリーの勢力図を塗り替えることになったというのもあるが、その際もマヌサアルバ会とは特に取引以外の接触はしていない。
「街中では人目があります故、待ち伏せをするかのような振る舞いとなりまして申し訳ありません。
我らが会頭が、貴兄等との面談を望んでおります故」
謎多きマヌサアルバ会の、さらには謎の会頭。
どういうことだ?
俺達は互いに顔を見合わせる。
正直、実に胡散臭い。
目的も分からねえし、例の───“腐れ頭”から聞いた噂のこともあるしな。こんな所で会いたい相手じゃあねえわ。
「それは、今からか? 後日改めて───か?」
「もし御都合が悪くなければ、今すぐにでも」
今から貴族街へと言うのもちと考えものだ。何の事前の策も立てられねえ。
メズーラ奪還のときも、カリーナの妖を含めトムヨイ達のバックアップありきで乗り込んだ。
いくら酒の取引で貴族街と縁が出来たとは言え、あそこが旧商業地区とはまた別な意味で危険なのは間違いねえ。
このままノコノコ着いていくってなァ……ちっと警戒心が無さ過ぎる。
「え? マジで? それ、マヌサアルバ会の豪華ディナー食えるってこと?」
……いたよ、警戒心無さ過ぎのアホが。
言ったハナから脛をニキに蹴り上げられ悲鳴を上げるアダン。
ニキの方は少なくともアダンよりは警戒して、この白装束達の申し出を言葉通りには受け取ってない。
ハコブも当然。マーランはいつも通りのおどおどした上目遣い。スティッフィは面倒臭げに欠伸をしてる。眠いのか。
で、ニキに小声で文句を言い、さらに抓られるアダンの向こうから、ガシャガシャ金属音をさせて前に出て来るイベンダーのオッサンは、手に何やら小さな鏡の様なものを持ちそれを見つつ、
「そりゃいいが会頭さん、そんな状態で大丈夫なのか?」
言い放たれた言葉に俺達は何事かと辺りを見回し……白装束のマヌサアルバ会の連中は一斉に彼等の背後にあった廃屋へと目を向けた。
「おお、やっぱりそこに居たか。いやー、アンタ、とんでもない魔力を持ってるなあ」
しまった、とばかりに慌てるマヌサアルバの面々。
オッサンの引っ掛けにまんまとハマり、隠れていた会頭の居場所をこちらに教えてしまった訳だからな。
その事実はこちら側の警戒心を引き上げるのに一役買う。会いたいと申し出てきた相手が陰に隠れて様子を伺っていたのだからそりゃ当然。
とは言え即戦闘と言う程では無いが、そこで両手で握手とは行きはしない。
「ふむ。会頭殿は廃屋荒ら屋でも問題ない気さくなお人柄のようだな。
では我等の改装中のアジトでも構いませんかな?」
ハコブがいつでも動けるようしつつも、さり気ない素振りでそう答える。
コッチのテリトリーにならいくらでも来て貰って構わないぜ? そういう意味を込めての返し。
「あ、いや……そういう訳ではないのだが……」
「まあまあハコブよ。そうせっつくこともあるまいよ。
というより、な。今ここでちゃっちゃと済ませちまえば良いだろ?」
慌てているマヌサアルバ会の会員達の隙間を縫って、ガショガショ騒がしく廃屋へと向かうオッサン。
「暫し待たれよ! 会頭はまだ、じゅ、準備が……」
準備? 一体何の準備だ?
「だ、だ、大丈夫……です。
問題あり、ません……!」
妙にか弱く小さいながらも、やたらに通る声がそのばたばたした喧騒を押しやる。
しん、とした静寂。
その廃屋からは、これまた数人の会員に囲まれて、一人小さなシルエット。
白いフードに白装束。白い仮面と、さらには周りの誰よりも白い……いや、病的なまでに青白い肌をした……いや、これはどう言うべきだ?
少女なのか少年なのか。とにかく背丈体格その他雰囲気からしても、どう観ても子どもとしか思えない人物がそこにいた。
俺達は息を飲み、その姿を観る。いや、見つめ続ける。目を離すことも呼吸をすることも忘れちまったかのように、時間を忘れてその姿その存在に見入っている。
「ほぉおおお、こーりゃたまげた。
確かに準備が必要だな。
押さえに押さえてもこれだけ魔力を辺りに撒き散らしちまうッてんなら、下手すりゃ観ただけで心臓が止まるわ」
一人だけ平然とそんなことを言うオッサン。
オッサン呑気かよ。
◆ ◇ ◆
廃屋の中は結構狭い。というか瓦礫や廃材を押しやって、それなりにくつろげる程度にしたスペースがあるがそう広くない。
俺達を待つ間に軽く片づけをしていた程度らしい。折りたたみの椅子が設置され、間には同じく折り畳みのテーブル。
そのテーブルにはちょっとしたティーセットにハーブティーが人数分。ついでにドライフルーツ入りのクッキーのようなお茶菓子もある。
ティーセットの方は所謂白磁器? というのか、艶やかな花の模様が絵付けされた綺麗な白の陶器製。クトリアじゃあまず見かけることはない上等なシロモノだ。
で、その一方には俺、オッサン、そしてハコブの三人。
もう一方の椅子にはこじんまりとマヌサアルバ会の会頭が座り、両サイドに立って侍るのは正会員の二人。
で、この廃屋の外にはアダン他の探索班メンバーに、十数名のマヌサアルバ会メンバー。
正に夕闇の密会、てな具合だ。
「それで、会頭殿はどのようなご用件で?」
切り出すのはハコブ。俺たちの中では探索班のリーダー役だから当然っちゃ当然。
「あ、あの、はい。
こ、こ、今回……その……」
返す会頭……というか、えー……子供? は、うつむき気味になりながら、両手を膝の上で組んでもじもじとしている。
いやこれ、マジで会頭なのか?
背丈は小人族のブルよりかはやや高い程度。つまり10代前半の子供並。
そしてブルの背丈は確かに人間の子供並ではあるが、ハーフリングとしてはれっきとした成人で、骨格や体つきも所謂成人したハーフリングのそれだ。
けどこの会頭のそれはというと……正直俺には、ただの引っ込み思案な子供にしか見えねえんだけど?
しかし周りのマヌサアルバ会メンバーも、ハコブ、イベンダーのオッサンも、別にふざけているよーには思えない。
イベンダーのオッサン曰わく、「押さえに押さえても漏れ出る魔力」とやらが分かるらしいが、俺にはさっぱりだ。
オッサンの言うことが事実なら、ハコブにもそれが分かるんだろう。俺やアダン、ニキ、スティッフィらには分からない。
俺の場合、それが風属性の魔力ならそこそこ感じ取れる。てことは会頭の魔力は、それ以外の属性と言うことになる。
もじもじと俯いたまま、なかなか話を切り出さない会頭に代わり、横にいた正会員の人がオホン、とわざとらしく咳払い。
それからまた改まった声音で、
「この度、貴兄等は魔人、“炎の料理人”フレイマ・クークの討伐隊を編成されると聞き及びましたが、それに間違いは御座いませんかな?」
しれっとそう言うが、一応これは秘密にしてたことではある。とは言えトムヨイ等は狩人仲間に声をかけているし、その狩人達は獲物の取引でマヌサアルバ会と関係ある者達も少なくない。その辺から話が漏れ出たとしてもおかしくはないか。
「どこから聞いた話か分かりませんが、だとしてそれにどう関係が?」
そらっとぼけるハコブに対し、
「大いにありますぞ!」
だん、と前のめりになりテーブルを叩く。
「聞けばクークめの狙いはボーマ城塞と言うではありませんか!
もしボーマが奴らの手に渡れば、あの素晴らしい熟成蒸留酒はどうなってしまうのです!!??」
……思い出した。こいつ、最初の入れ札に来た奴だ。
「あの、あの素晴らしい熟成蒸留酒を……あの様な鬼畜外道共にむざむざ奪われるなど、どうして我々が看過出来ましょうか!? いや、出来るわけがない!!!! そうでしょう!?」
そいつが上げる大声に、簡易テーブルの上のティーセットがカタカタ震える。
「……ああー、まあ、うむ。そ、それはそうだな」
言われれば納得の話ではあるが、こいつの異様な熱弁勢いに押されまくるハコブと俺たち。
「あの、そ、それでですね……」
興奮したその正会員の言葉を受けて、ようやく真ん中にちょこんと座る会頭が言葉を切り出す。
「わ、私たち、も、それに、参加、します」
消え入りそうなその声で、どれだけ人死にが出るかも分からねえ魔人討伐へと参加を表明する会頭。
「何?」「ほ!?」「マジか」
三者三様に思わず漏らす驚きの声。
驚きは彼らマヌサアルバ会の参戦に、というよりは、そのか細く震えるような声とその言葉の意味すること、内容へのギャップにだろう。
さて、どうしたものか。
戦力が増えるのは願ってもない。
マヌサアルバ会は魔術を中心とした結社だとも聞く。対魔人の戦いでは有効な戦力だろう。
問題はこの……どう見ても子供としか思えない会頭の存在。
いや、まさかこの会頭が直々に出向く……なんて事はねえよな?
と、話がやや詰まったところで───またも“新たな展開”だ。
◆ ◇ ◆
「そこの者、止まれ! これ以上近付くな!」
外から聞こえる警告の声は、マヌサアルバ会メンバーの誰かだろう。
「あ? うるせえ何だてめえら? てめーら何ざにゃ用はねえんだよ、引っ込んでろ!!」
「邪魔してんなそっちだろうが! どいてな!」
寄るな、邪魔だの、なんとも下らん言い争い。無用なトラブルを不必要な言い争いで巻き起こすなんてのはクトリアじゃ日常的。
とは言えそんなのに巻き込まれるのはまっぴらゴメンだ。
「あれー? おめえガエルじゃねえのよ?
てか他の連中も……おいおい、クルス家総出かよ?」
クルス家?
建設修理を生業として、今まさに俺たちの地下アジトの拡張工事をやって貰ってるクルス家が、一体何でこんなところに?
「お前は……シャーイダールのところの……ア、ア、アゴ……」
「アダンだよ! 自己紹介したろ!?
てかそこに居ンのはダミオンじゃねえのよ」
ダミオン・クルスはガエルの弟で、かつて探索者をしていた叔父のイシドロに憧れウチの見習いになったばかり。
今の所地味に訓練や修行をさせて様子を見ているところだが、そうなるとまさにクルス家総出の様相だ。いや、実際にはガエルらの親父のタリクやらは居ないようだけどな。
「おいおい、何だよ一体」
俺が廃屋から顔を出してそう聞くと、ガエル、ダミオンを筆頭に10人ほどの男たち。
手に手に武器を持ち、簡素な皮鎧や盾。そして幾らかの荷物を背負って居る。
ダミオンに関しては支給したドワーフ合金兜とメイスを持ち他よりやや上等な装備だが、全体的には「とるものとりあえず」とでも言う風体だ。
「あ、ジ、JB……さん……」
気まずげにそう視線を逸らして答えるダミオン。
そんな様子のダミオンを脇に除けながら兄のガエルが叫ぶように言った言葉が、正に急転直下に事態を変える。
「悪ィな、おまえ等と話してる時間はねえ!
俺達の街……実家のあるモロシタテムが、魔人の賊どもに襲われた……!」
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