240 / 496
第三章 クラス丸ごと異世界転生!? 追放された野獣が進む、復讐の道は怒りのデスロード!
3-39.クトリア議会議長、レイフィアス・ケラー「文字通りの故意犯だな!? 」
しおりを挟む「起きて、テオ……。起きて……」
呼びかけの声に小さなうなり声で応じる彼は、全体的には中肉中背。やや筋肉質にも見えるが戦士や兵士のそれではなく、肉体労働者のそれ。
濃いめの髭に太い眉。日に焼けた彫りの深い顔立ちと襟足まででざっくりと切った髪。典型的なクトリア人……と言うほどにクトリア人を多く見ていたワケでもないが、そんな感じだ。
気付けのお香を嗅がせてもう数回呼び掛けると、なんとか意識を取り戻したテオに、まずはモディーナが呼び掛けつつ、僕らはやや遠巻きに周りを囲む。
「ここは……モディーナ? 一体……?」
「テオ、貴方は魔力瘤の症状が悪化したことで意識朦朧とし、この部屋へと迷い込んで数日間昏睡していたの。
血と共に魔力瘤を抜いて対処をしたから、暫く休めば体調も戻ると思う」
まだぼんやりとしたかのような表情で軽く頭を振り、それからモディーナへと視線を向けて、
「お……俺は……いや、モディーナ、俺はアンタと……」
「───何か、夢でも見ていたようですよ。うなされて、私の名を読んでいましたが」
「夢……だったのか……」
うん。夢じゃないんですけどもね。
それからデュアンが呼んできたエクトル・グンダー氏と護衛、そして今回は一人の女性がついてきてて部屋へと入り、再会と無事を喜んで抱き合う。どうやらその女性はエクトル氏の元で働いている人らしいのだけど、テオに対して恋慕を抱いていたようだ。
いやー、感動的な場面ですよ。
誘拐監禁という犯罪行為の隠蔽をしている猿芝居でさえ無ければ!
はい、もうね。隠蔽です、隠蔽! 一切の言い訳弁明不能なまでの隠蔽工作です!
だって、事実を明らかにすると言うことは彼等が吸血鬼であることも明らかにしなきゃならないし、そしてその事実は正直、今この新しく国を作ろうというときに明らかにして、良い結果になるわけがない事実なんですものね!
そりゃ今のところまだクトリア共和国法が出来ていませんから、別に違法ではないですよ? ないですけど!
……前途多難だわー。どうすりゃ良いのよ、この辺のことをさあ!
エクトル氏は調査しテオを発見した僕らに涙ながらの礼を言い、今後何があろうと支援をするとの確約をしてはくれた。まあ郊外の単独勢力の中ではなかなかの大物のエクトル氏が味方に付くのは助かるっちゃあ助かる。
それとまあ罪滅ぼしも兼ねて、マヌサアルバ会では今後テオに対して魔力循環マッサージだけではなく、きちんとした魔力循環法のトレーニングを教えるということにもなり、巧くいけば魔力の淀みや何かも解消され、疲労や倦怠感も軽減されることで働き者にもなるだろう。
結果的にはめでたし、めでたし。
しかし……ううーむ。罪悪感はあるよ、うん。
さて。グンダー氏一行が立ち去り、またなにやら呆れ顔のJBとイベンダーも仲間の部屋へと戻っていった。
残されたのは僕ら闇の森ダークエルフ勢と、マヌサアルバ会の上位三人。
改めて……そう。改めて、今後のことも含めて話し合いの場を設ける。
「まず……血は、あげません」
「えぇ~!?」
「そんなァ~~!?」
「ご、ごむたいな!!??」
「あんまりだァァァ~~~!! ヒィィィ~~~!!!」
何だチミら!? 威厳ゼロじゃないのさ!?
「本当に!? ちょっと、ちょっとだけ、ちょっと舐めるだけ……ペロッと、ね? ペロッとだけ!」
「絶対に痛くしませんから!」
「お願い! お口に濃いのが欲しいの!」
「ええい、黙らっしゃい! あと言葉の選び方色々おかしい!!!」
「んんー? じゃあどーするつもり? レイフとしては?」
かつて彼らに自らの血を、かなーり雑な成り行きで分け与えたことで“恩人”となった母、ナナイがややにやけた顔でそう言う。
「血による魔力の補給、という習慣を継続させてしまうのは危険です。でしょう?」
視線はもちろんモディーナ。何せ今回の一件では一番の「やらかし」をしてしまったのだから。
「それに、魔力循環マッサージを利用しての魔力補給は、今でも出来ているのですよね? ならばそれをより効率化する方が良いでしょう」
これもまた、ちょっとした秘密の一つではあるけど、彼らは魔力循環マッサージの際に、僅かずつ相手から魔力を抜き去る、と言うことをしていた。
勿論相手の害になるようなやり方はしていない。むしろ相手が魔力の使い方を会得していないなら、体内で淀み害をなし得る要素を減らすので、お互いに利のあるやり方だ。
ただ、施術後にちょっとばかりは心地よい倦怠感は残る。
僕が以前ここでの施術を受けた後に、想像以上にぐでんぐでんのへろんへろんになったのもそのためだ。
そして魔力循環マッサージで得た魔力を、やはり会員同士でやりとりをし互いに補完し合う。
おそらく彼らは基本的にはそういうかたちで、長い間吸血に頼らないやり方を続けて来た。
その努力を、僕の血で台無しにしちゃあいけないよ。うん。
「まあ、ここに居る間は循環マッサージで他より多めに魔力を抜き取るくらいなら良いよ。僕はダークエルフとしてそんなに魔力が多い方でも無いけど、人間のそれよりははるかに多いしね」
「ほ、本当ですか!?」
「有り難や、有り難や~」
「レイフ様、おらもぱらいそさ連れてってくだせ」
いや、だから君らちょっとキャラ変わりすぎでしょ!? 威厳、威厳! 取り戻して!
「え、ちょっと本気で言ってます、それ!?」
全く威厳も神秘性も失ったマヌサアルバ会トップスリーの反応とは別に、横合いからそう詰め寄って来たのはデュアンだ。
「いや、別に大丈夫でしょ? そんなに害はないよ」
「違いますよ、そこじゃなくて! レイフ、あなた今、ダークエルフとしても結構高い魔力持ってますからね!?」
「え!? 嘘!?」
「ああ、そうだな。郷にいたときの倍以上はある」
「あのダンジョンバトルだの、ザルコディナス三世の亡霊との戦いを経て、かなり成長しているぞ?」
ええ、そうなの!? と、まるっと自覚のない話だけど、デュアンのみならずエヴリンドに母のナナイにまでそう言われる。
「そ、そうだったのー?」
「本当に自覚なかったんですね……」
あれ、もしかして僕何かやっちゃいました? テヘペロ? テヘペロ的な何か?
「───ま、それはそれで一旦置くとして、だけどさ」
と、ここで改まってナナイがそう話を切り替える。
「アルバ、タシトゥス、モディーナ。
そして今ここに居ない奴らにも、ま、後で改まって話すけどな……」
急に、ちょっとばかし声の調子が変わる。
「大変なときに助けに来てやれずに……済まなかった」
生真面目そうな顔でそう頭を下げるナナイ。
「───い、いえ、そんな、とんでもないです」
「そうです! お姉様には何の責任もありません!」
アルバによる母への“お姉様”呼びには未だ馴れないけど、この辺、まあ……色々厄介な問題があったらしい。
「何度か探しには来たんだが、見つけられなかった。滅びの7日間以降は特に、王都には近付ける状態でもなかったし、解放直後にも一度だけ来たんだが、闇の森でも色々ゴタゴタあってな。
全部言い訳になるが───許してくれ」
僕の知らない、母の顔だ。
闇の森のダークエルフ郷にある、小さな自分の小部屋に籠もり、そこでただ本を読んで過ごしてきた僕には分からない、森の外の世界で生きてきた、母ナナイの横顔だ。
その言葉に応じるように、アルバ達は居住まいと姿勢を正して向き直る。
「ナナイ様。我らマヌサアルバ会一堂は皆、あなた様による救いが無ければ、モルヴァルトの眷属として戦って死ぬか、人食いのおぞましき化け物となり果てるか、そうならぬ為に自ら死を選んでいたか……。
いずれにせよ我らの今があるのは全てあなた様のおかげです」
「その我ら、ナナイ様に恩義と感謝の念はあれど、恨みなど持ちようはずが有りませぬ」
「私がザルコディナスの奸計により捕まり、虜囚の身となり果てたのも偏にただただ我が不徳。
そしてそのときに我が心にあったのもまた、お姉様の言葉です───」
なんとも……全幅の信頼と敬意。
「……ナナイ様……そのォ~、ですね。
一体、彼らにどの様な言葉を……?」
デュアンがそう、遠慮がちに聞くと、
「……あー、いや……結構いろんな事言ってたからさァ~。
……どれ? アレか? 『生きてりゃ丸儲け』とか……そんなの?」
そんなの!?
と、僕としてはまたもや内心呆れてしまうのだが、それにもアルバ達は嬉しそうにくすりと笑い、
「それも含めて……全てが我らの生きる道標です」
と、そう返した。
「あー、それで、母上」
「ん? 何かな? 尊敬と感動の言葉はいつでも受け付けているぞ、我が愛しき娘よ!」
「いえ、まだ一つ残っている疑問なんですが───」
さて、これでまたもやちょっとした大騒動。
何故母上が「王国からの外交特使団」に入っていたのか? という件についてだ。
「おーーー、居た居た! おい、テレンス! こっちだこっち!」
エントランスを探し回り声を掛ける相手は、いかにも実直で真面目そうな帝国人男性。
「ナナイさん! もう、どこへ行ってたんですか!? 探しましたよ!?」
「ナッハッハッハ! すまんすまーん!
ま、紹介するぜ。こちら、テレンス・トレディア・レオナルディ。今回の外交特使団の団長だ」
「ああ、どうも。テレンスです」
「いやー、しかしお前も大出世だよなあ。最初会ったときはただの従軍書記官で、しかも大穴に落とされて頭打ったとかで半分くらい記憶飛んでたよーなボンクラだったのによー。それが今や……」
「言わないで下さいよ、そんな昔のことは。
それより、こちらの方々は?」
「おっと。こっち、まず黒いのがアルバ。マヌサアルバ会の会頭。んでモディーナと、タシトゥス。モディーナはクトリア上院議員だってよ」
「え、へ? も、もう顔合わせしたんですか? いや、あ、どうも、初めまして……」
いやー、面食らってるけど、そりゃそうだよな。驚くよ、そりゃ。
「お初にお目にかかります。会頭のアルバです」
先ほどの血を飲む飲まないのアホなやりとりなど微塵も感じさせない優雅な仕草での一礼。
それからまたやや目を細めるようにしてテレンスへと視線をやり、
「いずれまた、非公式な席を設けての会食なども致したく思います。またお引き合わせしたい者達もおりますれば」
と。
モディーナとタシトゥスもそれぞれに挨拶を交わし、二人はまたそれぞれの仕事へと戻って行く。
それから今度は僕たちだ。
「で、こっちが今現在クトリアの王権を持つダークエルフのレイフで、補佐のデュアンと護衛官のエヴリンド」
「おお、あなたが古代ドワーフの王権の試練を成し遂げたという!」
「初めまして。今後ともよろしくお願いします」
一応ソツない程度の帝国語でそう挨拶をするが……、
「んで、アタシの自慢の娘だ」
との一言が追加される。
さて、今までもかなり驚いていただろうテレンス氏だが、この最後の一言には文字通りに絶句する。
「……え?」
「アタシの自慢の娘」
「え? いやいや……え?」
「アタシの自慢の娘」
あ、ほら、固まった。
「え、いや、その……え? いやそりゃ、ナナイさん、あなたがそりゃ、相手方にダークエルフが居るなら役に立つからとねじ込ん……あー、何だ、その、特使団入りには僕が推挙した形ですけど……待って下さい、えぇっ?
外交交渉の双方に、それぞれ親子関係にあたる者同士が居るとか……聞いてないですよ!?」
うん、そう思うよねえ。そりゃねえ。
「そうか? その方が話早くて楽だろ?」
闇の森ダークエルフにとっての「外交」って、基本は郷と郷の儀礼的なもので、ぶっちゃけ親戚同士の寄り合いみたいなもん。
その意味ではナナイの今の言は「闇の森ダークエルフ」としてはごく自然なものだ。
けど……いやいやいや。
僕らとは比べものにならないくらい森の外について知っている母上が、我々闇の森ダークエルフにとっての外交と、人間、帝国人にとっての外交の違いを分かってないなんてことは有り得ない。
文字通りの故意犯だな!?
0
あなたにおすすめの小説
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
異世界でぼっち生活をしてたら幼女×2を拾ったので養うことにした【改稿版】
きたーの(旧名:せんせい)
ファンタジー
【毎週火木土更新】
自身のクラスが勇者召喚として呼ばれたのに乗り遅れてお亡くなりになってしまった主人公。
その瞬間を偶然にも神が見ていたことでほぼ不老不死に近い能力を貰い異世界へ!
約2万年の時を、ぼっちで過ごしていたある日、いつも通り森を闊歩していると2人の子供(幼女)に遭遇し、そこから主人公の物語が始まって行く……。
―――
当作品は過去作品の改稿版です。情景描写等を厚くしております。
なお、投稿規約に基づき既存作品に関しては非公開としておりますためご理解のほどよろしくお願いいたします。
『三度目の滅びを阻止せよ ―サラリーマン係長の異世界再建記―』
KAORUwithAI
ファンタジー
45歳、胃薬が手放せない大手総合商社営業部係長・佐藤悠真。
ある日、横断歩道で子供を助け、トラックに轢かれて死んでしまう。
目を覚ますと、目の前に現れたのは“おじさんっぽい神”。
「この世界を何とかしてほしい」と頼まれるが、悠真は「ただのサラリーマンに何ができる」と拒否。
しかし神は、「ならこの世界は三度目の滅びで終わりだな」と冷徹に突き放す。
結局、悠真は渋々承諾。
与えられたのは“現実知識”と“ワールドサーチ”――地球の知識すら検索できる探索魔法。
さらに肉体は20歳に若返り、滅びかけの異世界に送り込まれた。
衛生観念もなく、食糧も乏しく、二度の滅びで人々は絶望の淵にある。
だが、係長として培った経験と知識を武器に、悠真は人々をまとめ、再び世界を立て直そうと奮闘する。
――これは、“三度目の滅び”を阻止するために挑む、ひとりの中年係長の異世界再建記である。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
借金まみれで高級娼館で働くことになった子爵令嬢、密かに好きだった幼馴染に買われる
しおの
恋愛
乙女ゲームの世界に転生した主人公。しかしゲームにはほぼ登場しないモブだった。
いつの間にか父がこさえた借金を返すため、高級娼館で働くことに……
しかしそこに現れたのは幼馴染で……?
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
天才女薬学者 聖徳晴子の異世界転生
西洋司
ファンタジー
妙齢の薬学者 聖徳晴子(せいとく・はるこ)は、絶世の美貌の持ち主だ。
彼女は思考の並列化作業を得意とする、いわゆる天才。
精力的にフィールドワークをこなし、ついにエリクサーの開発間際というところで、放火で殺されてしまった。
晴子は、権力者達から、その地位を脅かす存在、「敵」と見做されてしまったのだ。
死後、晴子は天界で女神様からこう提案された。
「あなたは生前7人分の活躍をしましたので、異世界行きのチケットが7枚もあるんですよ。もしよろしければ、一度に使い切ってみては如何ですか?」
晴子はその提案を受け容れ、異世界へと旅立った。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる