遠くて近きルナプレール ~転生獣人と復讐ロードと~

ヘボラヤーナ・キョリンスキー

文字の大きさ
348 / 496
第三章 クラス丸ごと異世界転生!? 追放された野獣が進む、復讐の道は怒りのデスロード!

3-148.マジュヌーン(81)静寂の主 -野蛮な再会

しおりを挟む

 
「珍しい所で会うもんだな」
 こそこそと俺の後をつけ回していたであろうその男に声をかけるが、やっこさん、声をかけられたことに驚くどころか平然としたまま、
「……話がある」
 と返してくる。
 
 サーフラジルで山火事関係の情報収集を始めて、五日ほどの事だ。
 “銀の腕”とその配下、また集めた火消し力夫や、水魔法の使える司祭なんかの活動もあり、幸いにも町の方にまで延焼するってな所まで行っちゃいねー。
 だが、“輪っかの尾”のところのモダスも言っていたが、ある方面で火勢が衰え沈静化してきたと思えば、思いもよらぬところで新たな炎の勢いが増し、また火災が発生しと、まるでもぐら叩きみてーに、あっちを叩けばこっちが出てくる……てな状況で、完全な鎮火にはまだまだ時間がかかりそうだ。
 
 実際バナナ園まで行って様子をみても来たが、これまた今のところ幸いにもバナナ園自体はまだ無事だった。火勢の方向からはズレていて、風下でもない。とは言えそうそう楽観視も出来やしねぇ。なんとも中途半端な状況だ。
 
 そんな状況の時に、このサーフラジルで“再会”したのは誰か?
 アナグマみてーに目の回りに黒ブチ模様のある犬獣人リカート、隠密巧者でカリブルの従者でもあるアラークブだ。

 こいつとの縁ももう3年以上にはなるか。つまりは俺がこの世界で前世の記憶に目覚め、あのクトリアの地下から地上へと這い出て、デスクロードラゴンだかいう馬鹿でかい化け物に追っかけ回され、前世のクラスメイトたちと一致団結してそいつを撃退したかと思いきや……静修さんにより俺一人奈落の底へと突き落とされてから3年以上……てことだ。
 
 コイツとは、“砂漠の咆哮”の入団審査時代からも深い付き合いはない。と言うか、やたら突っかかって来てたカリブルと、妙に俺に関心を持っていたマハ、そして前世からの腐れ縁のアスバル以外とは、殆ど交流は無かった。
 そして、寡黙なルチア、以外に計算高いムーチャ、酒飲みで賭事好きなスナフスリーなんかとは又別の意味で、コイツの考えてる事は良く分からねぇ。
 だが、先日の廃都アンディルでの共闘で分かった事でもあるが、コイツが従者としてついているカリブルへのある種の信頼、忠誠心みたいなものは、恐らく本物だ。
 だから、あの時がそうだったように、コイツがカリブルの居ない場所で俺に付きまとってきたのなら、そいつはカリブルに関係ある用件だろう。
 
 俺とアラークブは連れ立って“砂漠の咆哮”の定宿……じゃなく、裏通りのうすら寂しい安酒場へ。
 サーフラジルで犬獣人リカート猫獣人バルーティがこんな裏路地へ来てるのはなかなかに胡散臭いものがあるが、山火事の件もあり周りの奴らにもそんなことを気にしてる余裕は無い。
 
「で、何だ? またカリブルが暴走しそうだってか?」
 ややからかい気味の口調でそう聞くと、アラークブはふるふると首を振り、
「違う、お前の問題」
 と一言。
「……何だ?」
 突然のその展開に、ややたじろぎつつも俺は聞き返す。
 
「お前、シューと言う、男、知ってるか?」
 
 その名前には覚えがある。
 “不死身”のタファカーリが口にしていた、奴の気に入らない政敵の名。
 そして奴曰わく、俺同様にクトリアの家畜小屋で生まれ育ち、王都解放後にリカトリジオスへと入り、短期間でめきめきと頭角を現した犬獣人リカート
 つまり……デスクロードラゴンとの戦いの後に俺を穴の底へと突き落とし切り捨てた……前世における腹違いの兄、静修さんの生まれ変わりだ。
 
「……聞いたことはあるな」
 真意の分からぬその問いに、おそらくは上ずった声でそう答える俺。
 その声の調子に不審なものを感じただろうアラークブは、僅かに眉根をしかめはするが、深く掘り下げることもなく話を続ける。
 
「リカトリジオスの将軍の一人。そいつが……お前を追っている」
 俺を? 静修さんが?
「何で……今更……!?」
 
 意図せず口から漏れるその言葉。その疑問は、当然だがアラークブにぶつけても何も返って来るはずもない。
 短い毛に覆われた俺の顔は、血の気が引いたところで色が変わるでもない。だが、音と匂いには敏感な獣人同士。俺の動揺はアラークブには筒抜けの丸見えってところだろう。
 
 ああ、そうだ。
 
 呼吸も、顔色も、匂いも……そして明らかに傍から見りゃ泳いでるだろうこの目の動きも、完全に俺の内心を露わにしちまってる。
 
 今更なんだ? どういうことだ? なあ、俺を前世の……つまりはあの糞みてえな街の糞みてえな宍堂家のしがらみだとして切り捨てたのは、静修さん、アンタの方だろう?
 かつては腹違いの兄弟。だが今世じゃクトリアの邪術士の家畜小屋で育てられた奴隷、または実験動物同士なだけの、種族も異なる赤の他人。
 だからこそ……共に手を携え協力しながら生きていく事も出来たはずだが、アンタにとっちゃそれは新たな人生に不要な因縁。
 
 だからこそアンタは、体力を消耗し怪我もしてた俺を穴の底へと突き落とし、生死を運に任せて立ち去った。
 
 それを今更、何故?
 
 待てよ、なあ。
 アスバルの野郎が言っていた。まさに野郎の言う通りに、前世なんてのは所詮は前世でしかねぇ。
 俺たちは文字通りに「今を生きている」んだぜ。
 俺とアンタの新たな人生は、とっくの昔に袂を分かった。
 そうじゃ……無かったのか?

「───おい、聞いているか?」
「……あ? 何だ?」
 無自覚なまま数秒、あるいは数十秒ほど、俺は周りの音も匂いも空白なまま意識がどっかに行っちまってたみてーだ。鋭く呼ぶアラークブの声に引き戻され、再び奴へと意識を向ける。
 
「お前は、カリブル以上に、リカトリジオスとぶつかり、揉めてきている。奴らが、お前を狙うのは、当然」
 アラークブはそう言い、相変わらずのぬめっとした面で俺を下から見上げる。犬獣人リカートだが俺より猫背で小柄だから、顔をつき合わせるとだいたいそうなる。

 アラークブの考えとしちゃあ、つまりは単純に俺がリカトリジオスの障害になるからとの理由で付け狙われている……とのことらしい。
 それも……或いはそうかもしれねぇ。
 そもそも、シューと言う名の犬獣人リカートが、俺同様の家畜小屋育ちで、俺を穴へと突き落とした犬獣人リカートだ……との話は、“不死身”のタファカーリからの情報でしかねぇ。
 俺はアレ以来静修さんとは会ってないし、知ってるのも全て伝え聞く噂のみ。
 だから、シューと名乗ってる犬獣人リカートが本当に静修さんか、また、その静修さんが俺……つまり、“砂漠の咆哮”のマジュヌーンが前世の腹違いの弟、真嶋櫂の生まれ変わりだと言うことを知ってるのかも分からねぇ。
 
 そう、アラークブの言った通り、ただ単にたまたま何度かリカトリジオスの計画を潰す事に関わっちまった厄介な猫獣人バルーティの1人……それだけの認識かもしれねぇ。
 
 全ては分からない。分からないが……。
 
「マジュヌーン、詳しい話、知る情報源居る。今から訊きに行く。来い」
 俺のそのウダウダした糞な思考を打ち破り、アラークブがそう続けてくる。
 
 情報源……てのは何なのか。ここサーフラジルの裏には、リカトリジオスからの密偵内通者が恐らくはまだ居る。“不死身”のタファカーリに言わせりゃ南征策は立ち消えになったってな話だが、だからって全てのスパイが忽然と消えるワケはねぇし、その中には時勢がアールマールに傾いたと見て、金を得る相手を鞍替えしたようなコウモリ野郎が居てもおかしかねぇ。
 
 この時点でそんなことまで色々きっちり考えてたかッてーと、そう言うワケでもねぇんだが、とにかく俺はその話にただくっついて行くだけになっていた。
 
 △ ▼ △
 
 サーフラジルの街から離れて森の中をしばらく歩く。山火事の方向ともやや近くなるが、まだまだ遠い対岸の火事だ。
 しょっちゅう来るわけでもねーからこの辺の地理にはそう詳しくもないが、改めて頭の中で位置関係を組み立てても、少なくとも今のところカシュ・ケンが契約しているバナナ農園の方に火の手が回るッてことはやはりなさそうだ。
 立ち上る煙を遠目に見ながらそんなことをぼんやり考えつつも、頭の別のところじゃあ、リカトリジオスのシュー……静修さんのことを考え続けている。
 理由、思惑、目的……もちろんそれらもそうだ。だがシンプルな話、何より今どうして居るのか……リカトリジオスで上手くやれているのか……そんなただ単純な近況の疑問も湧いて来る。
 
 リカトリジオスがやべぇ集団なのは、話だけでなく“不死身”のタファカーリなんかとの関わりでも実感してる。
 耳にする情報や目にする出来事からしても、あいつらはかなりでけぇ勢力になっているし、今後もどんどんと広げてくだろうとも思う。だが、それがいつまで続くかってなぁ疑わしい。
 そりゃ確かに俺の頭の中にある“戦争”なンてのは、せいぜいが不良の喧嘩レべルの勢力争いのドツキ合い。
 だが、前世でもいたんだよな。体育会系よりもガチガチで、上の奴らが下の……下級生を脅し、ビビらせ押さえつけて威張り散らしているような学校の奴らが。
 そういうとこは確かに一時的には勢いは出る。だが、そういう学校の連中は上の奴を本気で慕ってるわけじゃねえ。単におっかねぇから従ってるだけだ。だから頭を叩きのめしてやれば、それだけで簡単にバラバラになっちまう。
 
 リカトリジオスの支配のやり方は、恐怖と暴力と洗脳だ。
 支配地域も広くはなってるが、殆どが砂漠と不毛の荒野。いくら飢えに強い犬獣人リカート主体でも限界はある。
 どう見ても、長く保つ支配とは思えねぇ。
 
 “不死身”のタファカーリやらの話からも、静修さんがそこで功績を上げているらしいのは分かる。なら、大賀や大野達、静修さんと共にリカトリジオスに降った生き残りたちも、静修さんと共に居る限りはそう悪くもない状況なんだろう。
 こんな世界でこんな状況だ。確かに前世みてえに、学校でキチンとお勉強して、いい成績取って、いい大学から良い企業に入れば、後の人生は安泰……なんてお決まりのコースなんざありゃしねぇ。ま、良い会社に入ったと思ったらゴリゴリのブラック企業だった、なんてのもあったから、そりゃコレも状況次第かもしんねーが、少なくともこっちよかは安全ではあったよな。
 
 そん中で言やあ静修さん達が選んだ道も、もしかしたら正解の一つだったのかもしれねぇ。
 俺やアスバル、カシュ・ケンにダーヴェ……。それぞれ別の理由で、そのリカトリジオス入りの流れからは逸れて、その中で様々な偶然も手伝って、今はなんとかやっていけてる。
 だがそれだって何かしらの確実な成功の保証なんざ何もなかった。
 流れと運……出会い。
 何よりそれらが、俺たちを今この状況にしている。
 
 それでも、尚。
 
 それでも尚、例え静修さん達にも俺たちの様な流れと運があり、ある種の成功を得られていたとしても、だ。
 やっぱ……リカトリジオスに居続けるのが今後にも良い選択肢とは思えねぇ。
 或いはカリブル達が目指して居るように……静修さんやついて行った元クラスメイト達をリカトリジオスから奪還する、救い出す……。それぐらいの意識で居るべきなのか……? そう、問わずにゃあ居られねーぜ。
 
「もうじき」 
 ガサリと、道無き道をかき分け進むと、ちょいとした切り立った崖の洞穴の前へと出る。
 猿獣人シマシーマ、その中でもシャブラハディ族とアールゴーラ族は元々洞窟暮らしをしていた民族で、今でも洞窟を改造した、叉は石と土で造られた家に住む。
 なので町の外にある洞窟にも、かつて住居として使っていた痕跡や、あるいは遠出した際に使う簡易的な野営地のような改修が施されてる場所が少なくない。
 
 この洞窟はそういう簡易的な改修のされたモノのようで、傍目にもある程度の生活の痕跡があり、また、その中に誰かが居るのも分かる。
 いや……ただ誰かが居る、てな話じゃあねえぜ。まさか、コイツがアラークブの言う情報源だってのか?
 
「ヒャッハッハ! マジかよ、マジでおめぇ……生きてたンかよ!?」
 野太い声でそう笑う。
 洞窟の薄暗がりの中で愉快げに体を揺らしではしゃぐのは、やはり声同様に太い首、太い身体、太い手足の猪人アペラル。匂いも、見た目も、その声も記憶にある、前世では同じクラスで柔道特待生だった猪口雄大イグチ・ユウダイだ。
 
「へっ、へっ……! まさか幽霊とかじゃねぇよな~? 化け物竜に殺されて化けて出たのか? おい、よく見せてみろよ、あー……脚だよ、脚! 脚ついてンのか? ぶははは!」
 
 前にサーフラジルで“赤ら顔”の教団へと乗り込み、リカトリジオスの内通者を探り出していたときにもニアミスですれ違って居る。そしてその時と同じく、口から吐き出されるのはただの臭ぇ息だけじゃなく、強力なカフェインみたいにハイになる作用のあるクォラルの実と酒の混ざった独特の匂い。
 
「……猪口」
「はっ! よそよそしいな、おい! 何年だ? 2年? や、3年か? まあ何年でも良いか? ま、コッチ来て座って酒でも飲めよ!」
 猿獣人シマシーマのよく使うひょうたん製のお椀を掲げて、やはりひょうたん製の酒瓶から濁酒を注ぐ。やや酸味のある匂いをさせてるのは、蒸留もしてない昔ながらの猿獣人シマシーマの安いバナナ酒。
 
 洞窟内の床にはすのこみてーな板が敷かれ、その上にまた簡素な座卓と草を編んだ敷物。全体としては古い猿獣人シマシーマの洞窟住居。そこに幾つかのやや新しい家具調度が持ち込まれ、数日寝泊まりするならある程度足りるぐらいの状態。
 つまみか肴か、座卓の上には干した魚や炙り肉、またローストナッツの類も散乱し、とにかく雑然として汚らしい。
 さらには……。
 
「……臭ぇ……」
 
 安いバナナ酒にクォラルの実だけじゃない。干し魚は独特の発酵をさせたものなのか、かなりきつい臭気がするし、猪口自身の口臭に体臭、この洞窟住居全体の空気もよどんでいる。
 さらには……ああ、多分あの壺の中か。クァド族の好きな……だが、俺たち猫獣人バルーティには最悪な噛み煙草の匂いも漂っている。
 とにかく、それら全てが混ざり合って溶け合ったような、嫌な匂いに淀んだ空気。匂いに敏感な猫獣人バルーティ犬獣人リカートでなくとも鼻をつまみ、顔をしかめずにはいられないような場所だ。
 
「……こんなとこで会うとはな。一体何してやがんだ?」
 その臭気に顔をしかめつつそう聞くと、
「何って、だーから酒呑んでんだよぉ~? 見~りゃ分ッかンだろぉ~?」
 と、まさに酔っ払いそのものの反応。
「そうじゃねぇよ。まず、何でこんな森の奥の洞窟で隠れるみてぇにしてンのか、ッてのと……クトリアで別れてから、どこで何やってここまで流れ着いたのか、だよ」
 
 アスバルからは猪口が静修さんと共にリカトリジオスに降った……とは聞いている。ただ、猪口が今もリカトリジオスに所属してるのかは分からねぇ。
 そして恐らくは“血の決闘”で勝っただろう猪口達がそれなりには厚遇されてる、されていただろう事も推測出来るし、“五人抜き”をした静修さんはさらに高い地位に居るだろう事も。
 
 だが、猪口が俺の現状をどれだけ知ってるかは分からねぇ。俺がその後アスバルやカシュ・ケン、ダーヴェと出会い、行動を共にしていることも猪口が知ってるのか、さらには静修さん……リカトリジオスのシューが知って居るのかも分からねぇ。
 
 分からねぇ事ばかりのこの段階じゃ、奴に教える情報は少なくするに越したことはねぇ。
 
「隠れるゥ~? 馬鹿言うな、俺ぁ何も隠れてなんざ居ねぇよ? 単に、街中はお猿共がウキウキウッキーとこ煩ぇから、大自然の中でのびのび暮らしてンだけだぜ?」
 物は言い様だな。そういやコイツは前世でも、ただの筋肉バカのように見えて、ああ言えばこう言うの屁理屈、言い訳の多い奴だった。
 
「じゃあ、何でそんな煩いお猿のアールマール王国に居るんだよ」
「こっちに仕事があるからな~。それさえ無きゃ、こんなトコ、さっさとオサラバしてるぜ」
 クォラルの実を砕いて入れた、安物の濁酒を煽りながら続ける猪口。
 
「何の仕事だよ?」
「お? 興味沸いたか? なんならよ、お前も噛ませてやろうか?」
 
 アラークブを通じて俺にコンタクトを取ったってことは、少なくともコイツは俺が“砂漠の咆哮”の一員なのは知ってるはずだ。いや、そこはアラークブの立ち回り次第じゃああるが、アラークブ同様に何かしら荒事仕事して稼いでるのは把握してるだろう。
 その俺に「噛ませてやる」と言う以上、コイツの言うここでの仕事とやらも何かしらの荒事仕事。
 しかも……。
 
「……山火事か?」
 
 このサーフラジルが大騒ぎになってる山火事のタイミングで、街中から離れた所に隠れている野郎が、“銀の腕”の采配で火消し役をするでもなく“仕事”をして居る。
 全く、きな臭い以外の感想はねぇわな。
 
 だが、猪口はそれを受けてもヘラヘラと笑いつつ、再び酒をあおってこう続ける。
 
「あ~、惜しい! 良い線いってるが、俺は“ソッチ”じゃあねぇのよ」
 
 “ソッチ” じゃあ無い?
 つまり……いや、“ドッチ”だ?
 
 その疑問を口にするより早く、俺は後ろから羽交い締めにされる。
 
「俺の任務はよ、テメェの捕獲の方なんだよな」
 それまでの弛緩したツラから一転、不気味に嗤いながら猪口はそう続けた。
 
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

MP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

異世界でぼっち生活をしてたら幼女×2を拾ったので養うことにした【改稿版】

きたーの(旧名:せんせい)
ファンタジー
【毎週火木土更新】 自身のクラスが勇者召喚として呼ばれたのに乗り遅れてお亡くなりになってしまった主人公。 その瞬間を偶然にも神が見ていたことでほぼ不老不死に近い能力を貰い異世界へ! 約2万年の時を、ぼっちで過ごしていたある日、いつも通り森を闊歩していると2人の子供(幼女)に遭遇し、そこから主人公の物語が始まって行く……。 ――― 当作品は過去作品の改稿版です。情景描写等を厚くしております。 なお、投稿規約に基づき既存作品に関しては非公開としておりますためご理解のほどよろしくお願いいたします。

『三度目の滅びを阻止せよ ―サラリーマン係長の異世界再建記―』

KAORUwithAI
ファンタジー
45歳、胃薬が手放せない大手総合商社営業部係長・佐藤悠真。 ある日、横断歩道で子供を助け、トラックに轢かれて死んでしまう。 目を覚ますと、目の前に現れたのは“おじさんっぽい神”。 「この世界を何とかしてほしい」と頼まれるが、悠真は「ただのサラリーマンに何ができる」と拒否。 しかし神は、「ならこの世界は三度目の滅びで終わりだな」と冷徹に突き放す。 結局、悠真は渋々承諾。 与えられたのは“現実知識”と“ワールドサーチ”――地球の知識すら検索できる探索魔法。 さらに肉体は20歳に若返り、滅びかけの異世界に送り込まれた。 衛生観念もなく、食糧も乏しく、二度の滅びで人々は絶望の淵にある。 だが、係長として培った経験と知識を武器に、悠真は人々をまとめ、再び世界を立て直そうと奮闘する。 ――これは、“三度目の滅び”を阻止するために挑む、ひとりの中年係長の異世界再建記である。

転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました

桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。 言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。 しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。 ──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。 その一行が、彼の目に留まった。 「この文字を書いたのは、あなたですか?」 美しく、完璧で、どこか現実離れした男。 日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。 最初はただの好奇心だと思っていた。 けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。 彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。

借金まみれで高級娼館で働くことになった子爵令嬢、密かに好きだった幼馴染に買われる

しおの
恋愛
乙女ゲームの世界に転生した主人公。しかしゲームにはほぼ登場しないモブだった。 いつの間にか父がこさえた借金を返すため、高級娼館で働くことに…… しかしそこに現れたのは幼馴染で……?

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

天才女薬学者 聖徳晴子の異世界転生

西洋司
ファンタジー
妙齢の薬学者 聖徳晴子(せいとく・はるこ)は、絶世の美貌の持ち主だ。 彼女は思考の並列化作業を得意とする、いわゆる天才。 精力的にフィールドワークをこなし、ついにエリクサーの開発間際というところで、放火で殺されてしまった。 晴子は、権力者達から、その地位を脅かす存在、「敵」と見做されてしまったのだ。 死後、晴子は天界で女神様からこう提案された。 「あなたは生前7人分の活躍をしましたので、異世界行きのチケットが7枚もあるんですよ。もしよろしければ、一度に使い切ってみては如何ですか?」 晴子はその提案を受け容れ、異世界へと旅立った。

処理中です...