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序章
アイドルになります!
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「せいらちゃん! 吉報よ! 起きなさ~い!」
母親らしい優しい声と口調、それに似合わない喧しいノックで少女は目を覚ました。吉報とは、新星アイドルオーディションの最終選考に合格したことだろう、通知が今日あたりに届くはずだと彼女は思った。
少女、いや神々に祝福されし美貌を持つ少女は、特段歓喜することもなく、「うるさいな~、もうちょっと寝かせてよ」と返事をするだけだった。有名プロデューサーの監修だろうが、応募総数10万超えだろうが、合格するのは当たり前としか思えないのである。毎日鏡でみる美しい容姿と経験から分かる客観的な評価を基に判断すると、日本中の女の子が応募したとしても落選する気がしなかった。
2階の自室から降りると、母はニコニコと笑って合格通知を渡してくる。
「おめでとう! すごいわね~! パパにもLINEしなきゃね」
彼女より嬉しそうにしている母を見て、微笑ましく思う。念願のアイドルになったことにも実感が湧いてきた。
「まあ、私にかかれば赤子の手をひねるようなもんだけどね!」
少女は照れ隠しに悪態をついた。
朝ごはんをせっせと調理する美人な母を見ていると、ふと疑問が湧いてきた。少女の美貌は母譲りである。
「ママはさ~、芸能人とかになろうと思ったことはないの?」
「ないわね~。ママは人と競うのは苦手だし、平凡な人生を歩みたかったから。でも、素敵なパパにも出会えたし、こんな可愛い子を授かることもできんだからママは幸せよ!」
今は出張中の父が聞いたら赤面しそうな、こっ恥ずかしいセリフを母は言う。
「そっか~、ママは幸せものだね!」
(幸せか。でも、退屈じゃないのかな)と彼女は内心毒づいた。
この少女、星川せいらがアイドルを目指した理由は彼女の一日を見れば知ることが出来るだろう。
高校二年生の彼女は、家から徒歩で学校に通っている。校舎付近までいくと、友人ぶってくる女子生徒や下心満載の男子生徒が、おはようと挨拶をしてくる。無愛想に挨拶を返すが、彼らはそんなこと意に介さない。せいらが、彼ら全員の名前も顔も覚えていないことになど思い至らないようだ。話しかけてこない生徒のほうが多数ではあるが、彼らも彼らで憧れの視線を向けてくる。何もしなくても好いてくるモブ気質な奴ら、NPCみたいでつまらない。
教室に入り席につくと、これまた友人らしき女子生徒たちが集まってくる。せいらは勝手に談笑の中心にされてしまう。最初は嫉妬心を持って、彼女を敬遠していた女子生徒たちであったが、毅然とした態度を取り続けている内に、嫉妬は羨望に変わり、最終的には崇拝となってしまった。流石に彼女たちの名前くらいは覚えているが、全く張り合いがなく、興味もわかない。
彼女たちの顔を歪ませれば、少しはおもしろいのかな、とせいらは思った。
「あのさ、私アイドルになったから来週からあんまり学校こないよ」
「そんな~、せいらちゃんに会えなくなっちゃうなんて…」
「しかたないよ、せいらちゃんは私達と住む世界が違うもん!」
「テレビで見る人達よりもせいらちゃんの方がかわいいしね!」
「ところで、アイドルになったって、もしかしてあのローシュタインに合格したの?!」
なるほど、莫大な広告費を払ってメンバーの募集をしたグループはデビュー前から有名なのか、とせいらは思った。
「うん、そうだよ」
「キャー、すごい!」
何の面白みもなかった。予想通りの反応を女子生徒たちはする。せいらがアイドルオーディションを受けていたことを知らなかったことに、傷つく者は一人もいなかった。同い年の彼女を天上人のようにみて、対等な友人として接したりしない。これなら、ちょっとしたイジメを受けていた小学生時代のほうが面白かったと彼女は思った。
ホームルームが終わり、授業が始まった。実は、せいらの頭では授業についていくことは難しい。ペンをもって授業を聞いているふりをしてやり過ごす。
県最難関のこの高校にせいらは推薦で入った。そこそこ勉強ができる程度のせいらは、家から徒歩で通えるこの高校に入ることを切望して、猛勉強をしていた。だが当時の担任教師から推薦をうけることを強く勧められて、うけるだけ受けてみたところあっさりと合格が決まってしまった。点数に見合っていない良い成績をつけられがちなことや、面接で贔屓目でみられたことが合格の要因であることは明らかだった。
高校に入って大して勉強しなくなってからも、点数以上に良い成績をつけられたり、好感を欲する生徒たちからテスト前に要点がよくまとめられたノートや対策問題をプレゼントされたりすることで、成績上位をキープしている。このままなら、それなりの難関大学に推薦で行くことは容易だろう。
勉強だけじゃなく他の様々なことにも、せいらの美貌は助力となる。見た目のおかげで、嫌な思いもしない、挫折もない、大した努力も必要としない人生がこの先も続くことを彼女は感じていた。多くの人が望むことを簡単に手に入れられる最高な人生であることは理解している。でも、熱くなれないのだ。ゲームをチュートリアルの難易度で最後までプレイさせられている感覚だ。異世界でチートを手に入れて無双する妄想を体現している気分だ。無条件に惚れてくるヒロインに大したことをしていないのに称賛され続けるなんて、現実だったら気味が悪いだろう。
容姿以外人並みの彼女が、楽な人生を厭うなんて烏滸がましいと分かっている。それでも、退屈でどうしようもない。せいらは野心家の父の血か、刺激と達成感を欲してやまない性分なのだ。
数ヶ月前、そんな思いを胸に抱えて過ごしていると、youtubeの広告で歴史上最大規模のアイドルオーディションが行われることを知った。過去、アイドル業界を席巻した様々なグループのパフォーマンスが流れた後に、「君もアイドルにならないか」と問いかけてくる長めの広告だった。今まではアイドルのように容姿が重視される世界なんて、せいらからしたらとんでもなく退屈な場所だと思っていた。
でも、違った。画面上のアイドルたちは容姿だけによるものではない綺羅びやかさを纏っていた。興味が湧いて、色々なアイドルの過去の映像やドキュメンタリーを漁ってみると、彼女たちは美貌に甘えずに切磋琢磨してポジション争いをしていることが分かった。そうした苛烈な戦いが、少女たちをイキイキとさせ、また尊いライバル関係を形作っていることを理解するのに時間は要しなかった。
そして意外にも、アイドルの人気というものは容姿だけが物を言わないのである。人柄やスキル、自己プロデュース能力などの様々な要素が絡んでくることが素人のせいらにも見て取れる。もちろん見た目も人気を左右し得るが、そもそもかわいい子しかいないのだから些細なものである。実際、素朴さや純情さを昇華させ、ファンを魅了して一番人気になった少女や、持ち前のユーモアを使ってバラエティーで活躍することで知名度をあげて、センターになったアイドルがいた。
せいらの欲する胸踊る戦いや対等な友人関係は、アイドルという場所で一番手っ取り早く手に入るのではないかと思い込み始めていた。決断したら彼女の行動は早い。進路希望調査に書いていた難関大学の名前を二重線で消してアイドルと書き直し、広告で募集をしていた新星アイドルグループ、ローシュタインへの応募をその日の内に済ませた。
退屈な授業を聞きながら、アイドルになった自分やまだ見ぬメンバーに思いを馳せる。ノートに「絶対にセンターになってやる!」と書き殴った。
母親らしい優しい声と口調、それに似合わない喧しいノックで少女は目を覚ました。吉報とは、新星アイドルオーディションの最終選考に合格したことだろう、通知が今日あたりに届くはずだと彼女は思った。
少女、いや神々に祝福されし美貌を持つ少女は、特段歓喜することもなく、「うるさいな~、もうちょっと寝かせてよ」と返事をするだけだった。有名プロデューサーの監修だろうが、応募総数10万超えだろうが、合格するのは当たり前としか思えないのである。毎日鏡でみる美しい容姿と経験から分かる客観的な評価を基に判断すると、日本中の女の子が応募したとしても落選する気がしなかった。
2階の自室から降りると、母はニコニコと笑って合格通知を渡してくる。
「おめでとう! すごいわね~! パパにもLINEしなきゃね」
彼女より嬉しそうにしている母を見て、微笑ましく思う。念願のアイドルになったことにも実感が湧いてきた。
「まあ、私にかかれば赤子の手をひねるようなもんだけどね!」
少女は照れ隠しに悪態をついた。
朝ごはんをせっせと調理する美人な母を見ていると、ふと疑問が湧いてきた。少女の美貌は母譲りである。
「ママはさ~、芸能人とかになろうと思ったことはないの?」
「ないわね~。ママは人と競うのは苦手だし、平凡な人生を歩みたかったから。でも、素敵なパパにも出会えたし、こんな可愛い子を授かることもできんだからママは幸せよ!」
今は出張中の父が聞いたら赤面しそうな、こっ恥ずかしいセリフを母は言う。
「そっか~、ママは幸せものだね!」
(幸せか。でも、退屈じゃないのかな)と彼女は内心毒づいた。
この少女、星川せいらがアイドルを目指した理由は彼女の一日を見れば知ることが出来るだろう。
高校二年生の彼女は、家から徒歩で学校に通っている。校舎付近までいくと、友人ぶってくる女子生徒や下心満載の男子生徒が、おはようと挨拶をしてくる。無愛想に挨拶を返すが、彼らはそんなこと意に介さない。せいらが、彼ら全員の名前も顔も覚えていないことになど思い至らないようだ。話しかけてこない生徒のほうが多数ではあるが、彼らも彼らで憧れの視線を向けてくる。何もしなくても好いてくるモブ気質な奴ら、NPCみたいでつまらない。
教室に入り席につくと、これまた友人らしき女子生徒たちが集まってくる。せいらは勝手に談笑の中心にされてしまう。最初は嫉妬心を持って、彼女を敬遠していた女子生徒たちであったが、毅然とした態度を取り続けている内に、嫉妬は羨望に変わり、最終的には崇拝となってしまった。流石に彼女たちの名前くらいは覚えているが、全く張り合いがなく、興味もわかない。
彼女たちの顔を歪ませれば、少しはおもしろいのかな、とせいらは思った。
「あのさ、私アイドルになったから来週からあんまり学校こないよ」
「そんな~、せいらちゃんに会えなくなっちゃうなんて…」
「しかたないよ、せいらちゃんは私達と住む世界が違うもん!」
「テレビで見る人達よりもせいらちゃんの方がかわいいしね!」
「ところで、アイドルになったって、もしかしてあのローシュタインに合格したの?!」
なるほど、莫大な広告費を払ってメンバーの募集をしたグループはデビュー前から有名なのか、とせいらは思った。
「うん、そうだよ」
「キャー、すごい!」
何の面白みもなかった。予想通りの反応を女子生徒たちはする。せいらがアイドルオーディションを受けていたことを知らなかったことに、傷つく者は一人もいなかった。同い年の彼女を天上人のようにみて、対等な友人として接したりしない。これなら、ちょっとしたイジメを受けていた小学生時代のほうが面白かったと彼女は思った。
ホームルームが終わり、授業が始まった。実は、せいらの頭では授業についていくことは難しい。ペンをもって授業を聞いているふりをしてやり過ごす。
県最難関のこの高校にせいらは推薦で入った。そこそこ勉強ができる程度のせいらは、家から徒歩で通えるこの高校に入ることを切望して、猛勉強をしていた。だが当時の担任教師から推薦をうけることを強く勧められて、うけるだけ受けてみたところあっさりと合格が決まってしまった。点数に見合っていない良い成績をつけられがちなことや、面接で贔屓目でみられたことが合格の要因であることは明らかだった。
高校に入って大して勉強しなくなってからも、点数以上に良い成績をつけられたり、好感を欲する生徒たちからテスト前に要点がよくまとめられたノートや対策問題をプレゼントされたりすることで、成績上位をキープしている。このままなら、それなりの難関大学に推薦で行くことは容易だろう。
勉強だけじゃなく他の様々なことにも、せいらの美貌は助力となる。見た目のおかげで、嫌な思いもしない、挫折もない、大した努力も必要としない人生がこの先も続くことを彼女は感じていた。多くの人が望むことを簡単に手に入れられる最高な人生であることは理解している。でも、熱くなれないのだ。ゲームをチュートリアルの難易度で最後までプレイさせられている感覚だ。異世界でチートを手に入れて無双する妄想を体現している気分だ。無条件に惚れてくるヒロインに大したことをしていないのに称賛され続けるなんて、現実だったら気味が悪いだろう。
容姿以外人並みの彼女が、楽な人生を厭うなんて烏滸がましいと分かっている。それでも、退屈でどうしようもない。せいらは野心家の父の血か、刺激と達成感を欲してやまない性分なのだ。
数ヶ月前、そんな思いを胸に抱えて過ごしていると、youtubeの広告で歴史上最大規模のアイドルオーディションが行われることを知った。過去、アイドル業界を席巻した様々なグループのパフォーマンスが流れた後に、「君もアイドルにならないか」と問いかけてくる長めの広告だった。今まではアイドルのように容姿が重視される世界なんて、せいらからしたらとんでもなく退屈な場所だと思っていた。
でも、違った。画面上のアイドルたちは容姿だけによるものではない綺羅びやかさを纏っていた。興味が湧いて、色々なアイドルの過去の映像やドキュメンタリーを漁ってみると、彼女たちは美貌に甘えずに切磋琢磨してポジション争いをしていることが分かった。そうした苛烈な戦いが、少女たちをイキイキとさせ、また尊いライバル関係を形作っていることを理解するのに時間は要しなかった。
そして意外にも、アイドルの人気というものは容姿だけが物を言わないのである。人柄やスキル、自己プロデュース能力などの様々な要素が絡んでくることが素人のせいらにも見て取れる。もちろん見た目も人気を左右し得るが、そもそもかわいい子しかいないのだから些細なものである。実際、素朴さや純情さを昇華させ、ファンを魅了して一番人気になった少女や、持ち前のユーモアを使ってバラエティーで活躍することで知名度をあげて、センターになったアイドルがいた。
せいらの欲する胸踊る戦いや対等な友人関係は、アイドルという場所で一番手っ取り早く手に入るのではないかと思い込み始めていた。決断したら彼女の行動は早い。進路希望調査に書いていた難関大学の名前を二重線で消してアイドルと書き直し、広告で募集をしていた新星アイドルグループ、ローシュタインへの応募をその日の内に済ませた。
退屈な授業を聞きながら、アイドルになった自分やまだ見ぬメンバーに思いを馳せる。ノートに「絶対にセンターになってやる!」と書き殴った。
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