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90 ふかひれの使い方
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「アメリアさん、お願いがあるのねー」
宿屋あめりかんに戻ったねこさんは、一休みすると一階のカウンターに足を運んだ。
「なんですか、ねこさん?」
「これなんですが‥‥‥」
にこやかに応対するアメリアの前に、す、とブツを差し出す。
「ん? んん? これは‥‥‥ふかひれ‥‥‥?」
「そうなのねー」
なんと、この短時間でネコサンは乾燥ふかひれを作り上げていた!
「しし、しかもなんですか? この高品質っぷりは!?」
恐らくちゅーちゅるタウンでは珍しくない食材のはずだが、アメリアは息をのみそれを見ていた。
「ちょっとスノーシャークを倒して作ったのね」
「‥‥‥」
唖然とした表情が、カウンター内に佇んでいる。
「それでアメリアさん、今晩のおかずにこれを使ってほしいのね」
「‥‥‥は、はい」
「アメリアさんと、それからジョー店長の分もお願いします」
「え? わたしたちも、いいんですか?」
「いいのねー! みんなで食べたほうが、おいしいのね!」
「ああ、ありがとうございます!」
歓喜のためか、ふるふると震えている彼女を見て、ねこさんはとても清々しかった。
「じゃあ、お願いします、なのねー」
「はい!」
若干疲労の残る体に気持ちの良い返事を受けて、ねこさんは自室へと戻った。
「うーん、いいことしたのね! 晴れ晴れなのねー!!」
『だろう? 世話になったら返す。お互いこれをやれば、物事は円滑に進んでいくものだ』
賢者のような言葉に、ねこさんもうんうんと大きく頷く。
『まあ、あれ一枚で三万えん位するんだがな』
「‥‥‥え?」
『どうした、ご主人? 惜しいことした、とか思ってるのか?』
「まま、まさか?」
見透かすような相棒の視線に、あたふたと返すねこさんだった‥‥‥。
宿屋あめりかんに戻ったねこさんは、一休みすると一階のカウンターに足を運んだ。
「なんですか、ねこさん?」
「これなんですが‥‥‥」
にこやかに応対するアメリアの前に、す、とブツを差し出す。
「ん? んん? これは‥‥‥ふかひれ‥‥‥?」
「そうなのねー」
なんと、この短時間でネコサンは乾燥ふかひれを作り上げていた!
「しし、しかもなんですか? この高品質っぷりは!?」
恐らくちゅーちゅるタウンでは珍しくない食材のはずだが、アメリアは息をのみそれを見ていた。
「ちょっとスノーシャークを倒して作ったのね」
「‥‥‥」
唖然とした表情が、カウンター内に佇んでいる。
「それでアメリアさん、今晩のおかずにこれを使ってほしいのね」
「‥‥‥は、はい」
「アメリアさんと、それからジョー店長の分もお願いします」
「え? わたしたちも、いいんですか?」
「いいのねー! みんなで食べたほうが、おいしいのね!」
「ああ、ありがとうございます!」
歓喜のためか、ふるふると震えている彼女を見て、ねこさんはとても清々しかった。
「じゃあ、お願いします、なのねー」
「はい!」
若干疲労の残る体に気持ちの良い返事を受けて、ねこさんは自室へと戻った。
「うーん、いいことしたのね! 晴れ晴れなのねー!!」
『だろう? 世話になったら返す。お互いこれをやれば、物事は円滑に進んでいくものだ』
賢者のような言葉に、ねこさんもうんうんと大きく頷く。
『まあ、あれ一枚で三万えん位するんだがな』
「‥‥‥え?」
『どうした、ご主人? 惜しいことした、とか思ってるのか?』
「まま、まさか?」
見透かすような相棒の視線に、あたふたと返すねこさんだった‥‥‥。
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