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102 病室にて
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「チンチラさんは‥‥‥ナース?」
「はい」
再びきょろきょろと室内を目だけで見まわす。
「ここは、病院だったのねー‥‥‥」
そして合点がいったのか、しんみりとため息をついた。
「大変だったんですよ? 重度のまたたび中毒で、一時は命の危機だったんですから!」
「またたび中毒で‥‥‥命の危機?」
チンチラの言葉に、ねこさんはぞっとした。
「じゃあ、先生を呼んできますので、そのまま安静にしていてくださいね!」
にっこりと微笑んだナースが、部屋を出ていった。
「記憶はないけど‥‥‥やばかったのね‥‥‥」
天井の一点を見つめ、つぶやくねこさん。と。
『おお、ご主人! 気が付いたか!』
静かにドアが開き、ネコサンが入ってきた。
「ネコサンは無事だったのねー」
『ああ。ガーディアンマスターのワタシには、またたびは効かないからな』
何だかほっとしたねこさんを、ロボがすまなそうに見つめていた。
重苦しい空気が、部屋を満たしていく。二人とも何か考え込んでいて、一向に口は開かなかった。
「『あの』」
不意に口を開いた二人の言葉が重なった。
ねこさんとネコサンの驚いたような視線が絡まる。
「はいはい、ごめんなさいよー」
そこへ、空気を読んでいないかのように先生たちが入室してきた。
「目が覚めたんだねー、よかったねー」
初老のグレーのペルシャ先生は、そう言いながらねこさんの傍までくると、椅子に腰かけた。
「チンチラくん、聴診器を」
「はい、先生」
慣れた手つきで、患者の診察を開始する。
「んーどれどれー」
「あひゃあ!?」
す、と当てられた聴診器のひゃっこさに、色っぽい声が出てしまうねこさんだった。
「はい」
再びきょろきょろと室内を目だけで見まわす。
「ここは、病院だったのねー‥‥‥」
そして合点がいったのか、しんみりとため息をついた。
「大変だったんですよ? 重度のまたたび中毒で、一時は命の危機だったんですから!」
「またたび中毒で‥‥‥命の危機?」
チンチラの言葉に、ねこさんはぞっとした。
「じゃあ、先生を呼んできますので、そのまま安静にしていてくださいね!」
にっこりと微笑んだナースが、部屋を出ていった。
「記憶はないけど‥‥‥やばかったのね‥‥‥」
天井の一点を見つめ、つぶやくねこさん。と。
『おお、ご主人! 気が付いたか!』
静かにドアが開き、ネコサンが入ってきた。
「ネコサンは無事だったのねー」
『ああ。ガーディアンマスターのワタシには、またたびは効かないからな』
何だかほっとしたねこさんを、ロボがすまなそうに見つめていた。
重苦しい空気が、部屋を満たしていく。二人とも何か考え込んでいて、一向に口は開かなかった。
「『あの』」
不意に口を開いた二人の言葉が重なった。
ねこさんとネコサンの驚いたような視線が絡まる。
「はいはい、ごめんなさいよー」
そこへ、空気を読んでいないかのように先生たちが入室してきた。
「目が覚めたんだねー、よかったねー」
初老のグレーのペルシャ先生は、そう言いながらねこさんの傍までくると、椅子に腰かけた。
「チンチラくん、聴診器を」
「はい、先生」
慣れた手つきで、患者の診察を開始する。
「んーどれどれー」
「あひゃあ!?」
す、と当てられた聴診器のひゃっこさに、色っぽい声が出てしまうねこさんだった。
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