ねこさんは、トレジャーハンター!?

豆井悠

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151 開幕! eスポーツ対決!!

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 じゃーじゃかじゃかじゃん!

 じゃーじゃかじゃかじゃん!

 じゃかかかかかんんっじゃんっ!

 ごいーん!

 雅猫がびょう伝説 ふぇすてぃばる!!

 荒ぶる音楽に続き、勇ましいタイトルコールが響き渡った。

 ねこさん、ネコサンの協議の結果、今回選ばれたタイトルは格闘ゲームの人気作に決まったのだ。

【雅猫伝説 ふぇすてぃばる】

 今も続編が出続けている作品の、初期の大傑作と言われている一本だ。

「ふっふっふ……ねこさんの得意ゲーを選んでくれるとは、ネコサン、土下座確定なのね」

 言いながら、すみっちのドックにアケコンを有線接続する。

(わあー、ねこさんのは見るからに本格的なのね!)

「格ゲーやるならこれなのね!」

 スティックをぐるぐる回し、縦2列×横4個で配置されている合計8ボタンを意味もなくたたたーんと叩いてみせた。

(それに比べてチャトのは……)

 ちんまりとした本体付属のジョイントコントローラー、その片側だけを縮こまるように両手で持っている。

『ふっ、これくらいのハンデがあった方が盛り上がるだろう? いや、これではまだ足りないかもなあ?』

「なにおう?」

『何だ?』

 いつになく煽りあう主従だった。

(はいはい……じゃ、キャラ選択して下さいな)

 そんな二人に流石のリースも苦笑する。

「ねこさんは……こいつなのね!」

 キャラ選択画面でカーソルのデフォルト位置に設定されているキャラを躊躇なく選んだ。

『ほう、主人公のテリヤキか……』

 深紅の帽子をかぶった主人公猫。一撃一撃が重いパワーファイターだ。

『ならば、ワタシはこいつだ!』

「む、アンキモなのねー」

 テリヤキの弟猫で、バランスの取れたオールマイティーキャラである。

 ラウンド1 ふぁいっ!

 激闘の幕開けである!
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