夫の親友〜西本匡臣の日記〜

ゆとり理

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2023年10月

10月22日

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なぜ子供は休みの日には寝起がよく早起きなのだろうと思いながら6時に起きた。
長男も俺を早起きさせてくれたのだろうと思った。
妻と俺の間に無理矢理入り込み自作のキャベツの歌を聞かせてくれた。
将来は歌手になるのだろうか。

次に起きると8時だった。
長男をベッドに残してリビングに行くと長女がどんぐり拾いに行きたいと誘ってきた。
おそらくこれはデートだと思う。
朝食を済ませデートに行くため着替えているとベッドモンスターを起こしてしまったようだ。
ベッドモンスターは防具のブランケットを脱ぎ捨てシリアルを食べるためにドタドタと走り去った。
残されたキャベツを持ちリビングに戻るとテーブルにシリアルを撒き散らしていた。
こぼしたものも皿に戻していたのでホッとした。牛乳は妻が入れていたので家庭の平和は守られたようだ。
テーブルを拭く妻を見て今日のデートは3人で行くしかないと思うと朝から疲れた。
キャベツを持っていくという長男を説得し虫かごを持っていくよう交渉し家を出る。

長女とつなぐはずの左手はベッドモンスターの小さな手を握っていた。
公園につくとベンチが目に入ったが、虫かごは武器になることに気づきどんぐりを一生懸命拾う中年男性が完成した。
仕事と違い見張り続けるという任務は中々しんどい。
子育ては見守ることという人もいるだろうが、刑務官のように見張り続け何かあったら対応することだ。
若いときは見守るという言葉の柔らかさに誤魔化されたが、子供ができるとこの言葉を言い出したやつの無神経さに腹が立つ。
子供の頃にアイツともどんぐり拾いに行ったことを思い出す。
今ならどんぐり拾いの上手さならアイツには負けないだろう。
どんぐりを拾ったのは20 分くらいで残りはブランコやすべり台で遊ぶ二人をベンチに座り見る。
1時間半程で風が強くなってきたので帰宅する。

家につくと風呂が用意されていた。
泥だらけの長男と風呂に入ると思い出したようにキャベツの歌を歌い出した。
風呂から出ると長女と妻がどんぐりの選別をしていた。
長女にも風呂に入るよう勧め長男に麦茶を飲ませた。
仕分け終わったどんぐりを茹でるのは俺がやるしかないと思い茹で方を調べ実行した。
どんぐりを乾かし、焼きそばを食べ午後はゆっくり過ごした。
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