12 / 784
2023年11月
11月1日
しおりを挟む
ここ何年の間でも1番憂鬱な新しい月だった。
納品予定日までま1ヶ月と少ししかないので、できるだけ早く設計図類を完成させ次に渡さなければと思う。
焦る気持ちで気分が不安定なのが自分でもわかった。
経理の片岡さんから先月の支払いがない取引先が2件あると言われた。
片方は留守電にメッセージを残すと、30分もしないうちに息子だと名乗る方から折返しがあった。
転んで入院しているとのことだった。
支払いに行こうとしていた日の前の日に雨でぬかるんだところに足をとられ側溝に落ちて骨にヒビが入った骨折とのこと。
支払いは父に確認したいので急ぐなら今日確認しに行くが、明日病院に行く予定があるのでそのときにでもと言われたので明日か明後日でも構わないと答えた。
お見舞いは身内しか入れないようなのでよろしく伝えてほしいと頼んだ。
もう一件は最近支払いが遅れることが増えたので片岡さんと相談し、担当者が出張から帰ってきたら話を聞いてどうするか決めることにした。
佐々木君には調べごとを頼み、気まずくならないように少し忙しくさせてみた。
今日も残業だ。
帰宅するとカレーの臭いがした。
食べるかと聞かれ食べると即答してから、シャワーを浴びに行った。
脱衣所で体を拭きながら着替えを忘れたことに気がついたが、子供たちは寝てるし妻しかいないのでタオルを巻いてカレーを食べようと戸を開けると妻が着替えを持ってきてくれていた。
いつも通り甘口のカレーではあったが妻が優しくしてくれたのでいつもより美味い気がした。
脱衣所から俺のスーツを回収した妻の背を見ながらアイツならこんな時、タオルすら巻かず全裸で食べるのだろうかと考えた。
そのときアイツの妻なら困ったように笑いどうするのだろうと考えたが答えは出ないまま食べ終わった。
皿をシンクに置いて、テレビを観ようと思ったが皿を洗わないとだめだろうかとの自分に対する問いの答えが出る前にスポンジを手に取った。
なぜかセーフと思いながら皿を洗い終わると妻が戻ってきた。
「洗ってくれたのー」と妻の声にうんと返事をすると「寒くなってきたから布団から出てないか確認してきた」と軽やかな声が返ってきた。長男は何時も通りはみ出ていたらしい。
少し会話をして寝る前に子供たちの寝顔を見に行き長男に布団をかけ直した。
納品予定日までま1ヶ月と少ししかないので、できるだけ早く設計図類を完成させ次に渡さなければと思う。
焦る気持ちで気分が不安定なのが自分でもわかった。
経理の片岡さんから先月の支払いがない取引先が2件あると言われた。
片方は留守電にメッセージを残すと、30分もしないうちに息子だと名乗る方から折返しがあった。
転んで入院しているとのことだった。
支払いに行こうとしていた日の前の日に雨でぬかるんだところに足をとられ側溝に落ちて骨にヒビが入った骨折とのこと。
支払いは父に確認したいので急ぐなら今日確認しに行くが、明日病院に行く予定があるのでそのときにでもと言われたので明日か明後日でも構わないと答えた。
お見舞いは身内しか入れないようなのでよろしく伝えてほしいと頼んだ。
もう一件は最近支払いが遅れることが増えたので片岡さんと相談し、担当者が出張から帰ってきたら話を聞いてどうするか決めることにした。
佐々木君には調べごとを頼み、気まずくならないように少し忙しくさせてみた。
今日も残業だ。
帰宅するとカレーの臭いがした。
食べるかと聞かれ食べると即答してから、シャワーを浴びに行った。
脱衣所で体を拭きながら着替えを忘れたことに気がついたが、子供たちは寝てるし妻しかいないのでタオルを巻いてカレーを食べようと戸を開けると妻が着替えを持ってきてくれていた。
いつも通り甘口のカレーではあったが妻が優しくしてくれたのでいつもより美味い気がした。
脱衣所から俺のスーツを回収した妻の背を見ながらアイツならこんな時、タオルすら巻かず全裸で食べるのだろうかと考えた。
そのときアイツの妻なら困ったように笑いどうするのだろうと考えたが答えは出ないまま食べ終わった。
皿をシンクに置いて、テレビを観ようと思ったが皿を洗わないとだめだろうかとの自分に対する問いの答えが出る前にスポンジを手に取った。
なぜかセーフと思いながら皿を洗い終わると妻が戻ってきた。
「洗ってくれたのー」と妻の声にうんと返事をすると「寒くなってきたから布団から出てないか確認してきた」と軽やかな声が返ってきた。長男は何時も通りはみ出ていたらしい。
少し会話をして寝る前に子供たちの寝顔を見に行き長男に布団をかけ直した。
0
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる