夫の親友〜西本匡臣の日記〜

ゆとり理

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2024年8月

8月21日

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長男は疲れていたので早く寝たせいか、5時に起きた。
俺はやることがありいつもより遅く寝たのでとてもつらかった。
忘れてきた麦わら帽子はどうなったのかと聞かれ、まだ取りに行っていないと言うと、昨日は何をしていたのかと聞かれた。
お母さんになにか聞かれたら、麦わら帽子の気分じゃないと言えと言ったが心配していた。
俺も取りに行きたいが、仕事が溜まっているのですぐには無理そうだ。
父に持ってきてもらおうかとも思ったが、『忘れ物をするとおじいちゃんに会える』という学習をされたら困るのでやめた。
お母さんにいつバレるのか気が気じゃないのだろう。
子供部屋をきれいにしておけば、入ってこないからと言い含めたがまだ心配そうにしていた。

出社すると、片岡さんが東に何か話していた。
休みの間に友達と出かけた先で前坂さんに会ったそうだ。
たぶん息子さん夫婦と一緒にいたそうだ。
前坂さんが組子の仕事を勧めたと話したところ、息子さんが生活できないから勧めないようにと前坂さんに話したそうだ。
「やっぱり近くにいた人から見ても大変なんだと思って。」と元気なさそうに話していた。
趣味でいいじゃんと東が聞いたが、「せっかく教えてもらったから。」と気持ちが傾いているようだった。
「ホナミにも相談したら応援してくれてはいるんですけど、お母さんは当然反対なんですけどお父さんも反対みたいで。」と、どう思うかと聞かれた。
若いうちにお金を貯めてからと思ったが、歳を取ってからだと技術の習得が難しいのではないかと思い言葉がでなかった。
そもそもなぜ、フルタイムで働かないのかと聞くと体力的にフルタイムは厳しいそうだ。
昔から体力がなく病気になると大変なことになるので、余裕のある生活をしたいそうだ。
昔から生活するだけで精一杯だと旅行やサークルを断る人がいたのはそういうことだったのかと、長年の謎がとけた。
それなら今のご両親と同じように今のままの生活を勧める。
東としては、それで死んだら本望だからとチャレンジする方を勧めていた。
悩ましい問題だ。

夕食後に妻のスマホに電話がかかってきた。
仕方がないので俺が皿を洗ったが、20分以上電話をしていた。
終始「はい、はい。」と話していたので、誰からか聞くと、お父さんのお姉さんのミチル伯母さんとのこと。
用件としては、何年も実家に戻っていないことを不満に思っているそうだ。
実家といっても妻の実家ではなくお義父さんの実家だそうだ。
何が不満なのだろう。
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