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一章
第4話〜訪問者再び〜
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魔法世界アルビル
原住民は尖った耳が特徴のエルフィン族が八割を占めている残りの2割は魔法動物‥“魔物”と言っても魔物にも二種類ある一つは光属性の魔法を操る魔物とそれと対をなす闇属性の魔法を操る魔物たちだ
この世界は料理をするのも、バスタブにお湯を貯めるのも、食卓に皿を並べるのも魔法なのだ
ここで言いたいのはこの世界では科学ではなく魔法でできている
人、エルフィン族は血液の他に魔力が体の中を循環しているそのため地球の人類に比べ寿命が何倍も違うのだ
故に地球人はこう呼ぶ
我々と異なる文化、異なる人種、異なる文明、異なる世界、“異世界”と
そんな魔法しか知らない異世界人からみたら魔法の使えない僕
はとても珍しいのだ、そして現在、二人のエルフィン族から質問の雨を降らされている
「それで?!目的の場所に行くのにどうやっていっているんですか?」
「瞬間移動じゃないとすると‥空間移動?」
シャーナさんとレナさんが同時に聞いてくる
「で、ですから僕は異世界人で魔法は使えないんです」
「先生冗談を!たしかに私達エルフィンとは違うことは認めます、しかし地球人は何百年も前に滅んでいるんですよ?」
とシャーナさんが
「そうですよ~!確か‥ある大きな組織の‥不滅のユサって人が仲間を裏切って滅ぼしたっていう感じですよね?」
そんな風に伝わってたのか‥
というか不滅のユサってなんだ
厨二全開じゃないか誰だそんな痛い名前つけたの
昔ある組織に入ってた僕は組織の仲間を殺した、だが殺した組織だけで地球人まではしていないというかする意味がない
ともあれ身を隠すためアルビルに転移したのだ
「その僕はたまたま星から離れていたので助かったというか」
とってつけたような言い訳をしてみる
「そういうことなら‥」
「 うん‥」
以外にも素直に納得してくれた
「ユノ、君があんなこと言うから!」
「あははは!いいじゃないですか」
「ハァお陰で色々根掘り葉掘り聞かれました」
実はあの後“好きな人はとか”、“実年齢はとか”色々聞かれた
その後適当に20かそこらへんと答えると満足げに帰っていた
ちなみに年齢は僕のある能力のせいで
18そこらで止まっている
レナさんとシャーナさんは10歳くらいらしいアルビルでは10歳を超えると一人前らしい確か、ユノは16だった気がする
「それにしてもユノ、今まで何してたんですか?」
「あぁあの二人について少し」
「やはりユノも気づいてましたか
あの二人ーーーー」
????side
「はっ!あんたあれがあの世界を一人で滅ぼした不滅のユサだっていうのか?」
ルビー色の目をした少女は隣の同僚に向けて疑いの目を向ける
「シャーナ、シャナリスさんあなたは戦闘だと腕が立つのですが‥おつむが空っぽのようですね」
「テメェ!レマリナ!俺に喧嘩売ってるのか!」
レマリナと呼ばれた紫の瞳をした少女はルビー色の眼をした少女、シャナリスに
「はいはい、シャナリスさん明日仕掛けますよ」
「チッ!わーったよ!レマリナさまの言うとうりにしますよ~」
二人の少女の頭の上には優しくどこか不気味な“輪”が光背中には白い羽が生えている
そう彼女たちは天使
原住民は尖った耳が特徴のエルフィン族が八割を占めている残りの2割は魔法動物‥“魔物”と言っても魔物にも二種類ある一つは光属性の魔法を操る魔物とそれと対をなす闇属性の魔法を操る魔物たちだ
この世界は料理をするのも、バスタブにお湯を貯めるのも、食卓に皿を並べるのも魔法なのだ
ここで言いたいのはこの世界では科学ではなく魔法でできている
人、エルフィン族は血液の他に魔力が体の中を循環しているそのため地球の人類に比べ寿命が何倍も違うのだ
故に地球人はこう呼ぶ
我々と異なる文化、異なる人種、異なる文明、異なる世界、“異世界”と
そんな魔法しか知らない異世界人からみたら魔法の使えない僕
はとても珍しいのだ、そして現在、二人のエルフィン族から質問の雨を降らされている
「それで?!目的の場所に行くのにどうやっていっているんですか?」
「瞬間移動じゃないとすると‥空間移動?」
シャーナさんとレナさんが同時に聞いてくる
「で、ですから僕は異世界人で魔法は使えないんです」
「先生冗談を!たしかに私達エルフィンとは違うことは認めます、しかし地球人は何百年も前に滅んでいるんですよ?」
とシャーナさんが
「そうですよ~!確か‥ある大きな組織の‥不滅のユサって人が仲間を裏切って滅ぼしたっていう感じですよね?」
そんな風に伝わってたのか‥
というか不滅のユサってなんだ
厨二全開じゃないか誰だそんな痛い名前つけたの
昔ある組織に入ってた僕は組織の仲間を殺した、だが殺した組織だけで地球人まではしていないというかする意味がない
ともあれ身を隠すためアルビルに転移したのだ
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とってつけたような言い訳をしてみる
「そういうことなら‥」
「 うん‥」
以外にも素直に納得してくれた
「ユノ、君があんなこと言うから!」
「あははは!いいじゃないですか」
「ハァお陰で色々根掘り葉掘り聞かれました」
実はあの後“好きな人はとか”、“実年齢はとか”色々聞かれた
その後適当に20かそこらへんと答えると満足げに帰っていた
ちなみに年齢は僕のある能力のせいで
18そこらで止まっている
レナさんとシャーナさんは10歳くらいらしいアルビルでは10歳を超えると一人前らしい確か、ユノは16だった気がする
「それにしてもユノ、今まで何してたんですか?」
「あぁあの二人について少し」
「やはりユノも気づいてましたか
あの二人ーーーー」
????side
「はっ!あんたあれがあの世界を一人で滅ぼした不滅のユサだっていうのか?」
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「シャーナ、シャナリスさんあなたは戦闘だと腕が立つのですが‥おつむが空っぽのようですね」
「テメェ!レマリナ!俺に喧嘩売ってるのか!」
レマリナと呼ばれた紫の瞳をした少女はルビー色の眼をした少女、シャナリスに
「はいはい、シャナリスさん明日仕掛けますよ」
「チッ!わーったよ!レマリナさまの言うとうりにしますよ~」
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