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伝説の始まり
探検家と私
しおりを挟む「ねえ!本当にこれであってるわけ!?」
「心配するな!これも計画のうちだ!」
私の名前は"白石 未海(しらいし みか)"、私はある日父の形見である手帳を見つけた。そこに書かれていたものを探すべく、探検家である"風間 真司(かざま しんじ)"って言うおっさんと2人で、大荒れの海を絶賛航海中。
「この嵐いつまで続くわけ?」
私がそう愚痴ると、おじさんはこう言い返してきた。
「もうすぐだ!あと少し耐えろ!」
それから数秒して、本当に嵐がきっぱりと止んだ。
それを見ておじさんは自慢げに
「ほらな、止んだだろ。それに船も無事だ。」
なんて自慢げに言ってきた。
「ええ、確かに雨も止んだし船'は'無事のようね。」
「なんだよそれ、何か不満でもあるのか。」
「あるわよ!いきなり嵐の中に突っ込むし、船は無事だけど服はびしょ濡れだし、体もヘトヘト。」
「まあまあ、嵐は抜けたんだし、ここらで休憩すれば良いだろ?」
「言われなくてもそうさせて、、ちょっとまって。あれは何?」
そう言って私は船の前方に視線を向けた。それにつられて、おじさんも注目する。
「あぁ、マズイなこりゃ。」
私たちの船の目の前には大きな渦が発生していた。それを見たおじさんは慌てて舵を切った。
「早く避けて!」
私は思わずそう叫んでいた。
「今やってるってば!」
当然の返事だった。けれど船は舵を切った方向とは逆に、渦の方へ進んでいる。
「だめだ!渦に捕まった!!」
「冗談でしょ!?」
「冗談じゃないって!それより早くどこかに掴まれ!!」
私は必死に船の手すりに掴まった。船はどんどんと渦の中心に向かっていく。
「来るわよ!備えて!!」
「あぁ!マジやべぇ!!!」
そして、船は渦に呑まれ、水平線から消えた。
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