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37話 血塗られた土地
エディンバラは古い街だ。
昔はスコットランド領であった街は、その歴史のほとんどを戦いに費やしていた土地だ。現在は英国王の配偶者が治め、世界中から訪れる観光客で賑わっている。
そこは大規模な避難勧告が出され、エディンバラ城周辺には軍の害獣部隊とモノクルス総メンバーの姿しかなかった。
陰気な寒い冬の夜だ。あまりにお誂え向きなそのシュチュエーションに、寒さは感じないウィリアムですら苦笑する。
この街の古さと言ったら・・・・まるで自分が生まれた場所のようだ、と思う。
辛いその記憶も、今は遥かに遠い。
長い年月を生き、様々な経験をして、自分は少しずつ変化しているのだろう。
怨念も既に遠く、だが希望も同じく今はまだ遠くにある。
諦めの底に沈んだ自分を救ったのは、間違いなく最愛の男、ギルバートだ。そしてその男が自分に繋いだ縁が、まだ自分を自分たらしめている。
岩頸の頂きに建つ、いかめしい要塞。
湿っぽく陰鬱な城だ。ウィリアムはエディンバラのランドマークに足を踏み入れて思った。
重厚感のある門を潜るとき、ウィリアムはある事に気付いて振り向き、鼻をひくつかせた。
生臭い独特の腐臭が、遠くから漂ってくる。城の外だ。十分な食事を摂って力を取り戻したウィリアムは、犬並みに鼻が効く。他のモノクルスたちもまもなく"その"襲来に気が付くだろう。
「はじまる」
ウィリアムが呟いたのとほぼ同時に、遠くで銃声が聞こえた。
「下がれ!距離を取るんだ!」
叫ぶように言って、ボーズマンは構えた銃で容赦なくディアヴァルに銃弾を打ち込んでいく。
だが敵が怯むのは一瞬だ。鉛の弾如きでは、この怪物は止められない。
周りで火炎放射器が火を吹く。ディアヴァルは飛び退き躱した。硬い皮膚は少し焦げただけで、それも見る見る再生している。ディアヴァルは攻撃に対し怒りの咆哮を上げて、ボーズマンたちに向かってきた。
その禍々しい姿。大きな蛇のようなトカゲのような、それでいて、手足は人であった名残がある。
顔は醜く口は裂け、大きな牙と鈎爪の残忍さ。
ボーズマンは絶体絶命の中で思う。こんなものが人間だったなんて、信じられない。
「Back off!FUCK!!!!」
大きな声で女が叫び、クロスボウの矢が何本もディアヴァルに突き刺さった。
ぎいい!!
ボーズマンたちの目の前で、勢いに押された怪物の足が止まる。
「神父」たちだ。
慌てて退いた隊員と入れ替わるように飛び込んできた女の神父は、クロスボウを構え(まるでガトリングガンのような形状だ)敵に容赦なく打ち込む。
矢が刺さった場所がどろり、と爛れたように溶けていた。
ぐあああああ!
ディアヴァルの叫び声の中を、大柄な男が走って突進する。手には棘だらけの大きな球体が付いた棒を携えていた。
それを大きく回すように振るうと、鉄球が柄から離れた。鎖をジャラジャラと鳴らしながら怪物の頭部をめがけていく。
ぐしゃ、という音と共に、ディアヴァルの頭が潰れて脳髄があたりに撒き散らされた。
倒れたディアヴァルの後ろにはまだ2体いる。
その内の1体に二人の神父が対峙し、1人がその長い日本刀で怪物の身体を袈裟斬りに斬り下げていた。
まるでゼラチンで固めたゼリーを切るかのように、滑らかにディアヴァルの肩が斬り裂かれた。
もう1人の拳銃を両手に持った神父がすかさず、動きを封じられたディアヴァルの心臓を撃ち抜く。
ディアヴァルは「おおん」と鳴き声のようなものを上げて倒れた。
「あと1体!」
女の神父が叫んで「いや、まだあっちにいるぞ!」と大柄な神父が叫ぶ。
『18時方向に、2体、急げ、グレネード許可!』
緊迫感のある部隊長ウォードの声で通信機から聞こえてくるのは、再びディアヴァルが現れたという報告だ。
こんな数のディアヴァルが同じ場所に集まるなんて、害獣部隊史上初めての事だった。
振り返ると背後にはエディンバラ城が見えた。この街を昨日の昼からモノクルスの要請によって観光客も誰も入れないようにしたのは、あの城を完全にシャットアウトするためだ。
ボーズマンたちのような特殊部隊でさえ、半径500メートル以内には近寄る事が許されていない。
あそこで何かがある。
そう皆が感じていた。
「もう1体!!」
女の神父がクロスボウを肩に担ぎ、腰のホルスターから銃を取り出した。
古臭いリボルバーの銀色の銃だ。銃身に蔦の模様が彫り込んである。彼女はそれを構え、怪物の1体に打ち込む。
怪物は叫んだ。ぎゃあ!と人のような声で。
すると見る間に怪物の巨体は塩をかけたナメクジのように縮んでいった。手足が白人の肌色になり、鉤爪が短くなり、そして、頭に頭髪が生えてくる。
やがてそれは、ただの人になった。
ボーズマンは恐ろしくて身震いをした。
ディアヴァルは元々人である。知ってはいたが、こんなふうに怪物から人への変化を見るのは初めての事だった。
「神よ・・・・」
思わず救いを求めたのも仕方がないと思う。
「撃て!あれはもう人じゃない!」
日本刀を構えた神父がそう言った。
人ではない?
いやあれは人間だ。裸のまま倒れている姿は、確かに人間の形なのだ。
だが、ボーズマンたちが躊躇しているうちにそれはのたうち回り始めた。
ボキボキと骨が折れるような音とともに、人だった形のものが膨れ上がり始める。
「くそ!」
日本刀の神父が走り込んで、怪物の顔になりかけているその首を一刀で落とした。
神父の使う聖具は傷口を焼き付けるから血が出ない。まるで作り物のように、人と怪物の入り混じった中途半端な首は石畳みの上に転がった。
特殊な銃で変化した怪物であったものに対し、ほとんどの隊員が躊躇った代わりに、モノクルスたちがとどめを刺した死体がそこかしこに転がっている。
人の姿のまま殺されるもの、怪物の姿のまま死んでいるもの。
「地獄だ」
ポーズマンの呟きに
「地獄はこんなにヌルくないわよ」
と女の神父が言う。
「ビビってるやつは足手まといだ!ここにいるなら戦え!戦わないなら逃げちまえ!」
誰かの怒号が聞こえ、ボーズマンは我に返り「チクショウ!」と腹に力を入れて銃を構える。
トトトト。
自動小銃の音が古い街に木霊している。その街を囲む暗闇に、ぐるぐると唸る音がまだ消えない。
夜明けはまだ遠い。
昔はスコットランド領であった街は、その歴史のほとんどを戦いに費やしていた土地だ。現在は英国王の配偶者が治め、世界中から訪れる観光客で賑わっている。
そこは大規模な避難勧告が出され、エディンバラ城周辺には軍の害獣部隊とモノクルス総メンバーの姿しかなかった。
陰気な寒い冬の夜だ。あまりにお誂え向きなそのシュチュエーションに、寒さは感じないウィリアムですら苦笑する。
この街の古さと言ったら・・・・まるで自分が生まれた場所のようだ、と思う。
辛いその記憶も、今は遥かに遠い。
長い年月を生き、様々な経験をして、自分は少しずつ変化しているのだろう。
怨念も既に遠く、だが希望も同じく今はまだ遠くにある。
諦めの底に沈んだ自分を救ったのは、間違いなく最愛の男、ギルバートだ。そしてその男が自分に繋いだ縁が、まだ自分を自分たらしめている。
岩頸の頂きに建つ、いかめしい要塞。
湿っぽく陰鬱な城だ。ウィリアムはエディンバラのランドマークに足を踏み入れて思った。
重厚感のある門を潜るとき、ウィリアムはある事に気付いて振り向き、鼻をひくつかせた。
生臭い独特の腐臭が、遠くから漂ってくる。城の外だ。十分な食事を摂って力を取り戻したウィリアムは、犬並みに鼻が効く。他のモノクルスたちもまもなく"その"襲来に気が付くだろう。
「はじまる」
ウィリアムが呟いたのとほぼ同時に、遠くで銃声が聞こえた。
「下がれ!距離を取るんだ!」
叫ぶように言って、ボーズマンは構えた銃で容赦なくディアヴァルに銃弾を打ち込んでいく。
だが敵が怯むのは一瞬だ。鉛の弾如きでは、この怪物は止められない。
周りで火炎放射器が火を吹く。ディアヴァルは飛び退き躱した。硬い皮膚は少し焦げただけで、それも見る見る再生している。ディアヴァルは攻撃に対し怒りの咆哮を上げて、ボーズマンたちに向かってきた。
その禍々しい姿。大きな蛇のようなトカゲのような、それでいて、手足は人であった名残がある。
顔は醜く口は裂け、大きな牙と鈎爪の残忍さ。
ボーズマンは絶体絶命の中で思う。こんなものが人間だったなんて、信じられない。
「Back off!FUCK!!!!」
大きな声で女が叫び、クロスボウの矢が何本もディアヴァルに突き刺さった。
ぎいい!!
ボーズマンたちの目の前で、勢いに押された怪物の足が止まる。
「神父」たちだ。
慌てて退いた隊員と入れ替わるように飛び込んできた女の神父は、クロスボウを構え(まるでガトリングガンのような形状だ)敵に容赦なく打ち込む。
矢が刺さった場所がどろり、と爛れたように溶けていた。
ぐあああああ!
ディアヴァルの叫び声の中を、大柄な男が走って突進する。手には棘だらけの大きな球体が付いた棒を携えていた。
それを大きく回すように振るうと、鉄球が柄から離れた。鎖をジャラジャラと鳴らしながら怪物の頭部をめがけていく。
ぐしゃ、という音と共に、ディアヴァルの頭が潰れて脳髄があたりに撒き散らされた。
倒れたディアヴァルの後ろにはまだ2体いる。
その内の1体に二人の神父が対峙し、1人がその長い日本刀で怪物の身体を袈裟斬りに斬り下げていた。
まるでゼラチンで固めたゼリーを切るかのように、滑らかにディアヴァルの肩が斬り裂かれた。
もう1人の拳銃を両手に持った神父がすかさず、動きを封じられたディアヴァルの心臓を撃ち抜く。
ディアヴァルは「おおん」と鳴き声のようなものを上げて倒れた。
「あと1体!」
女の神父が叫んで「いや、まだあっちにいるぞ!」と大柄な神父が叫ぶ。
『18時方向に、2体、急げ、グレネード許可!』
緊迫感のある部隊長ウォードの声で通信機から聞こえてくるのは、再びディアヴァルが現れたという報告だ。
こんな数のディアヴァルが同じ場所に集まるなんて、害獣部隊史上初めての事だった。
振り返ると背後にはエディンバラ城が見えた。この街を昨日の昼からモノクルスの要請によって観光客も誰も入れないようにしたのは、あの城を完全にシャットアウトするためだ。
ボーズマンたちのような特殊部隊でさえ、半径500メートル以内には近寄る事が許されていない。
あそこで何かがある。
そう皆が感じていた。
「もう1体!!」
女の神父がクロスボウを肩に担ぎ、腰のホルスターから銃を取り出した。
古臭いリボルバーの銀色の銃だ。銃身に蔦の模様が彫り込んである。彼女はそれを構え、怪物の1体に打ち込む。
怪物は叫んだ。ぎゃあ!と人のような声で。
すると見る間に怪物の巨体は塩をかけたナメクジのように縮んでいった。手足が白人の肌色になり、鉤爪が短くなり、そして、頭に頭髪が生えてくる。
やがてそれは、ただの人になった。
ボーズマンは恐ろしくて身震いをした。
ディアヴァルは元々人である。知ってはいたが、こんなふうに怪物から人への変化を見るのは初めての事だった。
「神よ・・・・」
思わず救いを求めたのも仕方がないと思う。
「撃て!あれはもう人じゃない!」
日本刀を構えた神父がそう言った。
人ではない?
いやあれは人間だ。裸のまま倒れている姿は、確かに人間の形なのだ。
だが、ボーズマンたちが躊躇しているうちにそれはのたうち回り始めた。
ボキボキと骨が折れるような音とともに、人だった形のものが膨れ上がり始める。
「くそ!」
日本刀の神父が走り込んで、怪物の顔になりかけているその首を一刀で落とした。
神父の使う聖具は傷口を焼き付けるから血が出ない。まるで作り物のように、人と怪物の入り混じった中途半端な首は石畳みの上に転がった。
特殊な銃で変化した怪物であったものに対し、ほとんどの隊員が躊躇った代わりに、モノクルスたちがとどめを刺した死体がそこかしこに転がっている。
人の姿のまま殺されるもの、怪物の姿のまま死んでいるもの。
「地獄だ」
ポーズマンの呟きに
「地獄はこんなにヌルくないわよ」
と女の神父が言う。
「ビビってるやつは足手まといだ!ここにいるなら戦え!戦わないなら逃げちまえ!」
誰かの怒号が聞こえ、ボーズマンは我に返り「チクショウ!」と腹に力を入れて銃を構える。
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