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変態に休みなし1
しおりを挟むこうして変態の企みにより公爵令嬢を味方に付けたアメリア
些細な嫌がらせや中傷はあれど公爵令嬢を敵にしたくない令嬢達は大人しくなり、ベリゼリアとは今は昼食を一緒するまで仲良くしている
ビオルヘンは送り迎えだけになった
アメリアは学園を快適に過ごしている
ベリゼリアに感謝だ
そして過保護な婚約者にも感謝だ
昼にまで来てくれていたのはアメリアを心配してのことだと知っている
変態行為はおいといて
ベリゼリアと昼食をとるようになるとビオルヘンは来なくなったのがその証拠だ
学園は週休二日制
休みの日アメリアは10時まで寝ることにしている
学園がお休みの朝は何時もよりビオルヘンはしつこい
ベッドから出ようとするアメリア
それをさせまいと腰に縋り付くビオルヘン
「離しなさいよ変態!」
「もう少し、もう少しだけ、後五分、せめて1〇分だけでも一緒に寝ましょう」
「1人で寝なさいよ!やっ…お尻を触るな変態ぃ」
這ってでもベッドから出ようとするアメリアのお尻にビオルヘンの顔が張り付いている
「無理です。そんなことをしたら私は死んでしまいます」
「死ねばいいわ!アホなの!バカなの!変態なの!」
「貴方に死を賜るのは本望です!そしてもっと私を罵って下さい!さあ!さあ!……あぁ良い匂いです」
お尻の双丘に顔を埋めて香りを堪能するビオルヘン
「イヤアアア!誰か!誰かいないの!」
アメリアの叫びに呼応するかのようにと扉がノックされる
助かった?
「……助けて」
侍女のルビィナが静かに扉を開く
「お嬢様、ビオルヘン殿下、イチャイチャしているところお邪魔してすみません」
2人の様子を見ても眉一つ動かさず、淡々とただ要件のみを述べる
この程度で動揺していてはこの屋敷で侍女は出来ない
「ベリゼリア様がお越しです。応接間で待たせておりますのでちちくり合うのは程々に願います」
頭を下げ後ろ手で扉を閉めたルビィナはカーテンを開ける
「わたしは窓でも磨いておりますので着替る時はお呼び下さい」
権力者には逆らってはいけないのが長く勤めるポイントだ
だからそっと見守ることにしている
「仕方ない今日のところはこの位で辞めとくよ。お湯持って来るからルビィナ、アメリアの着替をお願い」
ルビィナに指示を出しアメリアを開放したビオルヘンは部屋を出て行く
一応助かった
ベリゼリアに心より感謝を
今日はベリゼリアと出掛ける約束をしている
昼からの約束だった筈だがまぁいいかと、身支度を整えたアメリアはベリゼリアの待つ応接間に向かうのだった
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