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36 ヒローイン?登場
しおりを挟む鼻血噴射事件から2年が過ぎた
ぶつかった人は取り敢えず無事だよ
私を見る度蒼白だけど、クルー様に怯えているんだね
そして勿論私の純ケツはまだ、守らている
それ以外は・・・ぅん、まぁ、色々大人の階段上ったかな
純ケツを失うまで後一年のリミット
別に元女なのでノン気の男よりも抵抗は低い、はず
だがな、こっちとら前世も今世もイヤ~ン♡アハーン♡の経験はない
今は修行中の身故その時の為に悶え耐えるのみ
大人の階段を一歩進んで2歩下る、あれ?後退してる
3歩進んで2歩進むで一歩ずつコツコツと赤裸々に進んでた
そして2年目にして来た!来た!来たんですよ!!
今年如何にもザマァされ系ヒローインっぽいのが、転校して来ましたよ
これぞ頭花畑のブリっ子ヒローイン君
男爵家の庶子で今年引き取られた男の子
見た目は勿論庇護欲系美少年
ドピンク頭にドピンクの瞳、色彩が目に刺さる
それにルクスと色々被ってる
ルクスもピンクだけど桜色
目にも心にも優しいし頭に花は咲いていなくて、中身男前なのでヒローインではなく攻略対象の方かな
ヒローイン君可哀想………ヒローイン君よりルクスの方が可憐で天使のように可愛い
まぁいいや私傍観者だし
私は前世では読書も嗜んでいたから腐女子系のジャンルのイヤーン♡なお話から経済学まで読んでいたので間違いない!あの転校生は阿呆代表ヒローインだと自信を持って断言出来る!
まさかこの目で見れるとは………面白ろ過ぎて後ろ指指して笑いたい
彼が転校して2ヶ月が立った頃だろうか、容疑者は私の元にもやって来た
クルー様と教室移動の最中・・・コケたんだ
私の目の前で
「酷いライル様、態と足を引っ掛けるなんて……」
目を涙でウルウルさせて宣った
「転んで泣いていいのは10歳まで、ちょっとメンタル弱過ぎでしょ、自分で転んで恥ずかしいからって人のせいにしないでくれる」って冷たく言ってしまったけど古典的過ぎて笑いそう
「…ぅう…ヒック……あんまりな言葉ですライル様」
涙しながら弱々しく立ち上がろうとするヒローイン君、だが直ぐに座ってしまう
「………痛い………クルー様………手を貸していただけませんか?…………」
クルー様を見つめて痛いをアピールするヒローイン
チラリと見たクルー様の目は冷凍光線が出てもいい位冷えていた
「クルー様?あの…手を」
めげないなヒローイン君、やはりヒローインはメンタル鉄だね
嗚呼……クルー様の眉間に皺が………早くこの場を去りたい、帰りたい
周りを観てヒローイン君
皆んな引いてるよ
とても迷惑そうだから、空気読もう
私の背中が寒くて霜焼け出来そう
「誰が名を呼ぶのを許したんですか?貴族として恥を知りなさい」
やばいブリザードが廊下に舞ってるよ
「えっ……それより……あの………」
耳の中は垢もっさりですか?
「エンジストン子息をライルと呼んてでいいのは私だけだ」
えぇ~クルー様そこ………心小っさ
私の眉間に皺が刻まれる
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