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しおりを挟むトイレが私を呼んでいる
クルー様の胸元にすっぽり収まっている私
不味い………暴れてみたがクルー様の力が強くてビクともしない
シーツに世界地図を描くのは嫌です
オネショは既に卒業しました
クルー様がオネショしたことにするか……ムリじゃね
膀胱が限界だと訴えてくる
右と左どっちだろう?
片方にまだ空きがあるなら移せないだろうか
ぁあ~やばい出る、待て待つんだ尿意!
一刻を争う闘いになってきた
腕をタップしたが反応なし
鎖骨をカプリとか噛んでみた
「うぅん……」
ただ色っぽい声を出されて終わった
チッ仕方がない
最悪な黒歴史になる非常事態だ
「うらぁぁ!うぅ」
ゴスッ!
態勢的に気合の頭突きを胸板にした
「ングッ?」
やった力が緩んだ!その隙に腕を払い除け私は走る!
トイレへ走る、全速力で力の限りトイレへ駆け込んだ
「ハァ~」
間に合った、安堵の吐息が漏れる
笑い話にならない黒歴史は回避された
けっこう溜まっていたのかして直ぐに止まらない
「元気に出てますね」
後を振り返ればクルー様が居た
「えっ変態?」
「扉が開いたままだったので、ライルが見てほしいのかと」
急いでて扉を閉め忘れたようだ
私にそんな趣味はありません
急には止まらない
恥も止まらない
「いやぁぁ見ないでえぇぇぇ」
「酷いです!クルー様」
体はスッキリしましたが心はモヤモヤします
ソファーに座り文句を言えば
「酷いのはライルです。行き成り打撃をされた私は狭心症の発作を起したかと思いましたよ」
逆に苦情を申し立てられました
「持病持ちですか?」
「いいえ」
「家族に狭心症の方がいるとか」
「皆無駄に健康体です」
じゃぁ何で疑ったんだよ
「・・・もういいです。忘れて下さい」
「ムリですね。それに今更恥ずかしがらずとも、ライルの可愛いのはお風呂でお世話しましたし」
「可愛いって言うな!自分のがちょっと大きいからって。それに大きさじゃなく質です!」
「ちょっとですか?」
「うぐっうぬぬぅ」
かなり違ったが屈辱でしかない
これだから神に愛されし美少年はどこもかもイケ過ぎて私の心を抉ってくる
「質ですか?ではこれから実地で体験して頂きましょうかね。どうせ後半年もしたら一晩中体に教えるのですから、ちょっと時期が早まるだけのこと」
クルー様の瞳は獲物を狙う肉食獣にかわってる
「え、ええいやいやまだ、まだ大丈夫です。後半年の猶予がありますので、お待ち下さい」
後ずさる私詰め寄って来るクルー様
ピンチだ。下着一枚の私は簡単に掘られてしまう
「はっはは……」
乾いた声にクルー様が覆い被さる
私が半ケツになったところで扉がノックされた
「お食事の用意が出来ました」
メイドの声にクルー様は私をあっさり開放してくれた
からかわれた?
「ククッ今日のところはこの位で許してあげましょう」
とてもいい笑顔でおっしゃいました
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