30 / 39
アザーズ Side
わたくしのあこがれのおうじさま
しおりを挟む
・・・お詫び
設定を確認するために「側妃と王妃のお茶会」を見直していたのですが、時間が空いたこともあって側妃三人衆の性格とか口調がちょっと変わってしまっています。大筋に影響ないのでこのまま修正せずに進めます。
違和感があるかも知れませんが、脳内補完でお願いしゃっす!(。>人<。)
以下本編です
************
わたくしには憧れの王子様がいるの。
その王子様を見つけたのは私が初めて王家主催のお茶会に参加した時。
教師たちにやっとマナーなどの及第点をもらって、少しずつお茶会などの社交の場に出るようになっていたわたくしは自分が立派なレディになった気がしていて、その日もツンっとお澄ましして用意されたテーブルに着いていたわ。
そして同じテーブルの方と挨拶や軽い会話をしていると、ざわりと空気が変わったの。
幼いわたくしにもはっきりとわかる程の変化に受けた衝撃は今でも忘れられないわ。
そして、わたくしは見つけてしまったの、王子様を!!
尊い場所にいらっしゃるかのお方に目を奪われたわたくしは不敬にも頭を下げるのも忘れてそのご尊顔に見入ってしまっていたわ。
すぐにお母様が気づいて、わたくしに慌てて注意をしてくれたけれど、頭をすぐに下げながらわたくしは恥ずかしさでいっぱいでしたわ。
幼く小さなわたくしと言えども一人カーテシーもせず頭を上げてぼうっとしていたのだから、きっと気づかれてしまっていたはず。礼儀もなっていない不躾な娘だと呆れられていたらどうしよう、そんなことで頭がいっぱいでしたわ。
その後にそれぞれに挨拶させていただいた際に気にすることはないと言ってくださいましたけど、わたくしは心の中で2度とそのような恥ずかしい姿を見せないようより一層努力して、教師たちに厳しく指導してもらえるようにお願いしようと心に決めましたわ。
そして、その挨拶の時に彼の横に並ぶレディの存在に気づいてしまったの。
そう、王子様にはすでに素敵なお姫様がいたのだわ。
そのことにショックを受けると同時に納得してしまったの、これだけ素晴らしい王子様だもの隣には当然素晴らしいお姫様がいるに決まっているわ。
実際ご挨拶させていただいたその方もとてもとても素敵な方だった。
レディになれただなんて気のせいに過ぎなくて、本当に自分なんてただのお子様でしかないと自覚させられるほど素敵なお方。
それが分かっていても諦めきれなかったわたくしは他のお茶会などでお二人のことを聞いて回った。だけど、誰から聞いても仲睦まじくお互いにお互いを大切にしている、そんな聞けば聞くほどお二人の関係が素晴らしく強固であるという結論に達するしかないお話しか聞けなかったの。
設定を確認するために「側妃と王妃のお茶会」を見直していたのですが、時間が空いたこともあって側妃三人衆の性格とか口調がちょっと変わってしまっています。大筋に影響ないのでこのまま修正せずに進めます。
違和感があるかも知れませんが、脳内補完でお願いしゃっす!(。>人<。)
以下本編です
************
わたくしには憧れの王子様がいるの。
その王子様を見つけたのは私が初めて王家主催のお茶会に参加した時。
教師たちにやっとマナーなどの及第点をもらって、少しずつお茶会などの社交の場に出るようになっていたわたくしは自分が立派なレディになった気がしていて、その日もツンっとお澄ましして用意されたテーブルに着いていたわ。
そして同じテーブルの方と挨拶や軽い会話をしていると、ざわりと空気が変わったの。
幼いわたくしにもはっきりとわかる程の変化に受けた衝撃は今でも忘れられないわ。
そして、わたくしは見つけてしまったの、王子様を!!
尊い場所にいらっしゃるかのお方に目を奪われたわたくしは不敬にも頭を下げるのも忘れてそのご尊顔に見入ってしまっていたわ。
すぐにお母様が気づいて、わたくしに慌てて注意をしてくれたけれど、頭をすぐに下げながらわたくしは恥ずかしさでいっぱいでしたわ。
幼く小さなわたくしと言えども一人カーテシーもせず頭を上げてぼうっとしていたのだから、きっと気づかれてしまっていたはず。礼儀もなっていない不躾な娘だと呆れられていたらどうしよう、そんなことで頭がいっぱいでしたわ。
その後にそれぞれに挨拶させていただいた際に気にすることはないと言ってくださいましたけど、わたくしは心の中で2度とそのような恥ずかしい姿を見せないようより一層努力して、教師たちに厳しく指導してもらえるようにお願いしようと心に決めましたわ。
そして、その挨拶の時に彼の横に並ぶレディの存在に気づいてしまったの。
そう、王子様にはすでに素敵なお姫様がいたのだわ。
そのことにショックを受けると同時に納得してしまったの、これだけ素晴らしい王子様だもの隣には当然素晴らしいお姫様がいるに決まっているわ。
実際ご挨拶させていただいたその方もとてもとても素敵な方だった。
レディになれただなんて気のせいに過ぎなくて、本当に自分なんてただのお子様でしかないと自覚させられるほど素敵なお方。
それが分かっていても諦めきれなかったわたくしは他のお茶会などでお二人のことを聞いて回った。だけど、誰から聞いても仲睦まじくお互いにお互いを大切にしている、そんな聞けば聞くほどお二人の関係が素晴らしく強固であるという結論に達するしかないお話しか聞けなかったの。
103
あなたにおすすめの小説
失った真実の愛を息子にバカにされて口車に乗せられた
しゃーりん
恋愛
20数年前、婚約者ではない令嬢を愛し、結婚した現国王。
すぐに産まれた王太子は2年前に結婚したが、まだ子供がいなかった。
早く後継者を望まれる王族として、王太子に側妃を娶る案が出る。
この案に王太子の返事は?
王太子である息子が国王である父を口車に乗せて側妃を娶らせるお話です。
私は彼に選ばれなかった令嬢。なら、自分の思う通りに生きますわ
みゅー
恋愛
私の名前はアレクサンドラ・デュカス。
婚約者の座は得たのに、愛されたのは別の令嬢。社交界の噂に翻弄され、命の危険にさらされ絶望の淵で私は前世の記憶を思い出した。
これは、誰かに決められた物語。ならば私は、自分の手で運命を変える。
愛も権力も裏切りも、すべて巻き込み、私は私の道を生きてみせる。
毎日20時30分に投稿
ご安心を、2度とその手を求める事はありません
ポチ
恋愛
大好きな婚約者様。 ‘’愛してる‘’ その言葉私の宝物だった。例え貴方の気持ちが私から離れたとしても。お飾りの妻になるかもしれないとしても・・・
それでも、私は貴方を想っていたい。 独り過ごす刻もそれだけで幸せを感じられた。たった一つの希望
もう二度と、あなたの妻にはなりたくありません~死に戻った嫌われ令嬢は幸せになりたい~
桜百合
恋愛
旧題:もう二度と、あなたの妻にはなりたくありません〜死に戻りの人生は別の誰かと〜
★第18回恋愛小説大賞で大賞を受賞しました。応援・投票してくださり、本当にありがとうございました!
10/24にレジーナブックス様より書籍が発売されました。
現在コミカライズも進行中です。
「もしも人生をやり直せるのなら……もう二度と、あなたの妻にはなりたくありません」
コルドー公爵夫妻であるフローラとエドガーは、大恋愛の末に結ばれた相思相愛の二人であった。
しかしナターシャという子爵令嬢が現れた途端にエドガーは彼女を愛人として迎え、フローラの方には見向きもしなくなってしまう。
愛を失った人生を悲観したフローラは、ナターシャに毒を飲ませようとするが、逆に自分が毒を盛られて命を落とすことに。
だが死んだはずのフローラが目を覚ますとそこは実家の侯爵家。
どうやらエドガーと知り合う前に死に戻ったらしい。
もう二度とあのような辛い思いはしたくないフローラは、一度目の人生の失敗を生かしてエドガーとの結婚を避けようとする。
※完結したので感想欄を開けてます(お返事はゆっくりになるかもです…!)
独自の世界観ですので、設定など大目に見ていただけると助かります。
※誤字脱字報告もありがとうございます!
こちらでまとめてのお礼とさせていただきます。
裏切りの先にあるもの
マツユキ
恋愛
侯爵令嬢のセシルには幼い頃に王家が決めた婚約者がいた。
結婚式の日取りも決まり数か月後の挙式を楽しみにしていたセシル。ある日姉の部屋を訪ねると婚約者であるはずの人が姉と口づけをかわしている所に遭遇する。傷つくセシルだったが新たな出会いがセシルを幸せへと導いていく。
離婚した彼女は死ぬことにした
はるかわ 美穂
恋愛
事故で命を落とす瞬間、政略結婚で結ばれた夫のアルバートを愛していたことに気づいたエレノア。
もう一度彼との結婚生活をやり直したいと願うと、四年前に巻き戻っていた。
今度こそ彼に相応しい妻になりたいと、これまでの臆病な自分を脱ぎ捨て奮闘するエレノア。しかし、
「前にも言ったけど、君は妻としての役目を果たさなくていいんだよ」
返ってくるのは拒絶を含んだ鉄壁の笑みと、表面的で義務的な優しさ。
それでも夫に想いを捧げ続けていたある日のこと、アルバートの大事にしている弟妹が原因不明の体調不良に襲われた。
神官から、二人の体調不良はエレノアの体内に宿る瘴気が原因だと告げられる。
大切な人を守るために離婚して彼らから離れることをエレノアは決意するが──。
貴方の幸せの為ならば
缶詰め精霊王
恋愛
主人公たちは幸せだった……あんなことが起きるまでは。
いつも通りに待ち合わせ場所にしていた所に行かなければ……彼を迎えに行ってれば。
後悔しても遅い。だって、もう過ぎたこと……
私ってわがまま傲慢令嬢なんですか?
山科ひさき
恋愛
政略的に結ばれた婚約とはいえ、婚約者のアランとはそれなりにうまくやれていると思っていた。けれどある日、メアリはアランが自分のことを「わがままで傲慢」だと友人に話している場面に居合わせてしまう。話を聞いていると、なぜかアランはこの婚約がメアリのわがままで結ばれたものだと誤解しているようで……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる