愛を疑ってはいませんわ、でも・・・

かぜかおる

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アザーズ Side

わたくしのあこがれのおうじさま

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・・・お詫び

設定を確認するために「側妃と王妃のお茶会」を見直していたのですが、時間が空いたこともあって側妃三人衆の性格とか口調がちょっと変わってしまっています。大筋に影響ないのでこのまま修正せずに進めます。

違和感があるかも知れませんが、脳内補完でお願いしゃっす!(。>人<。)













以下本編です
************





わたくしには憧れの王子様がいるの。

その王子様を見つけたのは私が初めて王家主催のお茶会に参加した時。
教師たちにやっとマナーなどの及第点をもらって、少しずつお茶会などの社交の場に出るようになっていたわたくしは自分が立派なレディになった気がしていて、その日もツンっとお澄ましして用意されたテーブルに着いていたわ。

そして同じテーブルの方と挨拶や軽い会話をしていると、ざわりと空気が変わったの。
幼いわたくしにもはっきりとわかる程の変化に受けた衝撃は今でも忘れられないわ。


そして、わたくしは見つけてしまったの、王子様を!!
尊い場所にいらっしゃるかのお方に目を奪われたわたくしは不敬にも頭を下げるのも忘れてそのご尊顔に見入ってしまっていたわ。
すぐにお母様が気づいて、わたくしに慌てて注意をしてくれたけれど、頭をすぐに下げながらわたくしは恥ずかしさでいっぱいでしたわ。
幼く小さなわたくしと言えども一人カーテシーもせず頭を上げてぼうっとしていたのだから、きっと気づかれてしまっていたはず。礼儀もなっていない不躾な娘だと呆れられていたらどうしよう、そんなことで頭がいっぱいでしたわ。

その後にそれぞれに挨拶させていただいた際に気にすることはないと言ってくださいましたけど、わたくしは心の中で2度とそのような恥ずかしい姿を見せないようより一層努力して、教師たちに厳しく指導してもらえるようにお願いしようと心に決めましたわ。
そして、その挨拶の時に彼の横に並ぶレディの存在に気づいてしまったの。

そう、王子様にはすでに素敵なお姫様がいたのだわ。

そのことにショックを受けると同時に納得してしまったの、これだけ素晴らしい王子様だもの隣には当然素晴らしいお姫様がいるに決まっているわ。
実際ご挨拶させていただいたその方もとてもとても素敵な方だった。

レディになれただなんて気のせいに過ぎなくて、本当に自分なんてただのお子様でしかないと自覚させられるほど素敵なお方。



それが分かっていても諦めきれなかったわたくしは他のお茶会などでお二人のことを聞いて回った。だけど、誰から聞いても仲睦まじくお互いにお互いを大切にしている、そんな聞けば聞くほどお二人の関係が素晴らしく強固であるという結論に達するしかないお話しか聞けなかったの。


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