気づいたら隠しルートのバッドエンドだった

かぜかおる

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⑤ セシル Side ヒロイン

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アリスティド様のことを語るのに切っても切り離せないのがセシルの異母姉でライバル令嬢のマリールイーズ。
なぜなら、マリールイーズとアリスティド様は婚約者だから。

ゲームの設定だとマリールイーズとアリスティド様は生まれた時から婚約者候補で、マリールイーズの母親が亡くなる少し前に正式な婚約者となった。
婚約者に決まった理由としては、婿入りができることとドーリッシュ公爵家と王家の繋がりを強めたいから。
しかし、二人は義務以上の関係を築くことがないまま学院に入ることになる。

そしてアリスティド様は未来の義兄妹として仲良くしている関係でセシルのサポートをしてくれるのだ。

うん、この時点でセシルはマリールイーズに勝ってると思うの。
義務的な付き合いだけのマリールイーズに対して、義妹としてとはいえいろいろ気にかけてもらっているのだから!

そして、ゲーム中マリールイーズは選択した授業や礼儀作法について注意をしてきたり、クイズを出してきたりする。
それらに対する返答や回答を間違えると、対象の攻略対象の好感度が下がる。
追加要素として、間違え続けているとただでさえ冷たいマリールイーズの言葉がだんだんキツくなっていくのだが、それがあるルート、強制バッドエンドのバロメーターになっているのだ。
強制バッドエンドは間違いが一定数以上続くと攻略対象の好感度がどれだけ高くても発生して、マリールイーズから「ドーリッシュ公爵家の人間と名乗るに相応しくないわ。消えなさい。」と言われたら画面が真っ暗になって、「セシルは戒律の厳しい修道院に入れられ一生をそこで過ごした。」とテロップが流れる。
修道院バッドエンド発生である。

そんなマリールイーズは優しくはないしどちらかと言うと冷たいが、ラノベとかの悪役令嬢みたいにイジメなどはしない。
だけどゲームの終盤で必ずアリスティド様に婚約破棄をされる。その上修道院に入れられるのだ。
第一部の乙女ゲームパートでは、義妹に対する冷たい態度や、公爵家の名を笠に着た王家の人間と婚姻するに相応しくない振舞いをしたからとされ、より具体的な理由が明示されていない。

従兄弟曰く、第二部を進めると公爵領で不正や浪費を行っていた痕跡や残党が見つかる。マリールイーズが最後婚約破棄されるのはそれに関わっていたせいではないかと、二部を進めた人の間では言われているらしい。

だから、アリスティド様のこと狙ってもいいよね?
だってマリールイーズは悪いことしてるし、最後には婚約破棄するんだから。
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