気づいたら隠しルートのバッドエンドだった

かぜかおる

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裏エピローグ

⑥ 裏エピローグ 悠人 Side 従兄弟

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話を読み進めると、諸悪の根源がヒロインの父にあると発覚した。

「全部ヒロインの父親が悪いのかよ。」

「むしろマリールイーズいい子じゃない。誰よ悪役令嬢とか言ってたやつ。」

「お前だろ、なんだよ性格悪いとか言いまくってたじゃねぇか。」

「あら、そんなこと言ったっけ?」

「あ、ヒロイン捨てられちゃいましたよ。」

「本当ね。公爵家の血を継いでいない娘とは結婚できないって理由がまた・・・。」

「このゲームらしいと言えばらしいですけどね。」

「父親の犯罪の結果、平民落ちだってよ。まあ、バッドエンドだし・・・。」

急に、画面が真っ黒になりおどろおどろしい音楽が流れ始める。
先ほどまでのバッドエンドゆえかの物悲しい曲調とは打って変わり、雰囲気が怖くなる。

「な、なんだ?」

真っ黒だった画面に、第二王子エルネストが浮かび上がる。エルネストの顔には恐ろしい笑みが浮かんでいた。

『エルネスト:ねえ、平民になって平穏無事に生活できると思った?』

『あなた  :え、何?どうしたのエルネストさん・・・』

『エルネスト:婚約者のいる王族に擦り寄るような女にふさわしい場所に私が送ってあげるよ。』

『エルネスト:君の母親諸共ね。』

『あなた  :や、やめて!助けて!!』

『エルネスト:触らないでくれるかな?この売女が!』

『あなた  :い、いやぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~』

『その後、場末の娼館であなたに似た娘が見受けられたが、髪の毛は真っ白になり、頭もおかしく会話も成り立たなくなっていた。』

『BAD END』


「「「「・・・・・・」」」」

「・・・最後のこれ、いる?」

「こんなゲームでしたっけ、これ。」

「え、エルネスト怖くない?」

「な、なあ、これエルネストルートもやるんだよな?」

「・・・やるわよ!」


そして再度始めたエルネストルートは、選択肢はほぼさっきのルートと変わらず、変わったのは選択肢のあとの会話だった。
かなり早い段階から、甘すぎる言葉が並んでいたが、だんだんと甘い中に怪しい言動が増えていった。

そして、

『エルネスト:もう、何も心配することはない。君のお姉さんはお父さんの罪をかぶって修道院に行ってもらったから、領地経営もアリスティドと君のお父さんとでうまくやるさ。
君はもうどこにも行かずに、ここで一生僕と一緒に過ごすんだよ。』

『そして、それ以降あなたの姿を見たものは誰一人としていなかった。』

『TRUE END』


「・・・や、ヤンデレ監禁エンドなんて望んでないわよ~~~~~!!!」


************

どうしてこうなった・・・コラ!(乂∀・)┌┛)`д)・∵.

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