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いつか手放す愛
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好きで、好きで。
出会ってから7年。恋人になって2年。
こんなに長い間一緒にいて、どうして好きって気持ちが消えないんだろうなーーと、俺、リオンはしみじみ思った。
でも、好きだからこそ、いつか手放さなきゃいけない日がくる。
(まだ……もう少しだけ……隣にいたい。恋人でいたい)
物思いに耽っていた時、俺の視界いっぱいに、愛おしい男の顔が映り込んだ。
「リオン?どうしたの?難しい顔してるよ」
身をかがめて俺の顔を覗き込んだユーリは、ニコッと笑って首を傾げた。
そして、そっと壊物に触るように伸ばされた手が、頬を優しく撫でる。
俺は慌てて彼の手を叩き落とすと、周囲の様子をうかがった。
幸い、周りの騎士たちは訓練後の片づけに夢中で、こちらを見ていなかったようだ。
俺は眉間にしわを寄せると、ひそめた声で恋人をたしなめた。
「やめろよ。周りに変な目で見られたらどうするんだ」
「僕は構わないよ。誰に何と言われても、リオン以上に大切なものないからね」
「お、まえは。誰かに聞かれたら困ること、こんな所でサラッと言うな」
「ふふ。照れてる?」
俺は「うるせ」とぶっきらぼうに言うと、恋人に背を向けた。
『リオン以上に大切なものない』――その言葉が、本当は嬉しい。
赤くなる顔を手の甲で押さえて、必死に隠す。
ここが騎士団の訓練所じゃなくて、二人だけの空間だったら、俺も、もう少し可愛げのある態度を取っていたと思う。
でも、ここじゃ駄目だ。
自分たちの恋人関係が周囲にバレるわけにはいかない。
俺は平民だから失う物は少ないけれど、恋人のユーリは違う。彼――ユリウス・アズリールは次男とはいえ、伯爵家の子息。
いつか、どこかのご令嬢と婚約して結婚する。
その時、男と付き合っていたなんて過去がバレたら、ユーリの人生に汚点を残してしまう。
我がエイデン国では、男同士で愛し合うことは宗教上や法律上は問題ない。
しかし、偏見は常につきまとう。
俺の存在は、彼の負担でしかない。
居ない方がいい。
(そろそろ、潮時かな)
俯いて立ち止まると、後ろから追いついてきたユーリが少し怪訝そうな顔をしながら口を開いた。
「俺、小隊長室に用があるから、こっち行くね。ねぇ、リオン、さっきからちょっと変だよ。具合悪い?俺、医務室まで背負っていこうか。それとも、お姫様だっこがいい?」
「どっちもごめんだ。ほら、俺は大丈夫だから、心配しないで行けよ。じゃあな」
「うん……あ、待って」
ユーリは俺の肩に手を乗せると、ぐいっと身を乗り出した。
俺の耳元に顔を寄せて、囁く。
「今日、いつもの時間に行くから。窓の鍵、開けておいてね。それじゃあ、また後で。あいしてる、リオン」
至近距離で彼の碧眼と視線が交わる。
ユーリはさっと体を離すと、緩やかな金髪を風に揺らして、手を振って去っていった。
爽やかな柑橘系の残り香が消えるまで、俺は何となく、その場から動けなかった。
俺は、あの愛しい男を手放せるんだろうか。
(まだ大丈夫。きっと、まだ引き返せる)
そう自分に言い聞かせて廊下を歩いていると、騎士団の書記官だろう女性たちが数人固まって何かを話していた。
気にせず通り抜けようとした瞬間、聞こえてきた内容に思わず足を止める。
「ねぇ、聞いた?第一部隊のユーリ様。また婚約の話を蹴ったんですって。もう何人目かしら」
「彼、そろそろ22でしょう。婚約者がいてもおかしくない年齢なのにね」
「なんでも『好きな人がいるから』って断り続けているらしいわよ」
「ほんと!?ユーリ様の好きな人って誰よ」
「それが、噂では騎士団の中にいるらしいのよ。騎士団の女性ってことは、書記官か事務員かしらね」
彼女の言葉に、心臓がどくりと跳ねた。
まずい、まずい、まずい……。
こんなに噂になっていたなんて。
というか、ユーリがそんなに何度も見合いの話を蹴っていたなんて、知らなかった。
いや、知らなかったんじゃない。目を逸らしていたんだ。
(もう、終わりにしなきゃ。あいつを、俺から解放してやらなきゃいけないんだ)
ユーリが大切だからこそ、幸せになってほしい。
自分のせいで不幸になったり、後ろ指を差される人生を送ってほしくない。
愛は、いつか尽きるものだ。特に男同士の終わりはあっけない。
今は良くても、もし将来あいつの心に俺への愛がなくなった時、この関係を後悔するようなことになったら……。
あの優しい瞳に、冷たく見下ろされたら……俺はきっと立ち直れない。
(今日で、最後にしよう)
俺は決意すると、重い体を引きずって、再び廊下を歩き出した。
じくじくと痛む胸を押さえて、いつも通り平気な顔で仕事をこなす。
あっという間に時は経ち、夕食とシャワーを終えて自室に戻る頃には、すっかり空は暗くなっていた。
濡れた髪を拭きながら鏡の前に立って、自分を眺める。
そこには、黒髪黒目の平凡な男がこちらをじっと見つめていた。
どれだけ日に当たっても男らしく焼けない生白い肌と、大きなまるい瞳以外、取り立てて特徴のない普通の男だ。
豊かな胸もなけりゃ、愛らしい仕草が似あうような可憐さもない。
(あいつは……俺のどこを好きになったんだかな。物好きなやつめ)
もう少ししたら来るであろう男の顔を想像していると、窓がコンコンとノックされた。
開けると、夜風と共に影がするりと部屋の中に入ってくる。
フード付きの黒い外套を脱いだユーリは、いつものように微笑むと「春先なのに寒いねぇ」と言った。
マントを受け取る時に触れた指先が冷えていた。
彼は夜になると、3階にある俺の寮部屋まで木を登ってやってくるのだ。
昔、『猿みたいだな。落ちるなよ』と俺が笑うと、彼が『猿ってやめてよ。気分は塔の上のお姫様を攫いに行く王子なんだからさ!』と言っていた。
そんな些細な会話まで、思い出せてしまう。
きっと自分は、今後何年経ってもユーリと過ごした記憶を、気持ちを、忘れられないのだろう。
「手、冷えてる。あっためてやるから、ほら、そこ座れよ」
「え、なに。リオンさん、今日はすごく積極的なんですけど」
戸惑うユーリをベッドに押し倒して馬乗りになると、俺はシャツを一気に脱ぎ捨てた。
そのまま、彼の首筋にキスしながら、ユーリの上着も脱がせていく。
ユーリは最初こそ焦っていたものの、俺が挑発するように「どうした?されるがままか?」と言うと、瞳の奥に熱っぽい色を浮かべて不敵に笑った。
「まさか。僕が意外に負けず嫌いなの、知ってるでしょ。リオンがやる気なら、手加減しないから」
「上等だよ。せいぜい俺に食われないよう頑張れよ」
まるで決闘前みたいな言葉を囁き合いながら、俺たちはシーツの中に縺れ合うように沈み込んだ。
今日が最後なんだ。
だから、後悔しないように、精一杯、ユーリを愛そう。
出会ってから7年。恋人になって2年。
こんなに長い間一緒にいて、どうして好きって気持ちが消えないんだろうなーーと、俺、リオンはしみじみ思った。
でも、好きだからこそ、いつか手放さなきゃいけない日がくる。
(まだ……もう少しだけ……隣にいたい。恋人でいたい)
物思いに耽っていた時、俺の視界いっぱいに、愛おしい男の顔が映り込んだ。
「リオン?どうしたの?難しい顔してるよ」
身をかがめて俺の顔を覗き込んだユーリは、ニコッと笑って首を傾げた。
そして、そっと壊物に触るように伸ばされた手が、頬を優しく撫でる。
俺は慌てて彼の手を叩き落とすと、周囲の様子をうかがった。
幸い、周りの騎士たちは訓練後の片づけに夢中で、こちらを見ていなかったようだ。
俺は眉間にしわを寄せると、ひそめた声で恋人をたしなめた。
「やめろよ。周りに変な目で見られたらどうするんだ」
「僕は構わないよ。誰に何と言われても、リオン以上に大切なものないからね」
「お、まえは。誰かに聞かれたら困ること、こんな所でサラッと言うな」
「ふふ。照れてる?」
俺は「うるせ」とぶっきらぼうに言うと、恋人に背を向けた。
『リオン以上に大切なものない』――その言葉が、本当は嬉しい。
赤くなる顔を手の甲で押さえて、必死に隠す。
ここが騎士団の訓練所じゃなくて、二人だけの空間だったら、俺も、もう少し可愛げのある態度を取っていたと思う。
でも、ここじゃ駄目だ。
自分たちの恋人関係が周囲にバレるわけにはいかない。
俺は平民だから失う物は少ないけれど、恋人のユーリは違う。彼――ユリウス・アズリールは次男とはいえ、伯爵家の子息。
いつか、どこかのご令嬢と婚約して結婚する。
その時、男と付き合っていたなんて過去がバレたら、ユーリの人生に汚点を残してしまう。
我がエイデン国では、男同士で愛し合うことは宗教上や法律上は問題ない。
しかし、偏見は常につきまとう。
俺の存在は、彼の負担でしかない。
居ない方がいい。
(そろそろ、潮時かな)
俯いて立ち止まると、後ろから追いついてきたユーリが少し怪訝そうな顔をしながら口を開いた。
「俺、小隊長室に用があるから、こっち行くね。ねぇ、リオン、さっきからちょっと変だよ。具合悪い?俺、医務室まで背負っていこうか。それとも、お姫様だっこがいい?」
「どっちもごめんだ。ほら、俺は大丈夫だから、心配しないで行けよ。じゃあな」
「うん……あ、待って」
ユーリは俺の肩に手を乗せると、ぐいっと身を乗り出した。
俺の耳元に顔を寄せて、囁く。
「今日、いつもの時間に行くから。窓の鍵、開けておいてね。それじゃあ、また後で。あいしてる、リオン」
至近距離で彼の碧眼と視線が交わる。
ユーリはさっと体を離すと、緩やかな金髪を風に揺らして、手を振って去っていった。
爽やかな柑橘系の残り香が消えるまで、俺は何となく、その場から動けなかった。
俺は、あの愛しい男を手放せるんだろうか。
(まだ大丈夫。きっと、まだ引き返せる)
そう自分に言い聞かせて廊下を歩いていると、騎士団の書記官だろう女性たちが数人固まって何かを話していた。
気にせず通り抜けようとした瞬間、聞こえてきた内容に思わず足を止める。
「ねぇ、聞いた?第一部隊のユーリ様。また婚約の話を蹴ったんですって。もう何人目かしら」
「彼、そろそろ22でしょう。婚約者がいてもおかしくない年齢なのにね」
「なんでも『好きな人がいるから』って断り続けているらしいわよ」
「ほんと!?ユーリ様の好きな人って誰よ」
「それが、噂では騎士団の中にいるらしいのよ。騎士団の女性ってことは、書記官か事務員かしらね」
彼女の言葉に、心臓がどくりと跳ねた。
まずい、まずい、まずい……。
こんなに噂になっていたなんて。
というか、ユーリがそんなに何度も見合いの話を蹴っていたなんて、知らなかった。
いや、知らなかったんじゃない。目を逸らしていたんだ。
(もう、終わりにしなきゃ。あいつを、俺から解放してやらなきゃいけないんだ)
ユーリが大切だからこそ、幸せになってほしい。
自分のせいで不幸になったり、後ろ指を差される人生を送ってほしくない。
愛は、いつか尽きるものだ。特に男同士の終わりはあっけない。
今は良くても、もし将来あいつの心に俺への愛がなくなった時、この関係を後悔するようなことになったら……。
あの優しい瞳に、冷たく見下ろされたら……俺はきっと立ち直れない。
(今日で、最後にしよう)
俺は決意すると、重い体を引きずって、再び廊下を歩き出した。
じくじくと痛む胸を押さえて、いつも通り平気な顔で仕事をこなす。
あっという間に時は経ち、夕食とシャワーを終えて自室に戻る頃には、すっかり空は暗くなっていた。
濡れた髪を拭きながら鏡の前に立って、自分を眺める。
そこには、黒髪黒目の平凡な男がこちらをじっと見つめていた。
どれだけ日に当たっても男らしく焼けない生白い肌と、大きなまるい瞳以外、取り立てて特徴のない普通の男だ。
豊かな胸もなけりゃ、愛らしい仕草が似あうような可憐さもない。
(あいつは……俺のどこを好きになったんだかな。物好きなやつめ)
もう少ししたら来るであろう男の顔を想像していると、窓がコンコンとノックされた。
開けると、夜風と共に影がするりと部屋の中に入ってくる。
フード付きの黒い外套を脱いだユーリは、いつものように微笑むと「春先なのに寒いねぇ」と言った。
マントを受け取る時に触れた指先が冷えていた。
彼は夜になると、3階にある俺の寮部屋まで木を登ってやってくるのだ。
昔、『猿みたいだな。落ちるなよ』と俺が笑うと、彼が『猿ってやめてよ。気分は塔の上のお姫様を攫いに行く王子なんだからさ!』と言っていた。
そんな些細な会話まで、思い出せてしまう。
きっと自分は、今後何年経ってもユーリと過ごした記憶を、気持ちを、忘れられないのだろう。
「手、冷えてる。あっためてやるから、ほら、そこ座れよ」
「え、なに。リオンさん、今日はすごく積極的なんですけど」
戸惑うユーリをベッドに押し倒して馬乗りになると、俺はシャツを一気に脱ぎ捨てた。
そのまま、彼の首筋にキスしながら、ユーリの上着も脱がせていく。
ユーリは最初こそ焦っていたものの、俺が挑発するように「どうした?されるがままか?」と言うと、瞳の奥に熱っぽい色を浮かべて不敵に笑った。
「まさか。僕が意外に負けず嫌いなの、知ってるでしょ。リオンがやる気なら、手加減しないから」
「上等だよ。せいぜい俺に食われないよう頑張れよ」
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だから、後悔しないように、精一杯、ユーリを愛そう。
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