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【異能覚醒編】
299 家光さまの望まれるままに ★
しおりを挟む「ん、振……」
「……不味くはありませんか……?」
「んーん?」
家光がようやく顔を上げ、唇の端から零れる白い雫を指先でそっと拭う。
振が苦笑いしながら尋ねると、こくり。
上体を起こした彼女が見せつけるように薄っすら微笑むと、喉を動かし――すべてを飲み下した。
「っ……」
「ふふっ♡」
優しい笑みを浮かべて、ゆらりと家光の瞳が揺れる。
どこか焦点が合っていないような――妖しい瞳で振を見下ろしている。
……まだ、発作は続いているらしい。
ふと、そんな彼女の手が振の小さな薄紅色の実に伸びた。
「ああ、家光さま――あなたの望まれるままに。」
本当は、私があなたにご奉仕したいけれど……。
今は、ただ彼女に求められるまま。そのままに身体を委ねるだけ――。
「っ……」
「振、ここすき?」
「っ……くすぐったい……です」
「そっかぁ~♡」
家光の指先が、薄紅色の実をかりかりと弾いてくる。
……そこもまだ触れられたことがなかった場所。
あまりのくすぐったさに振の背が仰け反りかけた。
「でも……少しだけ、気持ちが好いかも……しれません……」
「……あっは♡ そぉなんだ? じゃあもっと弄ってあげるね♡」
「ぁ……!」
家光の両手指が、左右二つの小さな実を優しく挟んで、やわやわと優しく摘まみ上げる。
一度達したせいなのだろう、敏感になった振の身体は、肌が粟立ち、勝手に震えた。
「くすぐったそう……可愛い♡ 肌が粟立ってるよ♪」
「っ、っ、っ……い、家光さま……あまり苛めないでください……」
「ん、わかった! じゃあやっぱりこっちにしよっか?」
「え……? あっ」
家光は、そう軽い口調で弄っていた小さな実から手を離し、再び振の萎んで柔らかくなったそれを握る。
「もっかいね?」
「あっ、家光さまっ……!」
家光の手が容赦なく振を扱きだし、彼はなすすべもなく口元に手の甲を当てた。
――ああ、また……♡♡
歓喜に湧く振だが、そんな振を見ずに、家光は片手を上下させながら、空いた片方の手は自らの帯に手をかける。
「い、家光さま……?」
「……はぁ……。振見てたら、もう堪んなくなっちゃった……」
彼女は自らの手で帯を解き、脱ぎづらそうに衿を弛めて肌を開けさせる。
開けた浴衣から、ふるりと、白く大きな膨らみが露わになり、その中央にはつんと勃った薄紅の熟れた小さな実が二つ実っていた。
「……家光さま……」
あまりに美しい家光の肌に、振は目を離せない。
思わず家光の膨らみへと手を伸ばし触れてみる。
「あっ……もうっ、振ったら。触りたいの? それとも吸いたい?」
「……ああ、家光さまの……」
問われるままに、振の首はこくこくと動く。
すると家光は上体を倒し、振の口元へと膨らみを寄せた。
傍にやって来た薄紅の実に、待ち望んでいたかのようにちゅうっと吸い付く。
「ぁあんっ♡」
家光の濡れた声が、耳から脳を溶かすような甘い刺激になった。
いまだ、しっかり上下運動を繰り返す小さな手と相まって、なんとも気持ちが良く、振は夢中で家光の膨らみに吸い付いた。
「ふぅぅん♡ ぁっ、そんなっ、吸っちゃ……きも、ち……ぃ……♡♡」
「んん……はぶ……」
吸い付いた実を舌先で、ねろねろと上下に舐り、時に強くぢゅうっと吸ってやる。家光からは「あぁぅ……!」という甘い呻き声が上がった。
「ンッ♡ 振……おっぱい、好き?」
「はっ、はっ……はむっ……」
「ふぁっ♡ ん、好きなんだね……♡ いっぱい吸っていいからね♡」
――可愛い……一生懸命吸い付いて……。
家光の尋ねに振は答えず、夢中で薄紅色の実を貪る。
首を褥から上げ、必死で吸い付くその姿が、まるで赤子のようだなと思いながら、家光は見下ろす振が愛おしく思えた。
……けれど薄紅の実から伝わる刺激は、身体の奥深くを甘く疼かせる。
愛されている――そんな錯覚が、彼女の胸を満たした。
振の愛撫が続くたび家光は、下肢の付け根が潤んでいくのを感じる。
振も、尚も優しく扱かれる刺激に、再び中心に熱が集まるのを感じた。
……柔らかくなったそれは、再び硬さを取り戻しつつあった。
「……ん、振。ちょっと体勢辛くなってきたから、いったん体起こすね」
「……は、はい……」
片手で体重を支えるのが少々疲れてきた。
家光は一度上体を起こす。
「い、家光さま? な、なにを……」
「ん……。もういいかなって……」
振は驚愕した。
家光がすっと立ち上がり、浴衣を脱ぎ捨てたからである。
ばさっと丸まった浴衣が部屋の隅に追いやられた。
……そんな彼女に目をやってみれば、灯りに照らされた腿の内側が、きらきらと輝いている。
「いいかなって……」
ぼぅっとする頭で言葉を繰り返し、一糸まとわぬ家光の姿に釘付けになる振。
特にまだ触れてもいない腿の付け根から、滴る雫が気になって仕方ない。
……振は彼女の動きを見守る。
そうしていると、家光が振の腰の辺りを跨ぎ、仁王立ちした。
「……っ、いえ――」
「振、見える? すごく濡れてるの」
家光は上から振を見下ろし、腕組みしながら薄っすらと笑った。
仰向けの振からは、とろとろと腿を伝っていく雫が、しっかり見えることだろう。
「っ……は、はい……」
(しとどに、濡れて……)
こくり――と振の喉が鳴った。
いったい、これから何をするつもりなのだろう……。
何が起こるのかわからないが、振の中心は、すっかり天井を向き、そそり立って、何かを期待するようにふらふらと揺れた。
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