逆転!? 大奥喪女びっち

みく

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【城下逃亡編】

263 あっ、そこはっ ★

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 希望していた刺激が与えられ、口から喘ぎが漏れた。
 恥ずかしくなって慌てて口元を両手で覆う。


「っ、私ったら、ごめんなさい、はしたないですよね……」

「いいえ、あなたのその声、もっと聞かせてください」


 小さな声で謝罪をすると満の顔が胸元へと下りて、膨らみの頂に実る小さな桜色の実に吸い付いた。
 ぢゅうっと音を立てて吸い上げられ、甘噛みされる。甘噛みされたと思ったら、今度は飴でも舐めるかのように舌が蠢いてれろれろとねぶられた。


「んはぅっ!! ゃ……舐めちゃ……だめ……」


 眉間に皺を寄せながら告げるも、今は満の旋毛しか見えず様子がわからない。
 ただ甘い刺激だけが膨らみから脳に伝わり、背を通って臍の下へ。
 プラチナブロンドのサラサラの髪が僅かに動いているが、激しいのは彼の口の中だけ。

 ちゅう、ちゅう、ぢゅうぅぅ。
 れろれろ、ねるねる……。

 小さな桜色の実は丁寧に舐られ右へ左へ、上へ下へ。形を変えているとは思うが、くるくるくるくる。
 焦らすことなく舐め尽くされて、どんどんと身体が火照って熱くなっていく。
 時に吸い上げられ、女の芯がきゅっと締まった気がした。

 稀に歯が掠めて痛みを感じたものの、それすらも気持ち良くてぼうっとしてくる。


 (何コレ、気持ちいい)


 キスと胸への愛撫だけでこんなに満たされるものなのだろうか。
 満の愛撫は丁寧で、まだ隠し所に触れられていないが、家光はされるがまま嬌声を上げながら受け止めた。


「あっ……」


 暫くして互いに体温が上がったことに気付き、満は自らの浴衣を脱ぎ去り家光の浴衣も剥ぐ。
 互いに生まれたままの姿が露わになると、見下ろす側、見下ろされる側と見つめ合った。
 均整の取れた逞しい胸板の登場に家光の視線は釘付けになってしまう。

 ……これからこの目の前の男に抱かれるのだ。
 自らにとってあらゆるすべてが完璧な、ど真ん中の男に。


 ――みちるさんの上半身……すてき……すき♡ やっぱりよきよき♡♡


 では、彼の下半身はどうなっているのだろう……。
 上半身は同棲中に何度か見ているものの、肝心の下半身はまだ拝めていない。
 まあ見たところで、それ・・が好みなのかどうかは生娘の自分にはわからないのだが。

 男は女に興奮するとつものだと聞いてはいるものの、振が挿入直前まで寝衣を脱がないから、いつから勃っているのかはわからない。


 ――みちるさんが今、興奮してくれているのなら嬉しいのだけれど。


 視線を顔、胸、臍……と移していくが、それ・・を確認する前に満が覆い被さった。


「ぁぁ……っ!!」


 家光の良からぬ思考を察したのか先回り。満の指先が腿の間、ふかふかの肉の谷へと滑り込んでくる。
 小さな肉豆粒に指先が触れると、身体中に電気が走ったように背中が仰け反った。


「ああ、此処が良いんですか? ……奥がよく湿っていて、温かいですね」

「ゃ、だめ……」


 ――すっごい濡れてるぅ~……!!


 肉豆粒に触れたと思ったら、直ぐ下の濡れた洞から蜜を絡め取って戻ってくる。
 くりくりと優しく捏ねては擦り、捏ねては擦り、何度もねっとりと刺激してきた。

 屋根に当たる雨の音に紛れ、くちゅくちゅと下半身からも卑猥な水音が聞こえる。
 その音に釣られ、勝手に下肢が開いてしまう。

 恥ずかしいとか はしたないとか、最早どうでもよかった。
 満に触れられていると思うと奥から雫が勝手に溢れ、もっと愛して欲しいと腰が切なく動く。


「あぁんっ……ゃっ……はぁっ……!!」


 思わず満の首に縋りつき、艶声を上げる。
 上半身だけで充分溶かされていたであろう身体は、すっかり素直になり――。


「……もっと、気持ちよくしましょうね」


 ちゅっと、頬に口付けられて見た満の顔は妖艶な笑みを浮かべていた。


 (もっと、気持ちよく……?)


 ……思考が上手く纏まらない。
 ただ満の笑顔が美しく尊いと思いながら、なぜか彼が家光、自らの下肢へと移動するその行動を見守る。


「あっ、そこはっ……」


 下肢まで移動した満は家光の足首を持ち上げ、膝を折り曲げた脚を腹部側へと倒した。
 なぜこんな格好を……と思ったのも束の間、冷えた両腿が腹に触れ、御開帳宜しく股を開かされた。
 これでは暗い部屋とはいえ丸見えだ。こんなはしたない恰好はストレッチくらいでしかしたことはない。

 止める間もなく視線が一瞬交わったかと思うと満の顔が開いたほと・・へと下り、赤い舌が肉豆粒をぺろり。
 一舐めされてから ぴちゃぴちゃ、ぺちゃ……。白い膨らみの頂同様、弄ばれ始めてしまった。


「いやぁぁん」

「……可愛いですよ」


 ……にこりと羞恥心を煽るような満の妖しい笑みが股座から覗いている。
 振もそうだが、なぜそんな場所を舐めるのか――。

 煽られた家光は羞恥心を取り戻し、顔を両手で覆った。


「ああぅ……」


 ――何コレ、こんな感覚知らない、指と全然違うぅ……!


 満の舌は魔法の舌なのではないだろうか。
 振にもされたことがある行為――俗に言うクンニリングスだが、する人によって受ける感覚が違うのだと初めて知る。

 振のも気持ちが良かったが、心が求めてやまない男だからそう感じるのか、否か。
 満の舌が肉豆粒を舐る度にぞわぞわした感覚が全身を這っていく。
 ……家光の肌は泡立っていた。

 次第に蜜が溢れる肉の洞にも舌が触れ、じゅるじゅると音を立てて吸われる。


「やぁあああんんっ……(音立てちゃやだー!)」


 温かい舌が肉の谷を行ったり来たりする度に、肉豆粒を掠めて強い刺激に身体がわなわなと震えた。

 “んっ、んっ……あっ、ああっ……!”

 声を出さないように努めても抑えきれない。
 とにかく満から与えられる刺激のどれもが気持ち良すぎる。

 そのうちに満の指が肉の谷の奥へと滑り込んできた。
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